岡戸 伸樹
株式会社 日本HP
代表取締役 社長執行役員
HPInc./日本HPは、ヒューレット・パッカードカンパニーの分社により、2015年に誕生しました。
グローバルでは186か国で事業を展開。日本を最も重要な国の一つとして位置づけ、1999年にPCの東京生産を開始するなど、約60年に渡り日本市場に根差した事業を推進してきました。
近年、世の中の急激な変化に伴い、人々の生活様式や企業活動は大きな転換期を迎えています。また、地球温暖化に代表される環境問題など、グローバルでの持続可能な社会の実現に向け、様々な取り組みが必要不可欠となっています。
こうした時代の変化に対応すべく、日本HPは社会のデジタルトランスフォーメーションを推し進め、日本の持続的な発展に貢献してまいります。
PCやプリンターでは、より安全で様々な用途に適したデバイスを提供するとともに、周辺機器やサービスを拡充し、優れた顧客体験を創造します。また、3Dプリンティングやデジタルプリンティングでは、多様化する消費者のニーズに迅速かつ低コストで対応できる、パーソナライズ化した革新的なモノづくりを実現していきます。
HPはグローバルで、2030年に世界で最も持続可能かつ公正なテクノロジー企業になることを目指し、気候変動対策、人権、デジタルエクイティ(公平性)を推進する意欲的な目標を掲げています。日本HPもその一翼を担い、日本における対策を進め、誰もが暮らしやすい社会づくりに取り組んでまいります。
社名 | 株式会社 日本HP(英語名:HP Japan Inc.) |
---|---|
設立 | 2014年12月 |
代表取締役 社長執行役員 |
岡戸 伸樹≫ エグゼクティブチーム |
資本金 | 5億円 |
事業内容 | PC、プリンティングおよび付随するサービス、ソリューション事業 |
本社 | 東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス21階 |
主要事業所 | 東京、大阪、名古屋、福岡、横浜≫ 詳細はこちら |
1963年 (昭和38年) |
HPと横河電機株式会社の合弁「横河・ヒューレット・パッカード株式会社 (YHP)」設立 |
---|---|
1969年 (昭和44年) |
コンピュータ事業へ参入 |
1989年 (平成元年) |
日本アポロコンピュータ株式会社と合併 |
1990年 (平成2年) |
プリンター事業に参入 |
1995年 (平成7年) |
「日本ヒューレット・パッカード株式会社」に社名変更 |
1999年 (平成11年) |
横河電機株式会社との合弁を解消し、日本ヒューレット・パッカードは、 ヒューレット・パッカード株式会社の100%保有会社へ 計測機事業を (現「アジレント・テクノロジー株式会社」)を分社 |
2001年 (平成13年) |
デジタル印刷機メーカー「Indigo社」を買収し、日本においても事業開始 |
2002年 (平成14年) |
コンパックコンピュータ社と合弁し、日本においても事業開始 |
2005年 (平成17年) |
大型デジタル印刷機メーカー「Scitex Vision社」を買収し、日本においても事業開始 |
2011年 (平成23年) |
東京都江東区へ本社移転 |
2013年 (平成25年) |
日本ヒューレット・パッカード株式会社、創立50周年を迎える |
2015年8月 (平成27年) |
エンタープライズ事業(現「日本ヒューレット・パッカード株式会社」)と分社し、「株式会社 日本HP」として事業開始 |
2021年11月 (令和3年) |
東京都港区へ本社移転 |
働き方や暮らしがハイブリッドに移行する中、PCは不可欠なデバイスとなり、その重要性も高まっています。
どのような環境においてもお客様が安心して利用でき、高い生産性を得られるよう「セキュリティ」「堅牢性」「デザイン性」を兼ね備えたPCを幅広く提供しています。
特にセキュリティにおいては、業界で唯一、ランタイム侵入検知機能をもつ自己修復型BIOSを法人向けPCに搭載するなど、先進的な研究開発により、強固で包括的なHP独自のセキュリティソリューションを提供しています。また、PC体験を高める周辺機器の拡充や、PCのライフサイクルを通じて支援するサービスにも力を入れ、個人から法人のお客様までさまざまなニーズや課題に対応します。
ゲーミングは、ライフスタイルの一部へと変化しています。HPは、ゲーミングPC本体に加え快適なゲーム体験を実現するソフトウェアも充実させ、初心者からプロまで幅広く対応します。また、周辺機器にHyperXブランドを追加し、さらに魅力あるゲーミング体験を提供していきます。
快適で効率的なPC環境には周辺機器が必要不可欠です。HPは、人間工学に基づいたマウスや、高画質のウェブカメラ、クリアな音質のヘッドセットなど、周辺機器一つ一つの性能とデザインにも力を入れ、より良いPC環境を実現します。
オフィスや自宅など、働く場所を問わず高い生産性を維持する仕組みが求められる中、HPは、ハイブリッドワークを支援する製品とソリューションを拡充しています。また、オフィス外で働く社員のデバイスを効率的に管理・サポートが可能なサービスと、安全を担保する高度なセキュリティソリューションを提供します。
1984年に世界初の汎用サーマルインクジェットプリンターを発表して以来、個人向け、法人向け、商業・産業印刷向けと業界随一のラインアップを展開し、業界をリードしています。印刷品質の向上や対応メディアの拡充などに加え、HP独自のセキュリティやクラウドサービスを搭載することで、高い生産性と安全なプリンティング環境を提供してきました。
また、VRなど最新のテクノロジーをデジタル印刷のカスタマーサービスに採用するなど、テクノロジーにより業界のデジタル化を推進しています。
HPは、高いセキュリティを搭載した幅広いプリンターラインアップを展開。個人向けでは、在宅勤務や自宅学習で増加するさまざまな印刷ニーズに対応します。法人向けでは、プリンティング環境の設計から運用までトータルで支援するサービスも展開し、業務の効率化と管理における業務負担の軽減を実現します。
HPは、印刷業界全体のデジタル化を推進。高品質な多品種印刷が可能なHPデジタル印刷機により、パーソナライズされた高付加価値印刷による新たな顧客体験を創造します。また、オンデマンド印刷への対応により、環境負荷とコストの削減にも貢献します。
優れた造形品質と高い生産性を実現する「HPJetFusion3Dプリンティングソリューション」により、ものづくりを試作から最終品までトータルで支援し、製造業のデジタル化を促進。製品販売開始から2021年までに、世界で累計1億個の部品が製造されています。
日本HPは、日本のお客様の高い品質要求に応えるために、国内でPCの生産や検査を実施しています。お客様に近い場所に生産の拠点を構えることで、注文から製品を発送するまでの時間短縮に加え、遠距離輸送による振動や衝撃が軽減されるため、短納期で高品質な製品をお届けすることができます。
2016年6月には、国内の生産工場を東京都日野市「東京ファクトリー&ロジスティックスパーク」に移管。生産体制を強化するとともに物流センターも統合し、さらなる品質の向上と納期の安定化を図りました。
1999年7月に東京生産を開始して20年。これからもHPは、部品調達から物流に至るサプライチェーン全体の安全管理に取り組み、日本のお客様のご要望に「MADE IN TOKYO」で応えてまいります。
*「東京ファクトリー&ロジスティックスパーク」は、品質マネジメントシステムISO9001認証、環境マネジメントシステムISO14001認証、情報セキュリティマネジメントシステムISO27001:2013認証を取得しています。
さらに詳しく日本のお客様が求めるご要望に迅速に対応するため、法人向け製品のサポートは、高い技術力を持つスタッフが国内で対応します。また、電話やメールによるサポートに加え、SNSプラットフォームを活用したサポートも展開しています。
*日本HPのカスタマーサポートは、品質マネジメントシステムISO9001認証を取得しています。
詳しくはこちら実際の利用シーンのデモンストレーションを交え、HPの幅広い製品ラインアップをご紹介する体験型ショールームです。現在と未来のビジネスを見据え、様々なビジネス環境の変化に対応する法人向けPCやセキュリティソリューション、ワークステーション、VR製品、POSなどを体験いただけます。
詳しくはこちら大判プリンターやデジタル印刷機など最新のプリンティングソリューションを設置し、印刷の前後の工程を含むトータルソリューションをご覧いただけます。さらに、お客様の業務に合わせたより実践的なデモやソリューションの検証、トレーニングに活用されています。
※ショールームは法人のお客様専用となります。見学をご希望の方は、弊社担当営業までお問合せく ださい。
約4,000社の販売パートナーや、公式オンラインストア「HP Directplus」、国内コールセンターを通して、PCやプリンター製品の販売から、配送、設置、保守サービスまで、お客様のご要望にきめ細かくお応えしています。
HPでは、創業以来、企業理念として「ダイバーシティ&インクルージョン」を最も尊重すべき価値観の一つと位置づけ推進してまいりました。
変化し続ける人の暮らしやビジネス環境の中で、国籍・性別・LGBT・障がいの有無・ジェネレーションなどで差別されることなく、仕事の内容そのものを評価するダイバーシティを自然と実践しています。
2019年3月23~24日、東京・千代田区で「第5回国際女性会議WAW! / W20 JAPAN 2019」が開催され、2日間で約3,000人が来場した。基調講演には、2014年に史上最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんが登壇し、女子教育への経済支援を呼びかけた。分科会の一つである「デジタル時代のジェンダー平等」のパネルディスカッションには、日本HPから九嶋俊一が登壇し、 情報技術を活用する人とそうでない人に生じる格差「デジタルデバイド」について議論した。
2019年4月15日
構成:3ページ
HPにとって、社員一人一人はとても重要な存在です。
職場、家庭、そしてコミュニティでHPの社員に関わる多くの人々は社員を頼りにしていると考えています。
その人生に関わる重要な人々に最善を尽くしてもらうために、HPでは社員自身が自分のために何か良いことをすることを「ウェルビーイング」と呼び推奨しています。
「ウェルビーイング」の一環として、社員の健康増進に関する様々な取り組みを「ウェルネスプログラム」として行ってまいりました。
日本でもウォーキングイベントへの参加や健康促進ツールの導入、女性の健康を考えるセミナー、スポーツクラブの補助制度等様々な「ウェルネスプログラム」を展開しており、毎年9月にはがん征圧月間としてがん予防に関する情報発信やがんに関するセミナーを開催しています。
今後もHPは社員のこころと体の健康増進に向け様々な活動に取り組んでいきます。
*令和元年8月に厚生労働省委託:
「がん対策推進企業アクション」の推進パートナー企業として登録を行いました。今後もがん検診の啓蒙活動やがん予防の取り組みを行っていきます。
*令和3年3月に経済産業省:「健康経営優良法人2021」に認定されました。
*令和2年3月に経済産業省:
「健康経営優良法人2020」に認定されました。
*平成31年2月に経済産業省:
「健康経営優良法人2019」に認定されました。
*平成30年8月に日本ヒューレット・パッカード健康保険組合と協力して健康企業宣言を行い、健康経営、健康づくりの取り組みを積極的に行っています。
取締役 人事・総務本部長を健康経営推進担当とし、日本ヒューレット・パッカード健康保険組合、EHS(Environment, Health and Safety)部門、人事・総務部門が連携して、「ウェルネスプログラム」の展開や過重労働対策、適正な労働時間の管理、生活習慣病などの重症化予防、がん予防等の健康経営活動を推進します。
また経営会議、経営協議会、労使委員会、安全衛生委員会等で健康増進に関する協議や提唱、実態の報告等を人事・総務本部長から行います。
HPには、1939年の創立時から受け継がれてきた独自の企業理念 “HP WAY” 。 それは創業者が掲げた「尊敬と信頼」に基づく企業文化であり、現在も世界中の社員に共有さ れる判断基準と基本精神として、HPの働き方改革の根底にある考え方です。
“人間は誰でも、立派な仕事や創造的な仕事をしたいと心から望んでいる。
そしてその 人達に適切な環境さえあれば、必ずそれは実現するものだ ”
ビル・ヒューレット
HP創業者、ビル・ヒューレット(左)と
デイブ・パッカード(右)
日本HPは、1977年にフレックスタイムを導入し、2007年には在宅勤務が可能なフレックスワークプレイスを制度化しました。そして2021年7月、新しい働き方となる“ハイブリッドワーク”を開始。個々の業務特性やワークライフバランスに合わせ、働き方を選択できる制度や環境を整えてきました。
HPはこれからも、時代やくらしの変化に対応した柔軟な働き方を推進し、生産性の向上と社員がいきいきと働ける環境の実現に取り組んでいます。
総務省では、外部有識者による審査会の結果を踏まえ、テレワークの導入・活用を進めている企業・団体を“テレワーク先駆者”として選出。その中から十分な実績を持つ企業等を“テレワーク先駆者百選”として公表しています。
「輝くテレワーク賞」は、テレワークの活用によって、労働者のワークライフバランスの実現に顕著な成果を上げた企業や団体、個人を厚生労働大臣が表彰するものです。その中でも、「特別奨励賞」は、テレワークの導入にあたりさまざまな工夫を凝らすなど、他の企業の模範となる取組を行う「企業・団体」を表彰するものです。
柔軟な働き方を実現するのに必要なのは、テクノロジーと制度の改革です。HPがどのように制度化を進め社員一人一人の意識を変革して きたのか、その取り組みについて紹介します。
【インタビュー】
竹 秀顕
人事・総務本部長
【掲載記事】
総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、内閣官房、内閣府、東京都が取り組むテレワーク推進への取り組み “TELEWORKDAYS(テレワークデイズ)” の公式サイトにて、先進的な取り組みをしている企業として、日本HPが紹介されました!
2021年2月12日
走りながら課題を見つけ、軌道修正。
押印・署名の電子化を3ヶ月でスピード導入。ニューノーマル時代への試みとは ー株式会社 日本HP
2021年11月、東京・品川に本社を移転。ハイブリッドワークの活用によりオフィス面積を従来の半分に縮小しました。新オフィスは“コラボレーションを推進する場”という考えのもとに設計され、円滑なコミュニケーションを生むための様々な工夫が施されたワークスペースが設けられています。また、在宅業務環境の改善にも取り組み、業務上必要な機器や備品の購入費用補助も実施しています。
業務においては、署名・捺印作業のクラウド型アプリケーションを導入するなどデジタル化を推進し、さらなる効率化を実現します。また、社員エンゲージメント向上にも取り組み、社員の会社に対する愛着度調査や、テレワーク環境下の社員間のコミュニケーションを維持するプログラムを実施しています。
※HPの働き方や社員事例、新しいオフィスについては、下記の動画をご覧ください。
小松 秀徳(デジタルプレス事業本部)
訪問営業スタイルから Web ミーティングへ移行したことで、お客様とのタッチポイントが倍に増えました!
≫ 詳細はこちら江口 茉里(人事・総務本部 人事部)
自分のリズムで時間を有効活用できるテレワークで子育ても仕事も順調です!
≫ 詳細はこちら柏木 優一(デザインジェットビジネス本部)
通勤時間の削減でより効率的なビジネススタイルに。社内コミュニケーションも活性化しまてます!
≫ 詳細はこちら團野 敬博(プリンティング技術開発センター)
出社と在宅ワークをうまく配分することで仕事がやりやすくなりました。今後もテレワークは続けたいです!
≫ 詳細はこちら※記事全文をお読みいただくには、会員登録が必要な場合があります。
日本HP コンシューマー事業本部 本部長 沼田綾子寄稿
ZDNet Japan
マイナビニュース
PC Watch
MONOist
仕事も人生もパワフルに生きる女性にインタビュー
2021年4月14日
2021年4月15日
2021年4月16日
日本HP社長 外資系PCメーカーがこだわる「MADE IN TOKYO」戦略
2021年3月25日
マイナビニュース
IT media PC USER
MONOist
「1億総クリエイター時代」の新作PCが大豊作だった - 日本HPの発表会から
2020年6月29日
※要会員登録。
2020年6月9日 出典:日経電子版
2020年3月19日
日本HPが初の国内年間トップシェア獲得。
軽量2in1「Dragonfly」投入や盤石の体制が奏功
2020年2月25日
「デジタルニッポン再生論
─ITトップが説く復活へのラストチャンス」#6
中小企業こそDXで飛躍できるチャンスにあふれている
‐ 日本HP 岡隆史 代表取締役社長執行役員
2019年12月26日
外資初、「HP」がPCシェア首位を奪取した理由
「Windows 7」サポート終了特需だけじゃない
2019年12月22日
Women & Work:シリコンバレー、男社会の壁破れ
AIで偏見チェック
2019年8月22日 出典:日経BP社
HP Jet Fusionシリーズ:
後発でも勝負できる! HPの3Dプリンティング事業が目指すもの
2019年8月22日
日経コンピュータ インタビュー:
PCメーカーからDX支援会社へ 3Dプリンターで世界を変える
ディオン・ワイズラー 氏 米HP 社長兼CEO(最高経営責任者)
※要会員登録。日経コンピュータ(2019年7月11日号P86‐89)にも同内容が掲載されています。
2019年7月9日 出典:日経BP社
80周年を迎えるHPが今後の展望を語る
~“日本ユーザーの嗜好に最適な製品”も今年後半に用意
2019年5月15日
【上編】ママ管理職 部下の妻の視点に立てるのが強み
‐ 6人の部下を持つ2児のママ。異業種合同の女性リーダー研修を機に「思い切って飛び込みました」
2019年3月19日 出典:日経BP社
【中編】毎朝食と週末主夫こなす日本HPのパパ社員
‐ ハッピーワイフ・ハッピーライフ。妻の職場復帰のタイミングで育休を2週間取得
2019年3月20日 出典:日経BP社
3Dプリンターが開く持続可能性の未来 産業廃棄物もCO2も大幅削減
2019年2月27日
インタビュー:PCデザイナー ステイシー・ウルフ
‐ 上質な皮をまとった大人のラップトップ「レザーはデザイン+ファッションなんだ」
2019年1月号
紙の時代は終わらない、HPの研究者がそう自信をもって言う根拠は?
2018年3月26日
2016年7月号
制定日:2015 年 8 月
改訂日:2021 年 5 月
ゴルフ 有村智恵選手
活動スケジュール・成績、ワンポイントスペシャルレッスンなど