コロナ禍により人々の働き方は大きく変容しています。リモートワークと通勤を繰り返すハイブリッドワークが新しい常識となる中、基本的な仕事道具であるモバイルPCへの期待はますます高くなっています。今回のTech and Device TVの企画では、インテル® Evo™ プラットフォームに準拠したHPの最新モバイルPCを”ハイブリッドワークの達人”とも言うべき多様な職業の方々にメインマシンとして活用してもらい、それぞれの働き方における評価ポイントについて、取材を通じて検証していきます。みなさまにとっては、モバイルPCの選定基準が理解できるとともに、新しい時代における働き方の変化や仕事への向き合い方に対するヒントを得られる絶好の機会となるはずです。

コロナ禍により人々の働き方は大きく変容しています。リモートワークと通勤を繰り返すハイブリッドワークが新しい常識となる中、基本的な仕事道具であるモバイルPCへの期待はますます高くなっています。今回のTech and Device TVの企画では、インテル® Evo™ プラットフォームに準拠したHPの最新モバイルPCを”ハイブリッドワークの達人”とも言うべき多様な職業の方々にメインマシンとして活用してもらい、それぞれの働き方における評価ポイントについて、取材を通じて検証していきます。みなさまにとっては、モバイルPCの選定基準が理解できるとともに、新しい時代における働き方の変化や仕事への向き合い方に対するヒントを得られる絶好の機会となるはずです。

女優業と看護師を両立

――松原さんは看護師、女優を両立されていますが、なぜそれぞれの道へ行こうと思ったのですか?

学生時代に進路を決めるとき手先が割と器用だったので歯科技工士が面白いと思ってやってみることにしました。資格をとってある歯科医院の院内ラボで働くことになりましたが、歯科技工士って技術職なので毎日が修行なのです。仏像職人にでもなるような厳しい道なのですが、実はそれほど報酬ももらえないので、このままでは生きていけないと思いました。

歯科技工士時代は小児歯科で働いていましたがそこでの仕事は結構楽しく思えましたね。今までの自分はお年寄りや子どもとの関わりがなかったのであまり人との関わりが得意ではないと思っていましたが、小児歯科で子どもと話したり、お年寄りの患者さんと話したりとするうち、人ともっと関わる仕事に興味がわき、看護師を志したいと思うようになりました。

――良いお仕事に出会ったのですね。それまではどのような考えを持っていたのですか?

校則が厳しい学校だったので反抗心が強くなって、その影響からか自分のアイデンティティや生き方を侵害されることに強い抵抗感を感じていました。自分では意味がないと思うようなルールを押し付けられる度に、なんで自分のありのままに生きてはいけないのか、と疑問を感じていたのです。

今でも自分に正直でありたいという気持ちはそのままなので、もしかしたらその時感じていた感情が今の私の原動力になっているのかもしれません。

――なるほど、反骨精神が強かったのですね。女優業に関してはどのような経緯ではじめたのですか?

看護師をするようになって3年が経ち、自分の中でも仕事に慣れてきて一区切りだなと思っていた頃、東日本大震災が起こりました。それを体験して自分の内面はもちろん、それまで日常と思っていた価値観が大きく変わったような衝撃を受けました。それで自分の生き方を根本から見直したいと思うようになって、毎日考えながら暮らしていたときに、知人から映画の出演の話があるのだけど挑戦してみないかという話がきました。

実は子どもの頃の自分の夢は女優になることだったのです。これまでもやりたい気持ちが出ることもありましたし、縁も何度かありましたが、出来ていませんでした。でも、心の奥底に眠っていたその頃の想いがこの話をいただいたときに蘇って挑戦を決意したのです。

 
 

――そこから女優の道が始まったのですね。出演された映画の中には看護師役だった作品もありましたよね。

はい。種子島を舞台にした映画「Life on the Longboard 2nd Wave」でしたが深く関わらせていただきました。あの映画の中でも出てきた種子島の医療センターでは看護PR大使として実際に看護師として1年間働いていました。地域参加型というか、女優としての私が一緒に働くことで、看護師の誘致などをはじめ地域のみなさんといっしょに活動しました。

――ほかにも声のお仕事もされていると伺っています。

はい。FMラジオのパーソナリティーをやらせていただいていました。その経緯からナレーターのお話をいただいたり、そちらのお仕事も楽しくやらせていただいています。

――女優、声のお仕事と、とても充実されていますが、看護師と役者は両立できていますか?

何とかうまく両立できています。このふたつの職業は、女優はプロジェクト、看護はタイムスケジュールでフリーランス看護師として動いています。例えば看護に関して現在は週に何日かオペ室看護をしてたり、単発のワクチンやコロナケアという形で予定を組んでいます。

女優の仕事はなるべくそれ以外の日程を使いますが、海外ロケなどでは医院と都度相談する形で柔軟に対応してもらっています。現在は副業に理解のある医院も増えているので、働きやすいと思います。

――コロナ禍になってエッセンシャルワーカーに注目が集まっていますが、そういった部分も影響していますか?

フリーランス的な働き方をする医療従事者は増えていますね。私ももちろんそちら側だと思いますが、コロナのワクチンやホテル療養施設などの医師並びに看護師人員の多くが、フリーランス医療従事者でまかなわれ業務が成り立っていたため、その人たちが居なかったらコロナ禍を乗り切ることはできなかったと思います。今まで、縁の下の力持ちといった存在感だった私たちを、今回の危機的状況を通じて見直してくれているのだと少しは感じますね。

コロナの初期の頃は情報も少なく、命の危険もあると言われている中で、フリーの看護師たちが活躍しました。看護師をはじめとした医療従事者って、とても使命感が強くて、多少状況が悪くても患者のためにそれこそ命がけで、時間を惜しまず働く傾向があります。今でこそ、正しい情報や治療方法も出てきて以前よりはやりやすくなっていますが、当時は本当に怖く感じるところもありましたね。

――松原さんご自身もコロナ治療には関わったのですか?

もちろんです。ワクチン接種もやりましたし、ホテル療養施設での看護にも従事しました。最近ではコロナ患者と直接接するエリアでの看護もしたこともありますが、フルタイムで危険な場所での治療に専念されている方もたくさんいらっしゃるので、そういう方々に関しては頑張った分、正しく報われるような仕組みを作って欲しいと感じます。

――本当に今回のコロナ禍での医療従事者のご活躍にはただただ感謝です。看護の世界だと今どんな課題がありますか?

以前より働きやすくなったとはいえ、厳しい労働環境であることにはあまり変化はありません。ですから、私がいた病院では3年目までに10名以上が辞めてしまったほどです。人材が足りないと言っている割にはワークライフバランスがとりづらい。看護師としての自分以外にプライベートや家族、夢とかも大事に出来るような環境づくりが求められているのだと思います。

――使命感が強い分、息抜きも必要ですよね。どんな方法がありますか?

コロナ禍で看護師を取り巻く環境も変化してきました。医療業界の価値観も変わってきています。看護は自分がまず元気で、長く働ける環境でないといきいきと続けることができないと思います。集中力が必要な仕事なので、ライフワークバランスがとても大事と思います。

キャリアについては、病院勤務はもちろん、フリーの道もありますし、youtubeやエンタメなど他の仕事と両立してキャリアを模索する看護師も増えています。

従来の決まりきったキャリアだけで無く、新キャリアのカタチもこれからどんどん出てくると思います。私のように看護をやりつつ、別分野の仕事に挑戦するのも視野が広がり面白いですよ。今は両立に工夫が必要な時代かもしれませんが、数年後なんて分かりません。自分のイキイキする方向で規定概念にとらわれず、考えてみるのも一つだと思います。

 

松原さんの活動をもっと知りたい方はこちらから

女優/看護師 松原 奈佑さん

役者の稽古にもデジタルの波

――松原さんはお仕事でパソコンをお使いですか?

もちろんです。女優でも看護でも資料作りは割と多いのでパソコンは必須ですね。WordやPowerPointを使ってプロフィールや講演会向けの資料、患者さんにお見せするテキストなど、実に様々なものを作っています。

また、女優業の方だとテレビ会議は毎週使いますね。コロナ禍で稽古場に集まれませんから、テレビ会議を使って他の人とセリフを合わせたりしています。もちろん、リアルなお稽古とはまた違いますが、Web会議ツールでも全く問題なく練習できると思います。

実はこの場合もメリットがあって、稽古場へ行く時間はもちろん、準備の時間も必要ないので、その分長く、集中して稽古ができるのです。

――役者さんの世界でもWeb会議システムが役立っているのですね。

他にも海外の映画やドラマ、CMのオーディションなどは、まずはオーディションのためのビデオをパソコンで作って、気に入ってもらえたら次はWeb会議で繋いで面接するということもします。

今までHPのコンシューマモデルを愛用していたのですが、今回はHP Elite Dragonfly G2をお借りしたのでまったく同じように使ってみました。このパソコンはWeb会議の品質が良くて、稽古がしやすいのでとても気に入っています。

――どんなところが良かったですか?

少しでもWeb会議の品質を上げたくて、外付けのスピーカーやWebカメラを使ってみたのですが、試しにと思ってDragonflyに内蔵されているWebカメラとスピーカーだけで稽古をしてみたのです。そうしたら、音も映像も遜色なくて、特に音はとても良いことが分かったので、それからは本体の機能のみでWeb会議をしていますね。

あと、タッチスクリーンは本当に使いやすいですね。出かけるときにマウスは置いていくのですが、その場合ディスプレイを指で触って操作することも多くなりました。スマートフォンのように直感的に操作できるので、とても気に入っています。

 
 

――資料作りはマルチタスクになりますか?その際のパフォーマンスが気になったりしませんか?

たくさんのウインドウを開いたままで作業しますが、インテル® Core™ i7プロセッサーと16GBメモリのおかげでとてもスムーズなので、マルチタスクであることを意識したことがないぐらいです。それに画像の管理ですね。仕事上たくさん写真を撮るのですが、スマートフォンに入れようとするとすぐにストレージがいっぱいになるのでDragonflyで管理、編集していますがこちらもとても快適です。

また、映画もたくさん見るのですが、ブルーレイプレイヤーを買わず、ブルーレイドライブをDragonflyに接続して、大画面テレビに出力して見ています。動画、写真ともにインテル® Iris® Xe グラフィックスのおかげでとてもキレイにみえます。最近では映画も本体のディスプレイで見ることも多くなりましたね。

――ロケ地やオーディションに行くことも多いと思いますが、遠隔地へ行くときにも持っていきますか?

もちろんです。その際には軽さと薄さがとてもよくて気に入っています。あとは
バッテリーですよね。夜に充電しておけば、翌日は丸一日使ってもまだ余っています。今まで使っていたマシンはバッテリーがすぐに無くなっていたのでとてもありがたいですね。EVO準拠のDragonflyはモバイルするのに本当に最適なマシンだと思います。

実はこの後、女優業の関係でロスアンゼルスに行くのですが、そこへも持っていくつもりです。今は看護師の仕事でもスマートフォンアプリやメールで管理できますし、女優業でも海外と日本、どちらに居てもいつでも必要な人と繋がることができます。もちろん、PCやタブレットPCなどは必須ですが、HP Elite Dragonfly G2のような製品があると、さらに快適にどこへいても仕事ができること分かりました。これからも使い続けたくなる製品ですね。

――ありがとうございました。

インテル® Evo™ プラットフォーム準拠の
モバイルPCがハイブリッドワークに最適な理由

「インテル® Evo™ プラットフォーム」はインテルとHPが、ハイブリッドワーク環境に必要とされる仕様を満たした製品であることを示すブランドバッジです。

このバッジは、ハイパフォーマンスを提供する
インテル® Core™
プロセッサー・ファミリーおよび
インテル® Iris® Xe グラフィックスを搭載し、Wi-Fi6、
Thunderbolt4など、最新の機能を提供していることなどを条件に付与されます。それだけでなく、日常化したWeb会議を想定したクリアな音声の入出力機能や高性能なインカメラなど、より強い付加価値を提案しているモデルであることを表すものでもあります。

また、ワークスタイルの変化により、カフェやサテライトオフィスなど様々な場所で利用されることを想定し、内蔵のバッテリーで駆動した際のパフォーマンスも重要視しています。要件としてフル充電から約9時間は快適に動作することを前提としており、併せて30分で50%まで
バッテリー残量を復帰できる急速充電機能もこれに含んでいます。

これらの要件はインテル® Core™ プロセッサー・ファミリーおよび
インテル® Iris® Xe グラフィックスの省電力設計やPCベンダー独自の最新技術を惜しみなく投入することで実現しています。

つまり、在宅勤務と通勤を繰り返しながら日々の仕事を頑張っているビジネスマンや、副業を始めたりフリーランスとして独立された方まで、安心してハイブリッドワークを続けることができる製品であることを約束してくれるのがインテル®Evo™ プラットフォーム準拠のバッジなのです。これからの時代に必要なPCをお探しのみなさまは、ぜひこのバッジを見つけてください。きっとみなさまの期待に応えてくれる製品と出会えるはずです。

  • 境界を超えるインテル® Iris® Xe グラフィックスによる第11世代のパフォーマンス

  • 驚きの応答性

  • 高速充電、長時間持続バッテリー

  • プレミアムな画質と音質

  • インテル® Wi-Fi6(Gig+)内蔵

まさに、素敵

HP Elite Dragonfly G2

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