2023.11.20

【インタビュー】AIの未来を共に創る。
「Innovation LAB」が目指すパートナーコミュニティ

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AIの導入や開発に取り組んでいる企業は年々増えてきています。しかし、導入までのプロセスや活用の方法が分からなかったり、開発環境や技術リソースが足りず、なかなか進んでいないという企業も多いのではないでしょうか。

NTTPCコミュニケーションズが展開するパートナープログラム「Innovation LAB」は、スタートアップをはじめとしたAI開発企業や、産業パートナー、先端技術を提供するメーカー、そしてNTTPCコミュニケーションズとの共創を通じてAI導入や開発を推進します。

今回は「Innovation LAB」を展開する株式会社NTTPCコミュニケーションズと、そのパートナー企業であり、ワークステーションの提供を行う株式会社日本HPに「Innovation LAB」の取り組みや展望についてお話を伺いました。

※本記事は2023年10月27日にAIsmileyにて掲載されたものです

新たな価値の「共創」を目指すパートナープログラム
「Innovation LAB」

――本日はよろしくお願いいたします。まずは「Innovation LAB」の概要についてお聞かせください。

株式会社NTTPCコミュニケーションズ
経営企画部 マーケティング&ストラテジー室 セントラルマーケティング担当
佐々木 美帆氏

――佐々木氏

「Innovation LAB」は、先進的な技術を通して社会や産業にイノベーションを起こそうと考えている企業や団体、そして多様な強みを持つ人々が集まり、新たな価値の「共創」を目指すパートナープログラムです。

活動領域は、AIにとどまらずロボットやエッジ・コンピューティング、デジタルツイン/メタバースといった先進的な技術分野を中心に、多くの課題を抱える現代の社会問題(高齢化・人材不足・DX等)に焦点を当てて取り組んでいます。

「Innovation LAB」を中心に産官学が共創し、「ヒト×モノ×コト」のコラボレーションを通して、新しいサービスの提供、技術開発や共同マーケティングを実施しています。また、学生を巻き込み、AIコンテストの開催や地方創生・活性化等の取り組みも行ってきました。

――どのような企業・団体がパートナーとして参加されているのでしょうか。

――佐々木氏

「Innovation LAB」には、現時点で80を超えるパートナーに参加いただいています。AI開発企業をはじめ、建設業や製造業といった一般産業分野の企業、自治体、大学、メーカーなど、さまざまな領域で活動する企業や団体で構成されているため、ノウハウの共有やお互いのアセット・リソースの提供などを通して共同活動を行うことができ、アイデアの具現化や新しいビジネスに繋げることが可能です。

――各領域で強みを持つさまざまな企業・団体が参加されているのですね。パートナー同士の交流なども増えてきているのでしょうか。

――佐々木氏

はい。コミュニケーションを増やすためのひとつの取り組みとして、今年度からオンラインコミュニティを開設し、パートナー同士の情報交換や交流が可能な場を提供しています。パートナーの横のつながりをより深め、共創ビジネスを推進していくための一歩として今年度からスタートした取り組みです。

現在は、パートナー企業のリリース情報やメディア掲載情報等を中心に発信しています。実際にパートナー企業がどのような取り組みをしているのかなど、まずはお互いの動向を知れる場にしたいと思っています。

また、来年2月にはオフラインで交流できるリアルイベント「パートナーMeetUp#2(仮)」の開催も検討しています。まずはパートナー同士、お互いが知り合ってコミュニケーションが活性化されてこそ、”共創ビジネス”の可能性が高まってくると考えていますので、今後もさまざまな企画を通して「Innovation LAB」を盛り上げていきたいですね。

――ありがとうございます。パートナー同士の交流が活発になることでより「共創」の輪が広がっていくと感じました。

――佐々木氏

そうですね。「Innovation LAB」に参加するパートナー同士の連携はもちろん、その共創アセットを通じてエンドユーザー企業の課題を解決することにも挑戦できます。

例えば、AI開発に強みをもつパートナー企業と共創し、特定のモデル開発を行うことが可能です。また、その開発環境や演算リソースは当社から提供が可能ですし、何よりもAI開発には必要不可欠なGPUをはじめとした先端テクノロジーを提供するメーカーがパートナーとして参加している点は大きなユーザーメリットだと思います。メーカーから直接、最新の技術情報やサポートを受けることができるからです。日本HPさまも、そんなメーカーパートナーの一社です。

株式会社日本HP
パーソナルシステムズ事業本部 クライアントビジネス本部 バリュービジネス部
小俣 裕二氏

――小俣氏

当社もメーカーとして「Innovation LAB」に参加しており、AIを導入したい企業のPoCなどで当社のワークステーションを活用いただいております。

サーバーの選定も多い中、低レイテンシーでリアルタイムなレスポンスが求められる場合や機密情報などセンシティブなデータを扱う状況、および大量のデータ転送を繰り返し行う必要がある場合などはエッジ端末としてのワークステーションをお薦めしております。また、業務内容に合った提案ができる専用の技術スタッフや営業スタッフがいることも強みです。

――佐々木氏

日本HPさまとは以前、共同ソリューション開発の一環でAI画像解析システムを構築、販売した実績があります。また、日本HPさまのGPUワークステーションはAI分野だけでなく、3DCGなどハイエンドグラフィクス向けにも非常に優れており、建設業や製造業を中心にニーズが高いのが特徴です。

最近では、デジタルツイン/メタバースに取り組む企業も増えていますが、NVIDIAの推奨構成を満たす信頼性の高い日本HP製GPUワークステーションは、Omniverseの動作環境としても申し分なく、当社としても積極的に提供していく予定です。

日本HP提供の「HP Z4 G5 Workstation」は、高度なワークフローに対応するデスクトップワークステーション。最大24コアプロセッサー、最大512GBのメモリ、またNVIDIA A6000クラスのハイエンドGPUを搭載可能。

左:HP ZBook Studio 16 G10 Mobile Workstation 右:HP Zbook Fury 16 G10 Mobile Workstation

日本HP提供の「HP ZBook G10シリーズ」は、高性能なモバイルワークステーション。スタイリッシュなデザインや長時間のバッテリー駆動、最新GPU搭載などモバイルとは思えない最適化された機能を搭載。

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