2023.10.31

XRコンテンツで観光業界を活性化する関西テレビの取り組みにHP ワークステーションが貢献

関西テレビ放送株式会社

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世界には様々な観光資源があり、私たちはそれらに対して「一度は訪れてみたい」という憧れを抱いている。一方で、距離やコストの問題でそのような憧れの地へ行けないジレンマがあるのも事実だろう。そんな中、観光というひとつのコンテンツにXRテクノロジーを応用する試みが進んでいる。いわゆるVR的な疑似体験はその代表といえるが、ここへきて注目されているのは、全天球型のドームシアターをベースにした立体的な体験が可能なコンテンツだ。どのような取り組みなのか、XRコンテンツ制作で業界をけん引する関西テレビ放送株式会社に話を伺った。

関西テレビ放送株式会社 経営戦略本部 経営戦略局 事業戦略部 専任部次長 XR事業プロデューサー 小形 正嗣氏

映像のプロフェショナルが仕掛けるXRコンテンツ

関西テレビ放送株式会社(以降、関西テレビ)は、近畿地方をカバーする放送事業者で、地域では「カンテレ」の愛称で親しまれている。フジテレビ系列のコンテンツを中心に、近畿地方に特化した話題やニュースなど、様々な番組で多くの視聴者にとってかけがえのない存在となっている。

「関西テレビでは様々なコンテンツを扱いますが、現在私がやっているのはXRテクノロジーを使った新しい取り組みです。観光事業者や自治体が求めている地域活性化のための観光コンテンツをドームシアターなどで実写映像を使って立体的な視覚効果や音響を体験してもらうという実証実験を進めています」と語るのは関西テレビの小形 正嗣氏(以降、小形氏)だ。

人間が持つ視野をぐるりと囲むような映像を見せることで、視聴者はまるで現地に立っているかのような体験ができる。「2009年頃から、XR技術を使った映像を研究していた和歌山大学の尾久土 正己氏と一緒に始めました。尾久土氏とは30年以上の様々なコンテンツを研究してきました。2017年頃になってようやく時代のテクノロジーが追いついてきたこともあり、そこから実証実験を始めています」と小形氏は振り返る。

発案がなされた当時は実現まで遠かったコンテンツの制作が、近年になりようやく実証実験できるところまでテクノロジーが追い付いてきたのだ。「XRコンテンツを事業化するという試みはまさにこれから様々なことが起こりえる刺激の多い取り組みです。私たちはこれを『バーチャルツーリズム』と表現しています」と笑顔を浮かべる小形氏。テクノロジーを強調する同氏が行っている実証実験に採用されているのが、HPのワークステーションとなる。

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