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Windows11 HPはビジネスにWindows11 Pro をお勧めします

2023.09.06

ハイブリッドワークの生産性を向上する最短ルートは
Windows 11 への移行

戸田 覚が聞く!ウィズコロナ時代のビジネスPC、製品調達&徹底活用の勘所 Vol.1

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早く乗り換えるほど大きなメリットを得られる

戸田:互換性についてはほとんど気にする必要がないことがよくわかりました。ならばサポート終了を待って Windows 11 に乗り換えるのではなく、できるだけ早期に、すぐにでも乗り換えて新OSのメリットを享受すべきというのが私の考えです。

仲西:マイクロソフトとしても、「サポート終了が迫っているから新しいOSに乗り換えてください」と皆様に訴えるつもりはありません。

そもそもなぜ Windows 11 を2021年10月にリリースしたのかというと、背景にあったのは新型コロナウイルス感染症のパンデミックです。多くのビジネスがオンラインへ移行して働き方が変わり、画面越しのコミュニケーションが中心となりました。結果としてデバイスと接する時間が大幅に増えています。この変化を捉えたとき、従来のOSの延長線上では十分なサービスを提供できず、Windows 11 をリリースするという判断に至ったのです。

戸田さんのおっしゃるとおり、できるだけ早く Windows 11 に乗り換えていただくことで、ハイブリッドワーク環境における業務生産性を高めるとともに、ゼロトラストにも対応したセキュリティ強化により、サイバー脅威のリスクを低減することができます。

戸田:私自身、Windows 11 を使うようになって特に強く感じているのが、ノートPCで作業する際の使い勝手のよさです。デスクトップPCと比べて狭い画面の中でもウインドウを最適に配置できるなど、きめ細かなUIの改善が図られています。

仲西:そこはまさに Windows 11 を使っていただいて初めて体感できるメリットであり、「無意識に操作できるUI」を実現しています。

AIを活用した新機能がもたらす価値

戸田:Windows 11 ならではの魅力や新機能、ビジネスにもたらす価値などをあらためてご紹介ください。

仲西:いま世の中ではChatGPTに代表される大規模言語モデルを活用したAIが話題となっていますが、実はマイクロソフトでは以前からAI技術を Windows の世界で実装を進めてきました。「Microsoft Defender SmartScreen」もその1つです。フィッシングサイトとおぼしきサイトにユーザーが誘導されてアクセスしそうになった場合、そのWebページに関する様々な情報をAIで分析し、疑わしい可能性があると判断した場合、警告ページを表示して注意を促します。

また、疑わしいアプリケーションをブロックする仕組みを拡充し、コード署名のチェックやクラウド上のAIモデルによって、安全であると認められたプロセスのみを実行する「Smart App Control」というアプリ制御機能もプレビュー版として提供を開始しています。

戸田:もしかすると Windows 史上で最大といって過言ではないような大きな進化が、ユーザーの利用シーンで体感できる可能性がありますね。

仲西:そのように期待していただけると幸いです。また、マイクロソフトは2023年3月に、大規模言語モデルを採用した仕事の副操縦士「Microsoft 365 Copilot」(以下、Copilot)という新サービスを発表しました。Word、Excel などのアプリケーションに組み込まれたCopilotがユーザーの作業を補助し、創造性や生産性の向上、スキルアップを支援するというものです。こうした Copilot の機能とも連携しながら、Windows 11 はさらに便利で使い勝手のよいUI/UXを提供し、より高度なハイブリッドワークを実現していく考えです。

佐近:ぜひハードウエア面からも補足させてください。インテルの第12世代Intel Coreプロセッサは、PコアとEコアという異なるアーキテクチャのCPUコアを混載した「ハイブリッドCPU」となっています。この最新CPUの設計と最もマッチし、性能を最大限に引き出せるのは Windows 11 であることを申し上げておきたいと思います。

PCのハードウエア側からのセキュリティ強化

戸田:ここまで Windows 11 の特徴を紹介していただいた中で、ハイブリッドワーク環境における業務生産性向上とともに、ゼロトラストに対応したセキュリティ強化に関する話がありました。PC側でもそうしたリスクコントロールの対策は強化されているのでしょうか。

村上:実は近年、OSより下位のレイヤーであるハードウエアそのものやBIOS、ドライバなどファームウエアに対するサイバー攻撃が急増している傾向があり、HPとしてもいち早く対策を行ってきました。それが「HP Endpoint Security Controller」という独自チップによる機能です。

HP Endpoint Security ControllerはHPのビジネスPCの安全性を担保するセキュリティ・アーキテクチャの根幹となっており、CPUが稼働する前にプラットフォームの整合性を確認するとともに、マルウエアに侵入された場合でも正常な状態に自動的に回復するなど、レジリエントなデバイスを実現します。

佐近:インテルからも補足させていただきますと、私どももインテル vPro プラットフォームに含まれる「インテル ハードウェア・シールド」というセキュリティ機能によって、OS上層のランサムウェアなどの攻撃やOS下層のBIOS/ファームウエア、VM(仮想マシン)を対象とした攻撃からの対策を行っております。

戸田:マイクロソフトとインテルが提供しているセキュリティ対策とタッグを組んで、Windows 11 のリスクコントロールを向上させるのですね。

村上:おっしゃるとおりです。私どももHP Endpoint Security Controllerに加え、OSの上から下まで包括的にサポートする「HP Wolf Security」というセキュリティソリューションを提供しています。

ニーズが高まる14インチの新ノートPCを投入

戸田:もう1つ伺いたいのが、ノートPC上での操作性向上に向けた取り組みです。これはWindows 11 におけるマルチタスク対応の強化とも深く関連していると理解していますが、HPはこの点についても意識した製品づくりを行っているのでしょうか。

村上:ハイブリッドワークの進展に伴い、ノートPCにおいても複数のウインドウを同時に開いて見られる作業性が重視されるようになりました。そうした中での傾向として、13インチでは画面サイズが小さく、とはいえ15インチだと持ち運びがしづらいことから、14インチを求めるお客様が増えています。このニーズの高まりを受けて私どもは、14インチサイズの「HP EliteBook 640 G10」を7月より販売開始しました。

「Made in Tokyo(東京生産)」のノートPCならではの、高品質とともに構成を自由にカスタマイズできるメリットも非常に大きく、HP EliteBook 640 G10は必ずお客様の多様な業務要件にお応えできると自負しています。

※このコンテンツには日本HPの公式見解を示さないものが一部含まれます。また、日本HPのサポート範囲に含まれない内容や、日本HPが推奨する使い方ではないケースが含まれている可能性があります。また、コンテンツ中の固有名詞は、一般に各社の商標または登録商標ですが、必ずしも「™」や「®」といった商標表示が付記されていません。

※ Arc、Arria、Celeron、セレロン、Cyclone、eASIC、Intel Ethernet、インテル イーサネット、Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Agilex、Intel Atom、インテルアトム、Intel Core、インテルコア、Intel Evo、インテル Evo、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Intel Optane、インテル Optane、Intel vPro、インテルヴィープロ、Iris、Killer、MAX、Movidius、Pentium、ペンティアム、Intel Select Solutions、インテル Select ソリューション、Intel Si Photonics、インテル Si Photonics、Stratix、Stratix ロゴ、Tofino、Ultrabook、Xeon、ジーオンは、Intel Corporation またはその子会社の商標です。

ハイブリッドワークに最適化された、
Windows 11 Pro+HP ビジネスPC

ハイブリッドなワークプレイス向けに設計された Windows 11 Pro は、さらに効率的、シームレス、安全に働くために必要なビジネス機能と管理機能があります。HPのビジネスPCに搭載しているHP独自機能はWindows 11で強化された機能を補完し、利便性と生産性を高めます。

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