Windows11 HPはビジネスにWindows11 Pro をお勧めします

2024.03.25

Windows 11搭載の生成AI ( Copilot in Windows ) と
Copilot for Microsoft 365 がもたらす業務効率化 - マーケティング編

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MKTインターナショナル株式会社代表取締役社長:赤井 誠

Copilot in Windows が、Windows 11 だけでなく、Windows 10 にも配信され、Copilot for Microsoft 365 が1契約ごとに購入できるようになってきたことから、ますます、生成AIがビジネス現場でも身近なものとなってきました。しかし、自分の仕事でどのように活用していったらいいのだろうと、悩むビジネスパーソンも多いかもしれません。

このコラムの前編では法人向け営業に従事する方を想定して仕事の進め方を見てみました。後編では、法人向けのマーケティング(営業企画など)に従事する方を想定して、どのように仕事のやり方が変わってくるのかを見ていきたいと思います。

特に販促支援を行うには、セミナーの実施は欠かすことができません。

ここで、セミナーの企画プロセスをCopilot を利用して見直すことにしましょう。

通常のセミナー企画のプロセスは以下のようになります。

  1. セミナーの目的とターゲットを明確にする
  2. セミナーの概要を決める
  3. 当日必要になるものをまとめる(資料やノベルティの配付、アンケートの準備、受付や会場準備などの作業)
  4. 当日までのスケジュールを決める

ここから、Copilot for Microsoft 365 を利用して、セミナー企画を進めたいと思います。

今回セミナーで紹介したい商材は、Windows 11 搭載HP 法人向けPC とします。

ステップ1:セミナーの目的とターゲットを明確にする

このとき、セミナーの内容は、Windows 10のサポート終了が2025年10月に迫ってきていることを前提にして、Windows 11 の新機能、Windows 11に移行する理由、HPの法人向けPCの特長などの価値を紹介することになります。

では、まずセミナー概要をCopilot for Microsoft 365 に作ってもらうことにしましょう。

ステップ2:Copilotにセミナーの概要を要求する

ステップ1でまとめたセミナーの目的をもとにして、セミナーの概要として、セミナーのタイトル、開催日時、開催方法、参加費用、主催者、登壇者、セミナーの目的、セミナーの内容の概略を策定してもらいます。

次のようなWordを起動して、『Copilotを使って下書き』ボックスに指示を出します。

私は、Win PC推進株式会社 の販売推進の田中太郎です。

Windows 10のサポート終了が2025年10月に迫ってきていることを前提にして、お客様にWindows 11 搭載HP 法人向けPC を紹介するセミナーを企画しています。

次の #条件 に応じてアジェンダを含めて、セミナー(セミナータイトル、時間割)の企画書を作ってください。

#条件
セミナーの条件は以下の#情報 に基づくものとする。

#情報
セミナーの目的:Windows 11 の新機能、Windows 11に移行する理由、HP の技術などの価値を紹介すること
主催者:Win PC推進株式会社
開催日時: 2024年5月16日(木) 14時~16時
セミナー開催場所: Win PC推進株式会社 セミナールーム
人数: 50名
登壇者: Win PC推進株式会社 代表取締役社長 加藤次郎, Win PC推進株式会社 Windows デバイス事業部 マーケティング 山本一太郎, 日本HP 営業 清水久子
参加費用: 無料
集客:営業による紹介

Copilotが生成したセミナーの下書きは次のような動画になります。

できあがった下書きは、セミナー概要ではなく、セミナー案内文になっています。こちらは、用途にあわせて修正します。

ステップ3 : セミナー開催までの準備

次のステップは、セミナー開催までの準備の検討です。

次のように指示を出しました。

「セミナー企画.doc のセミナーを開催するにあたって、当日必要になるものをまとめてください。必要になる例は、資料やノベルティの配付、アンケートの準備、受付や会場準備などの作業になります。」

ここでのポイントの1つは、先ほど作成したセミナー企画書を参照コンテンツとして利用することができることです。

次のように回答が出力されました。

ここで、さらに詳しく作業をする場合は、「アンケートで聞く内容のサンプルを教えてください」といった質問をすると回答が得られます。

ステップ4 :当日までのスケジュール

最後に当日までのスケジュールを立ててもらいます。当日までのスケジュールを作ってもらいました。

最後に、企画書をもとにして社内で関係者に説明するために、プレゼンテーション資料を作成しましょう。作成したセミナー企画のWordファイルをPowerPointに読み込ませることで、ドラフトを作成できます。

このように、セミナー企画から、社内説明会用のドラフトを作成することができました。

Copilotで作成した下書きをベースにして、内容を修正することが必要ですが、たたき台となる文書を作成することができます。今回は、文書の作成を中心にしていますが、アイデア出しにも利用することができます。Copilotは、指示を出す文章によって、出力される内容に満足できない場合もあります。そのため、より精度の高い下書きを作成するには、指示する文章をいかにして質のいい内容にしていくかも、今後の働き方を変えていく大きなポイントといえるでしょう。

※このコンテンツには日本HPの公式見解を示さないものが一部含まれます。また、日本HPのサポート範囲に含まれない内容や、日本HPが推奨する使い方ではないケースが含まれている可能性があります。また、コンテンツ中の固有名詞は、一般に各社の商標または登録商標ですが、必ずしも「™」や「®」といった商標表示が付記されていません。

※2024年3月26日時点の情報です。内容は変更となる場合があります。

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