特長
2つの才能が出会う場所
ゲームプレイヤーとコンテンツクリエイターのニーズは夫々異なります。
プレイヤーは高速リフレッシュレート、クロスヘア、FPSカウンター等の機能を重要視し、
一方でクリエイターは、高解像度、広いダイナミックレンジ、
豊富な色空間等の制作の効率化を重要視します。
QD-OLEDの技術はこれらの相反する2つのニーズの
どちらか一方を犠牲にすることなく完璧に応えます。
もう用途に合わせてディスプレイを選択する時代は終わったのです。
高精細、スーパースピード
4Kの解像度を持つQD(量子ドット)-OLEDパネル・テクノロジーによる
240Hz1の高速リフレッシュレートと0.03msの超低遅延のディスプレイでK/Dレシオが向上します。
NVIAI®G-SYNC Compatible、AMD FreeSync Premium Pro、AdaptiveSyncにより、
画像が走査線上にスライスされた様に見えるティアリングや、
スタッターを軽減します。
比類なき没入感
HDRは、白飛びや黒つぶれが少なく、肉眼で見ている様な表現ができる為、
開発者が意図したゲームの世界観を忠実に再現します。
VESA Display HDR True Blak 400に準拠する為、
深い黒と高いコントラスト比を提供し、よりリアルで鮮明な映像を楽しめます。
また、一般的なゲーミングディスプレイに搭載されている
画像補正技術、モーションブラーの軽減技術は、
アーチファクト、ディストーション、オーバーシュート/アンダーシュート等が発生しやすく、
従来の応答速度やMPRTの様な時間の指標だけでは、
ユーザーはディスプレイのモーションブラーを正しく評価することができませんでしたが、
VESA Clear MR13000に準拠する為、これらを正しく評価出来る様になります。
さらに、デジタルシネマ標準の色域であるDisplay P3 99%のほか、
Adobe RGB 97.5%で広い色域と正確な色彩が再現されます。
色差を表す値もMax 2.0 ΔE2000、
これらはすべてカラーキャリブレーションを実施の上、工場出荷されます。
自分だけのゲーミングルーム
従来品比で背面のARGBライティングのエリアと輝度が大幅に向上。
光量を一手に保ち、スクリーンのコントラスト感を向上させ、
目の負担を軽減できるバイアスライティングの効果が得られます。
プリセットされた様々なライティングエフェクトから選択できますが、
OMEN Light Studioで
ゾーニングの設定も含めたカスタマイズも可能です。
さらに、Windows Dynamic Lightingにも対応しますので、
対応製品であれば異なるブランドのゲーミングアクセサリーでも
ライティングエフェクトも同期できますので統一感のあるゲーミングルームを構築できます。
長時間のプレイでも快適
ティルトに加え、高さ調整、ピボットに対応。
ゲーミングスペースのアレンジが簡単にできます。
世界初。HyperXのオーディオ搭載
多くのeスポーツアスリートから支持されているHyperXのサウンドエンジニアがスペクトルバランスをチューニングした明瞭感の高いゲームサウンドを楽しめます。
OMEN Gear Switch搭載
世界初。4つのUSBデバイスの個別切替を可能にする
KVMスイッチ内蔵ゲーミングディスプレイ
2台のパソコンを効率的に操作するためには、キーボードやマウス、ディスプレイを切り替える手間がかかります。
そんな時に便利なのが、KVMスイッチです。
従来のKVMスイッチは、1組のディスプレイ・キーボード・マウスを2台のパソコンで切り替えながら使用することができますが、
多くのKVM対応ディスプレイはダウンストリームポートが2つまでなので、切り替えられるUSBデバイスを使用頻度の高いキーボード、マウス、マイク、ヘッドセット、カメラ等の内のいずれかを2つを選択する必要がありましたが、OMEN Transcend 32の背面にある4つのダウンストリームポートに接続されたUSBデバイスの全て、または予め割り当てた任意のデバイスを2台のパソコンで切り替えながら使用可能です。
さらに、マウス専用のダウンストリームポートにマウスを接続すれば、対応するスマートフォンの画面をOMEN Transcend 32に出力しながら、接続したマウスでスマートフォンを操作できます。
USBデバイスの割り当ては背面のOSDボタンまたは、
OMEN Gaming Hubで設定することが可能です。
また、OMEN Gear Switchを有効にすれば、OMEN Transcend 32に接続された2つのパソコンの画面をPNP(ピクチャーインピクチャ)またはPBP(ピクチャーバイピクチャ)で1つの画面に映し出すことも可能になります。
さらに、2つあるアップストリームポートのうち1つは最大140W USB Power Delivery、DisplayPort™ 1.4Alternate Modeにも対応していますのでOMEN Transcend 14の様に140WのPower Deliveryに対応する薄型ゲーミングノートPCに給電しながら映像を出力することも可能です。
OMEN Tempest Cooling Technology
3年間の長期標準保証
OMEN Transcend 32には多くのパネル保護機能が備わっていますが、ディスプレイ内部を冷却することでパネルの温度を下げ、焼き付きの原因となる有機材料の劣化を遅らせることができます。
熱伝導性が高く、放熱シートやヒートスプレッダ等に用いられるグラフェンフィルムを採用、さらに最大22dB静音設計のファンを搭載することでパネルや製品の寿命を延ばすため、安心の3年間の長期標準保証を提供します。
主なOLEDパネル保護機能
ピクセルリフレッシュ | 使用時間16時間毎に自動的に実行します。各ピクセルの電圧を調整する事で焼き付きを防ぎます。 |
静止画面の検出 | ゲーム内のマップやインジケーター等、常に同じ場所で静止している画像を検出して自動的に輝度を調整します。 |
ローワーサード検出 | 動画配信コンテンツなど、画面の下部1/3近辺に表示される動画の再生位置を示すシークバー等を検出し、自動的に輝度を調整します。 |
レターボックス検出 | アスペクト比の異なるコンテンツの再生時や、PnP(ピクチャーインピクチャ)またはPbP(ピクチャーバイピクチャー)の際に表示される個所を検出します。 |
プロが求める高い要求にも
応えるディスプレイ
キャリブレーション済み
400以上のカラーパッチを用いて全てのOMEN Transcend 32は色差の指標の値がMax 2.0 ΔE2000あることが保証されて工場出荷されます。
トレーニングを受けた専門家以外では個体の色差を肉眼で見分けるのは極めて困難とされる値なのでプロが求める色精度の環境を提供します。
※写真はイメージです
リキャリブレーション
工場出荷時にキャリブレーションしても時間の経過等と共に精度が低下する場合があります。
測色器とHPのキャリブレーションソフトを使用すればリキャリブレーションを行い、元の色精度を維持できる為、複数のクリエイターを抱える大規模スタジオでも一貫した色精度を提供します。
各メディアに対応
4つの色空間のプリセットから選択できます。異なるメディアでも制作者と受給者で感じる色のギャップを調整します。
BT.709 (100%) | HDTV用、sRGBと同じ色域 |
Adobe RGB (97.5%) | 印刷や写真用、sRGBより+35% |
DCI-P3 (99%) | デジタルシネマ用、Adobe RGBより+25% |