掲載日:2022/02/25

 在宅勤務、テレワーク、モバイルワークにオフィス業務まで、ハイブリッドな働き方にもしっかり対応できるハイエンドモバイルノートパソコンです。インテル® Evo™ プラットフォームに準拠、LTE-AdvancedやWi-Fi6による各種通信にも対応し、あらゆるビジネスをしっかりとサポートします。

デザイン

フォームファクタ

 オーソドックスなクラムシェル形状のノートパソコンです。第11世代インテル® Core™ プロセッサーを搭載し、約1.26Kgと軽量で、持ち歩きの負担も最小限です。ディスプレイパネルとキーボード側本体の開閉部分がクサビ状になっているので、指一本でスムーズに開くことができます。170度まで開くフラットモードで対面する相手と画面を共有するのにも便利です。

 

筐体素材

CNCアルミニウム削り出し。アルミニウムの表面にアルマイト加工(陽極酸化処理)を施すことで表面を強化しています。

 

■関連コンテンツ
・デモ動画:高級感や質感だけでなく耐摩耗性もかなえるアルミニウムボディ」- 家庭用のクリーナーシートで1,000回の消毒に耐える耐摩耗性

カラー

シルバー

 

サイズ

幅: 307.8mm

奥行き: 204.6mm

厚み(高さ): 17.9mm

重量: 1260g~(最軽量構成の場合。構成によって重量は異なります)

 

ディスプレイ

サイズ: 13.3inch

種類: IPS LCD

解像度: 1920×1080

縦横比: 16:9

表面処理: 非光沢

画面占有率: 85%

明るさ: 1000nits/400nits

>> nits(ニト)は輝度の単位で1平方メートルの光源がどのくらいの明るさをもっているかを示します。400nitsは400カンデラ/平方メートルで、1カンデラはおよそローソク一本の明るさに由来します。1000nitsというスペックは、スマホのハイエンド機種やカーナビでもなかなか見当たらない明るさで、炎天下の自然光でもはっきりとした視認性を確保できます。

 

■関連コンテンツ

・デモ動画:「非光沢の高輝度ディスプレイ」 - 天井の灯りや自分の顔が画面に写り込みにくい高輝度な非光沢ディスプレイ

 

Ambient light sensor

その他機能: なし/HP Sure View Reflect(内蔵プライバシースクリーン機能)搭載、Ambient Light Sensor

 

■関連コンテンツ

・デモ動画:「HP Sure View Reflect」- のぞき見を防止する電子的なプライバシーフィルター

 

プラットフォーム

プロセッサー

インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサー(4コア、8スレッド、8MBキャッシュ、 最大4.2GHz)

インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー(4コア、8スレッド、12MBキャッシュ、最大4.7GHz)

 

インテル® Core™ i5-1145G7 プロセッサー(4コア、8スレッド、8MBキャッシュ、 最大4.4GHz、vPro®)

インテル® Core™ i7-1185G7 プロセッサー(4コア、8スレッド、12MBキャッシュ、 最大4.8GHz、vPro®)

 

 

 インテル® Evo™プラットフォーム: 対応 

※Wi-Fiモデル=東京生産モデルは非対応です

>> インテル® Evo™ プラットフォームは、ノートPCの新しい当たり前をインテルが定義し、モバイル性の高いビジネスユーザーに最高のPC体験を提供するためのものです。

PCメーカーとインテルがインテル® Evo™ プラットフォームとして共同で開発し、各社各様の先進的な機能を含めて製品が提供されます。つまり、スペックで縛られた画一的な製品を生み出すためのものではなく、体感を重要視したテストをパスし、HPならではのモダンなPCを実現するためのシステムです。

 

 

規定された検証項目を満たすために、細かくさまざまな要件が規定されています。Evoを名乗るためには、これらのすべての要件を満たす必要があります。Evo™のロゴは、その要件をすべて満たしていることの証です。

 

 

 第11世代インテル🄬Core™プロセッサー・ファミリーを搭載、また、インテル ® Iris® Xe 高性能グラフィックスを搭載、薄型軽量ノートPC 向けの世界最高クラスのプロセッサーとして、ビジネスにおける幅広い用途を支援します。グラフィックス負荷の高いオンライン会議も快適にこなせます。

 グラフィックスリソースは、Microsoft TeamsやZoomといったオンライン会議用アプリでも活用されます。多人数での会議や、背景との合成などは、高いグラフィックス性能を要求します。豊かなコミュニケーションのためにも高性能グラフィックスの搭載は大歓迎です。

 CPU アーキテクチャーの改良により、第11世代インテル🄬Core™プロセッサーでは、アプリケーションの処理性能は約2割向上、グラフィックス性能も、インテル ® Iris® Xe グラフィックスによって2倍近くになりました。AI 機能にいたっては8倍の性能です。これらを最大限に駆使して最新のPCは稼働します。

 

 

 さらに、ハードウェアによるセキュリティ強化や内蔵された Thunderbolt™ 4、PCIe Gen 4 インターフェース、そして、統合インテル ® Wi Fi 6 Gig+などが統合され、モダンなPCに求められるあらゆる要素がオールインワンで提供されます

 

インテル ® vPro® プラットフォーム: 対応モデルあり

>> インテル® vPro® プラットフォームはビジネスコンピューティング向けに開発された一連のハードウェア、テクノロジーを集約したプラットフォームです。具体的には、インテル®アクティブ・マネジメント・テクノロジー(インテル® AMT)、vPro®対応プロセッサー、EMA、インテルネットワークコントローラ、ファームウェア保護機能Microsoft Secured-core PCで構成されています。

 




 

 これらのハードウェアによって、リモート電源制御、ハードウェアアラームクロック、ハードウェアKVM、ブートリダイレクト、ファイアウォール越しのサポート、クラウドベースの管理性、無人システム制御、アップグレード管理などを実現します。

 

 コロナ禍によって企業・組織では、ハイブリッドワークが一般化し、オフィスで使われていたPCは、あらゆる場所で活用されています。分散化されたパソコンには、管理・運用面やセキュリティの問題が新たに発生するようになりました。

 在宅勤務で使われているPCはオフィスに置かれている場合とは異なり、IT部門によるメンテナンスやサポートが簡単ではありません。たとえば、PCは常に電源がオンの状態であるとは限りませんので、最新のソフトウェアやドライバーの更新を一斉に行いたいケースは全従業員に作業を依頼する必要があります。また、OS起動時は遠隔から問題解決できるツールもありますが、場合によってはBIOSやUEFIの再設定を求められる場合もあります。一般に販売されている多くのソリューションは、こうしたシーンでは対応できません。仮にWake on LANを利用して外部からPCの電源を入れることができたとしても、セキュリティ強化のためにBIOSパスワードを設定している場合には、入力する方法がありません。

 

 第11 世代インテル® vPro® プラットフォームの根幹となるのが、インテル® ハードウェア・シールドです。新しく加わったインテル® コントロールフロー・エンフォースメント・テクノロジーは、ソフトウェア単体によるソリューションでは防御できなかった様々なクラスの攻撃の阻止に貢献する画期的なテクノロジーです。

 

 

 さらに、インテル® スレット・ディテクション・テクノロジーは、ランサムウェアやクリプトマイニングの攻撃遮断を支援する、業界初の半導体レベルで実装されたAI 脅威検出機能です。

 こうしたアドバンテージを提供しているのはインテルだけで、世界で最も包括的なハードウェアベースのセキュリティを企業や組織に提供します。

 

 HPでは、オフィスで使われる一般的なPCにとどまらず、幅広い製品でインテル® vPro® プラットフォームに対応しています。具体的には、会議室に設置されるWeb会議専用PCやデジタルサイネージ端末としても活用可能なPOSシステムなどをラインアップしています。それらの端末の設置場所には、必ずしも近くに管理者がいるとは限らないため、遠隔からの管理・運用によって省人化していくニーズがますます高くなっていくでしょう。

 

 

ハードウェアアラームクロック

>> あらかじめ設定した時刻に指定したタスクを開始、ウィルス定義の更新やアプリのパッチ適用などを自動的に実行します。

 

ハードウェアKVM

>> トラブルでダウンしてしまっているなど、電源の状態やOSの動作状況に関わらず、遠隔地からハードウェアKVM(キーボード、ビデオ、マウス)と同様に、画面をモニターしながら遠隔にあるPCの管理操作ができます。OS稼働時にリモート操作できる一般的なソフトウェアKVMツールよりもはるかに柔軟性の高い運用が可能です。

 

ブートリダイレクト

>> 遠隔地の起動ドライブ、ディスク、USBメディア等を使ったシステムの起動。

 

インテル® vPro® に非対応のPCの管理

>> インテル® EMAを使えば、インテル® vPro® 対応PCと非対応PCを共存させての管理が可能です。ただし、インテル® vPro® 対応PCと比較すると、遠隔でできる操作範囲は限定的となります。 ※機能比較表

インテル® vPro® プラットフォーム対応PC

 

■関連コンテンツ
・解説ブログ:インテル® Evo™ とvPro® ロゴはモダンパソコンの証
 ※本製品はインテル® vPro® プラットフォーム対応モデルもございます。

・デモ動画:「Intel® Evo™ プラットフォーム」- インテルが定義したモバイルノートパソコン、Intel® Evo™プラットフォーム

 

セキュリティ管理、生体認証

TPM: 2.0準拠

指紋認証: あり(パームレストにセンサー)

顔認証: あり

 

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・デモ動画:生体認証」- 顔や指紋などによってWindows Helloが本人確認

メモリ

容量: 8GB/16GB/32GB(最大64GB)

着脱の可否: 可

増設の可否: 可

メモリ規格: DDR4-3200 SO-DIMM(2スロット)

 

ストレージ

SSD: 256GB/512GB

M.2: 対応

NVMe: PCIe NVMe

 

グラフィックス

チップセット: インテル® Iris® Xe グラフィックス(プロセッサー内蔵)

 

インターフェース

USBポート Type-C: ×2 規格: Thunderbolt 4(USB4)×2 (両ポートとも本体充電とDisplay Port alt modeに対応)

USBポート Type-A: ×2 規格: USB 3.1(一気はパワーオフ充電対応)

 

>> Thunderbolt™ 4はUSBの最新バージョンであるUSB4のインテルによる呼称です。40Gbpsのデータ転送やThunderbolt™ 3との互換性、USB PDによる充電機能、4Kの2画面出力など、USB4ではオプションとなっているスペックをすべて備えた最高性能のUSB4といえます。Thunderbolt™ 4ケーブルはフルスペックで、あらゆる用途に使用できることが保証され、Thunderbolt™ 3との互換性も保たれています。

 

 

Thunderbolt™ 4は、USB4を含む過去のUSBシリーズ等に準拠したThunderbolt™ 3の後継規格です。名前が異なるだけで、規格としてUSB4と等価ですが、USB4でオプションとされている40Gbps帯域でのデータ伝送、2台の4Kディスプレイ出力、15WのUSB Power Deliveryなどの要件をすべて満たす最高性能のUSB4であることが保証されています。

 

■関連コンテンツ
・レビューブログ:フルスペックのUSB4としてのThunderbolt™4

マイク、イヤフォンコンボジャック: ×1

HDMI 2.0 ×1

充電専用ポート

 

MACアドレスパススルー: 対応

>> システム固有のMACアドレス情報を、USB等で外部に接続された別のネットワークコントローラーのMACアドレスにオーバーライドする機能です。USB等で接続された対応アダプタ、ドックのLANポートにて、システム固有のMACアドレスが使われ、さまざまなシステム管理アプリケーションから個々の機器を認識できるようになります。

 

Wake On LANについて

>> Wake On LANはマジックパケットを送信してLAN内のPCの電源をオンする機能です。一般に、マジックパケットはルーターを越えませんから、同じネットワークサブネット上で使用する必要があります。またインテル® vPro® プラットフォームでインテル® EMAを利用すれば、完全に電源が切れた状態のPCをWi-Fi接続においても起動させることができます。さらにインターネットを経由してルーターを越える場合でも利用が可能となります。在宅勤務やテレワーク等で企業内PCが分散した状態が恒常化している中でも、強力な管理機能を実現できます。

 



電源

バッテリ

容量: 53Wh(3セル)

稼働時間(JEITA2.0): 後日公開(Mobilemark2018 最大14.25時間)

>> JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)が提唱する測定法で、音量は最低、画面輝度を150カンデラ平米以上に設定し、Wi-Fiアクセスポイントに接続した状態を保ちながらフルスクリーンで動画を再生するというものです。インターネットを介したデータの伝送は行わなくてもいいことになっています。日本でPCを販売する各社の製品のほとんどが記載している値で、比較の際の目安となります。

>> HPファストチャージにより、電源OFF、スリープ時:50%まで約30分(オプションの65W ACアダプターの場合)。

 

■関連コンテンツ
・レビューブログ:バッテリ駆動時間の実質的な目安をチェック

デモ動画:「HP Fast Charge」- システムがシャットダウンした状態で30分以内に電池を50%高速充電

 

ACアダプター

出力: 45W

重量: 約200g

サイズ: 200g、95 x 40 x 26.5(突起部・コード含まず)mm

 

■関連コンテンツ
・レビューブログ:USB Power Delivery対応だから汎用アダプターで充電できる


入力(HID※) ※ヒューマン インターフェース デバイス

キーボード

HP Premium Keyboard(電源ボタン搭載)、防滴機能付き

キーピッチ: 18.7×18.7mm

キーストローク: 1.5mm

バックライト: あり

 

 

任意のキーコンビネーションによく使う操作を割り当て: よく使うアプリやファイル、毎日開くフォルダやWEBサイトなど、自分好みにカスタマイズできる「HPプログラマブルキー」装備

 

ポインティングデバイス

タッチパッド: 高精度クリックパッド(マルチタッチジェスチャー対応)

 



ワイヤレス

Wi-Fi

モジュール: "インテル Wi-Fi 6 AX201 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax

>> Wi-Fi5(IEEE802.11ac)に対して、理論上約3倍のスピードでのデータ転送が可能です。多くのデバイスと同時に通信するためのテクノロジーや省電力への配慮により、混雑に左右されず、つながりにくさとは無縁で、バッテリへの負担を最小限に抑えたインターネット接続をかなえます(Wi-Fi6の機能を活かすにはアクセスポイントもWi-Fi6に対応している必要があります)。

アンテナ数: 送信2、受信2

 

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・デモ動画:新世代の無線LAN規格Wi-fi 6搭載」- 802.11ax準拠のWi-Fi 6対応だから、前世代のWi-Fi 5に対して理論上約3倍のスピードでデータ転送。混雑にも左右されにくい快適なインターネット接続ができます。

●WWAN(LTE)

モジュール: M.2 WWAN: Cat 9 4G LTE/HSPA+ with GPS(インテル® XMM™ 7360 LTE-Advanced)

 

●FDD LTE

2100 (Band 1), 1900 (Band 2), 1800 (Band 3),1700/2100 (Band 4), 850 (Band 5), 2600 (Band 7), 900 (Band 8), 1400(Band 11), 700 (Band 12 lower), 700 (Band 13 upper), 700 (Band 17 lower),850 (Band 18 lower), 850 (Band 19 upper), 800 (Band 20), 1400 (Band 21),850 (Band 26), 700 (Band 28), 700 (Band 29 RX only), 2300 (Band 30),2100 (Band 66) MHz

 

●TDD LTE:

2600 (Band 38), 1900 (Band 39), 2400 (Band 40), 2500 (Band 41) MHz

 

●HSPA+

2100 (Band 1), 1900 (Band 2), 1700/2100 (Band 4),850 (Band 5), 900 (Band 8) MHz

 

※国内で利用されていない周波数帯は、海外での利用時(ローミング時または現地SIMカード利用時)に有効となります。

 

SIMサイズ: nano SIMスロット

eSIM: 非対応

 

その他通信

Bluetooth: Bluetooth® 5.0 LE

忘れ物・紛失防止タグ: Tile

 

Tileとは

>> Tileは、本体内に内蔵されたモジュールで、PCの紛失による情報漏洩防止に有効とされているスマートトラッカーです。

  最後にスマホと通信した場所が記録されていますから、その位置をスマホのTileアプリの地図に表示することができるので、落としたり、置き忘れたりした場所もすぐにわかります。また、有料のTile Premiumに加入すれば、スマホのTileアプリにPCとある程度の距離が離れた時点でスマートアラートが通知されます。本当ならカバンに入れて携行しているはずのPCを、置き忘れてきたことがわかります。

 


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・デモ動画:Tile」- 紛失防止タグTileがパソコンと一定距離離れると、スマホアプリのスマートアラート通知


その他

カメラ

インカメラ

解像度: 720p HD

焦点距離: 固定焦点

IRカメラ: 搭載(Windows Hello対応)

その他機能: プライバシーシャッターつき

 

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デモ動画:「プライバシーシャッター(スライド式)」- スライド式のシャッターがカメラのレンズに装備され、気になる視線を物理的にシャットアウトしてプライバシーを確保

 

オーディオ

スピーカー: 内蔵ステレオスピーカー

マイク: 内蔵トリプルマイク(背面上部に360度全方位マイク機能、ノイズキャンセル機能に対応)

Audio by HP Bang & Olufsen

 

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ソフトウェア

サポート、管理、ユーティリティ: HP QuickDrop, HP WorkWell, HP Easy Clean

 

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・デモ動画:HP QuickDrop」- スマホとパソコン間で画像や文書ファイルを簡単転送

 

衛生対応: HP Easy Clean

>> 電源を切らずに、ボタン操作ひとつでタッチディスプレイ、キーボード、クリックパッドなどをロックして、本体のあらゆるところをきれいに掃除できます。

 


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・デモ動画:HP Easy Clean」- パソコンを清潔に保つために、ボタンやタッチ機能を一時的にOFFにしてクリーニング

 

セキュリティ: HP Wolf Security for Business (HP Sure Sense、HP Sure Start Gen6、HP Sure Click、HP Sure Run Gen4、HP Sure Recover Gen4、HP Sure Admin、HP BIOSphere Gen6、HP Client Security Manager Gen7、HP Secure Erase(NIST準拠)、HP Tamper Lock)

 

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サウンド

HP Sound Calibration

>>より良いサウンド体験のためにヘッドフォンを調整します。個人個人で異なる音の聞こえ方を、 左右の耳それぞれで自動的に校正し、ヘッドフォンのオーディオ出力の強さやバランスなどのプロファイルを生成し、快適なサウンド再生をかなえます。

 

■関連コンテンツ

・デモ動画:「HP Sound Calibration」- より良いサウンド体験のためにヘッドフォンを調整、自動補正して再生

 

HP Dynamic Audio

  バックグラウンドのノイズを抑制しながら会話の声、音楽、映画など、コンテンツごとに自動でサウンド再生を改善します。AIベースのニューラルネットワーク分類器を使用してオーディオ出力を自動調整、コンテンツに応じたイラコライザープリセットを自動的に変更します。これによって、会議の音声、映画、音楽などのオーディオを使い道に応じて最適化します。

 

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・デモ動画「HP Dynamic Audio」- AIが使い道に応じてオーディオを最適化

 

EPEAT: Gold

>> EPEATは、米国環境保護庁(EPA)のの関連団体であるGlobal Electronics Council(GEC)が管理するパソコンやモニターの世界的な環境評価プログラムです。電子製品のアセスメントツールとして、デバイスのさまざまなライフサイクル環境を評価、一連の環境パフォーマンス基準に基づいて、製品をランク付けするものです。
 すべての必須基準を満たせばブロンズ、それに加えてオプションの50%を満たせばシルバー、75%を満たせばゴールドとしてランクされます。最新基準は2021年に策定されたEPEAT Registry 2.0で、製品仕様のみならず、CSRに関する要求が追加され、より厳しいプログラムとなっています。

 HPは、EPEAT認証取得製品ではワールドワイドで随一の認証数を誇るベンダーのひとつです。

 

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NIST: NIST SP800-193

>> 米国国立標準技術研究所(NIST: National Institute of Standards and Technology)は、科学技術分野における計測と標準に関する研究を行う米国商務省における政府機関です。NIST内のラボは情報技術に関する研究を行い、ラボ内のCSD(Computer Security Division)が、コンピューターに関する各種文書を発行し、サイバーセキュリティの基準となっています。
 NIST SP800-193は、プラットフォーム・ファームウェア・レジリエンス・ガイダンスとして2018年5月に発行されたSpecial Publicationシリーズの一つです。2011年4月に発行されたNIST SP800-147のシステムファームウェアの安全性と安全なアップデートメカニズムによる「防御」に加え、「検知」と「復旧」に関する項目が加わり、プラットフォームレジリエンスがさらに強化されました。

 



Windows 11ミニマム要件について

 セキュアブート対応のUFEI、TPM 2.0、DirectX 12以上(WDDMドライバー)対応、VBSやHVCIなどのセキュリティ関連など、Windows 11をインストールするための基本要件を満たしています。

 プロセッサー要件は1GHz以上で2コア以上の64bit互換プロセッサーまたはSoC(Intelでは第7世代Core以降、AMDではZen 2以降)です。

 TPM(Trusted Platform Module)は、TCG(Trusted Computing Group)が策定したハードウェア内蔵のセキュリティチップで、その最新バージョンが2.0です。また、VBSやHVCIは、仮想化技術によってコードの整合性チェックがCPUに大きな負荷を与えることを抑止します。そのためにもTPM2.0が必須とされました。つまり、これらの要件は、セキュリティ強化にともなうものです。

 Microsoftは、Windows 10のミニマム要件のバックグラウンド説明で、Windows 11は、Windows Hello、デバイス暗号化、仮想化ベースのセキュリティ(VBS)、ハイパーバイザーで保護されたコードの整合性(HVCI)、セキュアブートなどの保護をデフォルトで有効にできるハードウェアを要求することにより、セキュリティの水準を引き上げるとしています。この説明では、これらの機能の組み合わせにより、テスト済みのデバイスでマルウェアが60%削減されることが示されています。

 セキュリティ確保はすべてに優先される原則です。その原則を満たすために、Windows 11は、すべてのCPUにTPMが組み込まれ、セキュアブートをサポートし、VBSやHVCIをサポートしていることを要求しているのです。

 

TCG(Trusted Computing Group)

>> 相互運用可能なトラステッドコンピューティングプラットフォームのために、ハードウェアベースでのオープンでベンダーニュートラルな国際的業界仕様・標準を開発・策定する非営利団体として2003年に設立されました。Compaq、Hewlett-Packard、IBM、Intel、Microsoftなどが結成したTrusted Computing Platform Alliance(TCPA)がその前身です。Windows 11で必須となったTPMの仕様についてもTCGが策定しています。HPは設立当初からの重要なメンバーです。

 

VBS(Virtualization-Based Security)

>> 仮想化ベースのセキュリティ。ハードウェアの仮想化機能によって、通常のオペレーティングシステムとは隔離された安全なメモリ領域を作成して分離する仕組み。この仮想保護モードを使用してOSの脆弱性を突破しようとする悪意のある攻撃を防ぎます。

 

HVCI(Hypervisor-Enforced Code Integrity)

>> VBSによって実現されるセキュリティソリューションのひとつ。各種ドライバーやコードが開始されるより前にその整合性を確認し、未署名のドライバーやシステムファイルがメモリに読み込まれないようにします。

 

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