緊急企画 これからの経営と雇用を支えるテレワークを成功に導くには モバイルワーカー 篇 緊急企画 これからの経営と雇用を支えるテレワークを成功に導くには モバイルワーカー 篇
Windows 10
日本HPは法人向け Windows 10 Pro をお勧めします。

コンピューター性能やITの利便性向上により、営業やマーケティング、クリエイティブ職の人たちは、働く場所に縛られないモバイルワークが可能になることで飛躍的に生産性があがり、また創造的な仕事も幅が広がります。そして、2020年に開催する東京オリンピックの際、交通混雑を避けるべく推進されているのが、テレワークや時差出勤です。Tech & Device TV編集部では、テレワーク研究の第一人者である東京工業大学の比嘉邦彦教授に、テレワークのマネジメントについて取材、モバイルワークに適したデバイスとワークプレイスについて考えました。

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モバイルワークで
より効率的に動ける、
営業・マーケティング・
クリエイティブ職

モバイルワークで
より効率的に動ける、
営業・マーケティング・
クリエイティブ職

コンピューターやITサービスの利便性が向上した現在では、オフィスをはなれた場所から仕事をする「テレワーク」が可能になっています。2012年のロンドンオリンピックでは、ロンドン市内の企業の8割がテレワークを実施し、交通混乱を回避できたといいます。これにならい、2020年の東京オリンピックでもテレワークによる交通混雑回避が強く求められています。

テクノロジーの進化により、場所や時間にとらわれない仕事環境を得られるようになっていますが、そもそも決まった時間に、決まった場所に出勤して仕事をすることが生産性を高めているのでしょうか? 満員電車での通勤ストレスや、移動による時間の浪費などを考慮すると、始業や終業、そして就業場所を自由に選べるようにしたほうが、生産性の向上のみならず、より創造性の高い仕事につながる職種は多いのではないかと考えます。

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テレワーク研究の第一人者である東京工業大学の比嘉邦彦教授も「2000年代の初頭に、ある企業では社長を筆頭にオフィス内のデスク使用をフリーアドレスに変えました。社員が好きなデスクや空間を選んで働くというフリーアドレスのワークスタイルは、今でこそ多くの企業が実施しているものの、当時は珍しい取り組みでした。それ故に既存の働き方に慣れ親しんでいた社員側が反対意見を上げたりもしたのですが、強い意志でこれを断行し、結果として同社の生産性向上を数字で示して見せたのです。現代におけるテレワークでも、この例と同じ成功パターンが増え始めています」と、フリーアドレス制度の普及を例にテレワーク導入を促しています。

では、時間や場所にとらわれずに仕事ができる職種について考えてみましょう。まず一番に挙げられるのは、営業担当とマネージャーです。決まったオフィスにいるよりは、顧客に対峙する時間を増やしたほうが生産性は高まるでしょう。社内外でさまざまな交渉やプレゼンテーションをおこなうという意味では、マーケティング担当にも当てはまります。また、テクノロジーの進化の恩恵を得るという意味では、クリエイティブ職も該当します。従来、固定の場所に置かれたハイスペックなデバイスに縛られていましたが、今ではモバイルでも十分遜色ない作業ができるようになっているのです。

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通勤電車のストレスの中で決まった時間に出勤し、決まられた時間、決められた場所の中で創造性の高い仕事が生まれないことは想像に難しくはありません。より新しい発想から生まれる革新的なアイデアや企画、クリエイティブな作業、顧客との信頼回復アイデアなどは、いつどこで生まれるかわからず、自由な環境を提供してはじめて価値の高い仕事が生まれるものなのです。

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企業の生産性を高めるためにも、
テレマネジメントを本気で追求すべき

企業の生産性を
高めるためにも、
テレマネジメントを
本気で追求すべき

時間や場所にしばられない、モバイルワークの推進は、働く人だけでなく、企業にも恩恵をもたらします。社員の負荷を軽減し、生産性を高めるとともに、オフィスには社員全員の席は不要となり、コスト削減につなげることができます。そこで重要となるのが、自宅や外出先から共同作業を行えるようにする環境作りです。これは、デバイスやITサービスだけでなく、マネジメントが重要な役割を持っています。

比嘉教授は、「私は、テレワークの価値として『三方よし』を提唱し続けてきました。つまり、働く個人・社会・経営層の三方がそれぞれのメリットを享受できることに価値を見いだしているのですが、とりわけ経営層にとってのメリットが正しく理解されてこなかった。その結果、テレワークを支える経営体制、すなわちテレマネジメントを本気で追求していない企業がいまだに多い、という実態になっているのではないでしょうか」と注意を促しています。

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マネジメントが「管理者の目が届かない場所で、社員が働くのだろうか」「セキュリティ的に問題はないのか」と疑念を抱いていれば、導入は消極的になります。こうした疑念の大部分は、テクノロジーの活用と成果主義の導入、そしてテレマネジメントスキルの向上で解消されます。働く側とマネジメント側にお互いの信頼関係ができていれば、目の届く範囲にいないからといって、逐一報告書を求める必要はありませんし、本当にクリティカルな問題が起きた時は、進んで相談するはずです。

また、マネジメントから信頼されて安心して動けるメンバーの方が、かえって報告や相談をしてくることも多くあります。自分で自分の仕事内容と時間をコントロールできるため、仕事の進行が早くなり、問題点の認識力も高まるがゆえに、上司への依頼や助けも明確になります。また、信頼されている安心感からヘルプの出し方も迷わず、正直になります。このようにテレマネジメントスキルは信頼のもとで成り立ち、信頼はチーム全体に安心をもたらすのです。

「テレワークがもたらすはずの『三方よし』のメリットを経営層が理解し、その活用のためのテレマネジメント体制を整え、意義や価値をきちんと現場に伝達したうえで、制度やツールを渡していく。そのような手順が必要です」と比嘉教授は説明しています。

モバイルワークをする営業・
マーケティング・クリエイティブ職のための
デバイス選び

ではモバイルワークに適したデバイスは、どのような点を考慮して選ぶべきでしょうか。まずなんといっても、常に持ち歩くデバイスには高いデザイン性が求められるでしょう。働く人の意欲や創造性を高めるため、見た目のみならず、使いやすさや持ち運びのしやすさ、堅牢制、パフォーマンスの高さとあわせて考慮すべきです。またビジネスPCにおいて軽量性は重視されても薄さは重視されないことも多いですが、常に鞄の中に入れて持ち運ぶPCには薄さもとても重要です。

次に考慮すべきは、コラボレーションのための機能です。たとえば、社内外の多様なメンバーがかかわるプロジェクトにてビデオ会議を行う場合、どんな場所からもクリアに音声を伝えられるようなマイクに加え、外の雑音をキャンセルして、自分が話す声だけをきれいに拾ってくれる機能があればスムーズに会議をすすめられます。また、面倒な操作なく、ワンタッチで受話、終了、といったコラボレーションのための準備時間を短縮してくれる機能も生産性を向上させます。

もう一つ重要なポイントはセキュリティ面です。モバイルワークにより社外での業務が多くなると、セキュリティ面のリスクが高まります。たとえば、社内だけでの使用では気にしなくてよかった、画面を外部の第三者に盗み見られる可能性が高くなるといった状況には備えておきたいものです。もちろん、サイバー攻撃を受けた場合にすぐに検知し、自動で復旧できるような備えは日々進化するマルウェアやランサムウェアなどの対策にとても重要となります。さらに重要な顧客情報を扱う営業担当のデバイスでは、顔や指紋といった生体認証を前提にしておいたほうがよいでしょう。

(*)デバイスセキュリティに関しては、以下を参照
https://jp.ext.hp.com/business-solution/security/

前述のとおり、デザイン、コラボレーション機能、セキュリティを同時に満たすデバイスを具体的に紹介していきます。

日本HPが提供するモバイルワークに適したデバイスはこれらのことを深く考えながら製品化を実現しています。編集部が選ぶ、営業・マーケティング・クリエイティブ職へのおすすめ商品をご案内します。

Windows 10 が提供する
セキュリティ機能

より簡単・より強固な認証機能「Windows Hello」

Windows 10 -継続したアップデートのメリット-

Windows 10 が提供するセキュリティ機能

営業・マーケティング職の
モバイルワークにおすすめ

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HP Elite Dragonfly

重量999グラム、薄さ16.1mm、削り出しのマグネシウムボディの軽量ビジネスPC。多彩なセキュリティ機能に加え、覗き見を防止する内臓型プライバシースクリーン、物理シャッターを備えたカメラ、コラボレーションを促進する全方位をカバーのマイクなど、ビジネスに必要なすべてをエレガントなボディーに備えました。

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HP EliteBook 830 G5

13.3インチのクラムシェルタイプで管理性、セキュリティ、耐久性を兼ね備え、軽量&コンパクトを実現。指紋認証センサーやIRカメラによる顔認証に加え、覗き見を防ぐプライバシースクリーンもオプションで選択可能など、先進のセキュリティ機能や、最新テクノロジーを提供するパフォーマンスシリーズです。

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HP EliteBook x360シリーズ

最上位のフラッグシップシリーズです。360°回転するディスプレイにより、タブレットとクラムシェルの両方の形状で使用できるコンバーチブルPCは、あらゆるシーンに合わせて、さまざまなモードで使用可能。生産性を最大限に発揮し、作業効率を向上させます。14インチの「HP EliteBook x360 1040 G5」と13.3インチの「HP EliteBook x360 1030 G3」は、外出先や移動中も安定した通信環境を実現する、4G LTE-Advanced対応モデルも選択可能です。

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クリエイティブ職の
モバイルワークにおすすめ

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HP EliteBook 1050 G1

15.6インチディスプレイのハイパワーノートPCです。クリエーターが要求する重たい作業も軽々こなす、最大6コアプロセッサー、NVIDIA® GeForce® GTX1050グラフィックスの圧倒的な処理能力が魅力。また、思い描いたままの色合いを表現できる、色域sRGB 100%・4Kディスプレイの高精細ディスプレイを採用しています。

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HP ZBook 15 G6 Mobile
Workstation

インタラクティブなデザインレビューやウォークスルー・VRに必要なパフォーマンスを持ち運べるモバイルワークステーション。NVIDIAの最新グラフィックスQuadro RTX3000を搭載し、最大約10億色の色表示と600ntの高輝度ディスプレイによりカラークリティカルな作業で威力を発揮します。

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HP ZBook Studio G5
Mobile Workstation

ラップトップのスリムなデザインを望むクリエイターにおすすめ。プログレードのプロセッサ、グラフィックス、およびメモリによりパフォーマンスを犠牲にせず4Kビデオ編集やPhotoレタッチも可能に。周辺光センターを搭載し、650nitの高輝度ディスプレイには覗き見防止の内蔵プライバシーフィルター(HP Sure View)を搭載し、オフィスの外で自由にクリエイティブを発揮できます。

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モバイルワーカーが利用する
サテライトオフィスにおすすめの周辺機器

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Eliteシリーズ ディスプレイ・周辺機器

人間工学に基づく設計を追求し、様々な人の体型に調節できるモニターです。高さが最大15cm調節でき、縦置きも可能です。左右45度に首をふることが出来るので隣の人との情報共有やディスカッションにも最適です。21.5インチから27インチまでラインアップを揃え最大4K解像度にも対応しています。ケンジントンロックなどで盗難防止も出来るのでフリーアドレスのモニターとしてもご利用いただけます。

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HP Thunderbolt3ドック
120W G2

USB-Cケーブル1本でドックとPCを接続するだけで、PC本体の充電、複数画面への出力、ドックに接続した周辺機器へのアクセスなど、デスク周りをすっきりとシンプルにできるので、外出が多い営業メンバー用のフリーアドレス席などに設置すると非常に便利です。また、別売のHP Thunderbolt3 ドック オーディオと組み合わせることで、遠隔地にいる方々との電話会議に最適な360度スピーカーとしても活用できます。

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