ワークステーションは 買って終わりではない

「ワークステーションを買うということは、自分の時間を買うということなのです。買って終わりではなく、買ったあとどのように自分なりに使っていくかが大切です。ここまで僕がお話してきたことは動画編集をやるにはそのような方法があるということなのです。あとはコンピューターを手に入れて、すぐに始めるだけです」と江夏氏は語る。

これまで数々のワークステーションを使いこなしてきた経験のある江夏氏に、Z2 mini G9はどのようなユーザーに合うのか伺ってみた。「例えば潤沢に予算があるとか、最初から会社として予算を持って始めるというのであれば、それこそZ8クラスを購入すると業務効率化や生産性向上も期待できるので投資対効果は大きいでしょう。しかし、実際にはこれから始めるという人にはそれほど余裕があることは少ないと思います。限られた予算で失敗しないワークステーションが欲しいというケースにはまさにZ2 mini G9はおすすめですよね。エントリークラスとはいえ、十分な実力もある。出張があっても本体ごと持ち出すこともできる。利益が出るまではこのマシンをフルで使い、余裕がでたらZ4クラスを追加で購入してZ2 mini G9はオフィス用途などに使うということもできます」と、映像の仕事をやりたいフリーランスや、スタートアップのプロダクションなどにもアドバイスを送る江夏氏。

スタートアップやフリーランスにも 最適なワークステーションだと語る 江夏氏

「きちんと仕組みを知って、効率的に運用すればHPのワークステーションはかなりの長期間良きパートナーとして活躍してくれます。もちろん、クリエイティビティを実現するための手段も提供してくれますし、僕らのような仕事をする人間には欠かせないものです。HPのワークステーションと出会って良かったと思える日がきっと来ますから、ぜひ安心して使いこなして欲しいですね」と江夏氏は最後に語ってくれた。HPはこれからもマリモレコーズをサポートしてゆく。