職人魂をデザインする
大判プリンターに
HP Latex 700Wを選択
塩ビ印刷にも最適、速乾で納期を大幅に短縮!
- ザボ株式会社
様々な素材(アプリケーション)への印刷を可能とする技術により、クリエイターが活躍する場所は増え続けている。多様化するニーズに応えるには、優れた技術力はもちろん、発想を形にするデザイン力も必要だ。札幌を拠点とするザボ株式会社は「技」とも呼べる優れた技術力で評価の高い企業だ。最前線で活躍する大判プリンターにHP Latex 700Wが選ばれているという。どのように活用しているのか、ザボ株式会社 取締役 宇南山氏に伺ってきたので紹介しよう。
ザボ株式会社 外観
ザボ株式会社 内観
ザボ株式会社
本社 〒065-0008 札幌市東区北8条東16丁目1-5
TEL/011-748-6056
東京支店 〒111-0051 東京都台東区蔵前2-4-3 橋本ビル1F
TEL/03-5829-8415
Webサイト:http://www.zabo-inc.jp
HPプリンターを選んだ理由
- ホワイトインクによって、より付加価値の高い作品創りができ、販売単価を上げることができる。
- ホワイトインクを扱うことで、仕事の幅を広げることができる。
- 複数のHP Latexプリンターでメディアプロファイルを共有して、異なる拠点でも同品質の印刷物を生産できる。
HPプリンターで解決できること
- HPのホワイトインクを使うことで、狙った通りの白を出せるようになった。また、白を印刷した上にカラーを載せることで、カッティングシートを印刷の下地として貼っていた手間がなくなった。
- 速乾性があり、仕上がり確認がスピーディかつ、ロスタイムの削減に成功した。
- Print OSで作品のメディアファイルを共有し、異なる拠点間でも同じ印刷が簡単にできるようになった。
長年使い続けてきたHP Latexシリーズの後継機種
代表取締役社長の折居 健二氏が1998年に開業した個人事業を発端として事業を拡大。様々な種類の顔料・インクを使った印刷を通じ、職人として幅広い作品とノウハウで多くの顧客のニーズを満たしてきたザボ株式会社。社名の由来となった「坐忘」を信条とし、想いを込めて創り上げる成果物は、企業として成長した今でも品質に揺らぎはなく、完成度の高さから多くのユーザーの心を揺さぶり続けている。
「代表がもともと職人なので、その魂がスタッフにも根付いている会社なのかもしれません」と笑顔で語る宇南山氏。ザボには様々なサービスがあるが、いずれもかつては職人らの手作業で成しえた作業になる。近年になり、機械化された部分はあるが、伝統や精神はこの会社に根付いているのだ。
「そのような中、弊社でも主力の大判プリンターとして歴代のHP Latexプリンターを使ってきました。最近、それまで使っていた1世代前のHP Latex 360が古くなったため、後継機としてHP Latex 700Wを導入することにしたのです」同社のサービスを支える一部として活躍してきたHP Latex プリンターが役目を終え、最新モデルに置き換わったのだ。
「後継機という意味合いもありますが、最新機種でもあるわけなので機能的な向上にも期待していました。特に白インクが扱えるというのは仕事の幅が広がるのではないかと楽しみにしていた部分です」と、宇南山氏は導入前の気持ちを振り返る。こうして2021年7月、ザボの札幌本社並びに東京支社にHP Latex 700Wが導入されることになった。
白インクによって付加価値の高い作品創りが可能に
ザボで導入したHP Latex 700Wの主な使われ方の代表は大判ポスターやサイネージ関連なのだという。「定番ですが、塩ビ系の素材に印刷することが多いですね。シート貼りをしてラミネートをかけるといったような使い方です」と話し、このほかの案件においても、問題なくHP Latex 700Wは稼働を続けているという。
白インクに対応したことに対して期待をしていた宇南山氏。導入後にはどのような感触を得ているのだろう。「オペレーターのスタッフらにも聞きましたが、狙った通りの白がきちんと出ているということでした。例えば、これまでは透明な素材に印刷をする際には白のカッティングシートを貼ってから印刷するなどの手間がありましたが、HP Latex 700Wになってからは白を印刷した上に絵を乗せるような使い方ができるので、自然な仕上がりが得られるのと同時に作業の手間が大幅に削減でき、また付加価値の高いサービスにつながっていると評価されていました」白インク印刷ができることで、ユーザーに対してより付加価値を持ったサービスが提供できるようになったのだ。
また、HP Latexインクについては他にも高い評価を得ている部分があるのだという。「速乾性ですね。印刷した後の乾燥時間が無いというのは、仕上がりの確認がスピーディーにできるという面もありますし、万が一やり直しになってもロスタイムを減らすこともできます。そういった意味ではラテックスを使った印刷効率は“爆速した”といってもよいほどです。様々な面でメリットがあるので、とても便利だと思います」と語る。速乾性であることによって扱いやすく、インクの匂いもしないため、印刷機の近くにいる人にとっては快適な仕事環境といえる。
管理ツール「HP Print OS」も大活躍
導入後に感じたメリットは他にもあるようで「タッチパネル(スマートフロントパネル)が大きく、操作がシンプルに行える点ですね。操作ミスが減るという意味もありますが、ベテランが新入社員に教えるようなときに、すごくやりやすいと評判になっています。数名でパネルを見ても十分内容が見えますから、オペレーションをする側にとってもメリットが大きいようです」
また、ザボではスマートフォンでも使えるプリンター管理ソフト「HP Print OS」も活用している。「東京支社と札幌本社でメディアプロファイルを共有して、同じ品質の印刷をおこなうといった連携に使っています。印刷管理という面ではもちろんですが、拠点間連携を強化するという意味でもとても役立っています」と宇南山氏は話す。
東京支社ではHP Latex 700Wを使い、Tシャツやユニフォームなどの柔らかい素材へのラバー転写も得意としているが、札幌支社でも同様な案件の発注をいただくこともあるようだ。
「お客様に対しての見せ方や表現など、拠点間でメディアプロファイルを共有することで、離れた場所でも同じ印刷品質の納品物を制作できます。また、作業効率や納期も大幅に短縮できるため、大変助かっています」
拠点が変わっても同じ印刷クオリティが担保できるのは大きなメリットと言える。
チャレンジを続けるザボになくてはならない存在に
「これからも様々な素材へのプリントに挑戦したいですね。もちろん、HP Latex 700Wが壊れない範囲でですが(笑)」と笑顔で語る宇南山氏。元気に稼働を続けているHP Latex 700Wも、チャレンジを続けてきたザボならではの活用のされかたを望んでいるに違いない。
「実は今、ザボでは宿泊業にもチャレンジをしている最中なのです。北海道を中心に、ホテルというよりもヴィラという形の宿泊施設ですが、将来、HP Latex 700Wを使って思い通りの壁紙を印刷しようかという話も出ています。実は以前、同様の仕事を昔のHP Latexプリンターでやったことがありますが、古い洋館の誰も新品当時の壁紙をみてない中で、その風合いをうまく表現していく大変な仕事でした。そういった難易度の高い仕事は楽しいですし、期待に応えてくれるHP Latex プリンターにも感謝しましたね。HP Latexプリンターは、これからもザボにとってなくてはならない存在なのだと思っています。」と宇南山氏は最後に語ってくれた。HPはこれからもザボの進化を支えていく。
対象プリンター
HP Latex 700W プリンター
- 幅 1,625mm(64インチ)までのロール素材に対応
- コスト効率に優れた設計、1リットルのHP Latexインクカートリッジ対応
- 印刷素材の重量 55kgまで対応
- HP Latex ホワイトインク
- 屋内品質:31m²/時の高生産プリント
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