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HP Latex大判プリンターお客様導入事例 フジアート株式会社- HP Latexプリンター

リジッド(ボード素材)への直接印刷が
可能なHP Latex R1000 Plus プリンターの
導入で、持続可能社会に貢献する
印刷サービスを提案

- フジアート株式会社

サイン&ディスプレイのジャンルに強みを持ち、幅広いニーズに応え続けているフジアート株式会社。創業のきっかけとなった幕類はもちろん、塩ビ類、電照サイン、バナースタンド・案内サイン、インテリア・POP、イベントなどに向けた印刷物の提供だけでなく、材料のカット、アート向けプリントにも対応し、エンドクライアントの希望を実現している。 そして、リジッド(ボード素材)への印刷を可能にするHP Latex R1000 Plus プリンターを導入、運用を行っている。フジアート株式会社ではHP Latex機をどのように活用しているのか、代表取締役 狩野 健氏に伺ってきたので紹介しよう。

フジアート株式会社 工場外観

フジアート株式会社 工場内観

フジアート株式会社
〒811-0123 福岡県糟屋郡新宮町上府北3-3-25
TEL. 092-963-2307
Webサイト:https://www.fuji-art.biz/company.html

フジアート株式会社 代表取締役
狩野 健

豊富なノウハウと最先端の技術でニーズに応えるフジアート

「フジアート株式会社(以降、フジアート)は今年で43年目になる企業で、当初は建築現場などにかけられるシートへの名入れなどをメインに業務の拡大を続けてきました。印刷技術の発展に合わせて、サービスを展開していき、現在はサイン&ディスプレイを中心にお客様のニーズに合わせた印刷サービスを提供しています」と語る狩野氏。フジアートは建設現場向けの名入れサービスから始まり、シルクスクリーン印刷などを経て、技術の進歩が著しい大型インクジェットプリンターを導入するなど、常に業界をリードしてきた経緯がある。現在では印刷、加工、納品までのすべてのプロセスを自社一環で提供するワンストップサービスを展開している。

そんなフジアートがラテックス印刷を開始したのは11年前。素材を選ばず印刷できることからこの分野のビジネスも拡大していったのだという。「創業当時は建築現場向けがほとんどでしたが、大型プリンターやラテックスプリンターを導入することで、一般の商業印刷である広告やマーケティングに関わるものまで、幅広い業種に対応できるようになりました」と狩野氏。そんな同社が2021年に新しく導入したのが「HP Latex R1000 Plus プリンター」だ。

HP Latex R1000 Plus プリンターは、リジッド(ボード素材)とロール素材が扱えるハイブリッドプリンターで、リジッドは本体のみで1,625 × 1,220㎜まで、拡張テーブルを2台使用した場合は最長1,625 × 3,050 mmまで対応できる。もちろん、HP Latexプリンターシリーズで培われたインク技術はそのままにリジットでも使えることから、より質の高い印刷が可能となるのもメリットだ。また、多くの評価を得ているHP Latex ホワイトインクももちろん使用可能で、高い隠蔽度と視覚的に強い白が実現できるのも特徴といえる。フジアートではこのプリンターをフル活用しているのだという。

Recoボード®の活用で新たなニーズを開拓

「HP Latex R1000 Plus プリンターはスペック通りに働いてくれていますし、UVインクジェット印刷機とメリット・デメリットを補い合えるポジションにあるので、業務の中でも非常に使いやすいモデルだと思います」と狩野氏。また、他のHP Latexプリンター同様、人体への負担が少ないインクなのでオペレーターが安全に使える点でも好評という。

“印刷業界でも、環境負荷の低減やサステナブルをめざすSDGs達成への
取り組みは、広がり続けています。”

「このプリンターを導入することになった最大の理由は『Recoボード® 』を活用したかったからです。私たちの会社ではサステナブルな取り組みを進めていますから、その中で印刷用の素材となるリジッドにもそうした製品を使いたいと思っていました」と語る。

Recoボード®とは ~リサイクル可能なパネル素材『Recoボード®』~

Recoボード®は紙や糊を使用せず、芯材から表面まで全てポリスチレン(一部再生プラスチック を含む)でできたパネル資材です。
紙をプラスチックの発泡ボードに貼り合わせて作られた一般的なパネル資材ではリサイクルが難しく、使用後はそのまま廃棄されますが、全てプラスチック素材で作られたRecoボード®は分別や加工無しで簡単にリサイクルが可能です。繰り返し利用できる画期的資材として、現在注目されています。

Recoボード®とLatex水性インクで叶えるサステナブルな印刷

HP Latexインクは、水性のため、Recoボード®のリサイクル工程を阻害しません。
Recoボード®の高速プリント・リサイクル適正を兼ね備えた機材はRシリーズのみです。

※UVプリンターでも印刷はできるものの、リサイクルが不可となります。

実際に2023年に入ってからは、Recoボード®を指定する顧客は増加中で、「例えばアパレル業の方からは新製品が出た際の店舗装飾用パネルとして、リサイクルできるエコな資材を利用したいとご指定いただくケースが増えています。また、スポーツイベントでは場内にスポンサーボードなどを設置していますが、そういった用途でもご興味を持っていただき、ご発注いただく機会が増えています」と狩野氏。

ただし、Recoボード®は印刷業界ではかなり知名度が上がっているものの、他業種はその限りではないのだという。「残念ながらRecoボード®の存在は一般の方にはまだ浸透していません。ですから、お客様からリジッド素材に印刷したいというご要望がある際に、こういった素材がありますという形でRecoボード®をご提案することが多いのが実際です。みなさんSDGsに取り組んでいらっしゃる方が多いですから、ご理解をいただけると喜んで採用いただけますね」と狩野氏は言う。

HPのサービスを活用してビジネスを加速

「HP Latex R1000 Plus プリンターは毎日フル稼働している状況です。これからも活躍してくれると考えています」と導入の手応えを語る。また同氏は現在、あるHPのサービスに注目しているのだという。「HP PrintOSをもっと使いこなしたいと思っています。多機能で印刷管理に非常に便利なのですが、時間が足りずなかなか業務の中で活かしきれていないのが悩みです」とのこと。

HP PrintOSとはHPプリンターと接続したモバイルアプリやWeb上から実際に稼働している製品の印刷管理をするためのサービスだ。プリントの状況やジョブの管理、メディアプロファイル、色構成管理など、様々な角度からリモート監視がおこなえる機能を提供している。これを使いこなすことにより、実作業の運用管理性の向上はもちろん、生産性向上あるいは業務効率化のための各種データを入手するなど、プリントビジネスをサポートすることができる。

「現在でも何かしらのエラーが出ると、HPのサポートチームがすでに把握しており、様々な形でアドバイスいただいています。こうしたことが自社でもできるようになると、さらに業務効率が良くなると考えています」と語る。HPには新たに用意した「HP Professional Print Service Plans(HP PPSP)」というサービスもあり、これによりオンサイトサポートはもちろん、リモート管理や既存の基幹システムとの連携、各種トレーニングなどが提供される。
「HP PrintOSをはじめ、そのようなサービスを含めて、さらなる業務効率化や生産性向上を実現していきたいですね」と意気込みを語った。

Recoボード®の需要拡大に備える

「Recoボード®の動向を見ていると、将来的にはさらに需要が増すと考えています。その場合、プリンター運用にもさらにスピーディーさが必要で、特にボードのセットを自動化するソリューションなどが必要になると考えています」と将来への備えについて述べる狩野氏。

現状では十分な活躍をしているHP Latex R1000 Plus プリンターだが、オペレーターがボードを本体へ送る必要があるため、夜間の運用などが難しい側面もあるという。Recoボード®の需要拡大に備え、短納期を可能にするには自動化か、印刷速度の向上がどうしても必要なのだ。「もちろん、その点についてHPさんでも課題解決のソリューション開発は進んでいると思いますが、なるべく早い段階での情報提供をお願いしたいと思います」という。

「SDGsへの関心はこれからますます高くなるでしょう。その中で私たちが提供できるサービスに持続性社会への貢献に役立つという付加価値が込められていたら、お客様にはもっとご満足いただけます。HP Latex R1000 Plus プリンターとRecoボード®はそれに応えられるだけの組み合わせであることは確かですから、フジアートとしてもご提案を続けていきたいと思っています」と最後に狩野氏は語ってくれた。HPはこれからもフジアートをサポートしていく。

資料ダウンロード

Recoボード®、HP Latex Rシリーズを導入いただくメリットや活用事例をご紹介します。

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HPプリンターを選んだ理由

  • 環境負荷の低減やサステナブルをめざすSDGs達成への取り組みをしている中、環境に優しい水性インクでリサイクルの妨げにならずにRecoボード®に直接印刷できるHPのプリンターが最適だった。
  • HP Latex ホワイトインクにより、高い隠蔽度と視覚的に強い白が実現できる。
  • HP Latexインクは発色がとても良く、ボード素材とロール素材へ直接印刷可能など、多様な素材に印刷できる。

HPプリンターで解決できること

  • SDGsへの関心持続性社会への貢献に役立つという付加価値が提供できる
  • 環境負荷の低いインクのため、オペレーターへの負担が少ない

対象プリンター

HP Latex R1000 Plus プリンター

HP Latex R1000 Plus プリンター

  • 隠蔽度が高く、耐黄変性に優れた光沢感のあるホワイトインク※1と鮮やかな色彩※2をリジッドに表現
  • リジッド(ボード素材)、ロールのどちらにも鮮やかな色彩を
  • 多彩なアプリケーションを可能にする、光沢感のあるホワイト※1
  • スマートプリンティングで生産性の向上を実現
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    (土・日・祝日、年末年始除く)

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    メールでの製品サービスに関するお問い合わせ

    info_latex_japan@hp.com

最新お客様導入事例

  • ※1 最も光沢度の高いホワイト:2018年1月の HP 社内テストに基づいた結果。このテストではUV硬化インク技術を使用したHP Scitex FB750/FB550プリンターとの比較を検証。ホワイトインクはリジッド素材(アクリル)を使用し、入射角60度の光沢度を測定。グロスメーターはBYKマイクロ-トリ-グロス(20°, 60°, 85°)を使用(光沢度参考規格:ISO 2813、ASTM D523)。隠蔽度と耐黄変については、2017年10月にHP社内で実施された HP ウェザーオメーターr 試験にて、HP Latex Overcoat dppx を各種非ラミネートのリジッド/ロール素材で検証した結果に基づいており、黄変はホワイト下塗りサンプルのL*とB*に基づいています。ホワイトインクの性能については、別売のHP ホワイトインク オプションキットの購入が必要な場合があります。
  • ※2 最も鮮明度の高いカラー:2018年1月の HP 社内テストにて、350,000米ドル未満の主要競合他社製プリンターとの比較に基づいた結果。リジッド素材(ホワイトアクリル12-パス、6色、120%)に高画質モードで検証。HP 社内テストではHP GamutViewer、Alpha Shapes=50000で検証。
  • ※Intel、インテル、Intel ロゴ、Ultrabook、Celeron、Celeron Inside、Core Inside、Intel Atom、Intel Atom Inside、Intel Core、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Intel vPro、Itanium、Itanium Inside、Pentium、Pentium Inside、vPro Inside、Xeon、Xeon Phi、Xeon Inside、Intel Optane は、アメリカ合衆国および / またはその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標です。
  • ※AMD、AMD Arrowロゴ、Radeon、およびそれらの組み合わせは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標です。
  • ※ Google、Chromebook、Android、YouTube およびその他のマークは、Google LLC の商標です。その他、本サイトに記載されている製品名、会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
  • ※Amazon、Amazon.co.jp およびそのロゴは Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
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