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Windows11 HPはビジネスにWindows11 Pro をお勧めします

2023.05.10

Windows 11 とHP製ビジネスPCを選ぶ理由

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2023年、Windows 11 搭載機への入れ替え準備を始めよう!
その時に選ぶべきはHPの最新スペック搭載パソコン

2023年こそ、企業はWindows 11 搭載クライアントへリプレースするべきではないか?――いまだにWindows 11 ではなく、Windows 10 をクライアントとして利用する企業が多いようですが、2023年こそWindows 11 へのリプレース準備を始めるべきタイミングではないでしょうか?Windows 10 のサポート終了は2025年10月。まだ先と思うかもしれませんが、数えてみるとサポート終了まで3年を切りました。日本HPをはじめとしたPCメーカーは、2024年3月31日でWindows 10 へのダウングレード版をプリインストールしたPCの販売を終了し、いよいよWindows 11 搭載のPCがメインとなっていきます。これを受け、企業が社内システムの本格的な検証、スケジュールを決めて全社にマシンを用意する準備を進める、リプレース準備を始めるには早すぎるということはありません。

ではどんな基準で新たに導入するパソコンを選べばよいのでしょうか?最新の企業向けパソコン選択のポイントについてご紹介します。

日本HP グローバルサービス・ソリューション本部 技術部 部長 鈴木 学(左)
日本HP ワークフォースサービス・ソリューション事業本部 ソリューション技術部 セキュリティソリューションアーキテクト 木下 和紀 エドワルド(右)

2025年10月のサポート終了に向け切り替え準備を

Windowsのサポート終了を前に社内で利用するパソコンをリプレースする作業は、情報システム担当者にとっては一大事です。いざサポート終了直前に急いでリプレースしようとすると、品不足や人手不足のためにパソコンを調達、あるいは設定できないというようなトラブルが起きる可能性があります。そういったトラブルを回避するためにも、サポート終了から遡ってリプレースを実施する時期を決め、早く用意を始める必要があります。

Windows 10 のサポート終了は、2025年10月14日です。つまり、2023年になった時点で、サポート終了まで3年を切ったことになります。サポート終了の3年前からリプレース準備をするのは早すぎると思われるかもしれませんが、サポートが終了する2025年はリプレースする企業が多くなり、必要なパソコンが手に入りにくくなる可能性があります。1年かけ検証を行い、次の1年で商品選定、サポートが終了する2025年までにリプレースが終わっているくらいのタイムスケジュールを考えた方が良いのではないでしょうか?つまり、2023年こそ、情報システム部門は、Windows 10 からWindows 11 へ切り替える準備を始めるべき時期に来ているのです。

すでに多くの企業がWindows 11 を導入するための検証に着手していると思います。導入完了を実現すべきタイムラインを定め、移行までのスケジュールを明確にしておくべきです。

既にWindows 10 搭載パソコンの出荷は終了し、市中在庫を残すのみとなっています。新しいパソコンでWindows 10 を動かすためには、Windows 11 搭載パソコンを購入し、ユーザー自身がダウングレード権を行使しなければなりません。もしくは日本HPをはじめとしたパソコンメーカーがあらかじめダウングレードした状態でWindows 10 のイメージをプリインストールした状態のパソコンを提供することですが、それは2024年3月31日までと表明しています。Windows 10 が手に入りづらくなる時期が近づいてきていることを考えると、そろそろWindows 10 を使い続ける最終段階に差し掛かっていると考えた方が良さそうです。

思い起こせば2020年、2021年は世界的に半導体不足で、必要なパソコンが欲しいタイミングに手に入らない事態も起こりました。予期せぬ環境変化によって、そんな自体が再び起こる可能性もあります。大量のパソコンを入れ替える企業は、早めにパソコンを調達する準備を進めておく方が良さそうです。

AI時代に適したWindows 11 と最新スペックマシンを

Windows 11 は、インテルの第12世代Coreプロセッサ「Alder Lake」と組み合わせて利用することで高いパフォーマンスを発揮することをインテル自身が発表しています。第12世代インテルCoreプロセッサはWindows 11 に最適化されており、ベンチマークテストをしても、この発表通りWindows 10 よりもWindows 11 で動かす方が高速に動くという結果が出ています。

現在、既に第12世代の後継となる、第13世代などの製品が登場しています。第12世代以降のインテル製Coreプロセッサには、「ハイブリッド・アーキテクチャ」が採用されています。高性能なコアである「Pコア」と高い電力効率を実現した「Eコア」という2種類のコアが搭載されているのです。負荷が高い作業は高性能なPコアで、それほど負荷が高くない作業はEコアでという分業ができる仕組みとなっています。

2023年、Windows 11 +インテルの12世代CPUを搭載したパソコンを選択する理由が出てきました。マイクロソフトがWindows 11 をはじめ、AIを取り込んでいくことを発表したからです。マイクロソフトが行った発表の中で、間違いなく多くの企業に影響を及ぼすことになりそうなのが、「Microsoft 365 Copilot(M365 Copilot)」です。

M365 Copilotは、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsといった、多くの企業が毎日利用しているMicrosoft 365 アプリケーションに組み込まれて提供されます。

マイクロソフトは、「M365 Copilot in Word を使えば、Copilotが最初のドラフトを提供し、それを編集して、繰り返し改良することで、執筆、情報収集、編集に要する時間を短縮できます。Copilot in PowerPoint は、過去に作成したスライドから関連するコンテンツを追加し、簡単なプロンプトだけで、美しいプレゼンテーションを作成できるよう支援してくれます。M365 Copilot in Excel を使えば、トレンドを分析し、プロフェッショナルなデータビジュアライゼーションを数秒で作成できます」と現行のOfficeを大幅に効率化し、アウトプットの質を高めるものだと説明しています。

さらに、「M365 Copilotが長いメールのスレッドを要約し、返信メールのドラフトを素早く作成することで、M365 Copilot in Outlook は受信トレイの整理を数時間ではなく数分で完了できるよう支援します。M365 Copilot in Teamsは、誰が何を言ったか、どこで意見が一致し、どこで意見が対立しているかなど、重要な論点をまとめ、アクションアイテムを提案するといったことをすべて会議中にリアルタイムで実行します。また、M365 Copilot in Power Platform を使えば、誰でも繰り返し作業を自動化し、チャットボットを作成し、数分でアイデアをアプリ化できるようになります」と作業を大幅に効率化し、生産性拡大を実現するといいます。

2023年3月時点では、M 365 Copilotがいつ、どのように提供されるのか、スムーズに動かすためにパソコンにどんなスペックが必要なのかは明らかになっていません。しかし、現在紹介されている機能をスムーズに実現するためには高性能のCPUと潤沢なメモリを用意しておくに超したことはありません。特にMicrosoft 365は日常的に利用するものですから、「スペックやメモリが十分ではないために、スムーズにMicrosoft 365 Copilotが動かない」という事態は避けたいものです。

日本HPの鈴木氏はWindows 11 +第12世代Coreプロセッサについて、「Windows 11 では第12世代Coreプロセッサのタスク割り当てを最適化することで、高いパフォーマンスとマルチタスクへの対応を最適な電源効率で実現することができます。Officeアプリケーションを複数起動した状態でビデオ会議アプリを起動するようなリモートワークによくある状況においてもストレスなく動作することができるでしょう。」と評価します。企業ユーザーの場合、導入から約5年間、同じパソコンを使い続けることが多いことをふまえ、「すぐに陳腐化しないスペックのマシンを選択することが望ましいといえます」と断言します。

メモリは16GB以上のものを選択することが望ましいといえます。コロナ禍を通じて仕事の道具としてのパソコンの重要性に気付いた多くの企業が大容量のメモリを搭載するようになり、2022年には約6割の企業が16GB以上のメモリを選択するようになりました。オンライン会議やAI活用が当たり前になった時代に適したスペックをもったマシンとWindows 11 によって、効率的で、創造性の高い業務を行う時代となっています。

(※日本HP調べ)

独自セキュリティ機能を搭載したHP製品

では、Windows 11 とインテルの第12世代CPUを搭載したパソコンの中でどのメーカーの製品を選択するべきなのでしょうか?

「セキュリティ強化を考えている企業の皆様には、是非、HP製パソコンを選んでくださいと言いたいですね」と日本HPの木下氏はアピールします。自社のパソコンを強くアピールするのは、「自社製品をアピールするのは当たり前だと思われるかもしれませんが、HP製パソコンのセキュリティソリューションであるHP Wolf Security for Businessは、ハードウェアによるセキュリティ保護を装備しています。これだけ強固なセキュリティ機能を持ったパソコンは他にないと言えるからです」と話します。

HP Wolf Security for Businessが組み込まれたHPのビジネスPCは、電源を入れた瞬間からセキュリティ機能がバックグラウンドで稼働し、OSの下・中・上の各層で保護される仕組みになっています。これだけ独自のセキュリティ機能を搭載したパソコンはHPならではのものです。

では、どんなセキュリティソリューションを提供しているのか、いくつか紹介しましょう。OSの上とは、パソコン画面をのぞき見されることによる機密情報の漏えいを防止する機能を持った「HP Sure View」、キーボード上のボタンでWebカメラのシャッターの開閉を行う「HP Sure Shutter」などを指します。

OSの中とは、WEBまたは電子メール経由のマルウェア対策である「HP Sure Click」、ディープラーニングAIを利用し、既知のマルウェアに加えて未知のマルウェアからもデバイスを守る「HP Sure Sense」など、セキュリティソフトウェアの領域のセキュリティ対策を指します。

OSの下とは、HPが最も機能強化している部分で、BIOSが攻撃を受けても自動復旧する「HP Sure Start」、HPのビジネスPCのセキュリティ・アーキテクチャの基盤であり、物理的に隔離され、暗号で保護されたハードウェア・マイクロコントローラーがOSの下に位置し、ハードウェアによる信頼性の根源を作り出す「HP Endpoint Security Controller」、などBIOSレベルでのセキュリティを実現するソリューションを指します。

セキュリティ強化は、Windows 11 自身にも行われています。データの抜き取りに対抗できるTPM (トラステッド プラットフォーム モジュール)が搭載されています。また、パソコンの起動時にはファームウェアであるUEFI(Unified 拡張ファームウェア インターフェイス)が動き、乗っ取りや悪意あるアプリを差し込むといった攻撃を防ぐことも考慮されています。このように、Windows 10 に比べ、大幅にセキュリティ機能が強化されています。

しかし、実はHPはWindows 11 登場前からBIOSレベルのセキュリティなど高いセキュリティ性能を実現していました。それはHPが取り組んできたセキュリティの歴史を振り返ると明らかです。TPMを内蔵したパソコンを最初にリリースしたのは2003年に遡ります。コンピューター標準を策定するTCG(Trusted Computing Group)には設立時から参加しています。セキュリティチップであるTPMやBIOSの暗号化、自己回復BIOSなどの業界初のテクノロジーの開発や標準化に携わりました。BIOSセキュリティの標準となっているNIST SP800-193については、いち早く技術を市場に投入し標準化をリードしました。

「Windows 11 ではセキュリティ強化のため、ハードウエアレベルでのセキュリティ機能の実装を要求しており、攻撃する隙がさらに少なくなっています。また、Intel 第12世代CPUを利用することでセキュリティをクリアすることはもちろん、パフォーマンスを両立することが可能になっています。」(日本HP 木下氏)

依然としてセキュリティ被害が後を絶たない中、企業にはセキュリティ対策の強化が求められています。元々、Windows 11 はゼロトラストを標準で実現する、セキュリティ・バイ・デザインのもと、開発されました。Windows 11 のセキュリティ機能に加え、さらに強固なセキュリティを実現する独自機能を持ったHP製パソコンを導入することで、ランサムウェアなどの脅威に対抗する手段となります。セキュリティ面からWindows 11 を評価しているのであれば、さらにセキュリティ面の強化につながるHP製ビジネスパソコンを選択することは最適な選択といえるのではないでしょうか。

※このコンテンツには日本HPの公式見解を示さないものが一部含まれます。また、日本HPのサポート範囲に含まれない内容や、日本HPが推奨する使い方ではないケースが含まれている可能性があります。また、コンテンツ中の固有名詞は、一般に各社の商標または登録商標ですが、必ずしも「™」や「®」といった商標表示が付記されていません。

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