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2022.10.13
株式会社日南
「今回のモデルではWindows11Proからのダウングレード版を選択しました。弊社でもいずれWindows11になるでしょうが、それには彼らが使っているCGソフトウェア群が対応するのを待たなくてはなりません。そういう意味ではダウングレードモデルがあるのはとても便利ですね」と植村氏は語る。
一般的な企業とちがい、グラフィックス系のソフトウェアを多用する日南ではOSのアップグレードのタイミングは非常に難しい。ダウングレードモデルの設定があることはその制約から解放されるメリットもあるというわけだ。
「私の役目は実際に手を動かす彼らのような実務者がのびのび仕事ができる環境を作ってあげることだと思っています」と語る植村氏の元、福富氏もワークステーションに加え、モバイルワークステーション、デュアルモニター、VRゴーグルと開発やレビューに必要な環境で業務に当たっている。
「モバイルワークステーションのディスプレイ、それにデスクトップワークステーションのディスプレイが2枚、そしてもうひとつタブレットの画面も常に表示させています。このセットがあれば、どこでも仕事ができます」という福富氏。
VRコンテンツ制作も行う彼の手元にはHP Reverb G2 VR Headsetも置かれている。「これまで制作したVRコンテンツは問題なくこのVRヘッドセットで再現できています。特にインサイドアウト方式なので準備が簡単ですし、使い勝手はとても高いと思います。そういう意味では企業の方々のレビューにも最適な製品ですね」と福富氏はいう。
HP Z2 Tower G9 Workstationと今回導入した製品群
(ディスプレイ:HP Z24f G3×2、VR ヘッドセット:HP Reverb G2 VR Headset(コントローラー付き))
「こうしたワークステーションを含む環境づくりは部署によってニーズが異なります。福富のようにZ2 Tower G9を選びたいというデザイナーもいれば、デュアルプロセッサー、デュアルグラフィックスといったZ4、Z6、あるいはZ8クラスが必要となるエンジニアもいます。また、オフィスと物理的に離れている製作工房での作業や出張作業も多い業務的な側面もありますが、コロナ禍の影響もあってモバイルワークステーションへのニーズも高まっています。いろいろな人材がいるので、そういったニーズに合わせていけるのもHP の良いところだと感じています。これまでもたくさんのHPワークステーションを採用してきましたが、今回からZ2 Tower G9が選択肢に入ってきたことになります。コストとパフォーマンスのバランスがとても良いマシンなので、今後はこのマシンを基準として社内の機種選びをしていきたいと考えています」と植村氏は語る。
「これまで以上に他部署とのコラボレーションの機会は増えていくでしょう。また、メタバースという分野も盛り上がりを見せていますから、このジャンルに対しても業務を拡張していく必要があります。社内では遊撃部隊のように受け取られていますから、あらゆる業務において私たちの役目をしっかり果たしていきたいですね」と最後に語ってくれた植村氏。
「私としてもとてもやりがいのある部署ですし、いろいろなことが体験できて一度として同じことをやったことがありません。新しい刺激を常に感じながら、これからも自分の力を伸ばしていけたらよいなと思っています」と福富氏も抱負を語ってくれた。
HP はこれからも日南をサポートしていく。