ライブ番組配信(オンラインセミナー)は終了しました。
ご視聴いただきありがとうございました。

視聴者様からのご質問

Q:新規事業を生み出し、ローンチさせて柱にしてくか会社としてどう取り組むか、が難しい。柱をたくさん生むポイントはありますか?

大洞印刷 大洞専務
A: 新規事業を立ち上げる場面ではとりあえずやってみること。育成フェーズでは初めに決めた形にこだわらず状況に合わせて自分たちを変えていくこと、です。
その事業が将来にわたって、「やり遂げなければいけない」とか「最後までやっていきたい」というような使命感や情熱があるものであるならば、既存の事業をゼロにしてでも成功させるんだというぐらいの強い意志が必要だと思います。
当社でもたくさんのサービスを立ち上げて、いくつも消えていきました。いくつかの事業は時代や顧客のニーズに合わせて変化して成功しました。
今は、プリントサービスプラットフォーマーとして印刷業界の形を変えたい、変えなければいけないという想いのもと、既存の事業を追いやってしまうレベルにまで成功させる気持ちで取り組んでいます。その為には十分な人モノ金のリソースを配分する必要もあります。
ちょっと片手間に、ちょっと儲かれば良いな、楽して儲けたいな、リスク無しで儲けたいなって感じだと、失敗することが多い印象です。
結局は本気で取り組むかどうかということかもしれません。

大和美術印刷 篠田社長
A: 新事業に取り組み、すぐ成功はなかなかないです。
社員のアイデア、自分のアイデアをどんどんやり続けるしかないと思っています。
その中から、自社に合うもの、伸ばせそうなものを取り組むしかないと思っています。

Q:プレゼンテーションの中で話されていたらすみません。小ロット対応は最小何部から対応可能なように設計していますか?

大洞印刷 大洞専務
A: ものによりますが、基本的には1枚、1部、1冊といった個人ユースのものまで対応できます。もちろん、その場合はWebを通しての受注になりますが。
営業が受注するものでは、単一デザインのものを1部受注していては儲かりません。なので、1部、10部、27部、53部・・・を数十種類、数百種類集めて、トータル数千部、数万部といったように多品種小ロットのものを塊で受注できるように提案しています。
例)宛名を含め、パーソナライズしたDMは1種1枚ですが、数百、数千、数万人分作るので塊になります。
1種類のキャラクターではなく、複数のキャラクターのグッズをまとめて作る。オフと違って数量が1枚単位で異なっても良い。

大和美術印刷 篠田社長
A: 当社の小ロットは、100個からです。バリアブル対応もします。

Q:新規事業を生み出すためにはその能力をもつ人材が必要かと思いますが、どのようにそのような能力をもつ人材を開発、あるいは採用しているのでしょうか?

大洞印刷 大洞専務
A: 採用は普通に採用しています笑 元々何か能力を持っていたかは採用の時点では分かりません。
そもそも初めは新規事業のために採用をしていないですし、在籍していた社員で始めています。
市場の変化に敏感な人材に育てたいと思っているので、日々、情報収集と共にその情報をアウトプットさせ、新たな気づきを与えることで次につながっていったのかなと思います。

大和美術印刷 篠田社長
A: ① 0-1 ②1-10 ③10-100 とそれぞれ幹部や社員にも得意分野があると思っています。
可能性があるところに取り組み、フォローは会社が100%行うことが大切かなと思っています。
アイデアは多くの社員が持っているので、プロジェクトチームで取り組みことを大切にしています。

Q:案件ごとにオフセット印刷とデジタル印刷で対応する判断を行う社内のしくみ(入口管理のようなもの)はどのようなものがありますか?

大洞印刷 大洞専務
A: 基本的にはコストや品質要件をもとにカスタマーサポートが判断しています。
Webを通して受注するものはあらかじめ商品マスタでオフセット印刷かデジタル印刷か決めてあります。
同じ商品でもオフセット印刷とデジタル印刷で商品マスタが異なっており、受注した時点でどちらか決まっています。

大和美術印刷 篠田社長
A: バリアブル対応は、デジタルです。枚数によって、オフセット印刷して、文字情報のみデジタルなどもやります。
A3換算で、1,000枚までは、デジタルです。断裁機なども小型の断裁機を購入して、小ロットへの対応しています。システムでは管理しておりません。

Q:グラビアを使っています、デジタル印刷はグラビア印刷と比べて単価が上がりますか?

HP 小澤、柴崎
A: ジョブのロットサイズに依存します。大ロットではグラビア印刷が有利ですが、中小ロットではデジタル印刷でもコストメリットを出せます。近年、中小ロットの割合が増えていますので、HP Indigoの活躍する場面が多くなっています。

Q:他社デジタル機と比較したときのIndigoのメリットとデメリットを伺いたいです。

HP 小澤、柴崎
A: ラベル&パッケージ分野におけるメリットとしては、高い見当精度と印刷品質、紙やフィルムなど幅広い原反への対応性、多くのインキラインナップと最大7色搭載による多彩な表現力などが挙げられます。デメリットとしては、印刷速度が使用するインキの色数によって変化するため、色数が増えると速度が低下します。一方で生産性全体として考えた場合、印刷速度だけではなく準備時間を含めて考慮する必要があります。色合わせの効率化や高速なRIP処理、ダウンタイムの削減などを含め、トータルで考えるとHP Indigoの生産効率は非常に高いと考えています。お客様ごとに状況が異なりますので、ご興味がございましたら日本HPまでご連絡ください。

Q:プラスティック素材のパッケージは減少していくというご意見でしたが、環境負荷を下げるような素材は現状ありますか?

HP 小澤、柴崎
A: リサイクル素材や、生分解由来の原料を使用した素材を使用することで、環境負荷を下げることが出来ると考えています。これらの新しい素材に対して、HP Indigoでの印刷適性を確認したものをご紹介可能です。

Q:導入検討をしているものの、2社の話を聞いていると、デジタル後発組になってしまうことが不安です。

HP 小澤、柴崎
A: カスタマーサクセス部では、HP Indigoを新規導入されたお客様に対し、立ち上げ支援のプログラムを複数用意しており、ビジネス開発と、初期の製造効率化を支援しています。また、HP Indigoも常にアップグレードし続けていますので、いつ開始しても遅いという事はありません。また、HPではデジタルパウチファクトリーという概念を提唱しており、HP Indigoに最適化したラミネータ、スリッタ―、製袋機を、パートナー会社と協同で開発しています。少ない投資と、コンパクトな構成で軟包装ビジネスを開始することができますので、併せてご検討頂ければと思います。

Q:セキュリティ印刷についてトッパンインフォメディアさん以外の事例はありますか?

HP 小澤、柴崎
A: セキュリティという特性上、特に日本だと事例として開示されない傾向にあります。海外事例としては、フランスのMOTUL社の工業用オイルのボトルや、フィリピンの7Dマンゴー(ドライマンゴー)のパッケージにHP Indigoで印字されたセキュリティラベルが使用されています。この他にも海外事例が随時アップデートされていますので、ご興味がございましたら日本HPまでご連絡ください。

Q:特色のインクの話がありましたが、何種類ありますか?

HP 仲田、出口
A: 20種類以上ございます。色域を広げるためのインク、クリアなど加飾のためのインク、グラデーションを滑らかにするライトインク、インビジブルインクに代表される様な機能性インクといった様々な用途のインクが含まれます。こちらをご参照ください。

Q:デジタル主体での色合わせは、今後より一般的になっていきますでしょうか?(同人誌の業界に限らず)

HP 仲田、出口
A: 今後デジタル主体での色合わせは増えていくものと想像しますが、色合わせの主体(基準)が何になるかというところはお客様のデジタル導入の目的によって異なります。
アナログ印刷のお仕事をデジタル化したいといったう要望の場合は、ターゲットがアナログ印刷になりますし、アナログと関係なくデジタル特有のお仕事を行うためにデジタル機を導入するという場合であれば、デジタル特有のターゲットや業界標準に色を合わせることになります。
また、RGB出力に関しましては、ターゲットもRGB色域になります。

Q:CMYK4色のデータを6色印刷する場合、どの様にデータを変えるのでしょうか?専用のソフトなどあるのでしょうか?

HP 仲田、出口
A: パートナー製品にてCMYK 4色からCMYK 多色の変換を行うことが可能なソフトウェアがございます。
また、RGBデータから出力する際は、当社システムにて、RGBからCMYK+ビビッドピンク/ビビッドグリーンに変換し出力することが可能です。こちらもご参照ください。

概要

2022年11月24日から4日間に渡り開催されたIGAS2022。

このイベントをきっかけに私たち日本HPも多くのお客様やパートナーの皆さまからの声をいただきました。
そしてHP Indigoユーザーが日々努力しながらマーケットとビジネスを拡大した様子をユーザープレゼンテーションとして映像に収めてきました。

今回は、それらのお客様へのプレゼンテーションから、いくつかをピックアップし、分野別に整理。日本HPメンバーがその内容を詳しく解説しながら、セミナー参加者の方々へより役立つように落とし込んでいきます。経営層や事業企画を担当する方向け、ラベル&パッケージ分野に関わる方向け、商業印刷分野に携わる方向けの3つの分野に分け、より深い説明をしていきます。

1部、2部、3部、それぞれお聞きになりたいところだけ、あるいは最初からすべて通してのご参加、お客様の予定にあわせた形での参加をお待ちしております。

開催日時

   
第1部
二刀流やプラットフォーマーへの変革!事業そのものを根底から考える
15:00-15:55
第2部
ラベル&パッケージ分野におけるデジタル印刷発展方法
16:00-16:55
第3部
デジタルと共に生まれるRGB印刷を中心に広がる新しい商業印刷
17:00-18:00

第1部
二刀流やプラットフォーマーへの変革!事業そのものを根底から考える

こんな方におすすめ

・印刷会社、出版社の経営層の方々
・事業開発に興味のある皆様

開催日時

2023年1月18日(水) 15:00-15:55

視聴申込締切

2023年1月17日(火) 17:00

開催方法

オンライン開催

参加費用

無料

ゲスト

img
大和美術印刷株式会社
共同最高経営者 兼 代表取締役
篠田 直宏 氏
img
大洞印刷株式会社
専務取締役
大洞 広和 氏

第2部
ラベル&パッケージ分野におけるデジタル印刷発展方法

こんな方におすすめ

・ラベル・パッケージ・軟包装業界の方々
・デジタル印刷を推進する印刷会社、出版社の方々
・印刷会社、出版社に勤務するすべての方々

開催日時

2023年1月18日(水) 16:00-16:55

視聴申込締切

2023年1月17日(火) 17:00

開催方法

オンライン開催

参加費用

無料

ゲスト

img
凸版印刷株式会社
九州事業部 企画販促本部 販売促進部 販売促進チーム
南 浩紀 氏
img
株式会社トッパンインフォメディア 
事業企画本部 事業企画部 事業企画チーム 係長
柿沼 健一 氏

第3部
デジタルと共に生まれるRGB印刷を中心に広がる新しい商業印刷

こんな方におすすめ

・デジタル印刷を推進する印刷会社、出版社の方々
・印刷会社、出版社に勤務するすべての方々
・RGB印刷に関心をもつ方々

開催日時

2023年1月18日(水) 17:00-18:00

視聴申込締切

2023年1月17日(火) 17:00

開催方法

オンライン開催

参加費用

無料

ゲスト

img
株式会社マージネット
代表取締役
池田 朗 氏
img
株式会社クリエイト
WEB事業部 新規事業室室長
宮本 毬代 氏
WEB事業部 部長
高野 陽子 氏

ライブ番組配信(オンラインセミナー)は終了しました。
ご視聴いただきありがとうございました。

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