今や生活に欠かせない定番アイテムとなったワイヤレスイヤホン。
動画や音楽コンテンツの視聴、フィットネスジムでの運動時などにも便利ですよね。
また、コロナ禍を経て昨今ではリモート会議が増えたことから、プライベートだけでなくビジネス用途でもワイヤレスイヤホンを使う方も増えてきており、「プライベートにも仕事にも使えるワイヤレスイヤホン」の人気が高まりつつあります。
一方で、一口にワイヤレスイヤホンといっても高価で多機能なものから
安価でシンプルな機能なものまで多種多様な製品が販売されており、
購入時にどのような観点で選べばよいのか迷ってしまう方も少なくないと思います。
そんな方に是非注目いただきたいのが、「ノイズキャンセリング機能」。
特に仕事で使うことを考慮すると、自分の声以外の雑音が通話先の相手に届いてしまうことを防ぐ
ノイズキャンセリング機能が非常に重要になってきており、
お互いに気持ちよくリモート会議をするための”ビジネスマナー”になりつつあります。
この記事では、特にノイズキャンセリング機能に焦点を当てつつ、
平日はビジネスマン・週末は消費者である筆者の観点から、
最新の仕事でも使えるワイヤレスイヤホンの選び方とおすすめ製品を紹介していきます。
目 次
ワイヤレスイヤホンの種類
ワイヤレスイヤホンは、PCやスマートフォンなどの機器からイヤホンまでのケーブルをなくすことで煩わしさや物理的な制限からユーザーを解放し、快適な動画や音楽の視聴や会議への参加を可能にします。ワイヤレスイヤホンの種類としては、主に左右一体ワイヤレスイヤホンと完全ワイヤレスイヤホンがあります。
左右一体ワイヤレスイヤホン
左右一体ワイヤレスイヤホンとは、左右のイヤホンがネックバンドやケーブルで繋がれているワイヤレスイヤホンです。首にかけながら使用できるので、片方のイヤホンを落としてしまうリスクを減らすことができ、また使用しないときは首にかけておくこともできるので室内移動には便利です。一方で、外出時リュックや帽子に干渉したり、ランニングなどのスポーツ時には首周りに干渉するため、使い方によっては少しストレスがあるかもしれません
完全ワイヤレスイヤホン
完全ワイヤレスイヤホンは左右のイヤホンが完全に独立しており、ケーブルの煩わしさから解放された自由度やスマートさが大きな魅力です。スポーツや通勤時にも行動を制限されず快適に利用できるほか、充電ケースを使用しての持ち運びしやすさも大きな特長です。ビジネスの局面では、営業職や外出が多い方、毎日通勤している方などには、ストレスフリーな完全ワイヤレスイヤホンがおすすめです。
プライベート&ビジネス両用のワイヤレスイヤホンを選ぶ時のポイント
完全ワイヤレスイヤホンや左右一体ワイヤレスイヤホンの人気が高まるにつれ、形状や機能、価格が異なる多くのワイヤレスイヤホンが次々に販売されてきました。種類が非常に多いため、どのワイヤレスイヤホンを選んで良いのか迷ってしまう方も少なくないと思います。ここからは、平日はビジネスマンであり週末は消費者である筆者の観点から、プライベートとビジネスの両用使いに最も重視すべきPointをご紹介します。
ノイズキャンセリング
<ポイント>
- 自分の周囲のノイズが自分に聴こえないか?
- 自分の周囲のノイズが通話先の相手に聴こえないか?
ワイヤレスイヤホン使用時は、周囲がある程度騒がしい状態であってもイヤホンからの情報を聞き取る必要があるため、周りのノイズをシャットアウトすることが必要です。また、リモート会議など通話相手がいる環境では、自分の周囲のノイズが相手に聴こえないことも昨今では重要視されています。
そのような環境を実現するためのノイズキャンセリングテクノロジーをご紹介します。
ノイズキャンセリングとは、外部からの騒音や雑音を低減または排除する機能です。ノイズキャンセリング機能にもいくつか種類がありますが、まずは自分の周囲のノイズが自分自身に聴こえることを軽減するテクノロジーとして、アクティブノイズキャンセリング(ANC)やパッシブノイズキャンセリング、ハイブリッドノイズキャンセリングがあります。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)
アクティブノイズキャンセリング(ANC)は、外部の音を検出し、逆位相の音を生成して外部の音を相殺することでノイズを減少させる技術です。ヘッドフォン内のマイクが周囲の音をキャッチし、ヘッドフォン自体が逆位相の音を生成して外部のノイズを打ち消します。
パッシブノイズキャンセリング
パッシブノイズキャンセリングとは、ヘッドフォンの構造や素材によって物理的な方法で周囲の騒音を減少させるものです。
遮音性の高い素材や密閉型のデザインを採用することで、外部の音を遮断します。
ハイブリッドノイズキャンセリング
ハイブリッドノイズキャンセリングはANCとパッシブノイズキャンセリングを組み合わせたハイブリッド方式を採用し、より効果的なノイズキャンセリングを実現します。周囲の音が大きくなりがちな乗り物での移動中など環境や、集中して作業をしたいときに非常に便利です。
一方、リモート会議の普及に伴い近年高まっているのが、通話先の相手に自分の周囲のノイズが聴こえないようにしたい、というニーズです。これには、ソフトウェアノイズキャンセリングのテクノロジーが使われていることが多いです。
ソフトウェアノイズキャンセリング
高価格帯のイヤホンには2つ以上のマイクを搭載し、口元で集音した音とそれ以外のマイクで拾った音をソフトウェアが比較し、口元以外から発せらる音をノイズと判断しソフトウェア上でノイズキャンセルする技術です。マイクの数が多い程、またソフトウェアが正しく音を判断する性能があるほどノイズキャンセルが正しく稼働します。
コロナ禍でテレワークが広まり、コロナが明けてもリモート会議を継続している企業も多くなっていますが、例えばリモート会議相手の背後から聴こえるノイズによって会話がスムーズに進まないなど、リモート会議の音質に関するストレスを抱えている人も少なくありません。リモート会議の質が仕事やビジネスの成果にも直結する時代においては、お互いに気持ちよくリモート会議ができる環境を整えることは、もはや”ビジネスマナー”であると言うことができ、それに適したデバイスを選ぶ必要があります。
<ポイント>
- 必要な時には外音を聞くことができるか?
外音取り込み機能とは、周囲の音を意図的に取り込むことができる機能です。通勤中や外出先での安全性を高めるために便利で、一時的な会話や、周囲の交通音やアナウンスを聞き逃さずに、同時に音楽も楽しむことができます。取り込む外音の感度や音量を調整できる場合があるので、選ぶ際に考慮してみてください。
接続安定性
<ポイント>
- 音の途切れがないか?
- PC接続用のドングルが付属しているか?
- Bluetoothのバージョンは5.0以降か?
ワイヤレスイヤホンは電波の影響を受けるため、混線しやすい場所によっては音飛びの問題などが発生します。音楽再生中や会議中の音が途切れてしまうと、ストレスを感じたり重要な会話を聞き逃してしまうこともあるかもしれません。
PCとより安定した接続を実現したいのであれば、USBドングル付きの製品が最適です。使用する際も、USBで接続するだけの簡単セットアップのため、急なWeb会議でもすぐに対応可能です。
Bluetooth接続の場合は、Bluetoothのバージョンが5.0以降のワイヤレスイヤホンであれば接続が比較的安定する傾向にあります。
再生時間
<ポイント>
- ワイヤレスイヤホンの単体再生時間はどれくらいか?
- ケースでの充電を含めた総再生時間はどれくらいか?
ワイヤレスイヤホンを選ぶ上で、バッテリーの持続時間は重要な要素です。プライベート以外に仕事で使用する場合には途中でバッテリーが切れないように、単体での連続再生時間が4時間以上のものを選ぶことをおすすめします。仮にビジネス用途で使用する場合、9時から12時までの3時間、あるいは13時から17時までの4時間程度連続使用する可能性があるとして、少なくとも4時間以上の連続再生時間を持つデバイスをおすすめします。また、イヤホンケースでの充電を含めた総再生時間が長いことや急速充電に対応しているかどうかも大切な要素なので、長時間の外出や出張など、どのようなシーンでワイヤレスイヤホンを使用したいのかを想像してみると選ぶ時の基準になると思います。
音質
<ポイント>
- ドライバーサイズはどれくらいか?
イヤホンにはドライバーユニットという音声信号と磁石の力で振動板を動かして空気を動かし、音声信号を音に変換するパーツが搭載されています。このドライバーが大きいほど重低音を出しやすく臨場感や迫力あるサウンドを物理的に実現してくれます。イヤホンでは一般的に6mm以下を小口径、7-9mmを中口径、10mm以上を大口径に分類され、ゲーミング用途や迫力あるサウンドをお好みの方は10mm以上のドライバーをおすすめします。
Poly Voyager Free 60シリーズ
以上のポイントを踏まえ、我々HPがおすすめするのがPoly Voyager Free 60シリーズです。Poly Voyager Free
60シリーズは、プライベートだけでなくビジネス用途にも使える機能を持つ完全ワイヤレスイヤホンです。
Poly(旧Plantronics)は、1969年にアポロ11号が月面着陸後に歴史に残る第一声を伝えたヘッドセットを製造した音声テクノロジーカンパニーです。もちろんVoyager Free
60シリーズにも、Planttonicsから引き継がれた高い音声技術が集約されています。
月へ行ったテクノロジーを、会議や音楽再生でも体感してみませんか?
Poly Voyager Free 60 +
ハイブリッドノイズキャンセルとUSBドングル接続を備えたカラータッチスクリーン付の完全ワイヤレスイヤホンです。ビジネス用途に欠かせないハイブリッドANCとBluetoothまたはUSBドングルで2台同時接続、プライベート用途では10mmドライバーを搭載し迫力あるサウンドで仕事もプライベートも益々充実する一品です。
充電ケースから付属の3.5mmジャックで接続すると飛行機のエンタメをFree 60+でお楽しみ頂く事が可能なため、海外出張など長距離移動される方には特にFree 60+がおすすめです。
Poly Voyager Free 60
ハイブリッドノイズキャンセルとUSBドングル接続を備えた完全ワイヤレスイヤホンです。ビジネス用途に欠かせないハイブリッドANCとBluetoothまたはUSBドングルで2台同時接続、プライベート用途では10mmドライバーを搭載し迫力あるサウンドで仕事もプライベートも益々充実する一品です。Free 60+と比べカラータッチスクリーンと3.5mmジャック接続機能が無いためコストパフォーマンスに長けたモデルです。
進化し続けるPoly Voyager Freeシリーズ
Poly Voyagerシリーズ製品は定期的にファームウェアのバージョンアップデートを行っています。ファームウェアのバージョンを上げる事でANCとマイクノイズキャンセルの性能が上がります。Freeシリーズは片耳に3つのマイクを搭載し、口元から発せられる音と周囲から発せられる音を比較してソフトウェアでノイズをキャンセルしています。
このソフトウェアの性能が上がる=ノイズキャンセル性能が上がると言っても過言ではありません。今後も定期的な更新を予定しており、益々進化するPoly Voyagerシリーズをお楽しみください。
製品名 | Free 60 | Free 60+ | ||||
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製品写真 |
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価格 | クーポン適用で |
クーポン適用で |
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重さ | "イヤーバッズ (左/右) 5.8g 充電ケース 52.6g" |
"イヤーバッズ (左/右) 5.8g 充電ケース 80g" |
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アクティブノイズ キャンセリング (ANC)機能 |
ハイブリッド ANC | ハイブリッド ANC | ||||
ANC 調整可能段階 |
3段階 | 3段階 | ||||
耐水性 | IP54 | IP54 | ||||
同時接続 | 2台のデバイスに同時接続 8台までデバイスを記憶 |
2台のデバイスに同時接続 8台までデバイスを記憶 |
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Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 | xBluetooth 5.3 | ||||
通話時間 イヤホン単体 |
5.5時間 | 5.5時間 | ||||
充電ケース込みの 総通話時間 |
最大16.5時間 | 最大16.5時間 | ||||
充電時間 | フル充電時間2時間(コンセント) 3時間(チャージケース) 15分で約1時間の通話が可能 |
フル充電時間2時間(コンセント) 3時間(チャージケース) 15分で約1時間の通話が可能 |
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ワイヤレス充電対応 | あり | あり | ||||
交換イヤーチップの数 | S / M / L | S / M / L | ||||
デザインの特長 | 2色展開 | 2色展開 | ||||
Bluetoothドングルの 有無 |
なし | あり | ||||
タッチ液晶有無 | なし | あり | ||||
スピーカー ドライバーサイズ |
10mm | 10mm | ||||
紹介動画 | ホームページにあり | ホームページにあり | ||||
特徴 | トランスペアレンシー | トランスペアレンシー | ||||
メーカー保証 | 2年 | 2年 |
※スワイプで左右に移動します。
さいごに
今回は完全ワイヤレスイヤホンの選び方について、おすすめの観点と例を挙げてきました。
機能に関して、それぞれのワイヤレスイヤホンの特徴を理解して、自分の仕事やプライベートスタイルに合ったワイヤレスイヤホンを選んで、さらに仕事を効率的にしていきましょう。
どの製品を選んだらよいかわからない、不安があるという方はお気軽にお問い合わせください。