掲載日:2022/09/26

HP Client Security Managerと統合した新HP Wolf Securityコンソールのご紹介

新しいHP Wolf Securityコンソールのご紹介

HP Wolf Securityコンソールの外観が刷新されて新しい見た目になりました。今回の更新では見た目の変更だけでなく、HP Client Security Managerとの統合も実施され、新しいHP Wolf SecurityコンソールではHP Sure RecoverやHP Sure Runの設定もできるようになりました。HP Wolf Security for BusinessまたはHP Wolf Pro Securityの設定を単一のコンソールで行えることで、使いやすくなりました。

図1.新しいHP Wolf Securityコンソール (HP Wolf Security for Businessの場合) 図1.新しいHP Wolf Securityコンソール (HP Wolf Security for Businessの場合)

 

新しいHP Wolf Securityコンソールは、無償版のHP Wolf Security for Business、有償版のHP Wolf Pro Security EditionおよびHP Wolf Pro Security で利用できます。HP Security Update Service*を通じてHPのクラウドから自動更新されることで、お使いのPCに既存の従来型のHP Wolf Securityコンソールが新しいHP Wolf Securityコンソールに置き換わります。

 

*HP Security Update ServiceとはHPのセキュリティソフトウェアの自動更新やインストールを行うためのサービスで、HP Wolf Security for Business(HP Wolf Pro Security Editionを含む)、HP Wolf Pro Security、HP Client Security Managerなどをインストールする際に同時にインストールされます。

 

主要な設定 画面

「マルウェアからの保護」ではディープラーニングAIを利用して既知および未知の脅威からPCを保護するHP Sure Sense(またはHP Sure Sense Pro)の設定を行うことができます。機能の有効化・無効化、およびスキャン対象からの除外を行うことができます。

図2.新しいHP Wolf Securityコンソール - 設定 - マルウェアからの保護 図2.新しいHP Wolf Securityコンソール - 設定 - マルウェアからの保護

 

「脅威の封じ込め」では隔離によるマルウェア封じ込めでPCをマルウェア感染から保護するHP Sure Cllick(またはHP Sure Click Pro)の設定を行うことができます。機能の有効化・無効化、再初期化、およびライブビュー(隔離されて実行されているアプリケーションの確認画面)を開くことができます。

図3.新しいHP Wolf Securityコンソール - 設定 - 脅威の封じ込め 図3.新しいHP Wolf Securityコンソール - 設定 - 脅威の封じ込め

 

「証明情報の保護」はHP Wolf Pro Security EditionまたはHP Wolf Pro Securityで利用可能な機能です。認証情報保護(アイデンティティ保護)とも呼ばれます。偽のWebサイト上でパスワードを入力させようとするフィッシング攻撃をブロックします。機能の有効化・無効化を行うことができます。

図4.新しいHP Wolf Securityコンソール - 設定 - 証明情報の保護 図4.新しいHP Wolf Securityコンソール - 設定 - 証明情報の保護

 

「OSレジリエンス」はPCにHP Sure Recoverがインストールされている場合に利用可能な機能です。HP Sure Recoverの設定内容の詳細はこのBlog記事を参照してください。

図5.新しいHP Wolf Securityコンソール - 設定 - OSレジリエンス 図5.新しいHP Wolf Securityコンソール - 設定 - OSレジリエンス

 

「アプリケーションの持続性」はPCにHP Sure Runがインストールされている場合に利用可能な機能です。HP Sure Runの設定の詳細はこのBlog記事を参照してください。HP Sure Run Gen5の新しい設定として、「永続化を有効にする」をOnにすると監視対象のアプリケーションがアンインストールされた場合、HP Sure Runが自動的にソフトウェアを再インストールします。監視するアプリケーションの表示がHP Wolf Secuity for Bisinessとなっていますが、HP Wolf Pro Security EditionやHP Wolf Pro Securityを使用している場合もHP Sure Runによって保護されます。

図6.新しいHP Wolf Securityコンソール - 設定 - アプリケーションの持続性 図6.新しいHP Wolf Securityコンソール - 設定 - アプリケーションの持続性

 

 

アプリと機能の表示

HP Wolf Securityコンソールが更新されると、新しいアプリとしてHP Wolf Security - ConsoleがWindowsのアプリと機能に追加されます。HP Client Security Managerがインストールされていた場合にはHP Client Security ManagerがHP Wolf Security - Consoleに置き換わります。

図7.HP Wolf Securityコンソール更新後のアプリと機能の画面 図7.HP Wolf Securityコンソール更新後のアプリと機能の画面

 

Author : 日本HP

HP WOLF SECURITY

Emotetにお悩みの方
(無料試用キャンペーン)