2020.06.03
コロナウイルスの影響で事業のテレワーク化が加速し、仕事環境が大きく変わりつつあります。
在宅勤務になった女性の中には、メイクをどうするかで悩まれている方もいるでしょう。
テレビ会議があったとしても、その時間が短いとなおさら身だしなみを整えるのが面倒に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は在宅勤務をしている女性の方に向けて、テレビ会議のためにメイクをするべき理由とメイク方法、そしてメイクいらずでテレワークができる便利なアプリについて解説していきます。
※本記事は2020年5月時点の情報をもとに執筆されたものです。制度・各種ツール/サービスはアップデートされている可能性がございますのでご了承ください。
コロナウイルスの影響で、リモートワークを始める企業が増えています。
在宅勤務が初めてだという方にとっては、今まで当たり前だった環境が変わり対応に追われているかもしれません。在宅勤務といっても多くの方は、テレビ会議などで社内外の人と打合せをする機会があるでしょう。そんな時、直接顔を合わせるわけではないので、メイクをしなくてもいいと考える方もいるのではないでしょうか。
ここでは、在宅勤務でテレビ会議に参加するのにメイクをするメリットとメイクのポイントについて紹介します。
2020年3月に花王株式会社が、在宅勤務をしたことがある20~50代の一般女性に行ったアンケートによると、59.8%の人が出社時と比べて「軽めにメイクをする」又は「全くメイクをしない」と答えています。しかし、そのうち「全くしない」と答えた方は24.3%と全体の4分の1程度になっており、少しでも化粧をしている人の方が多数派であることがわかります。
綺麗に見られたい・周りの目が気になるといった理由でメイクをする方も多いですが、実はそれ以外の理由でメイクをしている方もいます。テレビ会議は相手の端末環境により暗く見えてしまう可能性があるので、メイクをして印象が良くなるよう調整する必要があるのです。カメラのクオリティや通信状況によって顔がどれだけはっきり見えるかが変わるので、ミーティング前にカメラの調子を見ながらメイクするとよいでしょう。
メイクにはオンオフを切り替えられるメリットもあります。在宅勤務の場合外に出ないため、仕事とプライベートの切り分けが難しいです。
例えば、休みの日にパジャマから着替えずに1日だらけてしまったという経験をされた方もいるのではないでしょうか。何かしら変化が起きないと切り替えが難しいので、着替えやメイクをするだけでも仕事モードへとスイッチを入れ替えられます。
参考文献「注目の「テレワーク」在宅勤務時のメイク実態は?Web会議にも対応できるメイクをご紹介」
気持ちを切り替える・印象をよくするなど、在宅勤務でもメイクは重要だと触れました。
では、具体的にどのようなメイクをしたらよいのでしょうか。
・ベースメイク
ベースメイクをする際のおすすめカラーは、ピンクやパープル系です。カメラに映ったときに、顔色がよく見えます。また、特に目の下や額・鼻・顎などといった顔の凹凸部分がはっきりするように集中的にメイクしましょう。特に目の下は疲れなどの印象を与えやすいので、注意が必要です。
・チーク
普段の対面でのメイクでもそうですが、チークがないと不健康な印象を与えてしまう可能性があります。血色がよく見える、レッド系やコーラルピンクのチークを取り入れると良いでしょう。
・リップ
リップも塗ったほうが血色がよく見え、元気な印象を与えれます。全体的に薄くメイクをしているのであれば、リップは色付きを選びましょう。赤やピンクなど、血色がよく見える色がおすすめです。
・アイメイク
在宅勤務のメイクは普段より軽めにする方も多いでしょう。その場合は眉毛の引きすぎには注意が必要です。周りのメイクが薄いのに眉毛だけ濃くすると、全体のバランスが崩れてしまいます。
在宅でもメイクをすることのメリットについてお伝えしてきましたが、1日家で仕事をするなら、化粧はせずに肌を休めたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのがバーチャルメイクです。
バーチャルメイクとは、WEB上に映っている自分の顔にメイクをすることです。最近はスマートフォンのカメラなどでも美肌補正ができるなど、より美しく見えるように加工する技術が手軽に使えるようになりました。バーチャルメイクもそれに近いもので、わざわざメイクをしなくてもAIが自動でメイクをしてくれます。
一般的に美しく見せるようなメイクだけではなく、顔の形を変えるメイクや、マスクをかぶったようなメイクなど、導入するアプリによって様々なメイクが可能です。フェイスラインを変えることができるのはメイクに時間がかかる人にとってはかなりありがたい機能です。社外の人と話すときには使いづらいですが、社内の軽いミーティングぐらいであればリラックスして望めるでしょう。
バーチャルメイクのメリットは、何といっても会議のためだけにメイクをする必要がないということです。企業によっては毎日顔出ししなくていい場合や朝礼のみの顔出し等、ほんの短時間しか顔を合わせない方もいるでしょう。そんな短時間のために毎回メイクをするのは手間になります。
バーチャルメイクの機能には美しく見えるように自動補正してくるれるものもあり、自分でメイクをするより印象を良くしてくれる場合もあります。リモートだからこそ楽しめる普段と違うメイクもバーチャルメイクの魅力といえます。
ここではテレビ会議ツールと併用できる便利なメイクアプリを紹介します。
・parfect cam
このアプリでは、AIが環境を判断し自動でビジネスに最適なメイクを仕上げてくれます。また、顔追跡機能を持つAR技術により常に最適なメイクが仕上がります。プリセットの中からお気に入りのメイクを設定すれば簡単にメイクが可能で、もちろんお好みのメイクスタイルも登録できます。長期割引などもあるので、リモートワークが長期間と決まっている方は長期プランがおすすめです。
参考文献「PerfectCam-AI 技術のビデオプラグインで見た目をビジネスライクに最適化」
・資生堂 TeleBeauty
資生堂と日本マイクロソフトが共同で制作したTeleBeautyは、4種類のパターンメイクをワンクリックで適応させることが可能です。カメラの性能や環境によって血色が悪く見えるのを避ける「顔の明るさと色の補正」や、毛穴・シワ・クマなどを自然に隠す「肌のテクスチャの補正」といった機能があります。また、目元や口元の濃淡を調整することも可能です。
参考文献「資生堂、オンライン会議時の自動メークアプリ「TeleBeauty(テレビューティー)」を開発」
・Snap Camera
Snap Cameraは上記の2つのように自然なメイクをしてくれるわけではありません。ハートを浮かべたり、顔を横に伸ばしたような変顔・ゲームのキャラクターのような風貌に変化させるといった一風変わったバーチャルメイクです。顔自体が大きく変わってしまうため、メイクしているかどうかは全く気になりません。社内での小規模ミーティングなどカジュアルな場面で使うのにおすすめです。
参考文献「Snap Camera – Snap Camera」
在宅勤務の場合、メイクをしなくてもいいと考える方もいるでしょう。もちろん必ずしもしなくてはいけないわけではありませんが、メイクには印象が良くなったり、オンオフが切り換えやすくなるといったメリットがあります。
それでもやはりメイクが面倒だと思う方は、バーチャルメイクを利用しましょう。自動で印象をよくしてくれるので便利なツールです。
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