新型コロナウイルスの蔓延を機にした「不要不急の外出自粛」や「#stayhome」により、人とのコミュニケーションが格段に減った方は多いのではないでしょうか。加えてテレワークとなると、一人暮らしの方は誰とも会話をしない日もあるでしょう。
飲み会が好きな方は、そもそも飲みに行くことができない辛さや、コミュニケーション不足から気分が滅入る方もいるはずです。

そこで現在、話題になっている「リモート飲み会」の実態や必要なツールをご紹介します。

・お金がかからない
通常の飲み会なら出費が3,000～5,000円程度かかることがほとんどですが、自分が必要な分だけ買いそろえればよいので安くすませることができます。

・ながら作業ができる
たとえば飲み会でスマホをずっと触っていると、周りからの印象は良くありません。
しかしリモート飲み会では、スマホはもちろん、テレビを見るもよし、パソコンで作業をするもよし、と「ながら作業」ができる気軽さがあります。
例えば子育て中でなかなか飲み会に参加できなかった方でも、少し席を外して子どもの面倒を見ながら参加することが出来ます。

・食べ物飲み物自由
自分の好きな食べ物や飲み物を買えばよいので、嫌いな食べ物がテーブルに並ぶことはありません。また、ダイエットのために食事制限をしている方や、できるだけ多く野菜を食べたいと思っている方も、自分の自由に食べ物を選ぶことができます。

・タバコの配慮をしなくていい
2020年4月から「改正健康増進法」で飲食店での喫煙が基本的に禁止となりました。
しかし対象外となる店舗もあり、非喫煙者・喫煙者ともにお店選びが悩ましくなることもあるでしょう。
自宅での飲み会なら、各人の状況に合わせて自由にできるため、お店選びや受動喫煙に関して気に病む必要はありません。

・自宅だから帰りの時間を気にしなくて済む
リモート飲み会のなかでも最も大きなメリットの1つではないでしょうか。
普段の飲み会の場合、終電が1つのタイムリミットになります。
しかしリモート飲み会なら自宅で飲めるため、終電がなくなったからと歩いて帰ることも、タクシーを呼ぶ必要もありません。

またリモート飲み会の特徴に、開始時間を決めつつも途中参加や途中退出を自由にしていることが多いです。
そのため飲み会に行きづらい子育て中の方や、終電が早い方も気にせずに楽しむことができます。

・通信環境に影響される
リモート飲み会では通話サービスを利用しなければなりません。
そのため通信環境が安定していないと、音声が聞こえない、映像が見られないなどの不具合が生じます。
会話が途切れ途切れになってしまったり、自分の声がうまく伝わらないと飲み会を十分に楽しめなくなるため、事前にネット環境を整えましょう。

・おひらきのタイミング難しい
オンライン環境でいつでも退出ができる分、反対におひらきのタイミングを作らなければなりません。普段だと「終電」が一つのタイミングになりますが、リモート飲み会はいつまでも続けられます。
そのためダラダラと続けてしまって、翌日の朝になることも。
とりあえずのおひらきの時間を決めておくと、解散もしやすくなります。

・飲みすぎてしまう
リモート飲み会は自宅での安心感もあって、つい飲みすぎてしまうことがあります。そうならないように自分でコントロールすることが大切です。翌日に仕事ある方は特に飲みすぎを控え、お酒の量は調整しましょう。
また普段の飲み会にも当てはまりますが、酔ってくると口を滑らせて失言してしまうことも。
リモート飲み会は直接顔を合わせていないため、軽い発言が出やすくなるので注意が必要です。

・LINE
国内で最も利用されているコミュニケーションツールであるLINE。いまやLINEを利用していない人を見つける方が難しいのではないでしょうか。また、ビデオ通話でもなんと最大200人まで同時接続が可能です。
またフィルターやエフェクトで加工もできるというユニークな機能があることも特徴です。

・Skype
オンラインミーティングの先駆者とも言えるSkype。
Skypeは最大接続可能人数が25人と、LINEや次に紹介するZOOMと比較すると、参加できる人数が限られます。しかし通話時間に制限がないことが特徴です。

・Zoom
Zoomは無料アカウントでも、最大100名まで、40分を上限に通話が可能。
画面共有やチャット、リアクションなど豊富な機能があり、企業がテレワーク中のコミュニケーションツールとして重宝しています。
またホスト以外アカウントを作成する必要もなく、アプリをダウンロードする必要もありません。気軽に使えて、大人数でも接続が安定しているという高機能なツールなのです。
有料アカウントにすれば時間も無制限で、時間を気にせずリモート飲み会を楽しむことができます。