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Windows11 HPはビジネスにWindows11 Pro をお勧めします

2022.06.30

Windows11への移行はすぐそこに!緊急アンケートで分かった真実とは?

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ハイブリッドワーク時代を見据え、リモートワーク時の生産性向上やセキュリティが大幅に向上した「Windows11」。このOSに期待を寄せている企業も多く、すでに移行準備のための検証や、早期の移行を実現しているケースも増加しています。そこでHPは2022年6月に自社アンケートを実施。実際の移行状況やWindows11に対するご意見などを集計しました。それではさっそくその結果を見ていきましょう。

アンケート結果から見えてくるもの

問1 企業規模と業種

今回のアンケートの集計は回答者250名のデータを集計したものを使用しています。また、アンケート回答者の企業規模と業種では、3000名以上の企業、業種としては製造業者が一番多い結果となりました。そのほか、業種では情報通信業、サービス業、卸売小売業と続いています。

問2 Windows11 ProやEnterprise版を導入されていますか?

続いてWindows11の導入について伺ったところ、もっとも多かった回答は「IT部門などで検証している段階」という回答でした。この回答に45%の票が集まっており、「導入済み」「徐々に導入を開始している」を合わせると、約52%の企業がなんらかの形でWindows11に対して移行を進めていることが分かりました。

一方で「まだ検証もしていない」「導入予定がない」という企業も約48%残っている点にも注目する必要があります。

問3 Windows10のサポート期限となる2025年10 月までまだ時間がありますが、今のような早いタイミングで Windows 11 の検証作業や導入をされている背景をお答えください。(複数回答可)

次の質問では導入を始めた理由について伺いました。それに対する回答でもっとも多かったのは、新しいOS環境で正常に動かないアプリケーション/周辺機器への備えというものでした。この答えが全体の約半数となることからも、みなさんがWindows11移行時の環境整備に注目されていることが分かります。

次いで多いのが、組織全体のPC入れ替え予定に合わせてWindows11を採用したという回答などが上がりました。

そのほか、自由回答もあったので少しだけピックアップしておきます。

  • ・「Windows Update for Businessを利用しているため、従業員の環境がどんどんWindows11になってしまう。そのため、IT部門が先行して導入しておく必要があった」
  • ・「すでにWindows10プリインストールモデルの提供は終了し、これから入手できるのはダウングレード OS版のみになった。その提供もいつ終わるかわからないので、メーカーの数やPCの入手のしやすさを考えると、Windows11を早い段階で検証するに越したことはない」
  • ・「提案用にWindows11環境で自社製品の動作確認をしておく必要があったため、早めに導入したいという社員が多かった。」

問4 Windows11を導入しているPCの端末タイプをお選びください(複数回答可)

この質問では圧倒的にノートPCが多い結果となりました。コロナ禍以降も引き続き在宅ワークやハイブリッドワークを推進する動きが続くと予想されるため、この結果は現在のビジネス環境を反映しているといえます。

問5 PCの調達方針で最も近いものをお選びください。

ここでは調達方針と調達の形態についてご質問しました。最も多かったのは特定メーカーの特定機種を選定する例で、リース・レンタルの方が多い結果となりました。

問6 Windows PC の展開・運用・管理についてのお困りごとについて当てはまるものをお選びください(複数回答可)

次の質問はWindows11に限らず、Windows PCの運用管理について困っていることを伺いました。その結果、OSの更新管理や工数に関して課題感が最も大きいことが浮き彫りとなり、改めて企業のあるいは情報システム部にとってWindows アップデートが大きな負担となっていることが分かりました。次いでOSのキッティングと初期設定に不安を抱える企業が多く、この作業はコスト面でも大きな負担となっているようです。

そのほか、自由回答もあったので少しだけピックアップしておきます。

  • ・「在宅ワークをしている従業員のWindowsアップデートがうまくいかないケースがあり、サポートコストがあがっている」
  • ・「昨今の半導体不足の影響で納期がすごくかかる。また、円安の影響で調達価格が上昇するのが確実」

ETC

問7 Windows OS の展開・更新・管理ツールで導入したことがあるものについて、当てはまるものをお選びください(複数回答可)

こちらの質問は問7と関連して、企業や情報システム部への負担が大きいWindowsアップデートやソフトウェアの導入に際して使うためのツールについて伺いました。その結果人気は「WSUS(Windows Server Update Services)」、「AD(Active Directory)」、「Microsoft365」という結果となりました。

問8 Windows OS の展開・更新・管理ツールで導入する予定があるものについて、当てはまるものをお選びください(複数回答可)

続いての質問はWindows11移行に関して同じく使う予定のツールについて尋ねてみました。その結果、「WSUS」「Microsoft365」は変わらずですが、「AD」を抑えて「Azure AD」を利用したいというケースが増えています。現時点でクラウド化が進んでいる企業が増えているからかも知れませんが、面白い結果だと思います。

問9 Windows10 と Windows11 を比較して Windows11 に期待するポイントを教えてください(複数回答可)

続いての質問はWindows11に期待するところを伺っています。最も多いのはセキュリティに関する部分で、マルウェア、特にランサムウェアがファームウェアを狙い始めているところからもその部分を強化できるOSであることが認知されているのも理由の一つだと思います。また、先ほども苦戦されている方が多かったWindowsアップデートの頻度が下がることや管理方法が変わらないところにも期待されている方が多いのが印象的です。

また、GUIの良さやクラウドサービスとの連携の良さにも期待が掛かっているようです。クラウドサービスの場合はMicrosoft365やTeamsといったツールになると思いますが、コラボレーション機能に注目されている企業が多いことが要因でしょう。

問10 Windows11 への移行にあたり一番大きな課題はなんでしょうか(複数回答可)

最後の質問はWindows11への移行の際にもっとも気にしている課題についてお聞きしました。圧倒的に多かったのはやはりアプリケーションの互換性です。これに関しては不安が大きいのはとてもよく分かります。Windows11はWindows10と親和性の高いOSですから、きちんと検証しておけば問題はないと思いますが、それでも実際の環境で使うまでは心配というのは理解できます。

続いて周辺機器との互換性となっており、こちらに関してもアプリケーションと同じような不安感があることが分かります。また、従業員に対する再教育に課題感を覚える企業も多いようですが、一方で後ほど紹介する事例ではほとんど心配ないという声もありますので、検証を始めてみればその不安は軽減されるのかも知れません。

そのほか、自由回答もあったので少しだけピックアップしておきます。

  • ・「Windows10で最終バージョンと聞いていたので、検証工数の確保が難しく困っている」
  • ・「従業員向けのマニュアルやFAQの再整備が必要で、それが結構手間」
  • ・「Windows11はEnterpriseでも管理がProとほぼ変わらないのは好感ETC」

ETC

以上、アンケート結果をご紹介しました。Windows10のサポート終了まで最大であと3年となりました。Windows11への移行は待ったなしの状態ですので、積極的な理由がない限り、早めの初動が大切になってくると思います。サポート切れ直前で慌てないように、余裕を持って備えるようにしてください。

それでは最後にアンケート以外にも実際にWindows11への移行を始めている企業にインタビューしていたので、いくつかの事例を簡単にご紹介しておきたいと思います。ぜひご参考になさってください。

Windows11移行に積極的な企業へのインタビューをショートレビューで紹介!

製造業A社

弊社は約800台のクライアントPCがあり、4年リースで毎年200台ずつ入れ替えをしています。そのパターンでいくと、2025年までにWindows11に入れ替えておくには、昨年から導入していないと間に合わない計算です。そこで、先陣を切る形で我々情報システム部を始め、リテラシーが高めの部署から導入を開始しました。

UIに関してWindows10と似ていますし、業務アプリを入れても動作しているので、今のところトラブルはまったく発生していません。ただし、製造部門や開発部門では特殊なソフトウェアを使うため、そのための検証も並行して開始しているところです。

Windows11には新機能として音声認識機能があり、高性能だと聞いて私たちも他社とのWeb会議などで試したことがあります。しかし、私たちの拠点は地方にあるため、会話でのやり取りに方言が混ざるため思ったような翻訳にはならないようです。関東近郊の方々とのWeb会議ではそれなりの品質だったので、この辺は仕方ないかなと思っています。

SIerB社

弊社ではIT機器の販売、サポート、メンテナンスも業務の一環としているため、Windows11の自社導入はいち早く進めてノウハウを貯めなくてはいけませんでした。まずはデスクトップPC、ノートPCをそれぞれ1台ずつ導入し、検証を始めるところからのスタートし、現在では半数以上のクライアントPCがWindows11となっています。

検証をしみたところ、ソフトウェアに関してはWindows10で使用していたものはほとんど動作することを確認しました。ただし、周辺機器のドライバに関してはいくつかトラブルが発生したので、その辺は周辺機器ベンダーの対応に期待したいと思います。

コラボレーション機能が拡張されましたが、私たちの身近でもTeamsの利用率が格段に上昇しているため、トレンドとして意識しています。Windows11ではタスクバーと統合されるなど、実際にとても使いやすくなっており、コラボレーション機能はすべてこちらに移行させても良いとさえ感じています。弊社としても今後はWindows11を売っていくことになるので、Microsoft社を始め、各PCベンダーには製品を売りやすい状況を作っていただきたいと思っています。

製造業C社

弊社ではコロナ禍を受けて在宅ワークが多くなったのをきっかけに1000台規模のクライアントPCをすべてノートPCへ移行したばかりです。特にWindows11への移行を早めることは考えていませんでしたが、新機能として気になるものがいくつかあったので、どうせ新しい環境にいつかは移らないといけないということもあり、試験的に導入してみようということになりました。

実際にWindows11に触れてみたところ、GUIが使いやすいという部分と新機能ではRPAの「Power Automate Desktop」が特に気に入りました。ただし、セキュリティや自社システムとの互換性に関しては引き続き慎重な検証が必要だと感じています。特に自社システムの課題として設計が古いことや、Internet Explorerへの依存度が高いのが大きな問題で、これをまず解決したいと考えています。

先ほども触れたように、今自社で用意してあるクライアントPCは現時点でほぼ最新スペックということもあり、Windows11の要件を満たしているためハードウェア的な不安はありません。残された時間で課題を解決し、早期の移行が実現できるよう努力したいと思います。

製造・システム開発業D社

弊社ではファットのシンクライアントを利用しているため、リモートデスクトップ経由でのクライアントPCの運用をしています。そのため、OSへの依存度が低く、各PCベンダーがWindows11搭載製品を市場に投入してきた段階で、弊社で新規導入するPCもWindows11へと少しずつシフトしています。

早期にWindows11へと移行した社員に関しても特に大きな問題はおきていません。Windowsだけでなく、部署によってはMacを必要とするところあるため、社内では各自がPCのライフサイクルを管理しながら3~5年程度でPCの更新を行っています。ですから、Windowsを利用している社員に関しては、問題なく期限内にWindows11への移行が完了すると考えています。

弊社で開発している製品の中にはワークステーションとセットで販売していることもあるためWindows11に関しては積極的にアピールする立場でもあります。現状ではダウングレードモデルを選択する顧客が多いですが、Windows11のメリットが理解されてくるにしたがい、標準搭載モデルの人気も高まってくると考えています。

コンサル業E社

2023年にグループ再編があり大規模なシステム移行を控える中、これまでのデスクトップPCメインだったクライアント環境をフリーアドレス化も採用することもあって、すべてノートPCに移行することが決定しています。そのタイミングでWindows11への移行を進めるのが理想的なので、現在は情報システム部に試験導入をして検証を続けています。

OA系および業務アプリケーション系では今のところまったく問題なく動作していますが、セキュリティソフトで一部挙動が不安定なところがあるので調査中です。すべての検証が終わっているわけではないので結論はまだ見えませんが、少なくともWindows7からWindows10へ移行したときの時のような恐怖感はありません。今回のWindows11に関してはWindows10とほとんど変わらない印象なのでクライアントも違和感なく移行できると考えます。

新機能に関してまだすべてを試していませんが、音声認識には非常に期待しています。議事録が必要な業務があり、若手が担当することになっているため負担が大きいという意見があります。音声認識機能が優秀なのでうまく使いこなしてくれれば、若手が本来の業務に没頭できるようになると思っています。Windows11の機能がDX促進に一役買ってくれるとうれしいですね。

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