Windows 11 のネットワーク設定方法は?ファイル共有方法と注意点
2026-03-31
Windows 11 のネットワーク設定は、インターネットを利用したり社内でファイルを共有したりするために必要な設定です。一般的には「コントロールパネル」から進めます。本記事では、Windows 11 におけるネットワーク設定のやり方やプロファイルの種類、うまく設定できないときの対処法などについて紹介します。
1.Windows 11 のネットワーク設定方法
Windows 11 のネットワーク設定は「コントロールパネル」から行います。
- コントロールパネルを開く
-
「ネットワークの状態とタスクの表示」をクリック
-
画面左側にある「アダプターの設定の変更」を選ぶ
-
接続されている SSID のネットワークアイコンを右クリック、「プロパティ」を選択
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「インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)」にチェックを入れ、「プロパティ」をクリック
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「IP アドレスを自動的に取得する(O)」「DNS サーバーのアドレスを自動的に取得する(B)」を選択した状態で「OK」をクリック
- 「イーサネットのプロパティ」の画面に戻ったら「OK」を選択
- 「ネットワーク接続」の画面に戻ったら完了
2.Windows 11 のネットワーク設定におけるプロファイルの種類
Windows 11 のネットワークプロファイルには、「パブリック」と「プライベート」の2種類があります。接続先ネットワークの信頼度に合わせて、セキュリティと共有設定を自動管理します。設定の変更方法は以下のとおりです。
- 設定画面の「ネットワークとインターネット」から、接続している Wi-Fi かイーサネットをクリック
- プロパティが表示されるため、「ネットワークプロファイルの種類」で「パブリックネットワーク/プライベートネットワーク」を選択
2-1.プライベートネットワーク
Windows 11 のプライベートネットワークは、自宅や社内など信頼できる環境で使用する場合に選択されるネットワーク設定です。同じネットワーク内にある他のデバイスからパソコンを検出・共有(プリンターやファイル共有)できるようにし、利便性を高めます。セキュリティはもう一つのパブリックネットワークより低いため、外出先での利用は推奨されません。
2-2.パブリックネットワーク
パブリックネットワークは、カフェや空港のフリー Wi-Fi など、不特定多数が利用する環境において、セキュリティを強化するためのネットワーク設定です。パソコンはネットワーク上の他のデバイスから非表示になり、ファイルとプリンターの共有に使用できなくなります。
Windows 11 では、外部ネットワーク接続時にこの設定が推奨されており、多くは自動的に適用されます。
3.Windows 11 のネットワーク設定ができないときの対処法
紹介した方法でも、なかなかインターネット接続ができないケースもあります。Windows 11 のネットワーク設定において正常に接続できないときの対処法について紹介します。
3-1. 機内モードになっていないか確認する
ネットワーク設定ができない場合、意図せず機内モードが有効になっている可能性があります。機内モードが有効になっていると、Wi-Fi やモバイル通信などすべてのワイヤレス接続が無効化されるため、ネットワークに接続できません。
以下の手順で機内モードの状態を確認し、必要に応じて無効化しましょう。
- タスクバー右端の通知アイコンをクリック
- クイック設定パネルが表示されるので、「機内モード」のアイコンを確認
- 機内モードがオン(青色で表示)になっている場合は、クリックしてオフにする
機内モードを無効にした後、数秒待ってからネットワーク接続を試してください。
3-2. 高速スタートアップを無効にして再起動する
ネットワーク設定がうまくいかない場合、高速スタートアップ機能が原因となっている可能性があります。高速スタートアップは起動を高速化する機能ですが、ネットワークドライバーの読み込みに影響を与える場合があります。
以下の手順で無効化を行ってください。
-
コントロールパネルを開き、「ハードウェアとサウンド」をクリック
-
「電源オプション」を選択
-
左側にある「電源ボタンの動作の選択」を選ぶ
-
「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
-
「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外し、「変更の保存」をクリック
設定変更後は、パソコンを完全にシャットダウンしてから再起動します。この操作により、ネットワーク関連のドライバーが正常に読み込まれ、接続問題が解決する場合があります。
3-3. 放電する
ネットワーク接続の不具合が解消されない場合は、パソコン本体に溜まった電気を放電すると改善する可能性があります。内蔵バッテリー搭載パソコンの場合の手順は、以下のとおりです。
- パソコンの電源を長押しして強制終了
- ACアダプターを抜き、周辺機器(マウスやUSBメモリー)をすべて外す
- 電源ボタンを10〜15秒間押し続ける
- 数分放置してからACアダプターを接続し直し、電源を入れる
バッテリーが取り外せるパソコンの場合は、バッテリーを取り外した後、ACアダプターや周辺機器を外します。数分放置してから、再度バッテリーを装着して電源を入れましょう。
3-4.モデムやルーターなど接続機器の設定を確認する
インターネットへの接続ができない原因として、パソコンの問題ではなく接続機器の接続不具合が原因となるケースもあります。そこで、モデムやルーターなどの接続機器の電源を入れ直してみましょう。
それでも解決しない場合には、接続機器の接続設定を確認して正常な状態であるかチェックします。モデムやルーターの設定に関してわからない点がある場合には、契約先のプロバイダーに問い合わせをするのがおすすめです。
3-5. IPアドレスを確認する
ネットワーク接続に問題がある場合、IPアドレスが正しく割り当てられているかを確認することが重要です。以下の手順でIPアドレスを確認できます。
-
コントロールパネルを開き、「ネットワークとインターネット」をクリック
-
「ネットワークと共有センター」を選択
- 左側にある「アダプターの設定の変更」を選ぶ
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確認したいネットワークを右クリックし、「状態」をクリック
- 「詳細」ボタンをクリックすると、IPアドレス、サブネットマスク、DNSサーバーのアドレスなどが表示される
IPアドレスが「169.254.x.x」で始まる場合は、正常にIPアドレスが取得できていない状態です。この場合は、ルーターの再起動やネットワークアダプターのリセットを試しましょう。
3-6. Microsoft Edge 以外のブラウザを開いてみる
Windows 11 でネットワーク接続に問題がある場合、Microsoft Edge 以外のブラウザでインターネット接続を試してみると、問題の切り分けができます。特定のブラウザのみが接続できない場合は、ブラウザの設定などが原因である可能性があります。その場合は、閲覧情報を削除する、設定を初期状態に戻すなどを行いましょう。
3-7.ウイルス対策などを一旦無効にする
ウイルス対策のセキュリティ設定によっては、その制限によって不具合が生じている可能性も考えられます。そこで、一旦無効にする方法も試してみましょう。
ファイアウォール設定やウイルススキャンを一度停止し、その状態で接続の確認をします。この状態でインターネットへの接続が可能となる場合には、ファイアウォール設定やウイルス対策の設定を確認してみてください。
3-8. BIOSを初期化する
BIOS(バイオス)は、パソコンの電源を入れた直後に最初に動作する、ハードウェアの制御を行う基本プログラムです。ネットワーク設定の不具合がハードウェア設定に起因している場合、BIOS 設定を工場出荷時の状態に戻すと改善する可能性があります。
一般的な手順は、以下のとおりです。
- 電源を入れてロゴ画面表示後「F1」「F2」「F8」「F10」キーのどれかを何度か押す(製品により異なる)
- BIOSメニュー表示後、「F9」キーを押す
- 「Load Optimized Defaults?」表示後、「Yes」を選択
- 「F10」キーを押す
- 「Save configuration and reset?」表示後、「Yes」を選ぶ
- パソコンが起動し、BIOSが初期化される
指定のFキーは製品により異なるため、マニュアルを確認しましょう。
3-9. システムの復元を実行する
さまざまな対処法を試してもネットワーク設定ができない場合、システムの復元を実行しましょう。システムの復元は、Windows 11 が正常に動作していた時点の状態に戻す機能です。
手順は以下のとおりです。
-
「Windows」キー+「R」キーを同時に押し、「rstrui.exe」と入力後、「Enter」キーを押す
-
「次へ」を選択
-
結果の一覧で使用する復元ポイントを選択。必要に応じて「影響を受けるプログラムのスキャン」を選択
- 適切な復元ポイントを見つけたら「次へ」を選択し、「完了」を選択
- 復元ポイントが適用されると、Windows が自動的に再起動
なお、システムの復元を実行すると、復元ポイント以降にインストールしたアプリケーションやドライバーが削除される可能性があります。重要なデータは事前にバックアップを取っておくのがおすすめです。
以下の記事も参考にしてください。
https://jp.ext.hp.com/techdevice/windows10sc/48/
4.Windows 11 のネットワーク設定でファイル共有する方法
社内では、ファイル共有する機会も多いため、ネットワーク設定でファイル共有する方法も頭に入れておきましょう。
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設定画面の「ネットワークとインターネット」にある「ネットワークの詳細設定」をクリック
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「共有の詳細設定」を選択
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「ファイルとプリンターの共有」をオンにする
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共有ファイル保管用のフォルダーを作成したら名前をつけ、フォルダーを右クリックしプロパティから「共有」>「Everyone」を選択
- 「アクセス許可のレベル」の項目を「読み取り/書き込み」に設定し、画面下の「共有」をクリック
5.Windows 11 ネットワーク設定のファイル共有時におけるトラブルと対応方法
Windows 11 のネットワーク設定のファイル共有では、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。ここでは、よくあるトラブルと対応方法を紹介します。
5-1.PCの名前が表示されない
PC の名前が表示されない場合、ネットワーク上に同じ PC 名のパソコンがある可能性が考えられます。接続に不具合が生じる可能性があるため、必要に応じて変更を行いましょう。
- 「Windows」キー+「X」キーを同時に押し、「システム」をクリック
- バージョン情報にある「このPCの名前を変更」をクリック
- 新しい名前をつけて「次へ」を選択
5-2.ネットワーク探索が有効にならない
ネットワーク探索を有効にして設定を保存しても、無効になってしまうケースもあります。この場合には、ネットワーク探索の依存関係サービスが実行されていないか、Windows ファイアウォールまたはその他のファイアウォールでネットワーク探索が許可されない可能性があります。以下の手順で対応しましょう。
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コントロール パネルを開き、「システムとセキュリティ」「Windows Defender ファイアウォール」の順に選択
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左側にある「Windows Defender ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可」を選択
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「設定の変更」をクリック。管理者のパスワードを要求するダイアログボックスが表示された場合はパスワードを入力して「OK」、確認を要求するダイアログボックスが表示された場合は「続行」
- 「ネットワーク探索」「OK」の順に選択
6.Windows 11 の社内ネットワークでファイルを共有するときの注意点
Windows 11 の社内ネットワークでファイル共有をする際には、いくつか注意したい点があります。安全にファイルを共有するためにも、確認しておきましょう。
6-1.セキュリティ面を強化する
社内ネットワークを構築する際は、外部に機密事項などが漏れないように細心の注意を払う必要があります。セキュリティ面強化の具体的な対策としては、ウイルスソフトやネットワークセキュリティソリューションなどの導入が挙げられます。ネットワークセキュリティソリューションとは、企業のITネットワーク、データ、デバイスをサイバー攻撃や不正アクセス、情報漏えいから保護する、ハードウェア、ソフトウェア、プロセスの包括的な仕組みやサービスです。セキュリティ対策を強化してくれるため、導入しておくと安心です。
6-2.社内で利用ルールを設けておく
社内のファイル共有では、ネットワーク上のセキュリティだけでなく、人災にも注意が必要です。人災によるトラブル防止や円滑な社内ネットワークの運用のためには、社員に対してファイル共有を利用する際のルールを設けるとよいでしょう。
例えば、インターネットの閲覧制限やフリーソフトの使用時などのルールを明確にして、社員全員に徹底してもらう方法があります。こうしたルールが設けられていれば、ファイル共有におけるセキュリティをさらに強化することが可能です。
7.Windows 11 のネットワーク設定をして業務を効率化しよう
Windows 11 のネットワーク設定を行うと、社内のパソコンでフォルダの共有ができるため、作業の効率化を図ることが可能です。しかし、ネットワーク設定ではさまざまなトラブルが発生するケースもあります。その場合、ぜひ本記事の内容をご活用ください。また、ネットワーク設定時に疑問点がある場合には、日本 HP のカスタマーサポートへの問い合わせもご利用いただけます。こうしたサービスも利用し、ネットワーク設定を進めて業務を効率化していきましょう。
HPは、ビジネスに Windows 11 Pro をお勧めします。
Windows 11 は、AIを活用するための理想的なプラットフォームを提供し、作業の迅速化や創造性の向上をサポートします。ユーザーは、 Windows 11 のCopilotや様々な機能を活用することで、アプリケーションやドキュメントを横断してワークフローを効率化し、生産性を高めることができます。
組織において Windows 11 を導入することで、セキュリティが強化され、生産性とコラボレーションが向上し、より直感的でパーソナライズされた体験が可能になります。セキュリティインシデントの削減、ワークフローとコラボレーションの加速、セキュリティチームとITチームの生産性向上などが期待できる Windows 11 へのアップグレードは、長期的に経済的な選択です。旧 Windows OSをご利用の場合は、AIの力を活用しビジネスをさらに前進させるために、Windows 11 の導入をご検討ください。
※このコンテンツには日本HPの公式見解を示さないものが一部含まれます。また、日本HPのサポート範囲に含まれない内容や、日本HPが推奨する使い方ではないケースが含まれている可能性があります。また、コンテンツ中の固有名詞は、一般に各社の商標または登録商標ですが、必ずしも「™」や「®」といった商標表示が付記されていません。
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