2023.06.30
出社と在宅、外出先でのリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークを取り入れる企業が増えています。しかし、「ハイブリッドワークを進めようとしているが、なかなか生産性が上がらない」「とくに離れた場所同士でのコミュニケーションがリアル会議ほどうまくいかない」と感じ、リアル出社に戻そうという動きも見られるようです。
ここで注目したいのがオフィス環境の見直しです。コロナ禍を経て、多くの企業の社員がさまざまな場所からオンライン会議に参加するようになりました。遠隔でのコミュニケーションにおける課題の多くが音声と映像に関するものです。
ここでは、特にオフィス環境での課題とその解決策についてご紹介します。
オンライン会議が一般的になったことで、オフィスでオンライン会議に参加をする時の課題・ニーズとして会議室で誰が参加しているのか分からない、参加者の表情が見えない、小さな声の人や低い声に人の発言がクリアに聞こえない、部屋が足りない、オフィスの自席やオープンスペースで会議に参加したい、 Microsoft Teams / Zoom / Google Meet を会議室で使いたい、会議室で自分のPCを供出したくないなどがあげられます。ここで、是非検討いただきたいのがHPの一員になった Poly のビデオ会議ソリューションです。
※ Poly の紹介はこちら
チームリーダー・IT管理者必見!快適なコミュニケーションのためのヘッドセットの選び方
ハイブリッドワークで生産性を高めるためには、重要な意思決定も可能な遠隔との臨場感のあるコミュニケーションが欠かせません。さまざまな場所から参加してくる社員に対応して、企業として、社員一人一人のコミュニケーション環境を高めるだけでなく、オフィス環境も見直す時期にきています。会議室に集まって参加しているメンバーと遠隔からの参加者同士が、「あたかもそこに揃って打ち合わせに参加しているような環境」を用意する必要があります。
Poly ではニーズに応じたさまざまなアプローチで、ハイブリッドワーク・オリエンテッドなオフィス環境の構築をご提案しています。
自分のPCを使って、簡単に複数人同士の会議が行いたい!という場合:
USB 接続タイプのビデオバー(小規模会議室の場合は Poly Studio R30 ビデオバー、中規模会議室の場合は Poly Studio USB ビデオバー )があれば、ご自身のPCにUSB接続するだけで、さまざまな音声・映像技術によって、臨場感の高いコミュニケーション・コラボレーションが簡単にできるようになります。
また、会議室が足りない時にオープンスペースで利用するのにも適しています。
自分のPCは使わず、でも簡単により多くの会議室に遠隔とのコミュニケーション環境を整えたい!という場合:
PC要らずの Poly Studio X ファミリーがあれば、会議のたびに誰かのPCを供出することなく、モニターとネットワークにつなぐだけで、その会議室を重要な意思決定も含め、遠隔とのコミュニケーション・コラボレーションができるスペースにレベルアップすることができます!
会議室サイズにあわせて、シリーズの中から最適なビデオバーを選択するだけ。ICT担当者にとっても、4K品質の映像とプラグアンドプレイで、容易な導入が可能です。
PCとコミュニケーションデバイスをワンストップで導入できたらサポートも簡単なのに!というニーズをお持ちの場合:
設置先のスペース、特徴に合わせて、HP Mini Conferencing PCがバンドルされたソリューションをご提供しています。このソリューションはデバイス向けの Microsoft Teams Rooms /
Zoom Rooms ライセンスとの連携に最適です。
例えば、「これから会議室でオンライン会議だ」とパソコンを会議室に持ち込み、オンライン会議アプリを立ち上げるような手間も、省けるようになります。会議室に入ったら、即座にタッチパネルから自分の会議を選択して、ワンタッチ。会議室から複数人数で Zoom や
Microsoft Teams のオンライン会議に接続し、遠隔から参加してくるメンバーと話し合えるようになります。
これらの選択肢のすべてに、 Poly の優れた音声・映像技術が搭載されています。
これにより、会議室でオンライン会議を行ったとき、誰もが経験したことのあるトラブルや困りごとを解決してくれます。
会議室でリモートの参加者とオンライン会議を行う時も、まず課題としてあげられるのが「音質」です。オフィスにはさまざまな音があふれています。空調など継続的にノイズを発しているものをはじめ、会議室周辺の雑音や人の声、卓上の資料をめくる音、キーボード操作音などがあげられます。これらの音は、会議に参加するリモートの人たちにとって会話の妨げにしかなりません。いったん気になりだすと、話に集中できないこともあります。それらの雑音はテクノロジーで自動的にカットする必要があります。
また人の声は多種多様です。特に、もともと声質が細く小さい人、低い人などは、座る位置によって、マイクが集音しきれない場合があります。そんな場合、指摘できる相手・議題なら問題ありませんが、そうでない場合は、遠隔の人は自分のスピーカーの音量を上げ、耳を近づけて聞き取ろうとがんばっていたり、聞き取ることを諦めてしまっていたりしています。オンライン会議では、会議室のどこに座っていようと、話者の声だけをクリアに参加者全員に届ける必要があります。
次に、「映像」の課題です。会議室にはいろんなサイズ・形があります。カメラから離れた席に座った参加者は、一般的なカメラだと、画面内のどこかに、小さくポツンと映ってしまいます。
会話をする時、お互いの表情の変化や手振り身振りは大切です。特に、重要な意思決定が必要な会議では、相手の顔が見えないと、スムーズに話を進めづらいでしょう。広い会議室のどこに座っていようと、全員の顔や声をリモート先の相手にクリアに届けることが求められます。
これら課題を解決するオフィス用のデバイスは会社側がそれぞれのスペースに最適なものを選択し、まとめて導入すべきものでしょう。社員にハイブリッドワークで成果を出してもらうためには、個人だけでなく、オフィスの環境を“ハイブリッドワーク・オリエンテッド”に変革していく必要があるのではないでしょうか。
Poly のオンライン会議ソリューションは、ハイブリッドワークに必要な機能をフル装備し、オフィスや会議室特有の課題を解決して、高い品質のコミュニケーションと効率的なコラボレーションを実現します。それを可能にするのは、 Poly が長い年月で培ってきた音声および映像技術です。そのテクノロジーの一端を紹介します。
煩雑なデバイス操作は、もう必要ありません。数多くの Poly のテクノロジーが、コミュニケーションとコラボレーションに欠かせない高品質な「音声」と「映像」を実現します。
ひとつのデバイスに高性能マイクを複数搭載することで、必要な音声だけを識別し、不必要な音声をキャンセルします。これにより、話者の声だけをきちんと相手に伝えるようにします。
Acoustic Fence Conference Room Demo Video
カメラ前の空間に仮想フェンスを置き、そのフェンスの外にある音をシャットアウトする技術です。オンライン会議中に、周囲からの騒音や話し声が遠隔に伝わると、参加者の集中力が削がれてコミュニケーション品質が低下します。 Acoustic Fence 機能を有効にすることで、周囲の雑音を消すだけでなく、自分が話し出せば、その声だけを際だたせて、クリアに相手に届けることが可能になります。これによって、高いコミュニケーション品質を実現できます。
エアコンの運転音など継続的に発生する音をAIがノイズとして検知し、低減します。
会議室において複数名でオンライン会議に参加をする場合、参加者一人一人の声色によって、マイクが集音しきれず、遠隔の相手は誰の声も聞こえづらいということがよくあります。
先進のマイクを使えば、比較的小さな声の人や低い声の人の声だけでなく、大きな声の人の声も、一定の音量に整えて、相手に伝えます。これにより「あの人の声はいつも聞こえづらい」ことがなくなり、ストレスなく議論に集中することができます。
このように Poly のコミュニケーション・コラボレーションソリューションは、多くの高性能なテクノロジーによって、ハイブリッドワークにおける映像や音声の問題を解決し、生産性を高める会議を実現します。
DirectorAI Professional Demo Video Long
さまざまの広さ・形の会議室があります。誰がどこの位置に座ったとしても、スマートカメラ技術「 Poly DirectorAI 」によって、参加者全員がひとつの画面の中で自動フレーミングされます。1名いれば1名を大きく、机を挟んで3名いれば3名の姿を最適にフレームインするように映し出す機能で、参加者を公平に取り扱います。画面にムダなスペースを映さないようにし、参加者にフォーカスするので、快適な会議を会議室の参加者全員の姿、表情を確認しながら、コミュニケーションができます。
同じ会議室に複数の参加者がいて、誰かが話し出すと、その話者だけをズームアップする機能です。他の誰かが相槌をうった時には、カメラはしばらく待機し、その誰かが相槌だけでなく話し続けない限り反応しません。これにより、カメラ移動を最適化し、遠隔の参加者は話者の話に集中することができます。
会議室やトレーニング中に動き回るプレゼンターを自動的に追尾する機能です。これにより、話者は手振り身振りを交えて話したり、ホワイトボードに移動して話したりしても、映像の枠外に出てしまうことがなくなり、会議室の参加者がカメラ操作をしたり、遠隔の参加者が置いてきぼりになることはありません。
同じ会議室内で議論を始めた2人の姿をパネルのように隣り合わせに並べて一つの画面に表示します。より、表情がクリアに見えるので、活発な議論に遠隔の参加者も参加することができます。
オンライン会議を行う環境・状況に応じて視野角を調整できます。例えば自宅やオープンスペースなどで、背景を広く映し出す必要がないときなどに使います。
※ Poly のスマートカメラ技術についてはこちら
ハイブリッドワークでの生産性を高めるための、 Poly のオンライン会議ソリューションの多くは Microsoft Teams 、 Zoom 、 Google などのエコシステムパートナーの認定を取得するなど、高い親和性を保持しているので、それらのソリューションとの併用に最適です。
Poly lens overview video
企業のIT担当者にとって、オフィスのコミュニケーション環境を改善する各種ビデオ会議ソリューションを導入するだけでなく、デバイスに搭載されている機能を継続的に最新の状態に保ち、稼働率などを一元管理できることも重要です。 Poly のデバイスの殆どが Poly Lens というクラウド型管理プラットフォームで管理することができます。これにより、IT管理者の負担は軽減されます。
※ Poly Lens についてはこちら
このコンテンツは日本HPの公式見解を示すものではありません。日本HPのサポート範囲に含まれない内容や、日本HPが推奨する使い方ではないケースが含まれている可能性があります。また、コンテンツ中の固有名詞は、一般に各社の商標または登録商標ですが、必ずしも「™」や「®」といった商標表示が付記されていません。
Poly(旧 Plantronics & Polycom)はHPの一員として、長年培った高性能な音声・映像技術によって、社内外でのコミュニケーションにおける課題および距離の問題を解決。オフィスや外出先、自宅などどこで働いていても快適なコラボレーションができるハイブリッドワークソリューションを提供します。
ハイブリッドなワークプレイス向けに設計された Windows 11 Pro は、さらに効率的、シームレス、安全に働くために必要なビジネス機能と管理機能があります。HPのビジネスPCに搭載しているHP独自機能は Windows 11で強化された機能を補完し、利便性と生産性を高めます。