ESMOD JAPON東京校 ファッションクリエイティブ学科
総合コースメンズ専攻2年生
羽鳥ゆみさん/加藤大地さん
ESMODは1841年にナポレオン3世の宮廷服飾師だったアレクシス・ラヴィーニュによって創設された世界初のファッション専門教育機関です。マヌカン(人台)とメジャー(巻尺)という、服作りに欠かせないアイテムの考案をはじめ、ファッション教育にいくつもの革新をもたらしたことで知られています。
ESMOD JAPON 東京校は1984年に開校。以来、ファッション関連領域にたくさんの人材を輩出してきました。
このほど、東京大島にある(株)日本HP本社ショールーム「HP Customer Welcome Center Tokyo」のスタッフユニフォーム制作について、産学連携のもと協働制作が実現したことから、デザイナーを目指す学生たちがHP ZBook x2を使用しています。実際にHP ZBook x2でデザインを行う羽鳥ゆみさん、加藤大地さんにお話を伺いました。
羽鳥さん:祖母が祖父に服を作ってあげていて、それを着た祖父がいつもうれしそうにニコニコしているのを見ていて、服ってただ身につけるものというだけでなく、人を幸せにすることができるんだなと思ったことがファッションの世界を志すようになったきっかけです。
パタンナーになりたいと思って、いろいろな人に話を聞いているうちに、パタンナーならESMODがいいと聞きました。私は北海道出身なのですが、東京に来て学校を見学して、ここだと。それですぐに入学を決めました。
加藤さん:僕は高校生の頃から服が好きでファッションが好きでした。大学を卒業するときには新卒で就職しようと考え、アパレル企業に入社してバイヤーの仕事をしていました。でも入社から4年ほど経って、デザイナーになりたいという夢がまだ消えていませんでした。ここがチャンスだと思い、デザイナーを目指して専門学校で学び直すことにしました。
ESMODを選んだ理由は、集中してファッションデザインを学べる環境があったから。学校の規模が小さい分、先生と学生の距離が近いところがいいなと思いました。
加藤さん:2年生になってから、コンピューターでデザインの平面図を描く授業が始まったので、コンピューターは日常の必須アイテムになりました。
羽鳥さん:課題でポートフォリオを制作するのですが、それにもコンピューターを使っています。資料として集めたデータやスケッチなどを取りまとめるのにこのデバイスは欠かせないです。
羽鳥さん:そうですね。それに、今後、社会に出たときに効率や時間短縮を考えたら、コンピューターを使いこなすスキルは大事になると思います。単純にデザインを作り出すことを考えても、手で線を引くのはやはり時間がかかりますから。
私の場合は、このデバイスを使うことで作業時間が1/3くらいに短縮できます。その分、アイデアを考えたり、それをふくらませるために資料を調べることに時間が使えるようになるので、コンピューターを使いこなせるようになると自由が増えると思います。
コストの面も大きいですね。今、提出課題を制作するために画材をたくさん購入していて、かなりの金額になってしまいます。トータルで考えたらいいデバイスを購入して、お釣りがくるんじゃないかと思います。
加藤さん:僕も1年のときはすべて手書きで、アナログでやっていました。でもデザインの平面図を書く際にはコンピューターを使わないと、スピードも正確さも劣ってしまうと実感しているので、コンピューターのスキルは絶対に欠かせないですね。
もっともっとコンピューターに慣れて、たとえば3DCGを使いこなせるようになって、ボリュームや素材の質感、シワ感など、自分の思うとおりに再現できたら、できることも格段に増えるだろうなと思います。
羽鳥さん:ペンの使いやすさに感動しました。使ってみるまでは、手書きのほうが自分の味が出せるし、色の深みもコンピューターには負けていないつもりだったのですが、HP ZBook x2はペンの種類も豊富だし、筆圧も自由に調整できるので、自分のタッチが再現できます。やはり自分のタッチが出せないと作品として愛着が持てませんから、HP ZBook x2はデザインを創り出すのに最適だと思います。
それに、外に持ち出しやすい大きさもいいですね。私はポップなデザインを作りたいときはファーストフードのお店に行ったり、シックなものを考えたいときはカフェに行ったりして、場所やそこで見たものから受けるインスピレーションをベースにデザインを組み立てることが多いのですが、そういうときに気軽に持ち歩いて使えるのはよかったです。
加藤さん:僕もペンが使いやすいと感じています。他のパソコンもペンが使えるのですが、画面とペンの距離が遠くて、思ったところになかなか線が引けなかったり、ちょっと重い作業だと動きがカクカクしたりということもありました。でもHP ZBook x2は本当に紙に描いているような感覚で使えます。思うように描けないと思ったとおりのシルエットにならないので、自由にスムーズに描けることは、クリエイティブの完成度を高めるうえでは必要不可欠ですね。
あと、僕も外で使っています。僕の場合は単純に家が狭くて、パソコンを広げてしまうと他の資料やスケッチブックが広げられないという理由だったんですけど(笑)。でも、HP ZBook x2はスケッチブックや画材など、デザインに必要なもの一式が一体になっていて、これだけ持ち出せばどこでも作業できるので本当に便利だと思います。
羽鳥さん:そうですね。HP ZBook x2はスケッチも描けるし、データの取りまとめもできるし、Webを使って資料集めもできます。
1台で何役もこなしてくれるので、その意味でもクリエイティビティを刺激してくれるデバイスだと思います。
羽鳥さん:私はストリート系のファッションが好きなので、アメリカでブランドを立ち上げたいです。そして、私の作った服で人を幸せにしたいです。
加藤さん:僕は昨年、自分のブランド「HOMMENA」を立ち上げ、2018年3月に展示会したのですが、これをもっと発展させたいですね。将来的にはパリでコレクションブランドを発表することが今の夢です。
羽鳥さん、加藤さんのコメントから、これからのファッションデザイナーには、センスやファッション領域の知識や情報に加え、コンピューターのスキルが欠かせないということがわかりました。HP ZBook x2のようにハイパフォーマンスで使いやすく、しかも自由に持ち運べるデバイスは、デザインは部屋の中で創り出すものというこれまでの常識を覆しているようです。
これからの時代をリードしていくデザイナーたちの環境とは、より自由に、よりデジタルになっていくでしょう。
HPはそんな新しい世代の才能をこれからも支えていきます。
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