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2021.09.29

【何が変わった?】Windows 10 Pro 搭載 最新HP Elite Dragonfly G2 徹底レビュー

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2019年に販売開始され多くの反響を得たHP Elite Dragonfly。今回G2となって大幅なアップデートがなれました。ビジネス用途ではもちろんですが、各方面からも注目されているモデルだけに、どんな点が変わっているのか気になる方も多いでしょう。ここでは、大きく変更となった点にクローズアップしてご紹介していきます。

インテル® Evo™ プラットフォームの採用

まずはHP Elite Dragonfly G2(以降、Dragonfly G2)のパソコンとしての中枢機能であるプロセッサーの変更から解説します。第11世代インテル® Core™ i5またはi7プロセッサーを採用することで、前モデルからプロセッサーの世代が一新されました。このプロセッサーは高い演算能力を持つと同時に、最新グラフィックス「インテル® Iris® Xeグラフィックス」を提供します。

これによって4K映像をスムーズに再現する描画性能はもちろん、システム応答性、バッテリの長時間駆動、素早い起動や高速充電といったシステムの仕様における必要条件を満たした製品のみに付与される「インテル® Evo™ プラットフォーム」のロゴが与えられます。簡単にいえば確かなパフォーマンスと信頼性の高さが、HPとインテルによって証明済みとなっているのがDragonfly G2なのです。

インテル® vPro® プラットフォーム

一部モデルではインテル® vPro® プラットフォーム採用製品が選択できます。BIOSを守る「インテル® ハードウェア・シールド」をはじめ、リモート環境での管理性を高める「インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー」などが利用できます。PCのより確実な運用とセキュリティ向上が実現可能です。

インテル® vPro® プラットフォーム – 強力で柔軟なビジネス向けプラットフォーム (intel.co.jp)

HP Wolf Security for Business

前モデルでもHP独自のセキュリティ機能の数々によって高いセキュリティを実現していたDragonflyですが、G2では「HP Wolf Security for Business」と名称を改め、統合セキュリティパッケージとしてそれらの機能が提供されることになっています。

前モデルからお馴染みの機能が実装されていることはもちろん、それぞれの機能はバージョンアップしてさらに強力になっています。より強固になったセキュリティで、テレワーク時代を安心・安全にしてくれるソリューションです。

主なセキュリティ機能

あらゆるシチュエーションに対する脅威からPCを守るHP Wolf Security for Business

―ハードウェアによる保護

HP Sure Start:BIOSに改ざんがないかを調査し、不正があれば自動回復させます。
HP Sure Run:OSの重要な機能がオフにされた場合、速やかに安全な状態に戻します。
HP Sure Recover:OSが感染し、PCが起動しない状態になってもリカバリーします。

―ソフトウェアによる保護

HP Sure Sense:AIが予測モデルを用いて悪意を検出し、様々な脅威からPCを守ります。
HP Sure Click:感染しているWebサイトや添付ファイルなどからPCを守ります。

エンドポイントセキュリティの強化

HPはテレワーク時代の到来に合わせ、ネットワークに対するセキュリティだけではなく、サーバー側とエンドポイントのセキュリティを強化することで、場所を選ばず安心してセキュアにネットワークが利用できる環境を推奨しています。Dragonfly G2はまさにそのための機能を盛り込んだ製品となっていますので、安心してテレワーク環境で利用できます。

最新の5Gネットワーク環境への対応

前モデルからWWAN搭載モデルが選択できたDragonflyですが、G2でも当然ご用意しています。そしてG2では4G LTEモデルのほか、Qualcomm(クアルコム)社製の5G通信モジュール搭載モデルも選択できるようになりました。5Gはこれから重要な社会インフラとなることが期待されているだけに、この仕様が選べるのは大きなアドバンテージになります。

Qualcommはモバイル業界では、プロセッサーや通信モジュールの開発・販売をおこなっている企業として有名で、そんな同社が得意とする技術が省電力性と優れた通信技術です。そのノウハウを今回はDragonfly G2が採用した5G通信モジュールに投入。WWAN使用時のバッテリ消耗を抑えることに成功しています。

テレワーク時代に無くてはならないのが、ネットワークへの接続環境です。在宅ワーク、サテライト、あるいはオフィスにおいて、あらゆる環境でWi-Fiを探し回るようでは、仕事の生産性が落ちてしまいます。どこにあってもストレスのない通信環境が得られるテクノロジーを積極的に活かすことで、生産性向上と業務効率化を実現できます。

アフターコロナ時代の新環境にも配慮

コロナ禍を経験して私たちの生活様式は一変しました。マスクはもちろん、手洗い、アルコール消毒等、暮らしの中に、手で触れるものはなるべく清潔に保つようにする習慣がついています。そんな人々の新しい生活様式と合わせるように、Dragonfly G2もデバイスとして清潔さを保てるよう「HP Easy Clean」という機能を持つことになりました。

この機能はタスクバーに常駐しており、ワンクリックでタッチディスプレイ、キーボード、クリックパッドをロックし、クリーニング時の誤作動を防ぎます。一般家庭用のクリーナーシートに含まれるエタノールに耐性のある表面加工設計によって、繰り返し拭き取ってもダメージが少ないボディですから、どんな時でもPCを清潔に保つことが可能です。

また、スピーカーエンクロージャーやディスプレイベゼルなどを中心にリサイクル素材を使用。出荷時の梱包材には再生パルプモールドを使用するなど環境への負荷を大きく低減しています。Dragonfly G2は、社会的な責任でもあるサステナブルへの配慮がなされている製品です。

他にも様々な点で進化しているDragonfly G2ですが、あとは実際にお使いになって確かめていただきたいと思います。アフターコロナ以降も、テレワークを採用する企業は増え続ける見込みです。モバイルはビジネスを継続する上で不可欠な要素となりました。パフォーマンス、機能、セキュリティ、優れたデザイン等、テレワーク時代にふさわしい先進機能の数々をお届けする、進化したDragonfly G2でビジネスを有利に進めてください。

海洋プラスティックを使用したノートPC

HP Elite Dragonfly G2

重さ989g、厚さ16.1mm、CNC削り出しのマグネシウムボディーの軽量ビジネスPC。多彩なセキュリティ機能に加え、のぞき見を防止する内蔵型プライバシースクリーン、物理シャッターを備えたカメラ、コラボレーションを促進する全方位マイクなど、ビジネスに必要な全てをエレガントなボディーに備えました。

  • Windows 10 Pro
  • 第11世代 インテル® Core™ i5 / i7 CPU
  • オンボード8GB / 16GB LPDDR4X
  • 256GB / 512 GB SSD ストレージ

HP Elite Dragonfly G2の詳細を見る

* デバイスには Windows 10 に無料の Windows 11 へのアップグレードが付属しているか、Windows 11 がプリインストールされている場合があります。
Windows 11 へのアップグレードは 2021 年下旬~ 2022 年に対象となるデバイスに提供される予定です。時期はデバイスによって異なります。機能によっては特定のハードウェアが必要です(aka.ms/windows11-spec 参照)。

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