丸子中央病院 様
丸子中央総合病院がプリント環境の強化にモバイルプリンターを活用

コンパクトな複合機「HP Officejet 150 Mobile AiO」で、プリント、スキャン作業を効率化
HP Officejet 150 Mobile AiOがあれば、共用プリンターに頼ることなく必要なデータをどこでもプリント、スキャンできる。この意味はとても大きいと考えています。
- 丸子中央総合病院 麻酔科部長 診療部統括部長 佐藤 浩三 氏
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長野県上田市の丸子中央総合病院で、麻酔科部長と診療部統括部長の重責を担う佐藤浩三医師は、業務の補助的に使用する医療に関する資料のプリントと病院内の事務系書類電子化の課題解決に、モバイル複合機HP Officejet 150 Mobile AiOを選択した。コンパクトなサイズからは予想できない高い機能に大いに満足している。
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総合病院として地域医療の中枢を担う
丸子中央総合病院は長野県上田市の南に位置する丸子地区の病院だ。その歴史は古く、1965年に開業し、1985 年には総合病院の認定を受けている。以来、地域医療のニーズに応えることをテーマに、地域に密着した医療サービスを提供してきた。丸子地区は現在は上田市に併合されているが、かつては丸子町として、上田市とは別の自治体だった。その名残は医療圏の違いなどにうかがえる。
「当院は上田市にありますが、上田市医師会ではなく小県(ちいさがた)医師会に属しています。医療圏もこの丸子地区を中心に、松本市の近辺から浅間山付近までを広くカバーしています。それらの地域に対する医療サービスの中枢を担う総合病院として機能しています」と説明するのは、丸子中央総合病院の麻酔科部長であり、診療部統括部長も兼務する佐藤浩三医師だ。2013 年夏には新築移転し、新たな病院として始動する。新病院では電子カルテシステムをはじめとする先進の医療設備が導入され、より一層充実した医療サービスを提供していくという。 -
手元での資料のプリントと書類の電子化が課題
佐藤氏は2011年末の着任当時からプリント環境に2つの課題を持っていた。ひとつは業務に近い領域で使う個人ユースのプリント。もうひとつは書類の電子化だ。業務に近い領域での個人用のプリントとは、どのようなものなのか。「医療関係のメーリングリストや医療系ウェブサイトからダウンロードする資料などです。医療の世界も進展が速い。キャッチアップするためにネットの情報は欠かせません。そういうものはメモを書き入れることも多いので、紙のほうが都合がいい。そして、やはり手元でプリントしたかった。医務局には共用プリンターがあるのですが、執務室から遠いのです。日々、時間に追われるような毎日ですから、そういう無駄な時間はできるだけ削減したかった」
もうひとつの書類の電子化については次のように話す。
「当院内の情報共有、情報伝達の多くはいまだに書面で実施されているのが実情で、紙で回ってくる書類の数は意外に多いものなのです」佐藤氏の場合は役職が役職だけに、流通する書類の1日あたりの量は20 ~30 枚以上にのぼるという。効率よく処理していかないと、あっという間に書類に埋もれてしまうほどの量だ。「そういう書類はPDF化してウェブストレージに保存しておけば、いつでもどこででもアクセスできて便利ですし、紙も安心して廃棄できます」 -
プリントもスキャンもスピード、画質に文句なし
そこで佐藤氏が着目したのがHP Officejet 150Mobile AiOだった。手元でのプリントと書類の電子化、どちらのニーズにも対応できるモバイルコンパクト複合機だ。
HP Officejet 150 Mobile AiOが手元に届いたときの第一印象はまず“軽い”というものだったと佐藤氏は振り返る。
「意外なほど軽く小さいことにまず驚きました。わかってはいましたが、これで本当に複合機なのかと疑うほどでした」
実際にプリントして、そのスピードにも驚かされたという。
「このサイズにしてみれば、十分に速い。自宅で一般的な家庭用インクジェットプリンターを使っていますが、スピードはもちろん、画質も遜色はないと感じました」
もうひとつの課題だった文書の電子化だが、こちらも想定どおりの成果があがっているという。「スキャンのスピードも申し分ありません。PDF化しても文字が潰れたりすることはありません。手元でいつでも思い立ったときに電子化できるのは本当に便利ですし、紙の書類はどんどん廃棄しています」
セットアップの簡易さも高く評価しているポイントのひとつだ。
「箱から出してPC につなぐだけで、自動的に必要な設定を終えていました。そのあとはまったく直感的に使えています。プリンターも進化していますね」と満足げだ。 - 導入事例の全文はこちらで確認できます(PDF:569KB)