在宅勤務での据置利用での効率を高める大画面と、持ち運びにも大きな負担にならない薄軽設計。ハイブリッドな働き方にしっかり対応できるビジネスノートパソコンです。軽さと堅牢性を両立させた実用性が魅力です。有線LANポートを装備するなどハイブリッドワークにおける据置利用での利便性も確保されています。
オーソドックスなクラムシェル形状のノートパソコンです。第11世代インテル® Core™ プロセッサーを搭載し、15.6インチFHD液晶ディスプレイは、ノートパソコンとして比較的大型で、日常的な作業の効率を高めます。
CNCアルミニウム削り出し。アルミニウムの表面にアルマイト加工(陽極酸化処理)を施すことで表面を強化しています。
シルバー
幅: 359.4mm
奥行き: 233.9mm
厚み(高さ): 19.9mm
重量: 1740g~(最軽量構成の場合。構成によって重量は異なります)
サイズ: 15.6inch
種類: IPS LCD
解像度: 1920×1080
縦横比: 16:9
表面処理: 非光沢
画面占有率: 87.9%
明るさ: 250nits
>> nits(ニト)は輝度の単位で1平方メートルの光源がどのくらいの明るさをもっているかを示します。250nitsは250カンデラ/平方メートルで、1カンデラはおよそローソク一本の明るさに由来します。
ファミリー: 第11世代 Intel® Core™ プロセッサー・ファミリー
インテル® Core™ i3-1115G4 プロセッサー(2コア、6MBキャッシュ、最大4.1GHz)
インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサー(4コア、8MBキャッシュ、 最大4.2GHz)
インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー(4コア、12MBキャッシュ、 最大4.7GHz)
第11世代インテル🄬Core™プロセッサー・ファミリーを搭載、また、インテル ® Iris® Xe 高性能グラフィックスを搭載、薄型軽量ノートPC 向けの世界最高クラスのプロセッサーとして、ビジネスにおける幅広い用途を支援します。グラフィックス負荷の高いオンライン会議も快適にこなせます。
グラフィックスリソースは、Microsoft TeamsやZoomといったオンライン会議用アプリでも活用されます。多人数での会議や、背景との合成などは、高いグラフィックス性能を要求します。豊かなコミュニケーションのためにも高性能グラフィックスの搭載は大歓迎です。
CPU アーキテクチャーの改良により、第11世代インテル® Core™ プロセッサーでは、アプリケーションの処理性能は約2割向上、グラフィックス性能も、インテル® Iris® Xe グラフィックスによって2倍近くになりました。AI 機能にいたっては8倍の性能です。これらを最大限に駆使して最新のPCは稼働します。
さらに、ハードウェアによるセキュリティ強化や内蔵された Thunderbolt™ 4、PCIe Gen 4 インターフェース、そして、統合インテル® Wi Fi 6 Gig+などが統合され、モダンなPCに求められるあらゆる要素がオールインワンで提供されます。
TPM: 2.0準拠
指紋認証: あり(パームレストにセンサー)
顔認証: あり
容量: 8GB/16GB/32GB(最大64GB)
着脱の可否: 可
増設の可否: 可
メモリ規格: DDR4-3200 SO-DIMM(2スロット)
SSD: 128GB/256GB/512GB/1TB
M.2: 対応
NVMe: PCIe NVMe/Intel Optane Memory H10 with Solid State Storage(32GB+512GB)
チップセット: インテル® Iris® Xe グラフィックス(プロセッサー内蔵)/ インテル® UHDグラフィックス
USBポート Type-C: ×1 規格: Thunderbolt 4(USB4)×1 (本体充電とDisplay Port alt modeに対応)
USBポート Type-A: ×2 規格: USB 3.1(一気はパワーオフ充電対応)
>> Thunderbolt™ 4はUSBの最新バージョンであるUSB4のインテルによる呼称です。40Gbpsのデータ転送やThunderbolt™ 3との互換性、USB PDによる充電機能、4K画面出力など、USB4ではオプションとなっているスペックをすべて備えた最高性能のUSB4といえます。Thunderbolt™ 4ケーブルはフルスペックで、あらゆる用途に使用できることが保証され、Thunderbolt™ 3との互換性も保たれています。
Thunderbolt™ 4は、USB4を含む過去のUSBシリーズ等に準拠したThunderbolt™ 3の後継規格です。名前が異なるだけで、規格としてUSB4と等価ですが、USB4でオプションとされている40Gbps帯域でのデータ伝送、2台の4Kディスプレイ出力、15WのUSB Power Deliveryなどの要件をすべて満たす最高性能のUSB4であることが保証されています。
外部ディスプレイ出力ポート: HDMI(v2.0b)
マイク、イヤフォンコンボジャック: ×1
有線LANポート: なし
Wake On LANについて
>> Wake On LANはマジックパケットを送信してLAN内のPCの電源をオンする機能です。一般に、マジックパケットはルーターを越えませんから、同じネットワークサブネット上で使用する必要があります。
容量: 45Wh(3セル)
稼働時間(JEITA2.0): 10.8時間
>> JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)が提唱する測定法で、音量は最低、画面輝度を150カンデラ平米以上に設定し、Wi-Fiアクセスポイントに接続した状態を保ちながらフルスクリーンで動画を再生するというものです。インターネットを介したデータの伝送は行わなくてもいいことになっています。日本でPCを販売する各社の製品のほとんどが記載している値で、比較の際の目安となります。
>> HPファストチャージにより、電源OFF、スリープ時:50%まで約30分(オプションの65W ACアダプターの場合)。
出力: 45W
重量: 約200g
サイズ: 200g、95 x 40 x 26.5(突起部・コード含まず)mm
・レビューブログ:USB Power Delivery対応だから汎用アダプターで充電できる
HP Premium Keyboard(テンキー、電源ボタン搭載)、防滴機能付き
キーピッチ: 18×18mm
キーストローク: 1.5mm
タッチパッド: クリックパッド(マルチタッチジェスチャー対応)
モジュール: インテル® Dual Band Wireless-AC 9560 802.11 a/b/g/n/ac /インテル® Wi-Fi 6 AX201 a/b/g/n/ac/ax
>> Wi-Fi6は、Wi-Fi5(IEEE802.11ac)に対して、理論上約3倍のスピードでのデータ転送が可能です。多くのデバイスと同時に通信するためのテクノロジーや省電力への配慮により、混雑に左右されず、つながりにくさとは無縁で、バッテリへの負担を最小限に抑えたインターネット接続をかなえます(Wi-Fi6の機能を活かすにはアクセスポイントもWi-Fi6に対応している必要があります)。
アンテナ数: 送信2、受信2
その他通信:
Bluetooth: Bluetooth® 5
・デモ動画:「新世代の無線LAN規格Wi-fi 6搭載」- 802.11ax準拠のWi-Fi 6対応だから、前世代のWi-Fi 5に対して理論上約3倍のスピードでデータ転送。混雑にも左右されにくい快適なインターネット接続ができます。
カメラ
インカメラ
解像度: 720p HD
焦点距離: 固定焦点
IRカメラ: 搭載(Windows Hello対応)
その他機能: プライバシーシャッターつき
・デモ動画:「プライバシーシャッター(スライド式)」- スライド式のシャッターがカメラのレンズに装備され、気になる視線を物理的にシャットアウトしてプライバシーを確保
サポート、管理、ユーティリティ: HP QuickDrop, HP WorkWell
・デモ動画:「HP QuickDrop」- スマホとパソコン間で画像や文書ファイルを簡単転送
セキュリティ: HP Wolf Security for Business (HP Sure Sense、HP Sure Click、HP Sure Run Gen4、HP Sure Start Gen6、HP Sure Recover Gen4、HP Sure Admin、HP BIOSphere Gen5、HP Client Security Manager Gen7、HP Secure Erase(NIST準拠))
EPEAT: Gold
>> EPEATは、米国環境保護庁(EPA)のの関連団体であるGlobal Electronics Council(GEC)が管理するパソコンやモニターの世界的な環境評価プログラムです。電子製品のアセスメントツールとして、デバイスのさまざまなライフサイクル環境を評価、一連の環境パフォーマンス基準に基づいて、製品をランク付けするものです。
すべての必須基準を満たせばブロンズ、それに加えてオプションの50%を満たせばシルバー、75%を満たせばゴールドとしてランクされます。最新基準は2021年に策定されたEPEAT Registry 2.0で、製品仕様のみならず、CSRに関する要求が追加され、より厳しいプログラムとなっています。
HPは、EPEAT認証取得製品ではワールドワイドで随一の認証数を誇るベンダーのひとつです。
NIST: NIST SP800-193
>> 米国国立標準技術研究所(NIST: National Institute of Standards and Technology)は、科学技術分野における計測と標準に関する研究を行う米国商務省における政府機関です。NIST内のラボは情報技術に関する研究を行い、ラボ内のCSD(Computer Security Division)が、コンピューターに関する各種文書を発行し、サイバーセキュリティの基準となっています。
NIST SP800-193は、プラットフォーム・ファームウェア・レジリエンス・ガイダンスとして2018年5月に発行されたSpecial Publicationシリーズの一つです。2011年4月に発行されたNIST SP800-147のシステムファームウェアの安全性と安全なアップデートメカニズムによる「防御」に加え、「検知」と「復旧」に関する項目が加わり、プラットフォームレジリエンスがさらに強化されました。
セキュアブート対応のUFEI、TPM 2.0、DirectX 12以上(WDDMドライバー)対応、VBSやHVCIなどのセキュリティ関連など、Windows 11をインストールするための基本要件を満たしています。
プロセッサー要件は1GHz以上で2コア以上の64bit互換プロセッサーまたはSoC(Intelでは第7世代Core以降、AMDではZen 2以降)です。
TPM(Trusted Platform Module)は、TCG(Trusted Computing Group)が策定したハードウェア内蔵のセキュリティチップで、その最新バージョンが2.0です。また、VBSやHVCIは、仮想化技術によってコードの整合性チェックがCPUに大きな負荷を与えることを抑止します。そのためにもTPM2.0が必須とされました。つまり、これらの要件は、セキュリティ強化にともなうものです。
Microsoftは、Windows 10のミニマム要件のバックグラウンド説明で、Windows 11は、Windows Hello、デバイス暗号化、仮想化ベースのセキュリティ(VBS)、ハイパーバイザーで保護されたコードの整合性(HVCI)、セキュアブートなどの保護をデフォルトで有効にできるハードウェアを要求することにより、セキュリティの水準を引き上げるとしています。この説明では、これらの機能の組み合わせにより、テスト済みのデバイスでマルウェアが60%削減されることが示されています。
セキュリティ確保はすべてに優先される原則です。その原則を満たすために、Windows 11は、すべてのCPUにTPMが組み込まれ、セキュアブートをサポートし、VBSやHVCIをサポートしていることを要求しているのです。
TCG(Trusted Computing Group)
>> 相互運用可能なトラステッドコンピューティングプラットフォームのために、ハードウェアベースでのオープンでベンダーニュートラルな国際的業界仕様・標準を開発・策定する非営利団体として2003年に設立されました。Compaq、Hewlett-Packard、IBM、Intel、Microsoftなどが結成したTrusted Computing Platform Alliance(TCPA)がその前身です。Windows 11で必須となったTPMの仕様についてもTCGが策定しています。HPは設立当初からの重要なメンバーです。
VBS(Virtualization-Based Security)
>> 仮想化ベースのセキュリティ。ハードウェアの仮想化機能によって、通常のオペレーティングシステムとは隔離された安全なメモリ領域を作成して分離する仕組み。この仮想保護モードを使用してOSの脆弱性を突破しようとする悪意のある攻撃を防ぎます。
HVCI(Hypervisor-Enforced Code Integrity)
>> VBSによって実現されるセキュリティソリューションのひとつ。各種ドライバーやコードが開始されるより前にその整合性を確認し、未署名のドライバーやシステムファイルがメモリに読み込まれないようにします。