Windows スクリーンショットのやり方は?できないときの対処法
2026-07-08
Windows のスクリーンショット機能は、マニュアル作成、トラブルシューティング、情報共有など、さまざまな場面で活用される基本的な操作です。しかし、「スクリーンショットがうまく撮れない」「自分のやりたいことに最適な方法がどれかわからない」といった悩みを抱く人もいるでしょう。
本記事では、Windows のスクリーンショットのやり方を、基本編と用途別で紹介します。スクリーンショット後の画像を編集・加工する方法や、うまくできない場合の対処法も解説しますので、日々の業務をよりスムーズかつ効率的に進めるためにぜひ参考にしてください。
1.【基本編】 Windows でスクリーンショットを撮る4つの方法
スクリーンショット機能は Windows に標準搭載されており、いくつかの方法で手軽に利用できます。
| 方法 | 操作 | 特徴 |
|---|---|---|
| 「Windows」キー+「PrintScreen」キー | 同時に押す | 画面全体が「ピクチャ」フォルダ内の「スクリーンショット」フォルダに自動で画像ファイルとして保存される(※ノートパソコンなどで「PrintScreen」キーが単独で機能しない場合、「Fn」キーとの組み合わせが必要な場合がある) |
| 「Windows」キー+「Shift」キー+「S」キー | 同時に押す | 画面が暗くなり、Snipping Tool が起動して「範囲指定、ウィンドウ指定、全画面表示、自由形式」でのキャプチャが可能。キャプチャした画像はクリップボードにコピーされ、通知から Snipping Tool で編集・保存できる |
| 「PrintScreen」キー | 単体で押す | 全画面をクリップボードにコピー(※ Windows 11 ではアップデートにより、単体押しで Snipping Tool が起動する設定が既定で有効になっている場合がある。設定を変更すると従来動作に戻せる) |
| 「Alt」キー+「PrintScreen」キー | 同時に押す | アクティブウィンドウのみをクリップボードにコピー |
1-1. キーボードショートカット(Windows +PrintScreen)で全画面を保存
パソコンの画面をすぐに画像として保存したい場合に便利なのが、キーボードショートカットを使った方法です。「Windows」キーと「PrintScreen」キーを同時に押すだけで、デスクトップ全体のスクリーンショットが自動的に画像ファイルとして保存されます。
操作手順は、以下のとおりです。
- スクリーンショットを撮りたい画面を表示させる
- 「Windows」キーと「PrintScreen」キーを同時に押す
- 画面が一瞬暗くなり、スクリーンショットが自動的にパソコン内の「ピクチャ」フォルダにある「スクリーンショット」という名前のフォルダに保存される
なお、ノートパソコンなどの一部のキーボードでは、「PrintScreen」キーが単独で機能しない場合があります。その際は、「Fn」キー+「Prt Scr」キーの組み合わせを試してみてください。
1-2. 範囲指定で切り取る(Windows +Shift+S)
画面の特定の部分だけをスクリーンショットとして保存したい場合に便利なのが、「Windows」キー+「Shift」キー+「S」キーのショートカットです。
このショートカットは、「Snipping Tool」というアプリの便利な機能の一つです。この操作を行うと、画面全体が暗くなり、キャプチャしたい領域を選択できるようになります。
操作手順は、以下のとおりです。
- スクリーンショットを撮りたい画面を表示させる
- 「Windows」キー+「Shift」キー+「S」キーを同時に押す
- 画面が暗くなった状態で、マウスをドラッグしてキャプチャしたい範囲を指定する。画面上部に表示されるミニツールバーから、「長方形・自由形式・ウィンドウ・全画面表示」いずれかの切り取りモードを選択できる
引用:Microsoft - 選択した領域は自動的にクリップボードにコピーされる
クリップボードにコピーした画像は、ペイントアプリや Word などで、「Ctrl」キー+「V」キーを同時に押すと貼り付けられます。もしくは、通知をクリックすると Snipping Tool で編集・保存が可能です。
この方法を使えば、不要な部分を省いた画像だけを効率的に取得できます。
なお、HP 655 Wireless Keyboard では、「F9」キーに Snipping Tool が割り当てられており、このキーを押すことで起動する場合があります。詳しくは、以下のページをご覧ください。
HP 655 Wireless Keyboard で Print Screen 機能を使用する方法を確認する
1-3. PrintScreen キー単体でクリップボードへコピー
キーボードの「PrintScreen」キー(※「PrtSc」「PrtScn」「PrntScrn」などの表記の場合もあります)を単体で押すと、表示されている画面全体が画像としてパソコンのクリップボードに一時的に保存されます。
この機能でキャプチャされた画像は、そのままではファイルとしてパソコンに保存されません。Word やペイントなどのアプリケーションを開き、「Ctrl」キーと「V」キーを同時に押してクリップボードにコピーされた画像を貼り付け、必要に応じて編集・保存を行う必要があります。
なお、Windows 11 のアップデートにより、設定によっては「PrintScreen」キーを単体で押すと、クリップボードへのコピーではなく「Snipping Tool」が起動するようになっている場合があります。
この場合、クリップボードには直接コピーされません。従来の「PrintScreen」キー単体でのクリップボードコピーの動作に戻したい場合は、「設定」>「アクセシビリティ」>「キーボード」から、「PrintScreenキーを使用して画面キャプチャを開く」の項目をオフにしてください。
また、ノートパソコンなどでは、「Fn」キーとの組み合わせが必要な場合もあります。
「Print Screen」キーを押した際の動作を「画面全体を撮影」か、「Snipping Tool を起動」に設定し直したい場合は、以下のページを参考にしてください。
「Print Screen」キーで Snipping Tool の起動設定をする方法を確認する
1-4. アクティブウィンドウのみ撮影(Alt+PrintScreen)
他のウィンドウは必要なく、今操作しているアクティブなウィンドウだけをスクリーンショットとして保存したい場合に便利なのが、「Alt」キーを押しながら「PrintScreen」キーを押す方法です。
この操作では、アクティブウィンドウのみがクリップボードにコピーされます(機種によっては「Fn」キーとの併用が必要です)。
操作手順は、以下のとおりです。
- スクリーンショットを撮りたいウィンドウをクリックしてアクティブにする
- 「Alt」キーを押しながら「PrintScreen」キーを押す(※「Fn」キーとの組み合わせが必要な場合もある)
- 画像を貼り付けたいアプリケーション( Word、ペイントなど)を開き、「Ctrl」キーを押しながら「V」キーを押す
この方法でキャプチャした画像は、そのままではファイルとして保存されていません。ペイントなどの画像編集ソフトに貼り付けてから、必要に応じて保存してください。
2.【用途別】 Windows スクリーンショットの使い分けテクニック
Windows でスクリーンショットを撮る方法は複数ありますが、状況に応じて使い分けると、より効率的に作業を進められます。用途ごとにおすすめの方法は、以下のとおりです。
- すぐに保存したい→「Windows キー+PrintScreenキー」
- 範囲を指定したい、加工したい→「Windows キー+Shiftキー+Sキー」
- アクティブウィンドウのみを保存したい→「Altキー+PrintScreenキー」
これらの方法を理解し、目的に合わせて最適なスクリーンショット機能を選択すると、パソコン作業の効率が格段に向上します。
3. Snipping Tool の進化で広がる!Windows 11 のスクリーンショット機能
Windows のスクリーンショット機能は、標準機能だけでも十分便利ですが、「Snipping Tool」を活用すると、さらに高度な操作が可能になります。特に Windows 11 では、Snipping Tool を中心にスクリーンショット機能が大幅に強化され、単なる画面保存にとどまらず、より多機能なツールへと進化しました。
3-1. Snipping Tool の基本機能と多様な切り取り方
Snipping Tool は、Windows に標準搭載されている画面キャプチャ・編集ツールです。以下のような多様なキャプチャ・録画方法があります。
| 切り取り方 | 説明 |
|---|---|
| フリーフォーム | 描きたい形に自由に囲んでキャプチャ |
| 四角形 | オブジェクトの周りをドラッグして、四角形でキャプチャ |
| ウィンドウ | 特定のウィンドウ(ダイアログボックスなど)を選択して切り取れる |
| 全画面表示 | 画面全体をキャプチャ |
| ビデオ切り取り | 画面の任意の部分をビデオクリップとして録画( Windows 11 以降) |
切り取った画像は、Snipping Tool のウィンドウに自動的にコピーされるため、すぐに編集や保存、共有が可能です。
Snipping Tool を開くには、「スタート」メニューから「Snipping Tool」と検索するか、ショートカットキー「Windows キー+Shiftキー+Sキー」を使用します。
3-2. Windows 11 で強化された Snipping Tool の新機能
Windows 11 では、Snipping Tool に以下の機能が追加・強化されました。
| 主な変更点 | 詳細 |
|---|---|
| 画面録画機能の進化 | コンピューターのオーディオを含めた画面録画、またはご自身のマイクからの音声録音が可能に。これにより、操作説明動画なども手軽に作成できるようになった |
| テキスト抽出(OCR)機能 | 「テキストアクション」により、キャプチャした画像内のテキストをコピーしたり、編集したりできるように。Webサイトの文章をコピーできない場合や、画像化された資料の文字を再利用したい場合に便利 |
| 編集機能の拡充 | スクリーンショットに図形や絵文字を追加できるようになり、よりわかりやすい注釈が可能に。これにより、マニュアル作成やエラー報告などが、より直感的に行えるようになった |
| 画像検索機能との連携 | キャプチャした画像を用いて、「Bing で画像検索」を実行し、インターネット上で関連情報を検索できるようになった。気になる画像について、すぐに情報を調べたい場合に役立つ |
これらの機能強化により、Windows 11 のスクリーンショット機能は、単なる画面保存にとどまらず、マニュアル作成、エラー報告、情報共有、さらには画像を活用した情報収集など、幅広い用途でより効率的かつ便利に活用できるようになりました。
4. その他の Windows スクリーンショット後の画像編集・加工方法
撮影したスクリーンショットは、そのまま保存するだけでなく、さらに編集・加工すると、より目的に合った画像に仕上げられます。Snipping Tool 以外の画像編集・加工方法は以下のとおりです。
4-1. ペイントアプリ
スクリーンショットを撮った後、簡単な編集や保存を行いたい場合に便利なのが、Windows に標準搭載されている「ペイント」アプリです。「PrintScreen」キーや「Alt」キー+「PrintScreen」キーでクリップボードにコピーした画像を、手軽にファイルとして保存できます。
ペイントアプリでの画像保存手順は、以下のとおりです。
- スタートメニューから「ペイント」と入力して起動
- ペイントが起動したら、「貼り付け」ボタンをクリックするか、「Ctrl」キー+「V」キーを同時に押す
- 編集が必要な場合は、ペイントの豊富な機能を使ってトリミングや加筆を行う
- 編集後、「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択し、JPEGやPNGなどの形式で画像ファイルを保存
ペイントアプリは、Word や Excel などの他のアプリケーションにも画像を貼り付けて加工・保存できるため、さまざまな用途で活用できます。
4-2. Office アプリ
「PrintScreen」キーや、「Alt」キー+「PrintScreen」キーでクリップボードにコピーした画像は、Word や Excel などの Office アプリ上でも編集が可能です。
まずは「ホーム」タブの「貼り付け」をクリックするか、「Ctrl」キー+「V」キーで貼り付けます。その後は、以下の基本的な編集ができます。
- サイズ変更:画像を選択し、表示されるハンドルをドラッグしてサイズを調整
- トリミング:画像を選択し、「図の形式」の「サイズ」タブにある「トリミング」機能で不要な部分をカット
- 明るさ・コントラスト調整:「図の形式」の「調整」タブから、画像の明るさやコントラストを調整
これらの機能を活用すると、文書やプレゼンテーション資料に挿入するスクリーンショット画像を、より見やすく、目的に合った形に加工できます。
5. Windows でスクリーンショットができないときの対処法
Windows でスクリーンショットが撮れない場合、いくつかの原因が考えられます。以下の対処法を試してみてください。
- キーボードのショートカットキーと設定を確認する
- 保存先フォルダを確認する
- Snipping Tool をリセット・修復する
- 著作権保護(DRM)による制限を確認する
これらの方法を試しても解決しない場合は、OSの更新や、セキュリティソフトの影響なども考えられます。
5-1. キーボードのショートカットキーと設定を確認する
スクリーンショットが撮れない場合、基本的なキーボード操作や設定に問題がないか確認しましょう。
まずは、「Windows」キー+「PrintScreen」キーや、「Alt」キー+「PrintScreen」キーなど、正しいショートカットキーの組み合わせで押しているかを確認します。
「PrintScreen」キーが単体で機能しないキーボードの場合、「Fn」キーとの組み合わせが必要になることがあります。以下のような組み合わせを試してみてください。
- 「Fn」キー+「Prt Scr」キー
- 「Windows」キー+「Fn」キー+「Prt Scr」キー
ただし、この組み合わせで「全画面保存」や「アクティブウィンドウコピー」といった意図した動作になるかは、パソコンのメーカーや機種によって異なります。どの操作がスクリーンショット機能に割り当てられているかは、マニュアルなどでご確認ください。
また、「F Lock」(ファンクションロック)機能を確認することも大切です。一部のキーボードには、「F Lock」または「Fn Lock」機能が搭載されており、これが有効になっているとファンクションキー(F1~F12)の動作が変わります。
確認方法として、キーボード上の「F Lock」や錠前マークのついたキーを探してください。キーボードによって異なりますが、日本HP の ZBook G5 以降の場合を例に挙げると、「Fn」キー+「Fn lock」キー(左shiftキー)の組み合わせで切り替わります。
「F Lock」が有効になっている場合は、無効にするか、適切なモードに切り替えてから再度スクリーンショットを試しましょう。詳しくは、以下のページを参考にしてください。
5-2. 保存先フォルダを確認する
スクリーンショットが保存されない場合、まずは保存先のフォルダが正しく設定されているか確認しましょう。
Windows の標準機能でスクリーンショットを撮った場合、通常は以下の場所に保存されます。
【保存場所の例】
「PC」>「ピクチャ」>「スクリーンショット」
ただし、OneDrive を利用している場合、スクリーンショットフォルダが OneDrive と同期されていることがあります。その場合、設定によっては、ローカルPCではなくクラウド上に保存されている可能性があります。設定を確認し、同期が有効になっているか、保存場所が変更されていないか確認してください。
また、意図せず別の場所に保存されている可能性も考慮し、ファイルエクスプローラーで「ピクチャ」フォルダ内の更新日時をソートして、最近作成された画像ファイルがないか確認するのも有効な手段です。
5-3. Snipping Tool を修復・リセットする
Windows でスクリーンショットが撮れない場合、Snipping Tool が原因となっている可能性があります。そのようなときは、一度修復やリセットを試してみましょう。
Snipping Tool の修復・リセットは、以下の手順で行います。
- 「スタートメニュー」から「設定」を開く(「Windows」+「I」キー)
- 「アプリ」>「インストールされているアプリ」をクリック
- 「Snipping Tool」の右側にある「…」(三点リーダー)をクリックし、「詳細オプション」を選択
- 下にスクロールして「リセット」セクションを見つける
まず「修復」をクリックして試してください。この操作では、アプリのファイルが破損していた場合に修復が試みられますが、保存されているデータに影響はありません。
修復で解決しない場合は「リセット」をクリックします。この操作により、Snipping Tool の設定が初期化されます。ただし、パソコンに保存されている画像ファイルが削除されるわけではありません。
これらの方法を試してもスクリーンショットが撮れない場合は、他の原因が考えられます。
5-4. 著作権保護(DRM)による制限を確認する
Windows でスクリーンショットが撮れない原因の一つに、著作権保護(DRM)による制限が挙げられます。
動画配信サービス(Netflix、Amazon Prime Video など)や、銀行の取引画面、一部のセキュリティアプリなどでは、意図しない画面の複製や不正利用を防ぐ目的で、OSやアプリケーション側でスクリーンショットの実行をブロックする仕組みが導入されています。
この場合、残念ながら標準機能でのスクリーンショットは技術的に不可能です。
6. Windows スクリーンショットは目的に合わせて使い分けよう
Windows でスクリーンショットを撮る方法は、その用途によって最適なものが異なります。目的に合わせて使い分けると、作業効率を大幅に向上させることが可能です。
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