パソコンのバックアップ方法は?種類からやり方、復元方法まで

2026-07-08

パソコンのバックアップ方法は?種類からやり方、復元方法まで
パソコンのバックアップ方法は?種類からやり方、復元方法まで

企業の業務遂行において、パソコンは不可欠な存在です。しかし、ハードディスクの故障、サイバー攻撃、誤操作など、予期せぬ事態によるデータ消失は、事業継続における深刻なリスクとなります。一度失われたデータは、復旧が困難なだけでなく、業務停止による機会損失や信用の低下にもつながりかねません。

パソコンのバックアップは、これらのリスクから企業の大切なデータを守り、事業継続性を確保するための最重要施策です。

本記事では、パソコンのバックアップについて、種類から保存メディア、実施方法、重要ポイント、復元方法まで、網羅的に解説します。データ資産と事業の安全を目指し、この記事を参考にしながら効果的なバックアップ戦略を構築しましょう。

パソコンのバックアップには、2つの種類があります。

バックアップの種類 内容 適した用途
システム全体のバックアップ OS、アプリケーション、設定、ドライバー、個人ファイルなど、パソコン全体を丸ごと保存 パソコンが起動しなくなった場合やシステムクラッシュ時の復旧。環境を元通りに戻したい場合
個別ファイルのバックアップ 写真、文書、動画などの個別のファイルやフォルダーを選択して保存 誤削除や破損からの迅速な復旧。特定の重要なデータのみを定期的に保護したい場合

これらの2つのバックアップ方法を併用すると、より安全で包括的なデータ保護が実現できます。

いずれも、定期的かつ構成変更時も実施するのがおすすめです。これにより、緊急時の完全復旧と日常的なデータ保護の両方に対応できます。

1-1. システム全体のバックアップ

システム全体のバックアップは、OS、アプリケーション、各種設定、ドライバー、そして個人ファイルを含む、パソコン環境全体を包括的に保存する手法です。この「システムイメージ」と称されるバックアップは、パソコンの起動不能やシステムクラッシュといった深刻な障害発生時の迅速な復旧に不可欠です。

例えば、ランサムウェア攻撃によるシステムファイルの破壊や、複雑なソフトウェアの競合による動作不良が発生した場合でも、システムイメージがあればバックアップ取得時点の稼働状態へ復元できます。他のバックアップ手法と比較して、復旧にかかる時間を大幅に短縮できる点が特徴です。

さらに、個別にインストールしたアプリケーションやカスタマイズされた設定もそのまま再現されるため、業務環境を早期に復旧させることが可能です。特に、事業継続性の観点から、業務利用パソコンにおいては極めて重要な機能といえます。

1-2. ファイルのバックアップ

ファイルのバックアップとは、業務上不可欠な文書、顧客データ、設計図などの個別のファイルやフォルダーを対象としたデータ保護手法です。業務遂行に必要なデータのみを選択的に保護できるため、ストレージ容量とバックアップ時間を効率化できます。

この手法により、日々の業務で生成・更新される重要データを、その更新頻度に応じて定期的に保護することが可能です。万が一、データ破損や誤削除が発生した場合でも、影響範囲を最小限に抑えつつ、迅速かつ正確な復旧作業が実施できます。

個別のデータセットごとにバックアップポリシーを設定できるため、コンプライアンス要件や業務特性に応じた柔軟なデータ管理を実現します。

パソコンのバックアップには、さまざまな種類の保存メディアが利用できます。それぞれの特徴を理解し、目的に合ったものを選ぶことが重要です。

保存メディア 特徴 おすすめの用途
外付けHDD・SSD 外付けHDDは大容量で比較的安価、外付けSSDは高速で耐久性が高い システム全体のバックアップ、頻繁にアクセスするデータのバックアップ
USBメモリー・SDカード 軽量で持ち運びやすい、安価 重要ファイルの携帯用バックアップ、一時的なデータ移行
NAS ネットワーク経由で複数デバイスからアクセス可能、RAID機能(複数のHDDを組み合わせて、データ保護や性能向上を図る技術)で冗長性確保 複数のパソコンからのファイル共有・バックアップ、自動バックアップ設定
光学ディスク 長期保存に優れ、改ざんリスクが低い アーカイブ目的での長期保存(例:写真、重要書類)
クラウドストレージ 紛失・破損リスクが小さく、どこからでもアクセス可能 外出先からのアクセス、複数デバイス間でのデータ同期
内蔵Dドライブ 追加購入不要で、OSがインストールされているCドライブとは論理的に分離されているため、OSやシステムに問題が発生してもデータが影響を受けにくい 作業中の一時的なデータ保存、OSトラブル時のデータ保護(ただし物理故障時は注意)

それぞれの特徴を以下で紹介します。

2-1. 外付けHDD・SSD

パソコンのバックアップ先として、大容量かつコストパフォーマンスに優れた外付けHDDやSSDは有効な選択肢です。特に、システム全体のバックアップのように大容量のデータを保存する場合に適しています

種類 特徴
外付けHDD 大容量で低コスト。システム全体のバックアップに適しているが、衝撃に弱いため取り扱いに注意が必要
外付けSSD 高速で耐久性が高い。頻繁にアクセスするファイルのバックアップにおすすめだが、HDDより高価

これらの外部ストレージは、USB 3.0 以上の接続に対応していれば高速なバックアップが可能です。

2-2. USBメモリー・SDカード

USBメモリーやSDカードは、軽量で持ち運びやすく、重要なファイルの携帯用バックアップに適したストレージです。価格も手頃なため、複数個用意して用途別に使い分けることも可能です。

メリット デメリット
  • 軽量で持ち運びやすい
  • 安価で手軽に購入できる
  • 用途別に使い分けやすい
  • 容量に制限があり、大容量データには不向き
  • 書き込み回数に上限があり、経年劣化の可能性もある

これらの特徴から、重要な契約書や写真データなど、緊急時の重要なファイル保存や一時的なデータ移行に便利です。ただし、容量には限りがあるため、バックアップするデータ量に応じて、十分な容量のものを選ぶか、複数枚用意することをおすすめします。

2-3. NAS

NAS(Network Attached Storage)は、ネットワークに接続して利用できる専用のストレージです。複数台のパソコンからアクセスできるため、社内のデータ共有やバックアップに活用できます。

メリット デメリット
  • 複数台のパソコンでデータを共有、バックアップ可能
  • 自動バックアップの設定が可能
  • RAID機能でディスク障害への耐性が高い
  • 初期費用がHDDより高め
  • ネットワークの知識が必要な場合がある
  • ウイルス感染や誤削除には対応できない
  • 24時間稼働による電力消費量が多い

RAID機能(複数のHDDを組み合わせて、データ保護や性能向上を図る技術)により、万が一ディスクの1つが故障してもデータが失われにくい仕組みになっています。

しかし、ウイルス感染や誤削除といったリスクには対応できないため、他のバックアップ方法との併用が推奨されます。初期設定にはネットワークに関する知識が必要な場合があり、常に稼働させることで電力消費量が増える点にも注意が必要です。

2-4. 光学ディスク(DVD・Blu-ray)

企業の重要なデータを長期保管する手段として、DVDやBlu-rayといった光学ディスクメディアの活用も有効な選択肢です。これらのメディアは、物理的な劣化が少なく、メディアの品質や保管環境により長期保存が期待できます。

また、追記型(-R)メディアであれば一度書き込んだデータの改変が困難であるため、データの改ざんリスクを低減することが可能です。そのため、コンプライアンス遵守や監査対応といった観点からも、信頼性の高いバックアップ方法といえます。

一方で、近年の大容量データ化を考慮すると、バックアップ対象のデータ量によっては複数枚のディスクを管理する必要が生じます。大量のアーカイブデータを保存する際のコストや管理の手間を考慮し、他のバックアップ手段との併用も検討するとよいでしょう。

特に、法的な保存義務のある書類や、過去のプロジェクトデータなどのアーカイブ用途に適しています。

2-5. クラウドストレージ

クラウドストレージは、インターネット経由でデータを保存するサービスであり、物理的な紛失や破損のリスクが小さい点が大きなメリットです。どこからでもアクセス可能で、複数デバイス間でのデータ同期が容易になります。

外出先からでも必要なファイルにアクセスできるため、業務効率の向上につながります。

メリット デメリット
  • 紛失、破損リスクが小さい
  • どこからでもアクセス可能
  • 複数デバイス間でのデータ同期が容易
  • セキュリティは提供業者に依存
  • アカウント侵害、同期事故、誤削除の影響を受けうる
  • 無料容量超過時は継続的な利用料金が発生
  • インターネット接続が必須

特に、信頼度の高い大手サービスは、一般的に安定したバックアップ環境の構築に役立つと考えられます。

2-6. 内蔵Dドライブ

パソコンのバックアップ先として、追加購入の必要がない内蔵Dドライブを活用する方法もあります。これは、パソコンに標準搭載されている論理的に分離されたドライブを利用するもので、Cドライブとは別にデータ領域を設けることで、システムトラブル発生時の影響を受けにくくするメリットがあります。

メリット デメリット
  • 追加費用がかからない
  • Cドライブとは独立して管理できる
Cドライブと同じ物理ストレージ内にある場合、ハードウェア故障時にデータが失われるリスクがある

特に、一時的なバックアップや作業用データの保存に適しています。ただし、同じ物理ディスク上のDドライブは物理故障時には保護されないため、あくまで一時退避として考え、別ディスク/外部メディアとの併用が前提になります。

Windows パソコンには、写真や書類といった大切なデータを守るための便利なバックアップ機能が搭載されています。ここでは、Windows に標準搭載されている機能を使ったバックアップ方法を具体的に紹介します。

3-1. Windows バックアップ機能の活用手順

Windows パソコンに標準搭載されている「Windows バックアップ」機能を使えば、大切なファイルや設定を簡単にバックアップできます。

バックアップ前には、Microsoft アカウントでのサインインが必要です。職場のアカウントでは利用できないため、個人用の Microsoft アカウント(@outlook.com、@live.comなど)を使用してください。

バックアップの手順は、以下のとおりです。

  1. 「Windows」キーを押して「バックアップ」と入力して「Windows バックアップ」を選択
  2. 「このPCをバックアップする」をクリックし、「次へ」を選択
    「このPCをバックアップする」をクリックし、「次へ」を選択
    「このPCをバックアップする」をクリックし、「次へ」を選択
  3. 「フォルダー」を展開し、OneDrive にバックアップしたいフォルダー(デスクトップ、ドキュメント、ピクチャなど)のスイッチをオンして「続行」をクリック
    「フォルダー」を展開し、OneDrive にバックアップしたいフォルダー(デスクトップ、ドキュメント、ピクチャなど)のスイッチをオンして「続行」をクリック
    「フォルダー」を展開し、OneDrive にバックアップしたいフォルダー(デスクトップ、ドキュメント、ピクチャなど)のスイッチをオンして「続行」をクリック
  4. バックアップが開始される

インストール済みのアプリ、アクセシビリティ、Wi-Fi情報、壁紙やテーマなどのパーソナル設定、言語設定などもバックアップ可能です。各項目を展開し、必要に応じてスイッチをオンにしてください。

※フォルダー(ファイル)のバックアップには OneDrive のストレージ容量を消費します。無料版の上限は5GBです。また、設定・アプリ・資格情報のバックアップには Microsoft アカウントへのサインインが必要です。
バックアップが完了すると、Microsoft アカウントでサインインする他のパソコンからもファイルにアクセスできるようになります。バックアップの状況は、「設定」>「アカウント」>「Windows バックアップ」から確認可能です。

「フォルダー」を展開し、OneDrive にバックアップしたいフォルダー(デスクトップ、ドキュメント、ピクチャなど)のスイッチをオンして「続行」をクリック
「フォルダー」を展開し、OneDrive にバックアップしたいフォルダー(デスクトップ、ドキュメント、ピクチャなど)のスイッチをオンして「続行」をクリック

なお、OneDrive フォルダーバックアップはクラウド同期に近く、ローカルでの削除・変更がクラウドにも反映されます。

3-2. システムイメージの作成手順

システムイメージとは、パソコンのシステムファイルや設定、インストール済みのアプリケーションなどがすべて含まれた、いわばパソコン丸ごとのバックアップです。万が一の際にパソコンを元の状態に戻すために役立ちます。

Windows には、システムイメージの作成機能が標準搭載されています。ただし、「バックアップと復元(Windows 7)」によるシステムイメージ作成は、Microsoft が公式に非推奨とする機能です。業務で確実な復旧を重視する場合は、信頼できるサードパーティ製バックアップソフトの利用・併用も検討してください。

作成手順は、以下のとおりです。

  1. 「Windows」キーを押して「コントロールパネル」を検索、クリック
    「Windows」キーを押して「コントロールパネル」を検索、クリック
    「Windows」キーを押して「コントロールパネル」を検索、クリック
  2. 従来からの機能である「システムとセキュリティ」項目の「バックアップと復元(Windows 7)」をクリック
    従来からの機能である「システムとセキュリティ」項目の「バックアップと復元(Windows 7)」をクリック
    従来からの機能である「システムとセキュリティ」項目の「バックアップと復元(Windows 7)」をクリック
  3. 左側のメニューから「システムイメージの作成」を選択
    左側のメニューから「システムイメージの作成」を選択
    左側のメニューから「システムイメージの作成」を選択
  4. 「システムイメージの作成」が表示されたら、システムイメージの保存先を選び、「次へ」をクリック
    「システムイメージの作成」が表示されたら、システムイメージの保存先を選び、「次へ」をクリック
    「システムイメージの作成」が表示されたら、システムイメージの保存先を選び、「次へ」をクリック
  5. システムイメージに必要な容量を確認したうえで「バックアップの開始」をクリック
  6. 「バックアップは正常に完了しました。」という画面が表示されたら、「閉じる」をクリック

バックアップ先としては、パソコン本体とは別の物理的な場所にある、大容量のメディアが推奨されます。具体的には、パソコン本体のストレージに問題が発生した場合でもデータを安全に保護でき、システムイメージ全体を保存できる容量を備えている外付けHDDやNASなどが適しています。USBメモリーやSDカードでは容量が不足することが多く、光学ディスクはメディアの経年劣化や複数枚にわたる管理の手間があるため、システムイメージのバックアップにはあまり向きません。

システムイメージの作成には時間がかかる場合があるため、時間に余裕のあるときに実行しましょう。

コントロールパネルは、ショートカットキーやコマンド入力で開くことも可能です。詳しくは以下の記事を参考にしてください。

コントロールパネルの開き方を確認する

3-3. ファイル履歴機能の活用手順

ファイル履歴は、個人のファイルやフォルダーを予期せぬ損失や破損から保護するのに役立つ Windows の便利な機能です。活用手順は、以下のとおりです。

  1. バックアップを保存するための外部ドライブをパソコンに接続するか、ネットワーク上の共有フォルダーを設定する
  2. コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」から「ファイル履歴でファイルのバックアップコピーを保存」を選択
    コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」から「ファイル履歴でファイルのバックアップコピーを保存」を選択
    コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」から「ファイル履歴でファイルのバックアップコピーを保存」を選択
  3. 「オンにする」をクリックして、ファイル履歴機能を有効にする
    「オンにする」をクリックして、ファイル履歴機能を有効にする
    「オンにする」をクリックして、ファイル履歴機能を有効にする
    引用:Microsoft
  4. 「ドライブの選択」オプションから、バックアップ先のドライブ(外部ドライブまたはネットワークの場所)を選択
  5. 「OK」をクリックし、必要に応じて既存のファイルを移動するか、新しいドライブとして開始するかを選択

これで、重要なフォルダーは自動的にバックアップされます。他のフォルダーをバックアップしたい場合は、そのフォルダーを右クリックし、「ライブラリに含める」から追加設定を行ってください。

この設定により、重要なファイルやOneDriveのコピーが定期的に自動保存され、万が一の際に簡単に復元できるようになります。

パソコンのバックアップは、万が一の事態に備えるために非常に重要ですが、効果的に行うためには実施時間帯や保存容量の確保、バックアップ頻度など、いくつかのポイントを押さえる必要があります。これらの点を意識することで、より安全かつ効率的に大切なデータを保護できるでしょう。

特に、「3-2-1-1-0」ルールは、データの消失リスクを最小限に抑えるために警察(大阪府警など)でも推奨されている方法です。

4-1. 実施時間帯を考慮する

バックアップ処理中はディスクへの読み書き負荷が高くなり、(圧縮・暗号化時はCPU使用率も上がり)動作が重くなります。そのため、パソコンを使用しない時間帯にバックアップを実行するのがおすすめです。

例えば、夜間や昼休みなど、作業に支障が出ない時間帯にバックアップをスケジュール設定するとよいでしょう。

バックアップ中に負荷の高い作業を行うと、バックアップも作業もスムーズに進まず非効率になる可能性があります。また、バックアップ中はパソコンの電源を切ったり、スリープモードにしたりしないように注意が必要です。

4-2. 必要な保存容量を確保しておく

パソコンのバックアップを行う際には、十分な保存容量を確保しておきましょう。バックアップ先の容量が不足していると、バックアップが正常に完了しないだけでなく、データの整合性が損なわれる可能性があります。

バックアップ先には、少なくとも対象データの使用量以上(世代管理するならそれ以上)の空き容量を確保してください。

ディスクの使用容量が大きくなるほど、必要な空き容量とバックアップにかかる時間も増加します。また、バックアップオプションで「全てのセクタ」を選択すると、使用していない領域もすべてバックアップ対象となるため、さらに多くの空き容量と時間が必要になる点に注意が必要です。

4-3. バックアップの頻度を定めておく

バックアップをいつ行うかは、保存するデータの内容や重要度によって異なります。基本的には、定期的な頻度を定めつつ、構成変更時にも行うのがおすすめです。

例えば、月1回の定期取得の他、OSのアップデートやセキュリティパッチの適用など、システム構成が大きく変わったタイミングで行いましょう。

4-4. 「3-2-1-1-0」ルールに則ってデータを取得しておく

近年、ランサムウェアによる被害が増加しており、バックアップデータ自体が攻撃対象となるケースも少なくありません。こうした状況を踏まえ、警察(大阪府警など)も推奨する「3-2-1-1-0バックアップルール」が注目されています。

これは、従来の3-2-1ルール(3つのコピー、2種類のメディア、1つはオフサイト)をさらに強化したバックアップ戦略です。

  • 3つ以上のコピー作成
  • 2種類以上のメディアバックアップ
  • そのうち1つはオフサイト(別の場所)で保管
  • バックアップの1つはオフラインでの保管、またはイミュータブル(不変)
  • バックアップはエラーゼロで完了する

このルールでは、バックアップデータがランサムウェアの攻撃を受けても影響を受けないよう、「オフライン」または「イミュータブル(変更・削除できない)」なコピーを1つ追加します。さらに、バックアップが常に「エラーゼロ」、つまり復元可能な状態であることを定期的に検証することが重要です。

これにより、確実に復元できる状態を維持することが可能です。

サイバー攻撃やランサムウェア対策について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

最新のサイバー攻撃について確認する
ランサムウェア対策について確認する

バックアップしたデータを復元するには、どのような方法でバックアップしたかによって手順が異なります。ここでは、代表的なバックアップ方法である「システムイメージ」と「ファイル履歴」からの復元方法について解説します。

スタートアップフォルダーから削除する方法は、以下のとおりです。

5-1. システムイメージからの復元手順

システムイメージを使用してバックアップしたデータは、パソコンのCドライブ全体を復元するため、作成時点の状態に戻すことが可能です。復元作業は、以下の手順で進めます。

  1. バックアップが保存された外付けストレージをパソコンに接続
  2. 「設定」>「システム」>「回復」と進む
    「設定」>「システム」>「回復」と進む
    「設定」>「システム」>「回復」と進む
  3. 「PCの起動をカスタマイズする」から「今すぐ再起動」を選択
    「PCの起動をカスタマイズする」から「今すぐ再起動」を選択
    「PCの起動をカスタマイズする」から「今すぐ再起動」を選択
  4. その後、「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「イメージでシステムを回復」と進む
    その後、「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「イメージでシステムを回復」と進む
    その後、「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「イメージでシステムを回復」と進む
  5. アカウントを選択し、パスワードを入力後、復元したいシステムイメージを選択
  6. 復元内容を確認し、「完了」をクリック

復元対象のデータはすべて削除されるため、注意事項を確認してから「はい」をクリックして復元を開始します。復元には時間がかかるため、完了までお待ちください。完了後、パソコンを再起動します。

なお、システムイメージからの復元では、任意のファイルのみを選択して復元することはできません。また、復元先のパソコンにドライバーがインストールされていない場合は、追加が必要です。

復元作業中にパソコンの電源が切れると、正常に起動できなくなる可能性があるため、ノートパソコンの場合はACアダプターを使用してください。

5-2. ファイル履歴からの復元手順

ファイル履歴機能でバックアップしたデータは、以下の手順で簡単に復元できます。

  1. Windows の検索ボックスに「ファイル履歴」と入力し、表示された「ファイル履歴でファイルを復元」を選択。または、スタートボタンを右クリックして「検索」を選び、「ファイル履歴」と入力して「ファイル履歴でファイルを復元」を選ぶ
    Windows の検索ボックスに「ファイル履歴」と入力し、表示された「ファイル履歴でファイルを復元」を選択。または、スタートボタンを右クリックして「検索」を選び、「ファイル履歴」と入力して「ファイル履歴でファイルを復元」を選ぶ
    Windows の検索ボックスに「ファイル履歴」と入力し、表示された「ファイル履歴でファイルを復元」を選択。または、スタートボタンを右クリックして「検索」を選び、「ファイル履歴」と入力して「ファイル履歴でファイルを復元」を選ぶ
  2. 表示された画面で、復元したいファイルや、目的のバージョンを探す
  3. 復元したいファイルを選択したら、「復元」ボタンをクリック

この方法で、誤って削除してしまったファイルや、以前のバージョンに戻したいファイルなどを手軽に復元することが可能です。

パソコンのバックアップは、一度行えば終わりではありません。万が一のデータ消失に備え、システム全体とファイル、どちらも定期的な実施が不可欠です。バックアップの頻度やタイミングは、データの更新頻度や重要度に合わせ、適切に設定しましょう。

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