未来の社会を創る
CADユーザーを支える
HPのワークステーション

データやAI活用がより進み、IoTデバイス活用や自動運転などのモビリティ改革が迫っており、
社会が大きく変わろうとしています。
製造業や建設業における、設計部門が扱うCADにはさらに重要な役割が与えられるでしょう。
そんなCADに携わる方々をサポートしているのが、HPのワークステーションです。
建設業・製造業のCADでの活用事例を紹介します。

ビジネスに適した Windows 10 Pro。
Windows 10

Architectural Design

未来の空間づくりを担う、
3Dモデルのデータベース

現在、建設関連業でホットな話題はBIM/CIMです。
BIMは、Building Information Modelingの略で、3Dモデルをベースに、建物の意匠を中心とした設計だけではなく、材料や周辺地理などの情報を含んだデータベースです。BIMの設計モデルを使うことで、従来以上の情報やツール、ほかのソフトウェアと連携が行えます。
現在の建設業では、設計だけではなく、プレゼンテーションなど、設計者が顧客や関係者とコミュニケーションをとる場面で、BIMが活用されています。また、CIMは、Construction Information Modeling/Managementの略で、土木業界においてBIMの概念を活用して設計・施工・維持管理などの各情報をICTにて一元化することで品質や性能、生産性を向上していく取り組みです。

CASE1 株式会社 横松建築設計事務所 持ち運べるミニワークステーションで、新しいBIM活用スタイルを展開

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持ち運びができるので、客先でもフルバージョンのBIMデータをそのまま展開できます

横松建築設計事務所では、客先でのプレゼンにBIMモデルを活用しています。その環境が、コンパクトでBIMソフトとも相性のいいミニワークステーション「HP Z2 Mini G3」の導入により大きく変わりました。カバンにおさまる超コンパクトサイズながら、意匠・構造・設備の情報がぎっしりつまった大容量のフル BIM モデルもサクサク動作します。従来のプレゼンではモバイル側のワークステーションを利用していたため、BIMモデルのデータを簡略化して容量を軽くする必要がありました。現在はオリジナルのモデルをそのまま持って出かけられるため、プレゼンもスムーズに行うことができ、その効果は絶大とのことです。

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CASE2 株式会社グリーンワークス 3DCADを活用したコミュニケーション手法で、確かなガーデンリフォームを提供

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3DCADデータを大画面モニターで見せ、顧客にわかりやすい説明を行なっています

造園業を前身とする株式会社グリーンワークスは、デザインから樹木を含めたエクステリアの選定まで、一般家庭のガーデンリフォームを手がける企業です。施主にリフォームの提案をするとき、図面やイメージ画像だけでは意思疎通がしっかりできないという課題がありました。同社では、提案に3DCADを用いて設計段階から施工イメージを共有することで、施主から好評を博していました。ところが、PC環境にて3DCADを動作させていた際、レンダリングなど負荷がかかる場面ではPCのファンがフル回転し、事務所内でかなりの騒音が出ていました。加えて、CADソフトのバージョンアップにより推奨スペックが上がってしまうなど、不安な要素が増えてきたためHPのワークステーションを導入。現在は、騒音が気になることなく、グラフィックもスムーズに動作し、契約率の大幅な向上に役立てています。

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CASE3 有限会社アーキ・キューブ BIM活用で顧客満足と設計効率の両方を向上。リモート環境でのプレゼンも可能に

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BIMの活用により、設計業務の効率化を図りながら、顧客の満足度を高められるようになりました

有限会社アーキ・キューブは、木材の良さを生かした住宅の設計を得意とする設計事務所です。施主に設計プランをわかりやすく提示するため、2004年から3DCADを導入しました。 ところが、3D モデルによって施主との意思疎通がしやすい反面、設計図上の変更を3Dモデルに反映させる手間に悩まされていました。そして2008年にはBIMツールを導入。設計変更をしても3Dモデルと設計図の両方に反映され、設計図もすぐに切り出せるようになり作業効率が向上しました。さらに、HPのワークステーションに出先からリモートアクセスできる「HP Remote Graphics ソフトウェア(RGS)」を使って、施主宅から事務所のマシンにアクセスして3Dモデルを表示・操作するなど、プレゼンに活用しています。

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CASE4 大成建設株式会社 ノート型ワークステーションでスムーズなプレゼンを実現・設計効率もアップ

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スピーディーなグラフィック処理で、客先でのプレゼンもスムーズに行えます

BIM活用の設計ワークフローでは、顧客へのプレゼテーションでもBIMソフトを使い、建物のさまざまなグラフィックを見ながらコンセンサスを得ていきます。大成建設株式会社・設計本部テクニカルデザイングループの高取昭浩リーダーは、HPのノート型モバイルワークステーションを導入し、設計のみならず客先でのプレゼテーションに役立てています。BIMモデルのデータ容量は大きく、グラフィック表示にも高度なマシンスペックが要求されます。以前のマシンで視点切り替えに5秒かかっていた複雑なBIMモデルが、HPのワークステーションなら2秒と大きく改善されました。また、表示の速さはプレゼン時だけではなく、設計者が思考を中断せず設計できたり、3Dデザインレビューツールでの部材の干渉チェックをしたりする際の作業効率化にも大きく貢献しています。

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CASE5 株式会社デジタルビジョン 東京と沖縄でCADやBIMをリアルタイムに連携し、設計業務環境を革新

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大きな図面の赤字も東京と沖縄でほぼ同時に共有できるようになりました

東京本社に加え、沖縄にオフィスを構える株式会社デジタルビジョンは、CADやBIMによって、大手ゼネコンやハウスメーカー、住宅設備メーカーの生産設計業務を手がける企業です。同社では、HPのワークステーションを全面導入し、設計業務の効率化に役立てています。HPのワークステーション選定の決め手は、安定性、品質、サポートの対応などを評価した結果です。さらにA1判の大判プリンター(HP製)/スキャナー(Contex製)も導入して図面のチェックに活用しています。これまで行なっていた、A1サイズの図面をA3サイズ4つに分けてスキャンして送信、受信側では4つの図からA1の図面に復元という手間のかかる作業がなくなり、1物件につきおよそ4~6人日の人件費削減につながりました。今後は、ワークステーションを遠隔操作する「HP Remote Graphics ソフトウェア(RGS)」を、東京~沖縄間でのBIM業務の打ち合わせや顧客オフィスでのプレゼンなどに活用していく予定です。

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Manufacturing industry

デジタル社会整備の鍵をにぎる、
製造業のデータ解析・活用

デジタルデータの実社会への活用が進んでいます。
なかでも製造業は、自動運転車両やIoT機器・サービスなどに代表されるような、これからの人と社会へのデータ活用の接点となる製品を生み出しています。
人と密接に関わっていく製品の設計にあたり、空力や流体、衝突のシミュレーションなど、さまざまな物理的、力学的な解析処理を求められます。解析により、より良い製品をつくることはもちろんですが、シミュレーションによって製造効率を高めるといった効果もあります。
また、高い信頼性のコンピューティング環境は、設計や解析のみならず、職場環境の改善という面でも社会に貢献してまいります。

CASE6 クオリカ株式会社 鋳造の匠の技をサポートする「湯流れ解析」をGPU対応で18倍も高速化

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GPUコンピューティングに対応したシミュレーションで鋳物業界をサポートします

国内外の製造業、流通サービス業をITサービスで支えるクオリカ株式会社は、鋳物業者向けに提供する解析ソフト「JSCAST」において、GPUコンピューティングに対応。鋳物製造の工程の中でも重要な「湯流れ」という部分で、鋳型に注ぎ込まれる流体がどのように流れていくかを解析するシミュレーションを18倍も高速化しました。湯流れ解析シミュレーションを使わない部品開発では、型を作って金属を流してみて不具合があれば修正するというトライアンドエラーを繰り返します。しかし、ソフト上で何回も繰り返しできることで、手戻りの少ない製造工程を実現します。GPUコンピューティング対応の「JSCAST」は、HPの協力のもと開発が進みました。ワークステーションの性能を引き出せるよう、HPの技術者によってパフォーマンスのチューニングサポートがされ、より高い計算性能を得られました。

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CASE7 トヨタ自動車東日本株式会社 ワークステーションの一斉導入で電力消費や作業の効率、社内環境を向上

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ワークステーションの一斉入れ替えで、開発環境の向上と、業務の効率化を実現しました

トヨタ自動車東日本株式会社は、コンパクト車づくりを企画、開発、生産まで一気通貫で対応する企業です。企画、デザイン、設計、実験、試作などの開発工程にワークステーションを活用し、もっとも用途の多いCAD用マシンをはじめ、CAM用、CAE用など数百台を数千人が利用しています。2017年に、CADソフトのバージョンアップや、従来機種の処理能力不足から、社内ワークステーションの一斉入れ替えを決定し、HPのワークステーションを導入。処理能力などの機能面の向上に加え、静音性や省スペースによる職場の快適性の向上、約30%もの消費電力削減、全スタッフの合計稼働時間を1日あたり150時間も減らすなど、さまざまな良い効果を獲得しています。

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CASE8 いすゞ自動車株式会社 世界中に信頼を届けるため、コンピューター選定にも厳しい基準を設けている

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高い技術力と信頼性で世界中の利用者から支持を得ている、いすゞのトラックやエンジン

トラックやバスなどの車両のほか、自動車用および産業用のディーゼルエンジンの開発・製造などを行なう、いすゞ自動車株式会社。同社の自動車やエンジンの設計業務や業務システムを20年以上も支えているのがHPのワークステーションです。社内において、導入するワークス テーションにはIPS(いすゞ・プラットフォーム・ スタンダード)という基準を設け、これを満たす製品のみ採用しています。IPSには、3D CADソフトや解析ツールなどが、高い負荷をかけた状態できちんと動作するか、といった細かい部分まで精査されています。またHPが採用されている大きな理由は、性能面もさることながら、そのサポート力です。数千台規模での運用となると、トラブルはつきものですが、迅速かつきめ細かな対応が評価されています。

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CASE9 株式会社サード 空力解析、応力解析により、高い信頼性と精度を持つパーツや製品を提供

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技術者の経験と勘に頼っていたつくり込みを「見える化」し、信頼性の高いパーツを提供している

株式会社サードは、モータースポーツへの参加、自動車用品の企画・開発・製造・販売、ボート用エンジン、船体の開発などを手がける企業。モータースポーツ活動と同時に、総合的なチューニングパーツメーカーとしての地位を確立しています。同社は20年以上前に、トヨタ自動車と共同でボート用エンジンを開発する際に、CADによる設計を始めました。現在は3DCADを使って設計作業を行い、さらに空力解析や応力解析も行い、より精度の高いパーツ開発を行なっています。解析のためにHPのワークステーションを導入、PCでの解析と比較し、大幅な計算時間の短縮を実現しました。時間短縮により、多くのシミュレーションができるようになったことで、試作品の制作コストを抑えながら、信頼性の高いパーツを提供できるようになったといいます。

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CASE10 日置電機株式会社 忙しい設計者が求める高い信頼性を、コストを抑えたエントリーマシンで獲得

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3D設計の現場では、設計者が使うワークステーションの重要性が一段と増しています

長野県上田市に本社・工場を置く日置電機株式会社は、1935年に創業の電気計測器メーカーです。自動車や電子部品、環境・新エネルギー関連など幅広い産業分野をフィールドに約200機種を供給しています。多品種少量生産であり、新製品の数も非常に多いメーカーのため、設計者は非常に忙しく、設計スピードと安定したコンピューター環境を常に求めています。しかしながら、機種選定においてコストが優先される時期があり、安いメーカーのマシンを導入したところ、繰り返し故障が発生し、パーツを交換しても症状が収まらないものもあったといいます。その後信頼性の評価からHPのマシンを再度導入することで改善を図りました。

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BIM/CIMの考え方によって、
建物の外側と内側の意匠と構成する材質や部品、さらに周辺の情報と、
種々の建物、地理情報が蓄積されています。
そのデータは、建設だけでなく、自動運転車両や物流ロボット、
ドローン、スマートフォン、IoT機器などの
ハードウェアによって有効に活用されていくでしょう。

HPでは、我々の生活を大きく変えていく
建設業や製造業に携わるCAD利用者のために、
今後もより高品質なワークステーションを提供し、製品開発のみならず、
職場環境の改善や働き方の改革にも貢献してまいります。

  • ビジネスに適したWindows10Pro。
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HP Z8 G4 Workstation

OS Windows 10 Pro for Workstations Plus(64bit)
CPU インテル® Xeon® Bronze 3104 プロセッサー
メモリ 8GB
グラフィックス NVIDIA Quadro P400 2GB
ストレージ 500GB
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