2021.11.05
長引くコロナ禍を経て、ニューノーマルといわれる時代が到来したと感じている企業も多いのではないでしょうか。昨今、ビジネスにおいてもテレワークが中心となり、ワーキングプレイスの見直しや、さらなる働き方改革を進める動きも活発になっています。そんな時代を反映して、PCに求められる機能や使い方のコツにも新たな傾向が必ずあるはず。社会の移り変わりの中でお客様のニーズを直接感じているHPの営業スタッフが、ニューノーマルにおける選択肢としてHPのビジネスノートPCを選ぶべき理由を紹介します。
エンタープライズ営業統括本部 第二営業本部 第一営業部 本多雄一郎
大企業様向けの直販を担当しています。私は新規のお客様の担当をさせてもらうことが多いですね。コロナ禍の影響で対面での打合せができず、戸惑うこともありましたが、先輩やチームのみんなと雑談を含めて定期的にオンラインミーティングをする機会をいただいております。HPにキャリア入社し経験が短い私にはとって、その場で疑問や質問に答えてもらっていただくうれしい時間となっています。
お客様とはWeb会議がほぼ100%ですね。ご担当者様もご自宅からアクセスされているケースが多く、自社でキッティングされているお客様からは運用方法のご相談を受けることが増えている印象です。HPではそういった方向けに工場出荷時にお客様の仕様を反映させて出荷するコンフィグレーションサービスのご提案もさせていただいております。ハードウェアのご提供だけではく展開・運用・保守・回収までの一気通貫したサービスをご提案できるのはメーカ営業の醍醐味です。
ご新規のお客様には会社概要と併せて「HPのサステナビリティへの取り組み」をご紹介しております。環境に配慮した製品を購買すると調達方針を掲げている企業様も多く、調達要件に盛り込まれるケースも増えております。世界的にみても持続性社会への注目は日ごとに高まっていますし、日本でも取り組みを始める企業がどんどん増えています。そういった意味でも、これからますます重要視されるポイントになるのだと思います。
HPでは2001年から20年間にわたり、毎年報告書を公開し、HP自身と業界の情報開示水準を引き上げるように努力しています。2030年までに世界で最も持続可能かつ公正なテクノロジー企業になることを目指すというビジョンも公表していますが、これは今後もさらに取り組みを強化していくという心構えを示しているのだと思います。
みなさんがHPに対して大きく注目している分野に「気候変動対策」があると思います。HPの業務で、2010年以来、サプライチェーンで回避したCO2e排出量は138万トン、グローバルの業務においては、再生可能エネルギーの割合で51%を達成するなど、これまでにも様々な分野で目標を達成してきました。
HPが世界初の施策としてはじめたのが「オーシャン・バウンド・プラスチック」でできた製品を市場に投入することです。これは海岸や海沿いの地域で、海へ流入する以前に回収したプラスチックごみを使用した素材で製品を作る試みで、HP Elite Dragonfly G2をはじめとしたいくつかの製品にはすでに採用されています。
また、海洋プラスチックを多く生み出してしまう後進国に対して、労働機会の創出や貧困格差の是正までを対象として活動することで、そもそも海洋プラスチックを排出しない社会の構築も視野にいれています。
オーシャン・バウンド・プラスチックだけでなく、これまで通りの再生プラスチックについても全製品の30%が採用できることを目的にするなど、製品のリサイクルへの取り組みも年々加速しています。
製品のリサイクルについては、すでにPCの回収サービスを行っているので、ご利用いただいた企業様も大勢いらっしゃると思います。HPはワールドワイドに販路を持つPCベンダーですから、スペックが低いPCであってもそれをある程度の価格で買い取り、後進国へ届けるなど全世界を対象としたPCのライフサイクルマネジメントが可能です。
この場ではHPのすべての取り組みをご紹介することはできませんが、「2020年度版サステナブルインパクトレポート」などで、詳細が確認できますので、ご興味のある方はぜひ入手していただければと思います。
こうした取り組みをしていることを知っていただくために、HP製品にどのような形でサステナビリティが活かされているか、実際に触れながら知っていただく場所の提供も行っています。
日本HP品川オフィスショールームの「HPカスタマーウェルカムセンター東京(CWC Tokyo)」では、パーソナルシステム関連のソリューションやプリンティング関連ソリューションを体感していただくことが可能です。ご来場が難しいという方にはVirtualショールームも展開していますので、ご興味がある方は弊社担当営業にお気軽にお声がけください。
また、認知度を広げていくにはお客様向けだけでなく、HP社員の家族への理解も必要だと感じています。そこでHPでは「Family Day」を年に1回程度開催。ご家族の皆様をご招待して、様々な活動を通じてHPへの理解を深めてもらうイベントもおこなっています。
私個人も冒頭で触れさせていただいたように、多くの日本企業様がサステナビリティについて深い興味と共にHPへ期待していただいていることを実感しています。HPはグローバルベンダーとしてこの分野においても業界をリードしていきます。私もPC事業における担当者の一員として、企業の皆様にはPCの導入から回収まで責任を持って提案していきたいと思っています。
海洋プラスティックを使用したノートPC
HP Elite Dragonfly G2
重さ989g、厚さ16.1mm、CNC削り出しのマグネシウムボディーの軽量ビジネスPC。多彩なセキュリティ機能に加え、のぞき見を防止する内蔵型プライバシースクリーン、物理シャッターを備えたカメラ、コラボレーションを促進する全方位マイクなど、ビジネスに必要な全てをエレガントなボディーに備えました。