2022.10.31

ハイブリッドアーキテクチャー・パフォーマンス

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第12世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーが加速するHP Elite Dragonfly G3のパフォーマンスをレビュー

第12世代 インテル® Core™ プロセッサーとは、Performance-cores(Pコア)とEfficient-cores(Eコア)を組み合わせたインテルの高性能ハイブリッド・アーキテクチャーを採用した最新のプロセッサーです。過去10年でインテル最大のアーキテクチャー変革が功を奏し、第11世代のパフォーマンスを格段に上回る性能を得ることができています。そして、もちろん、HP Elite Dragonfly G3は、その恩恵を最大限に活かす最新のモダンモバイルノートパソコンです。

高性能ハイブリッド・アーキテクチャーとインテル® スレッド・ディレクター

HP Elite Dragonfly G2に搭載されていた第11世代インテル® Core™ プロセッサーは最大でも4コア8スレッドでしたが、HP Elite Dragonfly G3に搭載されている薄型軽量パソコン向けの第12世代インテル® Core™ プロセッサーは、最大10コア12スレッド(Pコアで2コア/4スレッド,Eコアで8コア/8スレッド)で稼働します。

第12世代インテル® Core™ プロセッサー Pコア、Eコアとは

第12世代インテル® Core™ プロセッサーがハイブリッドなアーキテクチャと呼ばれるのは、プロセッサーを構成するコアが2種類あり、異なる性質をもつコアが協調して稼働するからです。従来のコアと同様の性質をもったコアはパフォーマンスコア(Pコア)で、シングルスレッドのタスクに最適化されています。第12世代インテル® Core™ プロセッサーにはイフィーシエントコア(Eコア)と呼ばれる並列度の高いワークロードに最適化されたコアが加わりました。

HP Elite Dragonfly G3では、2つのPコアが4つのスレッドを処理し、さらに8つのEコアが8つのスレッドを処理します。合計で12スレッドに適宜、仕事が割り当てられます。

Pコアは短距離ランナー、Eコアは長距離ランナーというイメージです。そのときごとに最適なコアが各処理に割り当てられます。その采配をふるうのがインテル® スレッドディレクターです。

HP Elite Dragonfly G3の第12世代インテル® Core™ i7 1255Uは2つの物理Pコアがハイパースレッディングで4論理コアとして稼働、さらに8つの物理Eコアが加わった(合計12スレッド)。

Windows 11環境では、インテル® スレッド・ディレクターによって、各種ワークロードの処理が適切なコアとスレッドに最適なタイミングでインテリジェントに振り分けられることで、最適なマルチタスク処理が行われます。各コアがうまく制御され、最大のパフォーマンスを発揮することができるのです。

HP Elite Dragonfly G3の実力は、この最新世代のモバイルプロセッサーによって支えられています。第11世代に比べて19%の性能向上を果たしたPコアと、70%と驚異的なマルチスレッド性能を実現したEコアのハイブリッド構成は、マルチコアアーキテクチャーを再定義し、HP Elite Dragonfly G3におけるモバイルコンピューティングを新たな次元に推し進めます。

インテル® スレッド・ディレクターのインテリジェントな仕事術

といったインテリジェントな処理が自動的に行われます。ハイブリッドなアーキテクチャーのプロセッサーが、ハイブリッドなパソコンの使い方を加速し、ハイブリッドな働き方に貢献するのです。

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