HomeとProって何が違うの?
そもそもHomeとProでは使用用途が異なっているのが特徴です。Homeは家庭用、Proはビジネス用とで分かれています。
特に大きな違いとしては、ProにはBitLocerをはじめとしたセキュリティ機能や従業員のPCをクラウド管理する機能が備わっており、
Homeと比較して12個も機能数が多いのが特徴です。
ビジネスの管理と展開
- 機能
- Windows 11 Home
- Windows 11 Pro
- 割り当てられたアクセス
- 動的プロビジョニング
- Azure による Enterprise State Roaming
※別途、Azure Active Directory Premium のサブスクリプションが必要です。
- グループ ポリシー
※別売りです。
- キオスク モードのセットアップ
- ビジネス向け Microsoft ストア
※一部の国と地域でのみご利用いただけます。国と地域によって、またはデバイスによって、ご利用いただけない機能やアプリがあります。
- MDM (Mobile device management)
※MDM には、Microsoft Intune やその他のサードパーティのソリューション (別売り) などの MDM 製品が必要です。
- Active Directoryのサポート
※別売りです。
- Azure Active Directory のサポート
※Microsoft 365 サブスクリプションは別売りです。
- ビジネス向け Windows Update
保護機能の拡張
- 機能
- Windows 11 Home
- Windows 11 Pro
- BitLocker によるデバイス暗号化
※TPM ベースのキー保護には、TPM 2.0 以降が必要です。
- デバイスの暗号化
※ InstantGo/AOAC/HSTI に対応している必要があります。詳細はこちらです。
- デバイスを探す
- ファイアウォールとネットワーク保護
- インターネット保護
- 保護者による制限と保護
- セキュア ブート
- Windows Hello
※1 TPM ベースのキー保護には、TPM 2.0 以降が必要です。
※2 指紋リーダー、照明付き IT センサー、その他の生体認証センサー、対応デバイスなどを含め、専用のハードウェアが必要です。
- Windows 情報保護 (WIP)
※Windows 11 Pro 用:WIP では、設定を管理するためにモバイル デバイス管理 (MDM) または System Center Configuration Manager のいずれかが必要です。
- Windows セキュリティ
Windows10から何が変わったの?
1ユーザーインターフェースの変更
Windows10の「Metroデザイン」が廃止され、新たに「Fluentデザイン」が採用されました。それにより、Windows10とは全く異なるユーザーインターフェースに生まれ変わっています。
Fluentデザインのコンセプトは以下の5つで構成設計されています。
- ●ライト(Light):光によってユーザーをガイドする。
- ●深度(Depth):画面に奥行きを与える。
- ●モーション(Motion):アクションによる変化を滑らかに表現する
- ●マテリアル(Material):高級な質感を持たせる。
- ●スケール(Scale):さまざまなスケールに対応する
これにより画面の構成や配置、デザインなどが大きく見直されています。特に大きく変更されたのは、デスクトップ画面のデザインです。スタートボタンがタスクバーの中央付近に配置され、スタートメニューは、タイルがなくなってアイコンだけが並び、構成もシンプルになりました。また、タスクバーは下に固定され、Peopleとコルタナ、ニュースと関心事項のアイコンが廃止されて、ウィジェット(カレンダーや天気予報など、単機能のアプリケーションのこと)のアイコンが追加されています。
開いているアプリのスク数ウィンドウのスナップ機能も強化されており、ウィンドウの最大化ボタンにマウスポイントを合わせるとレイアウト調整を指定する事ができるようになりました。
2入力インターフェースの進化
Windows11では、タッチキーボードや音声入力などの入力インターフェースも進化しています。
タッチキーボードの背景デザインなどを変更するテーマ設定機能や絵文字やアニメーションを簡単に入力できるように変更がされています。また、タッチキーボードを画面右端や左端に移動できるコンパクトレイアウト機能も備わり、タブレットを両手で持った時に簡単に入力できるような配慮がされています。
また地味に「Win+H」キーを押すことで、音声入力も可能になりました。もちろん日本語も利用可能で句読点の自動入力も対応しています。
3Microsoft StoreでAndroidアプリが
ダウンロード可能に※今後追加される機能の予定
今後、リリースされる予定ですが、Microsoft StoreでAdndroidアプリがダウンロード可能になります。これによりWindows11のOSでもAndroidアプリを稼働させることができるようになるため、Androidスマートフォンで重宝していたアプリをパソコンでも使用することが出来るようになるため、画期的なリリースと言えるでしょう。