HPのビジネスPCは、机からの落下、満員電車の圧力、温度の高低差やホコリ・高湿度の中など、
PCを利用するさまざまな環境を想定した厳格なテストをクリアしています。
中でもEliteBookシリーズは、米軍調達基準(MIL-STD-810)に準拠、19項目ものテストをクリアしており、
皆様に安心して製品をご活用いただけるよう、日々努力をしております。
使用シーンはさまざま
だから高い信頼性を
ビジネスで使用するPCは信頼性が欠かせません。HPのビジネスPCは、さまざまな使用状況を想定したHP独自の品質基準テスト、HP Total Test Process (トータルテストプロセス)を実施。1モデルあたり12万時間以上に相当する厳密なテストをクリアすることで、 広範囲にわたる使用状況に、高い信頼性で対応します。
※ ハードウェアテストには、電気・通信・電力・信頼性・熱・音響・性能、落下や温度変化などの耐久性テストが含まれます。また、商品輸送時のダメージを想定したテストも実施しています。
耐環境性試験をクリア
品質と信頼性の実証
HPのビジネスPC*1は、米軍調達基準(MIL-STD-810)*2に準拠しています。
米国国防総省が制定したこの基準は、複数の業界で商用製品の品質基準として広く採用されています。機器の信頼性を測定する幅広いテストは数々の気候条件や環境テストも含み、HP製品の品質と信頼性を実証するとともに、さまざまな環境におけるビジネスPCの活用を強力にサポートします。
プロダクトテストの例(MIL-STD-810H)
落下
高さ122cmから、5cmの合板の上に合計26方向の落下
(非稼働)
衝撃
6方向から3回、計18回の衝撃
(OS稼働)
振動
PC本体 5~500Hzの振動、
3軸×2時間
(OS稼働)
粉塵/砂塵
6時間の粉塵環境の動作、
90分砂塵環境
(OS稼働)
湿度
湿度50~95%、気温23~60度、
合計264時間
(非稼働)
高度
標高4570mでの動作
(OS稼働)
高温/低温
動作時60℃、非動作時71℃
動作時-29℃、非動作時-51℃
温度変化
-51℃~60℃
(非稼働)
- *1 HP Eliteシリーズ、Proシリーズ、ワークステーション、Chromebook(一部)、POSシステム(一部)、シンクライアント(一部)が対象です。
- *2 MIL-STD-810テストは、米国国防総省の契約要件または軍事用途への適合性を実証することを目的としたものではありません。これらテスト結果は、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。落下、衝撃、振動や使用環境による製品の故障への対応につきましては、オプションのHPアクシデントサポートケアパックが必要です。
HP Total Test Process の一例
- コネクター疲労
- 耐屈曲
- 静電放電
- 電磁干渉
- キーボード耐久性
- キーボード開閉
- ヒンジ耐久性衝撃
- 使用時震動
など
MIL-STD 810H テスト項目
項目 | テスト内容の詳細 |
---|---|
1 落下 | 810G : 高さ76cm、5cmの合板の上に合計26方向の落下(非稼働) 810H : 高さ121cm、5cmの合板の上に合計26方向の落下(非稼働) |
2 衝撃 | 合計18回(6面×3回)の衝撃テスト、加速度:40g、時間:11ms(OS稼働) |
3 振動 ① | 810G : PC本体 10~500Hzの振動、3軸×2時間(OS稼働) 810H : PC本体 5~500Hzの振動、3軸×2時間(OS稼働) |
4 振動 ② | 梱包時 5Hzの振動x20分(非稼働) |
5 振動 ③ | PC本体 20~2000Hzの振動、3軸x1時間(OS稼働) |
6 粉塵 | 濃度:10.6±7 g/㎥、気流速度:8.9msの中に6時間放置(OS稼働) |
7 湿度 | 810G : 湿度:50~95%、気温:23~60度、合計246時間(非稼働) 810H : 湿度:50~95%、気温:23~60度、合計264時間(非稼働) |
8 高度① | 標高4572m相当、気温:25度、時間:1時間(非稼働) |
9 高度② | 標高4572m相当、気温:25度、時間:1時間(OS稼働) |
10 高温① | 気温:33~71度、時間:24時間(非稼働) |
11 高温② | 気温:60度、時間:4時間(OS稼働) |
12 低温① | 気温:-51度、時間:4時間(非稼働) |
13 低温② | 気温:-29度、時間:4時間(OS稼働) |
14 温度変化 | 気温:-51~60度、時間:6時間x3サイクル(非稼働) |
15 砂塵 | 濃度:2.4 g/㎥、気温:60度、気流速度:20msの中に90分放置(OS稼働) |
16 超低温 | 気温:-10~25度の反復環境、時間:12ステップ合計12時間以上(随時OS稼働) |
17 ベンチ・ハンドリング試験 | 天面・底面時、一方を10cm傾けた状態で合計8回落下(OS稼働) |
18 クラッシュ・ショック試験 | 12回(6面x2回)の衝撃テスト加速度:75g、時間:6ms(非稼働) |
19 運送衝撃試験 | 梱包時、加速度g/衝撃数:5.1g/42回、6.4g/21回、7.6g/3回、6面(非稼働) |