卓越した品質の映像、スマートカメラフレーミング、120度の広い視野角。
社内でも社外でもWeb会議が新たなコミュニケーションの主流となりました。特に大人数での会議では、全員がスムーズに参加し、対面で会議しているのと同じレベルでコミュニケーションをとれることが重要です。そのために適切なカメラとマイクを選ぶことで、自分の考えを正確に伝え、相手の意見をしっかり把握することができます。
本記事では、大人数のWeb会議に適したカメラやマイクの選び方を、具体的な製品例と共に解説します。広角カメラ、全指向性マイクやZoom Roomのような専用システムも登場している中で、その製品を選ぶ時のポイントを紹介することで、効率的な会議運営ができるようなWeb会議カメラを選び、会議の質を高め、ストレスフリーな仕事環境を実現しましょう。
目 次
マイク・スピーカー選びのポイント(集音範囲/周辺ノイズ対策)
部屋の環境を踏まえてマイク・スピーカーを選びましょう
Web会議において最も重要なポイントは声の聞き取りやすさ、伝わりやすさです。マイクの性能によって大事な発言が聞き取れなかったり、周辺の雑音を必要以上に拾ってしまうことで相手に不快な思いをさせてしまったりと、様々な問題が発生する可能性があります。良いWeb会議体験を実現するにはまずは何よりも音にこだわりましょう。
その際つい見落としがちなのが、会議室の広さや形です。間取りや広さよっては、ハウリングが発生したり音声が伝わりにくくなることがあるため、どのような間取りの会議室に設置するのか前に把握したうえで、デバイスを選ぶ必要があります。
マイク集音性能とスピーカー性能
会議室を利用したWeb会議では、広範囲で参加者の発声を拾える事と、相手側の音声を明瞭に聞き取れる事を条件に選ぶ必要があります。そのために、Web会議デバイスを設置しようとしている会議室の規模や形状、構造などを事前に確認しておきましょう。小規模会議室は6名以下、中規模会議室は10名までを目安として、その人数でのWeb会議をしっかりとカバーできるマイク性能やスピーカー性能が搭載されているかどうかを確認しましょう。
周辺ノイズ対策
会議室によっては近くを走る鉄道や自動車による雑音、また会議室内でもキーボードをタイピングする音や紙をめくる音など様々なノイズが発生する事があります。Face to Faceの会議であれば差ほど気にならない音でも、Web会議ではそのような雑音を強く拾ってしまい、相手に不快な思いをさせている事が多々あります。近年は、マイクで拾った音の中で人の声とそうでない音や、構造物からの反響音などをAIが判別し、人の声以外の音をブロックするようなテクノロジーを搭載したデバイスも登場しており、よりクリアな音声だけを届けられるように進化しています。
カメラ選びのポイント(視野角/画質/臨場感を持たせる特殊機能)
映像品質はWeb会議を”対面会議”に近づける重要な要素です
Web会議カメラを選ぶ時にはどれくらいの人数規模で会議を実施するのかを把握する必要があります。カメラの視野角によって画面内に映ることができる人数も変わるため、視野角と人数のバランスをチェックしておきましょう。
視野角
大人数でWeb会議をする場合には、広角カメラを選びましょう。カメラの画角と映し出せる人数のおおよその基準は以下を参考にしてみてください。
画角70°~75° 1名~2名
画角90° 3名~4名
画角120° 5名~最大10名
画質
会議中の相手の動作は非常に重要な情報です。画質が低いことによって、相手の顔がわからなかったり、板書を認識できなかったりすると、ストレスにもつながり集中力を欠くことにもつながります。Web会議カメラを選ぶ際は画素数や解像度も考慮してみてください。
画素数は画像や写真の中にある点の数を指します。例えば、100万画素は縦と横の画素数を掛け合わせたものです。その画素数と視認できるバランスは以下のようになります。
100万画素 人の顔を認識できる
200万画素 ホワイトボードなどの文字を読み取れる
300万画素 肉眼で映像の粗さが見えない程に人の動きなどを確認できる
解像度は密度を表す指標で、一定の面積内にどのくらい詰まっているかを示します。高い解像度では画像が滑らかに綺麗に見える一方で、低い解像度ではドットが見えてしまいます。画素数と解像度の関係性としては、画素数の多い写真データは高解像度にも低解像度にも対応できる幅がある一方で、画素数が少ない場合には解像度を上げても画質が向上しないことに注意する必要があります。Web会議カメラを選ぶ時にはフルHD以上の解像度のカメラを選びましょう。
導入・設置コスト
一昔前のテレビ会議システムというと、安くても一部屋あたり数百万円~という投資が必要でした。コロナ禍を経てMicrosft TeamsやZoomの普及が進んだことにより各自のPCからでも容易にWeb会議に参加できる環境が整った一方で、オフィスではWeb会議に必要な設備が整った会議室が限られているためWeb会議室難民という課題を抱えた企業が増えています。
複数の会議室にWeb会議設備を導入する必要がある場合には、いかにスピーディーに、かつ安く導入・設置ができるかも重要なポイントとなってくるでしょう。
その際の有効な解決策となるのが、ビデオバーです。ビデオバーは、①音声集音マイク②相手の音声を聞くためのスピーカー③映像を届けるカメラというWeb会議に必要なものが手軽にまとめて導入できるといういるだけでなく、10万円前後で購入できるコストの低さも特長です。
実際に会議室に設置するにあたっても、机に据え置いたり、モニターに引っ掛けたのち、コンセントに電源を接続するだけで設置ができるため、専門の業者などを入れる必要もありません。あとは有線USBでご自身のPCとビデオバーを接続するだけですぐに使うことができるので、設置者にとっても使用者にとっても大きなメリットのあるデバイスと言って良いでしょう。
Poly Studioビデオバーシリーズ
以上のポイントを踏まえ、我々HPがおすすめするのがPoly Studio ビデオバーです。 Poly Studio R30(6名規模)、Poly Studio(10名規模)の2製品をご紹介させて頂きます。Microsoft TeamsやZoom、Google Meetなどはもちろんあらゆる場面で生産性を向上できます。 Poly(旧Plantronics)は、1969年にアポロ11号が月面着陸後に歴史に残る第一声を伝えたヘッドセットを製造した音声テクノロジーカンパニーと音声会議システムとテレビ会議システムのPolycomが一つになったプロフェッショナルチームです。もちろんPoly Studioシリーズにも、過去から培ってきた多くのテクノロジーが搭載された高い音声技術が集約されています。 あなたも月へ行ったテクノロジーを、会議でも体感してみませんか?
Poly StudioビデオバーシリーズはこのようなWeb会議のストレスを解消します
Poly Studio USB ビデオバー
4K対応で120度の広い視野角と高品質なAI技術を搭載した中規模会議室向けビデオバーです。
音声はパワフルなステレオスピーカーにより中規模会議室の参加者全員にはっきりとした音声を届けることができます。ビデオバー内部に6つのマイクアレイを搭載し集音範囲4.5m以内の音声をクリアに拾うことが可能です。集音範囲を拡張できるオプションマイクに対応しているため、さらに広範囲の発言を拾うことも可能です。また、Poly Noise Block AIを搭載しているため、会議を妨げるタイピング音や紙をめくる音、また周囲の雑音を的確にブロックします。次世代のビームフォーミングマイクアレイを搭載し、まるで発言者にマイク向けているように発言者の声を集中的に集音します。
対象指定方向だけの音声を拾うPoly Acoustic Fenceも魅力的です。Acousutic Fenceは仮想空間上にフェンスを立てたイメージで指定確度方向より外の音をシャットアウトするため、しっかり部屋として区切られていないハドルスペースへの設置に最適です。
映像に関しては、120度の範囲を投影可能なだけでなく、4Kの解像度カメラを搭載しているので、卓越した品質の映像で会議を実施できます。加えて、Poly Director AIスマーカメラテクノロジーは目・鼻・口・耳をAIが人物と自動判定し更にマスクをした横顔でも的確に参加者全員の顔を捉えます。この技術により、最大6名までをフレーミングする人物フレーミング機能はもちろん、学校や塾の先生の様に歩いて話す話者を自動でトラックする発表者トラッキング機能を搭載しております。
卓越した品質の映像と音声、スマートカメラフレーミング、120度の広い視野角によって
コラボレーションの生産性を高めることができます。
主な機能
Poly Studio USBビデオバーの機能紹介
1. Poly NoiseBlockAI
会議を妨げる騒音を的確にブロックします。
2. 最高の音質
パワフルなステレオスピーカーと6マイクアレイにより、会議の双方の参加者がすべての会話を明瞭に聞き取ることができます。
3. Poly Acoustic Fence
設定したスペース内の音声のみを集音し、相手に届けます。
4. Poly DirectorAI
さまざまなフレーミングモードで話者を自動で追尾するので、通話先の相手が会話をより身近に感じることができます。
5. 管理が簡単
クラウドベースの管理ツールにより、IT担当者は自席から離れることなく、ソフトウェア更新ファイルをプッシュし、設定を変更できます。
場所を選ばないコラボレーション
Poly Studioは、主要なコラボレーションプラットフォームに対応しています。
- Microsoft Teams認定
- Zoom認定
- Google Meet認定
Poly Lensソフトウェア
IT部門にはインテリジェントなインサイトや拡張性の高い管理機能で、
エンドユーザーには個人デバイス制御で、それぞれを強化します。
Poly Lens クラウド型管理プラットフォーム
Poly Lens ソフトウェアを使用すると、IT チームは Poly デバイスを可視化し、制御することができます。スケーラブルな 1 つのプラットフォームを使用して、1 台のデバイスから数千台のデバイスまで、導入、構成、更新、および貴重なインサイトを得ることができます。
Poly Lens アプリケーション
Poly Lens ソフトウェアを使用すると、IT チームは Poly デバイスを可視化し、制御することができます。スケーラブルな 1 つのプラットフォームを使用して、1 台のデバイスから数千台のデバイスまで、導入、構成、更新、および貴重なインサイトを得ることができます。
Poly Studio R30 ビデオバー
4K対応で120度の広い視野角と高品質なAI技術を搭載した小規模会議室向けビデオバーです。
音声はパワフルなスピーカーにより小規模会議室の参加者全員にはっきりとした音声を届けることができます。ビデオバー内部に3つのマイクアレイを搭載し集音範囲4.5m以内の音声をクリアに拾うことが可能です。Poly Noise Block AIを搭載しているため、会議を妨げるタイピング音や紙をめくる音、また周囲の雑音を的確にブロックし、次世代のビームフォーミングマイクアレイを搭載している為、まるで発言者にマイク向けているように発言者の声を集中的に集音します。
対象指定方向だけの音声を拾うPoly Acoustic Fenceも魅力的です。Acousutic Fenceは仮想空間上にフェンスを立てたイメージで指定確度方向より外の音をシャットアウトするため、しっかり部屋として区切られていないハドルスペースへの設置に最適です。
映像に関しては、120度の範囲を投影可能なだけでなく、4Kの解像度カメラを搭載しているので、卓越した品質の映像で会議を実施できます。加えて、Poly Director AIスマーカメラテクノロジーは目・鼻・口・耳をAIが人物と自動判定し更にマスクをした横顔でも的確に参加者全員のお顔を捉えます。この技術により、人物を最大6名までフレーミングする人物フレーミング機能はもちろん、学校や塾の先生の様に歩いて話す話者を自動でトラックする発表者トラッキング機能を搭載しております。
付属のクランプでモニターの上部に乗せるだけの簡単設置がお勧めです。VESAマウントキットを使えばモニター上部または下部への固定設置や壁面への設置も可能です。コンセントへ電源を挿すだけの簡単設置は購買担当者に優しく、USBをPCに接続するだけ使える仕様は使用者に優しい仕様と言えるでしょう。
スタイリッシュなデザインとコンパクト設計により6席以下の小規模の会議室やハドルスペースへの導入におすすめです。
信頼できるコラボレーション
Poly Studio R30の高度なビデオ機能、優れた音質、簡単なセットアップにより、
コラボレーションに変革をもたらすことができます。
主な機能
Poly Studio R30 USBビデオバーの機能紹介
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1. パワフルなスピーカー
パッシブ ラジエーター搭載のパワフルな内蔵スピーカーにより、会議参加者の声をありのままのクリアな音質で聞くことができます。
2. 高性能カメラ
鮮明な解像度、120度の広い視野角、Poly DirectorAI スマートカメラテクノロジーにより、参加者全員がはっきりと映し出されます。
3. 高度なマイクアレイ
3つのマイクアレイと周囲の騒音を遮断する音声技術により、ユーザーの声だけを明瞭に相手に伝えます。
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4
4. 柔軟な取り付けオプション
モニタークランプおよび三脚対応設計が付属しています。オプションで壁面およびVESAマウントも利用できます。
場所を選ばないコラボレーション
Poly Studioは、主要なコラボレーションプラットフォームに対応しています。
- Microsoft Teams認定
- Zoom認定
- Google Meet認定
Poly Lensソフトウェア
IT部門にはインテリジェントなインサイトや拡張性の高い管理機能で、
エンドユーザーには個人デバイス制御で、それぞれを強化します。
Poly Lens クラウド型管理プラットフォーム
Poly Lens ソフトウェアを使用すると、IT チームは Poly デバイスを可視化し、制御することができます。スケーラブルな 1 つのプラットフォームを使用して、1 台のデバイスから数千台のデバイスまで、導入、構成、更新、および貴重なインサイトを得ることができます。
Poly Lens アプリケーション
Poly Lens ソフトウェアを使用すると、IT チームは Poly デバイスを可視化し、制御することができます。スケーラブルな 1 つのプラットフォームを使用して、1 台のデバイスから数千台のデバイスまで、導入、構成、更新、および貴重なインサイトを得ることができます。
Poly Studio R30 | Poly Studio USB | |
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HP希望販売価格 | ¥108,570(税込) ご購入はこちら |
¥124,080(税込) ご購入はこちら |
最適な用途 | さまざまなVaaS(Video-as-a-Service)プラットフォームへのUSB接続を必要とする小規模会議室向け | さまざまなVaaS(Video-as-a-Service)プラットフォームへのUSB接続を必要とする中規模会議室向け |
カメラ | 4K、視野角120度 | 4K、視野角120度 |
マイクとスピーカー | マイクおよびモノラルスピーカー搭載 | マイクおよびステレオスピーカー搭載、拡張マイク用オプション |
集音範囲 | 最大4.5 m | 4.5m、オプションの拡張マイクあり |
ディスプレイ | ー(MacまたはPC) | ー(ディスプレイの数はPC/Macによって異なります) |
付属アクセサリー | モニタークランプ、ケーブル一式 | テーブルスタンド、壁面マウント キット、ケーブル一式、Bluetoothリモコン |
ノイズリダクションテクノロジー | Poly Acoustic FenceおよびNoiseBlockAIテクノロジー | Poly Acoustic FenceおよびNoiseBlockAIテクノロジー |
PCまたはMacとUSB接続してビデオ通話が可能 | 〇 | 〇 |
標準規格(H.323およびSIP)に準拠したビデオ | MacまたはPC経由 | MacまたはPC経由 |
Zoom Roomsにネイティブ対応 | MacまたはPC経由 | MacまたはPC経由 |
Microsoft Teamsにネイティブ対応 | 個人のPC/MacまたはMicrosoft Teams Rooms経由 | 個人のPC/MacまたはMicrosoft Teams Rooms(Windows)経由 |
Google Meet対応 | MacまたはPC経由 | MacまたはPC経由 |
付属品 | モニタークランプ AC電源 電源ケーブル USB Type-C®- USB Type-Aケーブル セットアップシート 取り外し可能なプライバシーキャップ |
リモコン(単4電池2本付属) AC電源 壁面マウントキット セットアップシート テーブルスタンド USB Type-C®- USB Type-Aケーブル |
製品詳細データシート | 製品詳細はこちら | 製品詳細はこちら |
※スワイプで左右に移動します。
おわりに
今回は大人数でのWeb会議に必要なカメラ・マイクデバイスの選び方の選び方について、注目すべき機能と具体的な製品を挙げました。
Polyは、AIテクノロジーを使ってベストなWeb会議環境を作り出すことで、ビジネスのさらなる前進をお手伝いいたします。
機能について詳細を知りたい方や、選び方に不安がある方、貸出機をご要望の方はお気軽にお問い合わせください。