POSシステムの監視やメンテナンスは、ビジネスにおいて不可欠な要素です。しかしながら、現場からの報告の遅れや十分な準備ができていないことにより、機会損失が発生するケースが少なくありません。安定した運用を確保するためには、システムの監視を自動化し、障害を予測することが重要です。
ここでは、それらの要求を実現する無償のツール:HP Retail Peripheral Agentと、さらに高度な機能を提供するクラウドサービス:HP Proactive Insightsをご紹介します。
HP Retail Peripheral Agentは、HP POSシステムに接続された周辺機器の状態をリモートで監視可能にするツールです。ツールはシステムに常駐し、周辺機器の稼働状況や異常などを検知し、管理者にEメールで通知します。それにより、管理者はリアルタイムで周辺機器のトラブルに気付くことができ、さらに稼働状況やMTBF(平均故障間隔)等から故障を予測し、予防することが可能になります。
周辺機器/USBデバイスの接続/取り外し、キャッシュドロアの使用制限など
【ユースケース】
MTBF(平均故障間隔)等をしきい値とした周辺機器の使用状況の通知
【ユースケース】
36のUPOSデバイスクラスに対応
サイレントインストール・設定ファイルによる展開に対応
HP Retail Peripheral Agentは、クラウドサービス:HP Proactive Insightsと連携することで、POS周辺機器の状態を視覚的に確認することができます。
HP Retail Peripheral AgentとHP Proactive Insightsが連携した環境では、POSシステムに接続された各周辺機器の状態を様々な角度から定期的に監視し、問題が発生する前に対処することが可能となるため、POSシステムの運用管理が効率化され、ビジネスの安定性と顧客満足度の向上に貢献します。
HP Proactive Insights上で周辺機器の各種状況を表示した例
※一部の機能はHP製デバイスのみの対応となります。
HP Proactive Insightsの表示例
HP Proactive Insightsの御見積依頼およびご注文依頼は、HP販売代理店またはHP営業へお問い合わせください。また、本Blogに関してご不明な点等がある場合は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
https://h41268.www4.hp.com/live/index.aspx?qid=33646