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電力管理ソフトウェア「IPMPLUS」

電力管理ソフトウェア「IPMPLUS」 - 機能のご紹介

「IPMPLUS」はPCおよびモニターの電力消費をモニタリングし、節電やバッテリ駆動時間の最大化に役立てることが可能なHPのクライアントPCに無償プリインストールされている電力管理ソフトウェアです。
利用環境に合わせて、パフォーマンスと消費電力のバランスを最適な状態にカスタマイズし、IPMPLUSにより節電された消費電力量や、CO2排出抑制量も表示可能です。
電源管理アプリケーションのIPM Plus がインストールされていると、OS標準の電源オプション より IPM Plus の設定が優先され、電源オプションでの設定変更が適用されない事があります。IPM Plus がインストールされている際に省電力設定を行う場合は、IPM Plus にて設定の変更を行っていいただくようお願いいたします。

  • ※ BTOでは無償プリインストール、CTOではオプションとなります。
  • ※ IPMPLUSのさらに詳しい情報はこちらよりzipファイルをダウンロードいただき、解凍したフォルダにあるファイル「IPM+_SE_Japanese.chm」からご覧ください。ファイルを閲覧いただけない際は「IPM+_SE_Japanese.chm」ファイルを右クリックし、[プロパティ] を選択し、 [ブロックの解除]ボタンをクリックした後に再度ご覧ください。

電源プラン設定

利用状況に合わせ、簡単に省電力なシステム設定を可能、さらにディスプレイやバッテリなどの個別の詳細設定にも対応しています。

スケジュール設定

1週間の電源プランをスケジュール可能。昼休みなど不使用時をあらかじめ休止、サスペンドなどに設定して無駄な電力利用をカット。

利用実績の確認

電力利用実績は円グラフや棒グラフの形でビジュアルにわかりやすく確認ができるので、今後のさらなる節電計画に有効です。

ピークシフト機能

バッテリのみで駆動させる時間と、バッテリの充電を行う時間を指定することができ、電力消費の多い時間帯の節電対策が可能です。

モニター省電力設定

接続されているHP製のモニターの電源管理も同一インターフェースで省電力設定が可能です。

電力管理ソフトウェアIPMPLUSは初期設定において節電設定が有効になっています。
ソフトウェアのマニュアルをご覧頂き、お客様環境に応じて適宜設定を変更しご使用ください。

電源プラン設定

1、あらかじめ設定された電源プランから選択

IPM+ には事前定義された 4 つの電源プランが用意されていますのでお好み合わせてプランを選択するだけの簡単節電が可能です。

標準的な節電 - この電源プランは標準的な節電を行います。

  • ※既定ではこの電源プランが使用されます。

最大限の節電 - この電源プランは最大限の節電を行います。

最小限の節電 - この電源プランは節電を最小限に留めます。

節電オフ - この電源プランは節電を行いません。

2、電源プランをカスタマイズ

IPMPLUSでは、[ディスプレイの制御] 、[電源オフのオプション] 、[全般]のタブでそれぞれに電源プランをカスタマイズ可能です。使用状況に応じた無理のない節電が可能です。

[ディスプレイの制御]タブ
ディスプレイに関する明るさレベルの設定と、アイドル状態/オフ状態における条件などを設定可能です。

[電源オフのオプション]タブ
システムを各省電力状態(スタンバイや休止など)に移行するまでの時間や、電源をオフにする条件などを設定します。

[全般]タブ
プロセッサ速度や特定のアプリケーションを実行中に、特定の節電機能を実行しないように設定できます。

3、曜日や時間を指定して電源プランを実行

[設定]→[ジョブ スケジューラ]より、日時を指定して特定のタスクやイベントを実行できます。 1 台のコンピューターにつき、最大で 10 個のジョブをスケジュールできます。1 個のジョブには、最大で 10 個のタスクを設定できます。
[ジョブの追加]ボタンから、[IPM+ の処理]と[タスクの実行]のタブを表示させます。

[IPM+ の処理]タブ
最大 3 個の IPM+ 処理と、最大 7 個のユーザー定義タスクを組み合わせたジョブを作成し、いつ実行するかスケジュールできます。

[タスクの実行]タブ
ジョブの開始時刻、毎週、毎月、指定日に実行するなどの設定が可能です。

ピークシフト機能

1、あらかじめ設定された電源プランから選択

電力需要の大きい時間帯には AC 電源の使用を停止させ、搭載されているバッテリーで稼働、夜間にバッテリーを充電するなどの設定が可能です。

[AC 電源制御]タブ
AC 電源への接続状態に関係なくバッテリーだけを使用させる時間帯を設定できます。バッテリー残量を指定することで、指定した値以下になると、AC 電源に切り替わります。

[バッテリー充電制御]タブ
AC 電源でバッテリーを充電する時間帯を設定できます。 曜日、開始時刻、終了時刻を指定して、柔軟にスケジュールを設定できます。

節電レポート機能

1、あらかじめ設定された電源プランから選択

日単位、週単位、月単位での電力消費状況をグラフで表示が可能です。今後の電源プランに役立てることができます。

[節電の詳細]タブ
このタブにはシステム消費電力の推定値や、アイドル時間のパターンなどの情報が表示されます。

[円グラフ]タブ
このタブにはシステムの稼働状況が円グラフで表示されます。

[節電状況のグラフ]タブ
このタブにはシステムの稼働状況が棒グラフで表示されます。

[消費電力設定]メニュー
ハードウェアの消費電力に関する値を直接入力することで、モニターの明るさを最大・標準・最小・オフにした場合の消費電力を設定することが可能です。パソコンだけではなくモニターも含めた節電の計画が立てられます。

バッテリー情報

バッテリーを搭載したクライアントPCの、バッテリーの状況を確認することができます。

[AC 電源の累積使用時間]
IPM+ をインストールして以降、AC 電源を使用した時間の累計が表示されます。

[DC 電源の累積使用時間]
IPM+ をインストールして以降、DC 電源(バッテリー)を使用した時間の累計が表示されます。

[バッテリー残量(%)]
バッテリーの残量をパーセンテージで示しています。値は「0」~「100」の範囲で表示されます。

[バッテリー残量(時間)]
バッテリーの残量を時間で表示します。 「NA」と表示されている場合は、システムがバッテリー以外の電源で稼働していることを示しています(AC 電源に接続されている場合など)。

[バッテリー状態]
バッテリーの残量パーセンテージがグラフィカルに表示されます。