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ePac、HP Indigoデジタル印刷機での軟包装生産の記録を更新
デジタル印刷によるパッケージ生産の顧客需要が堅調に増加

2020年3月3日

株式会社 日本HP

本リリースは、HP Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト)が、2020年2月26日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。

HP Inc.(以下「HP」)と、全ての軟包装印刷をHP Indigoデジタル印刷機で行うePac Flexible Packaging(以下「ePac」)は、ePacが2020年初頭に、世界中で稼働している自社の「HP Indigo 20000デジタル印刷機」による生産量で新記録を更新したことを発表しました。これは、過去1年間に顧客が倍増したことによるものです。

ePacは2020年に北米、ヨーロッパ、アジア地域で事業を拡大する予定です。現在、中小企業を中心に6千を超える顧客にサービスを提供し、HP Indigoデジタルテクノロジーにより、小ロット、中ロット、大ロットにも対応し、10~15営業日での納期を約束しています。

2020年1月には、現在、HP Indigoデジタル印刷機を設置している10拠点での生産量がB1サイズ換算で2,000万B1インプレッション(B1サイズ1色あたりの印刷量)を超える新記録を達成しました。昨年の1月と比較して、ボリュームは3倍になりました。

ePac CMOのCarl Joachim氏は、次のように述べています。「当社のお客様は、ブランドの市場拡大を促進する手段として、現地調達の迅速なパッケージ生産に利点を見出しています。現在の注文の多くはリピーター顧客からのものです。」

2020年末までにePacは、グローバル事業を拡大し、合計52台の「HP Indigo 20000デジタル印刷機」を20か所の拠点に設置、運用する予定です。

HP Indigo担当ゼネラルマネージャーであるアロン・バーシャニー(Alon Bar-Shany)は、次のように述べています。「ePacは、HP Indigoデジタル印刷を活用したビジネスモデルをうまく新しい拠点に水平展開することで、世界の軟包装生産におけるデジタル印刷化をリードしています。これにより、ブランドとエンドユーザーに迅速な納期で、最小発注数の制約を解消したサービスを展開することができ、廃棄量の低減や、ターゲティング、カスタマイズ、パーソナライズを目的とした可変データ印刷など、デジタル印刷の利点を提供しています。」

現在、増加するePacの米国の拠点は、アトランタ、オースティン、ボストン、ボルダー、シカゴ、ロサンゼルス、マイアミ、ミネアポリス、マディソンにあります。カナダでは、英国のePac シルバーストーンと同様に、ePacバンクーバーが営業を開始しました。

今年米国では、クリーブランド、フィラデルフィア、シアトル、リッチモンドでの開業が予定され、さらにいくつかの拠点が検討されています。また、ヨーロッパでの拡張も予定されています。2019年後半に発表されたePac アジアパシフィックは、この地域で最初のePacの拠点を2020年半ばにインドネシアのタンゲランにあるバンダラマスにオープンする予定です。

 

ePacはデジタル軟包装生産の成長市場に参入
ePacは、2016年5月に1台の「HP Indigo 20000デジタル印刷機」で会社を設立し、急成長しました。ePacの主要市場には、コーヒー、ペットフード、栄養補助食品、スナック、健康と美容、有機食品、チーズと乳製品、菓子、ジャーキー、ベーカリー製品が含まれます。

2019年、ePacは、世界展開に備え24台の「HP Indigo 20000デジタル印刷機」を追加発注しました。これはHPにとって過去最大のパッケージソリューションの受注となります。数年間の投資額は、ハードウェア、消耗品、サービスを含めると1億ドル以上と評価されています。

30インチ幅(762mm)の「HP Indigo 20000 デジタル印刷機」の利点は、最大1,100mmのリピートレングスとホワイトインキのオプションです。HP PrintOSは印刷ワークフローを支える不可欠な要素であり、ePacでは全ての印刷機の稼働状況を監視しています。

 

HPについて
HP Inc.は、世界中のあらゆる場所のすべての人々の暮らしを向上させるためのテクノロジーを創出しています。パーソナルシステムズ、プリンター、3Dプリンティングソリューションの製品やサービスを通じて、驚きの体験を提供します。HPに関する詳細は、http://www.hp.comを参照ください。

ePac Flexible Packagingについて
ePacは、各地域に拠点を置く消費財企業に、優れたパッケージングで大きなブランドと競う力を提供するという使命により創設されました。顧客は主に各地域を拠点とする中小規模の消費財企業であり、その多くは消費者向けの自然で革新的な製品の創造に注力しています。2016年に最初の生産施設を開設して以来、ePacの使命は明確です。小さなブランドが大きなブランドの存在感を獲得し、コミュニティに還元し、より持続可能な循環経済の創造に貢献することです。

「HP Indigoデジタル印刷機」に関する情報は、以下のURLを参照してください。
 http://www.hp.com/jp/indigo

製品写真ライブラリ(画像データは以下のURLからご覧になれます。)
 http://www.hp.com/jp/digital_pr