2017年9月28日
株式会社 日本HP
株式会社 日本HP(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡 隆史)は、VR対応のウェアラブルワークステーション「HP Z VR Backpack G1 Workstation(エイチピー ゼットブイアール バックパック ジーワン ワークステーション)」を発表します。「HP Z VR Backpack G1 Workstation」は、VRの可能性を余すところなく発揮するように開発された、安全で管理性に優れたウェアラブル ワークステーションです。このウェアラブルワークステーションを活用することで、企業は製品のコンセプトから生産までのサイクルの短縮、研修手順の向上、没入体験の提供などを実現できます。
同時に、新デザインを採用したデスクトップワークステーション「HP Z8 G4 Desktop Workstation」、「HP Z6 G4 Desktop Workstation」、「HP Z4 G4 Desktop Workstation」を発表します。新製品は、デザイン、建築、デジタルクリエイション、研究、医療、金融などの分野が必要とする高い処理能力に加え、ランタイム侵入検知機能を搭載した自己修復BIOS「HP Sure Start Gen3」や「HP Client Security Suite」など、業界で最も包括的なセキュリティ機能を備えます(*1)。VR、ディープラーニング、先進設計などの急成長分野においても長期にわたり活用することができます。
新製品は、日本HPのオンラインストアHP Directplus( http://www.hp.com/jp/directplus_smb )、日本HP販売代理店、HP Directplusコールセンター、HP Directpartnerにて、11月下旬より順次販売を開始します。
〈VR対応のウェアラブルワークステーション「HP Z VR Backpack G1 Workstation」〉
「HP Z VR Backpack G1 Workstation」は、ハーネスに装着してバックパックのように背負い、VR空間を自由に動いて没入体験を得ることができる画期的なワークステーションです。ドッキングステーションに取り付けることで管理性に優れたハイエンドなデスクトップワークステーションとしても活用できます。
製品名 | HP Directplus価格(税抜) | 販売開始日 |
HP Z VR Backpack G1 Workstation | 580,000円 | 11月下旬 |
「HP Z VR Backpack G1 Workstation」は、以下のような活用例を想定して製品化されました。
• 「HP Z VR Backpack G1 Workstation」を活用し、危険な環境、医療訓練、重量やサイズが大きい装置の操作などのシミュレーション体験や、安全かつ効果的な研修が行えます。
• 建造物の建設開発においては、仮想的に動き回って見せるウォークスルーを使用して様々な確認を行うことができます。
• 製品開発においては、仮想ショールームで製品コンセプトを共有し迅速に製品化を進めることができます。
• 商業エンターテインメントの分野では、「HP Z VR Backpack G1 Workstation」を用いたVR体験が提供できる新しいコンセプトのアトラクションが可能になります。
商用VRは製品設計、建築、医療、救急隊員研修、自動車、エンターテインメントなどに携わる企業に、多様な機会をもたらします。ショールームでの新商品紹介や社員研修でVRを利用することで画期的な体験を創出します。
「HP Z VR Backpack G1 Workstation」は、人間工学に基づいたバックパック型設計とホットスワップ対応の電源により、制限のない自由な没入体験を提供します。加えて高性能の処理能力と最新のグラフィックスソリューションにより、ストレスを感じずにVRを使用できます。インテル® Core™ i7 vPro™プロセッサーはアプリケーションの高速処理を可能にするパワーを備え、vProチップセットを搭載しています。「HP Z VR Backpack G1 Workstation」は大容量の16GBビデオメモリーを備えるNVIDIA® Quadro® P5200を搭載したウェアラブルワークステーションです。
さらに「HP Z VR Backpack G1 Workstation」は、専用のドッキングステーションに装着してデスクトップワークステーションとして利用することができます。コンテンツのデザインを行った後、ウェアラブルに切り替えて制作物をVRの環境で確認することが可能です。VR用オプション製品として、HTC Vive™ Business Edition Virtual Reality Head Mounted Displayも発売予定です。
また、日本HPの企業向け製品、サービス、ソリューションのショールーム「Customer Welcome Center(カスタマーウェルカムセンター)」内に、VRを体験できるコーナーを2017年10月17日に開設します。このコーナーでは、「HP Z VR Backpack G1 Workstation」による没入感を体感することができ、様々な分野におけるVRの応用をお客様に提案します。
〈デスクトップワークステーション「HP Z G4 Desktop Workstation」シリーズ〉
デスクトップワークステーション新製品は、エッジ部分に多面的な構造を採用し、近代的でプレミアムな質感を表現したデザインに刷新しました。「HP Z8 G4 Desktop Workstation」と「 HP Z6 G4 Desktop Workstation」は、最大でデュアルCPUをサポートし、オプションのデュアル10 GbE(*2)のネットワークモジュールにより既存のHPワークステーションの半分のコストで高速ネットワークを利用でき、PCIe拡張スロットを専有することがありません。またハイエンドモデルである「HP Z8 G4 Desktop Workstation」ではNVIDIAの最もハイエンドなGPUであるNVIDIA Quadro GP100を2枚搭載し、NVIDIA NVLinkを使用しブリッジ接続することでAIや、特にディープラーニングの用途で高いGPU性能を発揮します。
製品名 | HP Directplus価格(税抜) | 販売開始日 |
HP Z8 G4 Desktop Workstation | 300,000円~ | 11月下旬 |
HP Z6 G4 Desktop Workstation | 276,000円~ | 11月下旬 |
HP Z4 G4 Desktop Workstation | 189,000円~ | 2018年1月初旬 |
「HP Z8 G4 Desktop Workstation」は、極めて複雑なシミュレーションや膨大なデータ処理を行う能力を備えています。最大56(*3)のプロセッシングコア、従来製品の3倍の処理能力(*4)などにより、3Dシミュレーションや8K映像のリアルタイム編集が可能です。さらに、ANSYSやAdobe Premiere Pro CC、Adobe After Effects CCなどのソフトウェア認証を取得しており、最先端のシミュレーションやクリエイティブな作業を、より安定した環境で提供します。
「HP Z6 G4 Desktop Workstation」は、VFXアーティストのニーズも想定して設計されました。最新のプロフェッショナル向けグラフィックス、384GBのシステムメモリ、「HP Z Turbo Drive PCIe SSD」用のデュアルM.2スロットをサポートし、ビジュアルエフェクトやデザイン可視化ワークロードのパフォーマンスを円滑化します。
「HP Z4 G4 Desktop Workstation」は、次世代インテル Xeon®プロセッサーWファミリーを搭載しており、CADの設計業務からシミュレーションまで優れたアプリケーション性能を提供します。さらに、「HP Z4 G4 Desktop Workstation」は、人間工学に基づくフロントやリアのハンドルをはじめとする洗練されたモダンなインダストリアルデザイン、小規模向けに大幅に小型化した筐体、環境を考慮した新しいダストフィルターのオプションなど、将来のオフィス環境を見据えた様々な改善を実施しています。
*1: 第7世代インテルプロセッサーを搭載したHPデスクトップワークステーション。追加費用不要のHP独自の包括的なセキュリティ機能と、ハードウェア、BIOS、Microsoft System Center Configuration Managerを使用するソフトウェア管理などPCのあらゆる側面におけるHP Manageability Integration Kitの管理性を、デスクトップ型ワークステーションベンダーと比較(2017年6月時点)
*2:デュアル10GbE ネットワークモジュールは2018年初頭より販売開始予定です。
*3:56のプロセッシングコアに対応したプロセッサーは受注生産対応となります。
*4:従来のデスクトップワークステーションのメモリ容量と比較(2017年6月14日時点)
■製品に関する情報は、以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/workstation
■製品写真ライブラリ(画像データは以下のURLからご覧になれます。)
http://www.hp.com/jp/workstation_pr
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