クラウド活用を牽引し続けるテラスカイ
2006年、時代に先んじてクラウドコンピューティングの全盛を予見し、クラウド専業のシステムインテグレーターとして創立された企業が株式会社テラスカイだ(以降、テラスカイ)。以降、「クラウドインテグレーター」としてビジネスを展開。クラウドのテクノロジーを活用した様々なサービスを展開することで、多くの顧客企業の課題を解決し、成長を続けている。
「一歩先をゆく確かな技術で、もっとも信頼されるパートナーを目指すことをスローガンに、お客様にとっての最適解をご提案しております。期待を超えるチャレンジと、ベストを探求することで、お客様を成功にお導きできればと、社員一同全力でサポートしています」と語るのはテラスカイの高島氏だ。
テラスカイはクラウドインテグレーション、クラウドコンサルティング、開発支援ツール、クラウドサービスなどをテーマに多様なソリューションを展開し、豊富な実績に裏付けされた的確な提案力で多くの企業の支持を受けている。「一方で、私たちは常に最新の脅威に対して注意を払う必要があると考えています。お客様に提案する立場であることはもちろん、お客様からお預かりしている機密情報もありますし、社会からの信頼を守るためにも、システムの安全性には十分以上の配慮を続けてきました」とテラスカイの西田氏。
自社のセキュリティに万全を期すことは、すべての業界にとっての共通した課題となるが、システムインテグレーターとして見られた場合、特に顧客企業からの視線は厳しくなるのは当然だ。「コロナ禍を経る中で、脅威も大きく変化しています。ランサムウェアや標的型攻撃、サプライチェーンを狙った攻撃等、悪意を持った組織による犯行は年々増加かつ高度化しているのが現状です。特にエンドポイントを狙った脅威はますます巧妙化しているので弊社としても注意喚起を続けています」と高島氏も言葉を続ける。
そんなテラスカイは脅威への対抗策としてエンドポイントにアンチウイルスソフトを導入していた。当然、アンチウイルスソフトも一定の効果はあるが、コロナ禍のタイミングで契約更新の時期が訪れたのだという。「アンチウイルスソフトは既知の脅威を防ぐのには最適なツールですが、添付ファイルやURL誘導型による攻撃には無防備な面もあります。契約更新のタイミングで、サブスクリプションの値上げも告知されていたので、他に最新の脅威にも対応できるソリューションは無いかと探してみることにしたのです」と西田氏は語る。
こうして2021年8月、テラスカイは新たなセキュリティソリューションを求め、調査に乗り出すことになった。
右から、株式会社テラスカイ
経営企画本部 経営企画部 情報システムチーム マネージャー 高島 拓也氏、
経営企画本部 経営企画部 情報システムチーム 西田 薫氏
右から、ディーアールエス株式会社
セキュリティ営業部 マネージャー 岩城 徹氏、
第一営業部 営業第一課 刈屋 晃氏