【会社概要】
企業名：株式会社 杉養蜂園
業種：製造業･食品
事業内容 ：蜂蜜、ローヤルゼリー、プロポリス等の製造及び販売、化粧品の製造及び販売他
住所：熊本市北区貢町571-15
URL：http://www.0038.co.jp/ec/
導入機種：HP EliteBook Folio G1
HP Elite x2 1012 G1
熊本県熊本市の杉養蜂園は1946年から続く歴史ある企業。わずか3箱の巣箱から養蜂をはじめ、今では国内最多といわれるミツバチを飼育しています。手作りにこだわった高品質な完熟蜂蜜の他にも健康食品や化粧品、スイーツなど、多彩な商品を生産・販売しています。 また、お客様とのふれあいを大切にしていることから直営店舗を全国に展開していることも特色のひとつで、その数は北海道から鹿児島まで、実に57店舗*にも及んでいます。 その杉養蜂園では、業務効率改善による働き方改革の実践に向け、コンパクトなモバイルノート「HP EliteBook Folio G1」や、“2 in 1”ビジネスタブレット「HP Elite x2 1012 G1」を試験導入しています。
スタッフの山本えりかさん、宮村枝里さんに、HPのモバイルデバイスがどのように業務効率化に貢献しているのか、お話をお聞きしました。
※2017年2月現在
営業として仕事をしています。お客様をご訪問したり、説明用の資料や報告書を作成しています。また、最近は当社の製品を海外イベントに出展することもあるので、海外出張に行く機会も増えています。
実はこれまでもノートパソコンは使っていましたが、持ち歩くには少し重く、外では営業車に置いて出先でメールチェックをする程度でした。
その点、「HP EliteBook Folio G1」は薄いし軽いので、本当に片時も離さずに持ち歩けるようになりました。パソコン作業の内容自体に変わりはないのですが、外出時でもパソコンに触る時間が格段に増えたので、その分、仕事が捗るようになっていると思います。
商品サンプルの発送手配なども営業の仕事（山本えりかさん）
起動も速いし、アプリケーションの動作もサクサク動いてくれるので、大満足です。
また、こんなに薄いのに米軍の調達基準をクリアしているほど頑丈ということで、外でも安心して使えます。それからキーボードの感触がとても快適です。タイピングが心地良いので、少し長めの資料を作る時の負荷がまるで違いますね。
当社の製品をまだご存じない方に、お客様として当社のファンになっていただくことが営業の役割だと思います。その意味で、当社のファンを増やして、会社の成長に貢献していきたいです。そのための役立つツールとして「HP EliteBook Folio G1」をもっと使いこなしていきたいです。
鎌倉若宮大路店の様子。清潔感たっぷり。蜂の巣形のタイルが敷かれたフロアもユニーク
フレッシュな果汁と蜂蜜をブレンドした「果汁蜜」は人気商品のひとつ
当社では果物を手がける農家さんに、自然受粉用にミツバチをお貸し出しすることも実施しています。私は養蜂担当スタッフといっしょに農家さんを訪問し、ミツバチの状況を確認して、必要に応じてミツバチを入れ替えたり、スケジュール調整などをしています。
ミツバチを貸し出した農家のビニールハウスで貸出状況やスケジュールを確認
（宮村枝里さんとHP Elite x2 1012 G1）
外ではタブレットとして使います。画面がきれいで見やすいので、農家さんにご説明するときにもとても好評です。データを修正する必要があっても、ペン入力でその場で修正できるので、作業ミスも減っていると思います。
社内でも、たとえば人事部ではSkype for Businessを活用して、ビデオ会議やビデオ面接を行っています。全国各地の直営店で現地採用するスタッフを、面接のために熊本までお呼びするのは現実的ではありませんから。
HPアドバンスド無線ドッキングステーションを経由して
大型ディスプレイを接続し、ビデオ会議も手軽にできるように（HP Elite x2 1012 G1）
今まで使っていたノートパソコンより小さくて軽いことに驚きました。それなのに、米軍の調達基準をクリアするほど頑丈ということで持ち歩いても安心です。小さいのに頑丈で働き者なんて、まるで当社のミツバチのようです。
当社のミツバチは熊本県オリジナルのイチゴ品種「熊紅（ゆうべに）」をはじめ、甘くておいしい果物の生産にも役立っています。そんなミツバチたちを「HP Elite x2 1012 G1」を活用して支えることで、熊本の農家さんたちに貢献していけたらと考えています。
直営店ではユーザー登録などの活用法も検討している（HP Elite x2 1012 G1）
当社は60年以上前から「健やか農蜂業」を標榜し、歩んできた企業です。お客様に最高の品質と安心をお届けするために、ミツバチはもちろんのこと、人材も仕事も、人任せにせずに自らの手で育てるということを大切にしてきました。全国に直営店を出店したり、コールセンターを自社運営しているのは、この“人任せにしない”という姿勢の表れといえます。
当社のような第一次産業では、一般企業のように時間で区切って仕事を進めるのは難しい面もありますが、少しでも業務を効率化するために積極的にデバイス活用を図ってきた経緯があります。本社の営業部門ではフリーアドレスを導入し、より働きやすい環境を指向してきました。 このほど、その一環として「HP EliteBook Folio G1」と「HP Elite x2 1012 G1」をテスト的に採用しています。
「HP EliteBook Folio G1」は営業スタッフのノートパソコンの後継候補として、軽量・コンパクトなところを評価しました。新しい世代の機種だけに、パフォーマンスは申し分なく、従来のパソコンよりはるかに持ち歩きやすいので、営業スタッフの負荷も改善され、業務の効率化も進むだろうと考えています。セキュリティ面も、OS起動前認証やBIOS自己修復機能など、さまざまな機能が追加コスト不要で利用でき、管理部門として大いに安心できます。
一方、「HP Elite x2 1012 G1」は“2 in 1”という新しいコンセプトのデバイスとして、いろいろな使い方ができそうです。
たとえばSkype for Businessを活用し、直営店の店長とのビデオ会議や、直営店で採用するスタッフのビデオ面接などを検証しています。HPアドバンスド無線ドッキングステーションによる自動接続機能でデバイス接続の手間が削減できるので、ビデオ会議開催の頻度が増し、より密なコミュニケーションが取れるようになるでしょう。
また各直営店に配備すれば、お客様に近いところで接客できるなどの効果も期待できそうです。特に、日本語でコミュニケーションが取れない海外からのお客様に会員登録をしていただくような際に、とても有効なのではと思います。
今後も検証を進め、効果的な使い方を模索していきたいと考えています。
株式会社 杉養蜂園
情報システム部
日野 翔氏
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