容量約1リットル、重量1.25キロと、超コンパクトな筐体にパワフルな処理性能が詰め込まれています。ノートPCでもない、デスクトップPCでもない、まったく新しい使い方ができそうです。
VESA規格に対応し、PC本体をモニターに一体化するDMモデル専用「 モニターマウントキット 」、また、テーブルの板下や壁面にPC本体を取り付けることが可能な「 HP Quick Release 2 」、そして「HPシングルモニターアーム」とモニターの間にPC本体を挟みこむことが可能な「 VESAジャケット v3 」など、多彩なオプションが用意されています。
これらの多彩なオプションを利用することで、ノートPCに据置モニターを接続する場合よりも、省スペースな環境が得られます。デスクトップPCのパフォーマンスと、ノートPCのようなポータビリティを両立するのがDMの筐体です。
超小型だから自宅とオフィスの往復で持ち歩くにも負担が少なく、そんな超小型を活かした新しい使い方をするユーザーも増えているそうです。
広々とした作業スペースを確保するためのアクセサリーとその設置方法についてはこちらをご覧ください。
カスタマイズオプションとして「画面出力・給電機能付USB type-Cポート」が選択できます。Type-CケーブルでUSB Power Delivery(PD)での電力供給に対応したモニターとDM筐体を接続するだけで、モニターからDMに電源が供給され、DMからモニターには映像信号が出力されます。つまり、ネットワークをWi-Fiに頼れば、DMとモニターとを結ぶケーブルはUSB-Cケーブル1本だけになります。DMの電源のためにACアダプターを使う必要がなくなり、配線が飛躍的にすっきりしたものになります。モニターにはAC電源の供給が必要ですが、電源ケーブルはそれだけで、まるで一体型PCのようなセッティングが可能です。
ダイレクトマウント時に最適な短いUSB type-Cケーブル(50cm)もカスタマイズオプションで購入できます。
筐体内にはスピーカーが内蔵されています。だから、外部スピーカーを用意しなくてもサウンド再生に対応できます。音楽や映画鑑賞などで高音質を求める場合には、ラインアウト端子を使って外部のスピーカーやアンプへサウンドを出力することもできます。HDMIやType-Cでディスプレイに接続する場合、ディスプレイにスピーカーが内蔵されていなくても、サウンドの再生ができるので配線や設置がシンプルなものになります。
インテル® Wi-Fi 6 AX201を搭載し、最新のWi-Fi規格に対応しています。Wi-Fi 4としての802.11n、Wi-Fi 5としての802.11acに続く最新鋭の規格がWi-Fi 6です。Wi-Fi 5に対して理論的な最大通信速度は約1.4倍高速な約9.6Gbpsとなり、対応アクセスポイントとの間でストレスのない無線通信が可能です。オフィスはもちろん家庭内での使用時においても、多くのユーザーが同時に大容量の通信をしても、混雑のストレスを感じることなく快適に使えます。
Intel(R) Celeron(R) G5905T(2C/3.3GHz/4M)からIntel(R) Core(TM) i5-10600T(6C/2.4GHz/12M)まで、用途に応じたプロセッサーの処理性能を選べます。Officeアプリの活用からカジュアルな動画視聴まで、利用形態に応じたプロセッサーを実装可能です。
選択可能なプロセッサー
Intel(R) Celeron(R) G5905T(2C/3.3GHz/4M)
Intel(R) Core(TM) i3-10100T(4C/3.0GHz/6M)
Intel(R) Core(TM) i5-10500T(6C/2.3GHz/12M)
Intel(R) Core(TM) i5-10600T(6C/2.4GHz/12M)
最大32GBまでのメモリーを搭載可能です。大きなデータを扱う際にも、ディスクへのスワップを最小限に抑え、ストレスのない作業をかなえます。大容量のメモリー搭載は、ときにはプロセッサーの選択以上に作業の快適さを支えます。ときには高性能プロセッサーの選択以上に作業の快適さを支えます。現時点でビジネスアプリを快適に使うには8GB以上、理想的には16GBのメモリがあると安心です。4GBでは用途が限定されるかもしれません。8GBでスタートして、様子を見て16GBに増量するというのもひとつの方法です。DMMはコンパクトですが、デスクトップ機です。稼働してからでも足りないと思う性能を容易に増設できるのもデスクトップ筐体の大きなメリットです。
搭載可能メモリ
4GB DDR4 SDRAM(2666MT/s 1DIMM)
8GB DDR4 SDRAM(2666MT/s 1DIMM)
16GB DDR4 SDRAM(2666MT/s 2DIMM)
32GB DDR4 SDRAM(2666MT/s 2DIMM)
M.2ストレージスロットにオプションのOptaneメモリーを追加することで、メインストレージのHDDを高速化することができます。インテルOptaneメモリー は、使用頻度の高いアプリやデータを扱うときのレスポンスをスピードアップし、作業効率を高めます。
HPはWindows 10 Pro をお勧めします。ProとHomeの違いは、HomeエディションではActiveDirectory対応やドメイン参加機能といった企業向けの管理機能が省かれている点です。PCを組織内で集中管理する場合には必ずPro版を選択してください。Windows 10はこれらのエディションとは別に、Windows 10 IoTというシンクライアントやPOS端末、コミュニケーションデバイス向けのエディションも提供されています。Windows 10 IoTのプリインストールはコンフィグレーション & デプロイメントサービス(CDS)で提供されています。
選べるWindowsのエディション
Windows 10 Home (64bit) (日本語版)
Windows 10 Pro (64bit) (日本語版)
Windows 10 Pro (64bit) (英語版)
Windows 10 IoT
ハードウェアによる保護、ソフトウェアによる保護、その他の機能の組み合わせによって、サイバー攻撃のような脅威に備え、その被害を予防、検知し、復旧に至るまでのプロセスを担保します。
HPの独自開発によるチップ「HP Endpoint Security Controller」が、PCの理想的な状態を原点とし、現在の状態と比較して安全を確保します。悪意による改ざんが発見されればただちに復旧を開始します。この機能によって、たとえPCのBIOSが攻撃によって改ざんされたとしても自動的に正常な状態に回復するHP Sure Startや、セキュリティ機能をオフにさせないHP Sure Run、ウィルス感染によってOSが起動しなくなってしまっても自動的にネットワークから必要なイメージをダウンロードしてリカバリーするHP Sure Recoverといった機能が装備されています。
また、アンチウィルス対策のためのHP Sure Sense、ウェブ閲覧やメールの添付ファイルでの感染をなかったことにするHP Sure Clickなど、ソフトウェアによる対策などにより、HPのPCは、世界でもっとも安全なPCの座を守り続けています。
HP Sure Sense
ディープラーニングAIを活用してマルウェアを検知し、ブロックする新機能です。HP Sure Sensは、既知のマルウェアだけでなく、未知のマルウェアについても約99%を最短で20ミリ秒(1ミリ秒は1000分の1秒)で検知できるソリューションです。
HP Sure Start
専用チップがBIOSのコードや設定が正規の状態であるかどうかを起動時と実行時に監視し、マルウェア、ルートキット等の脅威、改ざんから自動復旧します。
HP Sure Recover
万が一OSがマルウェアに感染した場合、BIOSさえ正常であればセキュリティを確保してネットワーク経由で復旧します。
HP Sure Run
アンチウイルスなどのOS上の重要プロセスが正常に動作しているかをOSとは独立した専用チップが常に監視し、万が一停止した場合には正規の状態で再起動し自動復旧します。
HP Sure Click
ブラウザタブをハードウェア上で稼働するマイクロVMで隔離し、マルウェアをマイクロVM内に閉じ込め、タブのクローズで消去し感染から復旧します。
1,5G
3,DDR4
5,GPU
6,HDMI
7,LTE
8,M.2
9,PCIe
10,SSD
11,USB Type-C
13,VESAマウント規格
14,VR
15,Wi-Fi6
16,オンラインミーティング
17,プロセッサー