コードネームTiger Lakeの名称で知られているのが第11世代インテル🄬Core™プロセッサー・ファミリーは、一般的なオフィスアプリの利用のみならず、クリエイティブ用途やオンラインコミュニケーションにおけるオーディオビジュアルを駆使した利用を想定し、Core™ i5、Core™ i7では、インテル ® Iris® Xe 高性能グラフィックスを搭載、薄型軽量ノートPC 向けの世界最高クラスのプロセッサーとして、最新PCの使い心地やセキュリティ支援を支えます。ビジネスにおける幅広い用途に最適のプロセッサーだといえるでしょう。
第11世代インテル🄬Core™プロセッサーは前世代と比較して性能を大幅に向上、CPU アーキテクチャーの改良により、アプリケーションの処理性能は約2割向上、グラフィックス性能も、インテル ® Iris® Xe グラフィックスによって2倍近くになりました。AI 機能にいたっては8倍の性能です。これらを最大限に駆使して最新のPCは稼働します。
グラフィックスリソースは、Microsoft TeamsやZoomといったオンライン会議用アプリでも活用されます。多人数での会議や、背景のぼかし、合成などのお馴染みの作業は、高いグラフィックス性能を要求します。豊かなコミュニケーションのためには高性能グラフィックスが必須です。
さらに、仮想化技術を活用することで、PCのデータ領域が攻撃を受けても、そこを切り離して他への影響を防いだり、以前はプロセッサーが実行していたウイルススキャンのプロセスを、グラフィックスにオフロードさせるなどの機能を実装することで、PCの動作が重くなることを抑制するなど、セキュリティ対策にも貢献します。
さらに、ハードウェアによるセキュリティ強化や内蔵された Thunderbolt™ 4、PCIe Gen 4 インターフェイス、そして、統合インテル ® Wi Fi 6 Gig+などが統合され、モダンなPCに求められるあらゆる要素をオールインワンで提供するのが、Tiger Lakeこと第11世代インテル ® Core™ プロセッサー・ファミリーです。
インテル® Evo™ プラットフォームは、ノートPCの新しい当たり前をインテルが定義し、モビリティを求めるビジネスユーザーに最高のPC体験を提供するための薄型軽量モバイルノートPCのためのプラットフォームです。
PCメーカーとインテルがインテル® Evo™ プラットフォームとして共同で開発し、各社各様の先進的な機能を含めたPC製品が提供されます。スペックで縛られた画一的な製品を生み出すためのものではなく、体感を重要視してテストし、HPならではのモダンなPCを実現するためのシステムです。
規定された検証項目を満たすために、細かくさまざまな要件が規定されています。Evoを名乗るためには、これらのすべての要件を満たす必要があります。Evo™のロゴは、その要件をすべて満たしていることの証です。
軽量かつ堅牢、そしてパワフル。PCに求められる要素を高次元に満たし、実用性も兼ね備えた高品位な製品です。その14インチというスクリーンサイズは程よい大画面で、かつ、軽量化にも貢献しています。
モバイルノートPCの主流は13.3インチ、オフィスのデスク等で、ほぼ据置状態で使われるノートPCは15.6型という時代が長く続いていました。13.3インチが14インチになると1.8センチ分対角線が大きくなり、面積は1割増しとなります。13.3インチのスクリーンサイズでは込み入った作業には狭く感じるものの、15.6インチは画面は広いけれど持ち運びにかさばるといった悩みも14インチならバランスよく解決できます。モバイルノートPCと据置ノートPCの特性を兼ね備えたサイズ感だといえるでしょう。
また、HP E14 G4 14インチFHD IPSモバイルディスプレイのような製品を外付けて並べて使えば、同じサイズのスクリーンを拡張することができるといったメリットもあります。
Aeroは、薄型軽量をめざした製品にだけつけられる名称です。、本体の素材がアルミニウムからマグネシウムになって薄軽化、大きなバッテリで長時間の駆動を確保しながら、Aeroではない840と比べて170グラム軽くなりました。これは、ACアダプター一個分、あるいはスマホ一台分の重量です。
・840 Aero (Non Touch) : 1,150g 323 x 215 x 17.9 mm
・830 G8 (Non Touch) : 1,240g (-90g) 307.6 x 204.5 x 17.9 mm
・840 G8 (Non Touch) : 1,320g (-170g) 323.4 x 214.6 x 17.9 mm
キーボードをタイプするホームポジションから指を遠くまで離さなくても操作ができるクリックホイール。そして、ドラッグなど、マウスボタンを押しながらの操作がしやすいようにタッチパッドの上部に物理ボタンが装備されています。
ほぼ水平の状態までディスプレイを倒すことができるので、対面で相手に画面を見せながらの説明に便利です。また、天井の灯りの映り込みなどを回避するために微調整することができ、自由度の高いセッティングをかなえます。
右側面には2つのUSB-Cがありますが、双方ともにThunderbolt 4に対応しています。これは、インテルEvoプラットフォームの要件によるものですが、映像出力はもちろん、40Gbpsでの高速データ伝送やUSB Type-C Power Delivery(USB PD)に対応しています。本体への電源供給は、このうちどちらかを使います。
前世代機ではThunderbolt 3までの対応でしたが、Thunderbolt 4は、USB4の規格を包含しています。最高スペックのUSB4と考えて差し支えありません。
USB-C対応モニターを一本のケーブルで接続すれば、本体からの映像をモニターに出力すると同時に、モニターから電源の供給を受けることができ、配線をすっきりとさせることができます。なお、接続には、映像出力に対応したケーブルが必要です。USB-Cケーブルは、外観が同じでも、その性能が異なる点に注意が必要です。ただし、Thunderbolt 4対応のUSB -Cケーブルは、あらゆる規格に対応し、長さによる制限もなく、互換性の心配はありません。
指紋センサーと深度カメラの両方が装備されています。パブリックな作業スペースでマスクをしている場合には指紋認証、在宅勤務などでは顔認証と、Windows Helloの2種類の認証方法を時と場合に応じて使い分けることができます。
手指消毒などで指紋がツルツルになってしまうと指紋認証がうまくいかないことは少なくありませんが、顔認証ならその心配はありません。
スマホでTileアプリを使えば、PCとある程度の距離離れた時点でスマートアラートがそのことを通知します。本当ならカバンに入れて携行しているはずのPCを、置き忘れてきたことがわかります。また、最後にスマホと通信した場所が記録されていますから、その位置を地図に表示することができるので、落としり、置き忘れたりした場所もすぐにわかります。
また、利用はTile Premiumとして有料のサブスクリプションサービスになりますが、主要都市に約3万台が走行している「Japan Taxi」は、移動するアクセスポイントとして、常に、Tileの電波を拾い続けています。盗難に遭った場合にも有効です。また、東急線のように、全駅にアクセスポイントを設置している鉄道会社もあります。こうした仕組みを利用して、これまで以上に紛失時のトラブルを早期解決に導きます。
AIベースのテクノロジーを使用してより良いサウンド体験のためにヘッドフォンを調整します。HP Sound Calibrationは、個人個人で異なる音の聞こえ方を、 左右の耳それぞれで自動的に校正し、ヘッドフォンのオーディオ出力の強さやバランスなどのプロファイルを生成し、快適なサウンド再生をかなえます。
バックグラウンドのノイズを抑制しながら会話の声、音楽、映画など、コンテンツごとに自動でサウンド再生を改善します。AIベースのニューラルネットワーク分類器を使用してオーディオ出力を自動調整、コンテンツに応じたイラコライザープリセットを自動的に変更します。これによって、会議の音声、映画、音楽などのオーディオを使い道に応じて最適化します。
4種類のショートカットを、お好みに応じて設定できる専用のキーをひとつ用意しました。
アプリだけではなく、任意のファイルやWebサイトの割り当ても可能です。たとえばTeamsやZoomアプリを割り当てて、キーをひとつ叩くだけでオンライン会議を素早く始めることができます。また、毎日何度も参照するサイトのURL、アプリで頻繁に使うショートカットを割り当てておくなど使い方は自在です。
ノートPCでは、スペースの制約からFnキーとの組み合わせでしか押せないキーが少なくないため、こうしたキーを頻繁に使う場合にも重宝します。
ファイルを5つ同時に開くなど、一種類のキーに5つまでのアクションを割り当てることができます。たとえば、仕事をするときに、特定のURL、Outlook、Zoomなどを一度に開くようなことが多いなら、それらをアクションとして登録しておくことで、キーを一つ押すだけで準備がすべて完了します。単独での打鍵だけでなく、Shift, Ctrl, Altの組み合わせもできるので、合計20種類の操作が登録でき、多様な活用が可能です。
HP Quick DropはスマホとPCの間でワイレスデータ転送をするためのアプリです。めんどうなUSBケーブル接続やメモリーカードの脱着をしなくても、ダイレクトに写真やオフィスアプリのデータファイルを転送することができます。あらかじめパソコンとスマートフォンをQRコードを使ってペアリングしておくだけで、同じLANに双方が接続されていれば、クラウドなどを介さずにデータを転送できます。容量や料金のことを気にする必要はありません。
ペアリングもカンタンです。アプリを起動すると、バーコードが表示されるので、それをスマホのカメラで読み取ってアプリをインストール、さらにそのアプリで同じバーコードを読み取れば完了です。これで、いつでも写真やファイルを互いに転送することができます。また、テキストデータのやりとりもできますから、長めの文章をPCで書いて、それをスマホに送るような使い方も可能です。
本体左側面にnanoSIMスロットを搭載し、キャリア各社のSIMを装着することで、LTEでのデータ通信ができます。LTE-Advancedに対応し、キャリアアグリエーションによって複数のバンドを組み合わせた高速通信が可能です。
ディープラーニングAIを活用してマルウェアを検知し、ブロックする新機能です。HP Sure Sensは、既知のマルウェアだけでなく、未知のマルウェアについても約99%を最短で20ミリ秒(1ミリ秒は1000分の1秒)で検知できるソリューションです。
専用チップがBIOSのコードや設定が正規の状態であるかどうかを起動時と実行時に監視し、マルウェア、ルートキット等の脅威、改ざんから自動復旧します。
万が一OSがマルウェアに感染した場合、BIOSさえ正常であればセキュリティを確保してネットワーク経由で復旧します。
アンチウイルスなどのOS上の重要プロセスが正常に動作しているかをOSとは独立した専用チップが常に監視し、万が一停止した場合には正規の状態で再起動し自動復旧します。
ブラウザタブをハードウェア上で稼働するマイクロVMで隔離し、マルウェアをマイクロVM内に閉じ込め、タブのクローズで消去し感染から復旧します。