デザインを学ぶ今も、そしてこれからも、
コンピュータースキルは欠かせない。
―― この学校でファッションを学ぼうと思われたのはなぜですか。
羽鳥さん:祖母が祖父に服を作ってあげていて、それを着た祖父がいつもうれしそうにニコニコしているのを見ていて、服ってただ身につけるものというだけでなく、人を幸せにすることができるんだなと思ったことがファッションの世界を志すようになったきっかけです。
パタンナーになりたいと思って、いろいろな人に話を聞いているうちに、パタンナーならESMODがいいと聞きました。私は北海道出身なのですが、東京に来て学校を見学して、ここだと。それですぐに入学を決めました。

ESMOD JAPON東京校
ファッションクリエイティブ学科
総合コースメンズ専攻2年生
羽鳥ゆみさん
加藤さん:僕は高校生の頃から服が好きでファッションが好きでした。大学を卒業するときには新卒で就職しようと考え、アパレル企業に入社してバイヤーの仕事をしていました。でも入社から4年ほど経って、デザイナーになりたいという夢がまだ消えていませんでした。ここがチャンスだと思い、デザイナーを目指して専門学校で学び直すことにしました。
ESMODを選んだ理由は、集中してファッションデザインを学べる環境があったから。学校の規模が小さい分、先生と学生の距離が近いところがいいなと思いました。

ESMOD JAPON東京校
ファッションクリエイティブ学科
総合コースメンズ専攻2年生
加藤大地さん
―― ファッションデザインを学ぶのにコンピューターはどのように役に立ちますか。
加藤さん:2年生になってから、コンピューターでデザインの平面図を描く授業が始まったので、コンピューターは日常の必須アイテムになりました。
羽鳥さん:課題でポートフォリオを制作するのですが、それにもコンピューターを使っています。資料として集めたデータやスケッチなどを取りまとめるのにこのデバイスは欠かせないです。

―― では、これからはファッションを学ぶにもコンピューターが必要ということですね。
羽鳥さん:そうですね。それに、今後、社会に出たときに効率や時間短縮を考えたら、コンピューターを使いこなすスキルは大事になると思います。単純にデザインを作り出すことを考えても、手で線を引くのはやはり時間がかかりますから。
私の場合は、このデバイスを使うことで作業時間が1/3くらいに短縮できます。その分、アイデアを考えたり、それをふくらませるために資料を調べることに時間が使えるようになるので、コンピューターを使いこなせるようになると自由が増えると思います。
コストの面も大きいですね。今、提出課題を制作するために画材をたくさん購入していて、かなりの金額になってしまいます。トータルで考えたらいいデバイスを購入して、お釣りがくるんじゃないかと思います。


HP ZBook x2と羽鳥さんの提出課題。
わずか6週間で、多い人は100種類を超える作品を制作し、ポートフォリオにまとめるという。
加藤さん:僕も1年のときはすべて手書きで、アナログでやっていました。でもデザインの平面図を書く際にはコンピューターを使わないと、スピードも正確さも劣ってしまうと実感しているので、コンピューターのスキルは絶対に欠かせないですね。
もっともっとコンピューターに慣れて、たとえば3DCGを使いこなせるようになって、ボリュームや素材の質感、シワ感など、自分の思うとおりに再現できたら、できることも格段に増えるだろうなと思います。