【導入事例・株式会社 読売IS】進化する脅威に対応するセキュリティ強化にHP Sure Click Enterpriseを選択

HP Sure Click Enterprise導入事例

2026-09-04

株式会社 読売IS
株式会社 読売IS
株式会社 読売IS
  • 読売ISは、1976年に設立された読売新聞社グループの総合広告会社で、新聞折込広告の取り扱いではトップクラスのシェアを誇る。新聞折込広告を中心に、デジタルメディア、マスメディア、プロモーションメディアなどを加えた幅広いコミュニケーションプランと、新聞折込広告の全国配送網と、グループネットワークを駆使して、お客様の大切なメッセージを、正確かつスピーディに、生活者へお届けすることで、お客様のビジネスをサポートしている。また、東京都心にあって下町情緒の残る街人形町で、かつて103年続いた寄席「人形町末廣」の跡地に本社に構えているご縁を地元の方々と共に大事にしたいとの思いで「読売あいえす寄席」なる取り組みや全国から酒造を集めた「酒フェス」を主宰するなど、お客様と生活者をつなぐ様々な挑戦に励んでいる。

進化を続けるマルウェアは、あらゆる方法で侵入を試みている。使われるプログラムは高度化し、特定の人物を狙った標的型攻撃は個人の性格を見抜いてその隙を狙っている。さらに、サプライチェーンやグループ企業など、組織間を連鎖的に攻略するケースも出てきており、防御をするためにセキュリティシステムを抜本的に見直す動きも活発になっている。今回はグループ会社の中でセキュリティシステムとリテラシーの向上を両立させた事例を紹介したいと思う。

取材:中山 一弘

目的

  • グループ会社としてのサプライチェーンセキュリティ評価制度に準拠するためのセキュリティ体制の構築

アプローチ

  • PCの入れ替え時期に合わせて「HP Sure Click Enterprise」とセキュリティ水準の高いHP法人向けPCを導入

システムの効果

  • 添付ファイルを中心に以前と同じ感覚で操作が可能
  • 直感的に操作できるため特別な教育が不要
  • セキュリティ環境の一元管理を実現

ビジネスの効果

  • セキュリティ環境がユーザー・管理者共に向上
  • 一連の導入を契機にセキュリティリテラシーも向上
  • HP PCと合わせて導入したことによるコストの最適化

「これまで弊社内でエンドポイントにおけるセキュリティ対策というのは、やはりウイルス対策が中心というものになっていました。ただ、それだけでは今後は不十分だという問題意識があったので、今回、OSをWindows 10からWindows 11へ移行するタイミングで、PCも新機種へ刷新することになり、セキュリティ対策の向上についても検討していました」と語る読売ISの小林氏。

株式会社 読売IS情報システム本部 情報システム部 部長 小林 聡史 氏
株式会社 読売IS情報システム本部 情報システム部 部長 小林 聡史 氏
株式会社 読売IS情報システム本部 情報システム部 部長 小林 聡史 氏

従来のセキュリティ対策ソフトはシグネチャー型が多く、新しい悪意が出てきた場合、そのパッチが配布されるまでの間は無防備となるケースもあった。また、標的型攻撃の多くは、ユーザーの操作に便乗して侵入するため、一般的なセキュリティ対策ソフトでは検知できないという点も問題視されていた。

「ちょうどその頃、社内でのPCの入れ替え時期にあたっていて、HP製の PCが候補に挙がりました。次の機種を選定する作業のなかで、HPさんから『HP Sure Click Enterprise』というセキュリティソリューションについて説明を受け、仮想化技術によって悪意のある攻撃・脅威などを封じ込めていく、という考え方を知りました。他にないものでしたので、そのメリットに大変興味を持ちました」と読売ISの神郡氏は続けて語る。

株式会社 読売IS 情報システム本部 情報システム部 情報システム課 課長 神郡 浩 氏
株式会社 読売IS 情報システム本部 情報システム部 情報システム課 課長 神郡 浩 氏
株式会社 読売IS 情報システム本部 情報システム部 情報システム課 課長 神郡 浩 氏

「私も以前は営業の部署にいたので、情報システムやセキュリティの話に気後れしてしまう社員の気持ちがよくわかります。そういった社員の方には専門的な話をするよりも、『仮想化技術によって安全な環境でファイルを開けるため、業務を止めずにセキュリティ性を高められますよ』といったシンプルな説明の方が理解を得られやすいです。なおかつそれが的確な内容であることを実感してもらえるので、セキュリティを管理する側としても広めやすいと思いました」と読売ISの酒井氏も当時の印象を語る。

株式会社 読売IS 情報システム本部 情報システム部 情報システム課 リーダー 酒井 翔平 氏
株式会社 読売IS 情報システム本部 情報システム部 情報システム課 リーダー 酒井 翔平 氏
株式会社 読売IS 情報システム本部 情報システム部 情報システム課 リーダー 酒井 翔平 氏

社内PCの入れ替え時期はセキュリティを見直す絶好の機会ともいえる。HPの法人向けPCには様々なセキュリティツールがプリインストールされており、中でも添付ファイルに悪意が含まれていても仮想空間上で開くことで侵入させることもなく、ファイルを閉じれば何もなかったことにできるため、検知できない脅威にも対応できるソリューションとして注目されている。

「セキュリティ面で安心ということはもちろんですが、私たちが取り扱っているPCのなかでもHP製品をご提案することは多いと思います。HPさんの協力体制もあり、自信を持ってご提案しやすいメーカーだといえます」と語るのは読売ISのPC調達をサポートするリコージャパン株式会社の本間氏だ。

「読売IS様とは2年前からのお付き合いになります。弊社のイベントにも足を運んでいただき、取り扱い製品のご説明などもさせていただいております。今回のご相談に際しても、 HPのセキュリティソリューションを、実際にデモとして体験いただくことで、製品について理解を深めていただいたと思っています」とリコージャパン株式会社の間中氏は語る。

こうした経緯もあり、数ある候補の中から読売ISはHP PCを選択。PCの入れ替えと同時に米国国防総省にも採用されている、セキュリティソリューションの「HP Sure Click Enterprise(以降、HP SCE)」を導入することになった。

右から リコージャパン株式会社 エンタープライス事業本部 首都圏MA事業部 デジタルサービス第一営業部 部長 間中 俊比古 氏 エンタープライス事業本部 首都圏MA事業部 デジタルサービス第一営業部 MA2グループ 本間 梢 氏
右から リコージャパン株式会社 エンタープライス事業本部 首都圏MA事業部 デジタルサービス第一営業部 部長 間中 俊比古 氏 エンタープライス事業本部 首都圏MA事業部 デジタルサービス第一営業部 MA2グループ 本間 梢 氏
右から
リコージャパン株式会社 エンタープライス事業本部 首都圏MA事業部 デジタルサービス第一営業部 部長 間中 俊比古 氏
エンタープライス事業本部 首都圏MA事業部 デジタルサービス第一営業部 MA2グループ 本間 梢 氏

「他社のPCなども検討しましたが、そのなかでHPさんのモデルそのもののコストパフォーマンスの良さと、HP SCEのセキュリティ性の高さに魅力を感じて採用したということになります」と導入を決めた理由について語る小林氏。

「端末の入れ替えは2025年8月から10月にかけて実施し、HP SCEに関しても同時期に導入したことになります」と神郡氏は言葉を続ける。

HP SCEを採用したHP PCの運用フェーズに入っている読売IS。導入後にはどのような変化があったのだろう。「実際に業務で使ってもらうようになってからも、特に新しい操作を覚える必要がなく、導入以前と変わらず普通に開いて安全なため、これまでと同様に扱えるところがユーザー側も管理の側でもとてもいいと感じました」と語る管理担当者の酒井氏。そのほか、直感的な操作ができるという点でも高い評価を得ている。

「導入前のPoC時からHPさんは非常に丁寧にどのような質問にもすぐに回答していただけてもらっています。現在も一部の印刷環境で再現性のない形で出力不良が確認されており、不定期で発生するため調査が難しいのですが、迅速なHPさんのサポートもあり、異常があってもログから原因を特定していただくなど、現場としては非常に助かっています。」と酒井氏は評価している。

対談風景
対談風景

HP SCEの導入により、セキュリティレベルの向上を実現した読売IS。「情報システム部では、グループ会社としてのサプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度に合わせて、セキュリティリテラシーの底上げをしていこうという機運があります。ランサムウェアなどによる大規模な被害が報道されていますし、今回のHP SCEの導入で、社員レベルにもセキュリティへの認知は広がってきている実感があります」と導入の手応えを語る神郡氏。

「弊社もDXに関してはまだまだやるべきことが残っていると感じています。情報システム部としては、最初にやることとして考えていたセキュリティの強化が今回のHP SCEの導入で実現できたと考えています。読売新聞グループの一員として、私たちを入り口にして他の会社へ脅威を与えるようなことがあってはならないと考えています。」と小林氏も導入後の変化について語る。

セキュリティ強化を目指す読売ISは、今回の導入をきっかけにもう一つのソリューションに注目している。

近年の脅威の中にはPCのハードウェアレベルにあるBIOS/ファームウェアの中に侵入するプログラムも発見されている。基板上の不揮発性メモリに直接悪意のあるコードが書き込まれると OS上のソフトウェアでは検知ができずセキュリティ機能を停止される恐れがある。 HP法人向けPCに搭載されている「HP Sure Start」はPCのスイッチを入れて通電すると同時にBIOS/ファームウェアの整合性を検証し、万が一改ざんされた形跡があれば、隔離された「ゴールデンコピー(正常な状態のバックアップ)」を使用して数分以内に自動的に復旧させることができるセキュリティ機能だ。BIOS/ファームウェアを保護することでHP SCEの根幹であるCPUの仮想化技術が正常に動作することも担保できる。

読売ISは、さらにセキュリティに万全を期すために、このソリューションにも期待している。

「先ほども触れましたが、弊社もDXを続けていき、業務効率化を進めていかなければなりません。とはいえ私たちの会社では『人が資産』という考え方が根本にあるので、いたずらに業務効率化を進めるのではなく、あくまでもみんなが働きやすい環境にするにはどうすればよいかを考えていきたいですね。そのために、HPさんとリコージャパン様にはこれまで同様、様々なご提案やアドバイスをいただけるようお願いしたいと思います」と小林氏は最後に語ってくれた。HPとリコージャパンは今後も読売ISを支えてゆく。

セキュリティの強化が今回のHP SCEの導入で実現できたと考えています。読売新聞グループの一員として、私たちを入り口にして他の会社へ脅威を与えるようなことがあってはならないと考えています。

株式会社 読売IS 情報システム本部 情報システム部 部長 小林 聡史 氏
リコージャパン株式会社
  • さまざまな業種におけるお客様の経営課題や業務課題の解決を支援する各種ソリューションの提供しているリコージャパン株式会社。複合機(MFP)やプリンターなどの画像機器や消耗品およびICT関連商品、ソリューションの販売はもちろん、サポート&サービス(画像機器やICT関連商品の保守、ネットワーク構築・保守、ICT運用業務代行)、システムインテグレーションおよびソフトウェア設計・開発においても、あらゆる業種の企業をサポートする。
対談風景
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