2025年のAIパソコンを考える

2025-01-16

サードパーティアプリケーションやカスタムアプリ用AIエージェントも登場

また、最近増加してきたのが、あらかじめAIを組み込んだアプリケーションです。ユーザーはAIを使っている意識なく、自然にAIを使うことができるようになります。また、汎用的な用途ではなく、アプリケーションに必要な機能に特化することで、AIがより適切に動作するとも言われています。

IT担当者やAI知識を持った人材がいない企業では、こうしたAIを組み込んだアプリケーションを導入することでAI活用が本格化するのではないかとも言われてきました。いよいよ先進的な大企業だけでなく、中小企業など幅広い企業でAI活用が始まることになりそうです。

さらに、マイクロソフトが発表したAIエージェントの概要を見ると、「サードパーティ型エージェント」としてマイクロソフト以外のベンダーが開発したアプリケーションのAIエージェントとマイクロソフトのAIエージェントが連携する構想がありました。

マイクロソフトのAIエージェントと連携する仕様となっているサードパーティ製アプリケーションと、Copilotを介してやり取りするといったことが可能になるそうです。

さらに、マイクロソフトでは、ユーザー自身が目的に応じて作成するエージェント「カスタマイズ型エージェント」を用意し、現場担当者が必要なAIエージェントを開発できるよう、一般ユーザー向けエージェント作成基盤を、プロの開発者がAIエージェントを開発できるよう開発プロ向けエージェント開発基盤を提供します。

マイクロソフト自身が提供するAIエージェントに加え、サードパーティ製、ユーザー自身が開発するAIエージェントと複数のAIエージェントが連携し、業務をより効率的に処理する世界を作り出そうとしています。

(日本マイクロソフト 2024年12月18日開催記者会見 配布資料より)

PCにもAIエージェント時代をみこしたスペックを

さて、AIエージェント時代が始まろうとしている中、企業はどんなパソコンを選択すれば良いのでしょうか?2025年、Windows 10パソコンのリプレースを計画している企業にとっては悩みどころだと思います。法人向けパソコンを販売する企業の担当者は、「社内で本格的にAIを活用していこうと考えているのであれば、CPU、メモリ、NPUは最新のものを導入するべきだと思います」と話していました。「パソコンのスペックが十分ではない場合、AIを活用したものの、その答えが返ってくるスピードが遅くなり、AI=面倒なものという印象を持つ人が増えるので、本格的にAI活用を考えているのであれば、低いスペックのパソコンはお勧めできません」

企業の場合、パソコンは買い取りではなく、リースで導入することも多いですが、以前は5年間といった長期間リースが多かったと思います。AIエージェントのように新しいものが登場している時代には、リース期間を2年、3年で切り替える契約にすることも一つの考え方といえるでしょう。

AIエージェントを発表したマイクロソフトの開発者向けイベントIgniteの中で、サティア・ナデラCEOは、「AI性能は6か月で倍増する」と速いサイクルで技術進化が進んでいくことを示唆する発言をしています。これだけ速いサイクルでAIが進展していくとなると、リース期間を5年間のように長期に考えてしまうと、使っているパソコンのスペックが陳腐化したのに使い続けなければならないことになる可能性があります。技術進化が速い時期には、その時点で最適なスペックのものを選択し、リース期間を短めに設定しておくことがリスクヘッジになると思います。

また、2025年はWindows 10のサポート終了となるため、多くの企業がパソコンをリプレースすることが予測されます。きちんとスケジュールを立てて、前倒しで製品を調達する必要があります。製品調達力があるベンダーの製品を選択することも重要なポイントとなります。

日本HPはグローバルでトップクラスのパソコンベンダーであり、企業ユーザーにとって必要なスペックのパソコンを納期厳守で提供することで定評があります。日本HP製パソコンを選択し、きちんと計画を立てて導入することで、AIエージェント時代に最適な製品を選ぶことができるのではないでしょうか。

HPは、ビジネスに Windows 11 Pro をお勧めします。

Windows 11 は、AIを活用するための理想的なプラットフォームを提供し、作業の迅速化や創造性の向上をサポートします。ユーザーは、 Windows 11 のCopilotや様々な機能を活用することで、アプリケーションやドキュメントを横断してワークフローを効率化し、生産性を高めることができます。

組織において Windows 11 を導入することで、セキュリティが強化され、生産性とコラボレーションが向上し、より直感的でパーソナライズされた体験が可能になります。セキュリティインシデントの削減、ワークフローとコラボレーションの加速、セキュリティチームとITチームの生産性向上などが期待できる Windows 11 へのアップグレードは、長期的に経済的な選択です。旧 Windows OSをご利用の場合は、AIの力を活用しビジネスをさらに前進させるために、Windows 11 の導入をご検討ください。

※このコンテンツには日本HPの公式見解を示さないものが一部含まれます。また、日本HPのサポート範囲に含まれない内容や、日本HPが推奨する使い方ではないケースが含まれている可能性があります。また、コンテンツ中の固有名詞は、一般に各社の商標または登録商標ですが、必ずしも「™」や「®」といった商標表示が付記されていません。

ハイブリッドワークに最適化された、Windows 11 Pro+HP ビジネスPC

ハイブリッドなワークプレイス向けに設計された Windows 11 Pro は、さらに効率的、シームレス、安全に働くために必要なビジネス機能と管理機能があります。HPのビジネスPCに搭載しているHP独自機能は Windows 11 で強化された機能を補完し、利便性と生産性を高めます。

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