“ HP Indigo印刷機でのカラーマッチング精度のレベルが高く、非常にうれしく思っています。”
- Coca-Cola Services SA社、ヨーロッパ担当パッケージイノベーター、Gregory Bentley氏
HP Indigoデジタル印刷機でコカ・コーラ®のパーソナライズを実現
課題
品質、技術、デリバリの厳しい要件に対応しながら、コカ・コーラ®、コカ・コーラゼロ®、コカ・コーラ®ライトを対象として、欧州の各国で最もよくあるファーストネームを数億本のボトルのラベルに個別に印刷することを望んでいました。
ラベル & パッケージ業者のEshuis社は、厳しい要件を満たす完全に一貫性のある印刷品質とカラーで、デジタル印刷と従来の印刷を組み合わせて、極薄の粘着フィルムに印刷することを検討していました。
イメージカラーのコカ・コーラレッドは、正確なカラーマッチングが求められており、複数のラベルコンバーターとデジタル印刷機全体で一貫したカラーを実現することが必須となっていました。
ソリューション
4台のHP Indigo WS6600デジタル印刷機と、8台のHP Indigo WS6000デジタル印刷機を、3か月間、24時間稼働し続けて「Share a Coke®」キャンペーンに対応しました。
Coca-Cola社は、企業のイメージカラーであるレッドを出力するために、 HP Indigoで事前に調合され、厳密に作り上げられた特殊インクを使用しました。
Eshuis社は、8台のデジタルラベルコンバーターを使用して可変データ部分を印刷し、10台の従来プリンターをして固定部分を印刷するというプロジェクト全体を管理しました。
成果
32か国以上のヨーロッパ各国において、よくある上位150のファーストネームが15言語と5種類の異なるアルファベットを使用して約8億枚のパーソナルラベルに印刷されました。これは、8か所のデジタル印刷工場において一貫した方法で行われました。
完成したラベルの重さと密度は、Coca-Cola社の基準に合致しているため、瓶詰工場では通常の高速運転で稼働できました。
HP作成のレッドインクのカラー精度が極めて優れていたため、Coca-Cola社はそれを標準として使用するよう推進しました。
The Coca-Cola Company社 導入事例の全文はこちら[英語] (PDF:879KB)