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プレスリリース
HP、Polyの買収を完了

統合された組織はハイブリッドワークソリューションの主要なポートフォリオを提供し、長期的で持続可能な成長を推進

2022年9月7日

株式会社 日本HP

本リリースは、HP Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、以下「HP」)が、2022年8月29日に発表したプレスリリースに基づいて作成した日本語抄訳です。

HP Inc. (以下「HP」)は、ワークプレイスコラボレーションソリューションのグローバルリーディングプロバイダーであるPolyの買収が完了したことを発表しました。

この買収は、より成長指向のポートフォリオを構築し、ハイブリッドワークソリューションにおけるビジネス機会をさらに強化し、長期的に持続可能な成長と価値創造のための統合された組織を構築するというHPの戦略を加速するものと期待されています。HPは、今年3月に発表した今回の買収が、合併後の2023会計年度において売上、非GAAPベースの営業利益、非GAAPベースの1株あたり利益の増加につながると見込んでいます。

HPの社長兼CEOであるエンリケ・ロレス(Enrique Lores)は次のように述べています。「ハイブリッドワークの中心を革新し続ける二つの象徴的な企業の統合を記念する今日は、HPのビジネスにとって歴史的な日です。Polyは、すばらしく優れた人材と、差別化されたテクノロジー、そして補完できる市場開拓の仕組みをHPにもたらし、大規模な成長市場におけるHPのポジションをさらに強化すると確信しています。私たちは共に、より強力な HP を構築し続けることで、お客様のために革新を起こし、ビジネスを成長させる大きな機会を一緒に得られるでしょう。」

HPとPolyの合併は、企業と社員がハイブリッドの世界でより良い働き方やコラボレーションの方法を見つけようと注力している中で行われました。オフィスワーカーの約75%が、在宅勤務の環境改善に投資しています(*1)。従来型のオフィススペースも、ハイブリッドワークやコラボレーションをサポートするために再構成されており、特に会議室向けのソリューションが注目されています。現在、9,000万以上の会議室があり、そのうちビデオ機能を備えている部屋は10%未満です(*2)。その結果、オフィスの会議室ソリューションの分野は2024年までに3倍になると予想されています。

Polyは、業界をリードするビデオ会議ソリューション、カメラ、ヘッドセット、音声、およびソフトウェアをHPにもたらし、会議室内にいる人と会議室の外から参加する人との間での公平性を実現します。統合された組織は、デバイス、ソフトウェア、デジタルサービスの完全なエコシステムを提供し、プレミアムな従業員体験を創造し、生産性を向上させ、ハイブリッドIT環境全体にわたる優れた可視性、洞察、セキュリティ、および管理性を企業のお客様に提供します。

Moor Insights & StrategyのCEO兼チーフアナリストのPatrick Moorhead氏は、「従来のオフィスの役割は変化し続けており、組織は、対面とリモートワークのそれぞれの社員の間で豊富なコラボレーション体験を可能にする必要があります。PolyとHPの統合は、両社にとってWin-Winの関係です。さらに重要なのは、この2社を統合することで、ハイブリッドワークの体験を成功させるために必須となるハードウェア、ソフトウェア、サービスを現在および将来にわたってエンドユーザーに提供できるようになることです。」と述べています。

Polyの買収により、HPは周辺機器とワークフォースソリューションという2つの主要な成長分野で、イノベーションと規模の拡大を推進できるでしょう。周辺機器は、より没入感のある体験に対するニーズにより、年間9%成長する1,100億ドルの市場機会があります(*2)。ワークフォースソリューションは、企業が分散したITエコシステムのセットアップ、管理、および保護のためにデジタルサービスに投資するため、毎年8%成長する1,200億ドルの市場機会があります(*2)。

買収が完了し、PolyのCEOであるデイブ・シャル氏(Dave Shull)は11月1日から、HPのWorkforce Services & Solutionsのプレジデントに就任し、HPの法人向けサービス事業のさらなる広域な成長を目指した新組織をリードします。シャル氏はテクノロジー、デジタルメディア、業務変革、ビジネス開発における幅広いグローバルな経験をもたらします。シャル氏はHPの経営陣に加わり、エンリケ・ロレスの直属となります。

アンディ・ローズ(Andy Rhodes)は、Hybrid Work Solutions & Peripheralsのゼネラルマネージャーとして、HPとPolyの統合事業をリードします。2018年にHPに入社したアンディ・ローズは、パーソナルシステムズ事業の法人向け分野を率い、グローバルの周辺機器部門を立ち上げました。HPに入社する前は、Dellで上級管理職を歴任しました。アンディ・ローズは引き続き、HPパーソナルシステムズ事業のプレジデントであるアレックス・チョー(Alex Cho)の直属となります 。

HPはPolyの買収を全額現金で行い、Poly一株あたりに対して40ドルを支払いました。買収金額の約33億ドルは債務も含めたPolyの企業価値に相当します。HPは現金と新規借入により買収資金を調達しました。

将来の見通しに対する記述に関する注意事項
このドキュメントには、リスク、不確実性を伴う現在の期待と仮定に基づく、米国連邦証券法で定義された将来の見通しに関する記述を構成する記述、推定、予測、またはガイダンスが含まれています。このようなリスクや不確実性が実際に起こる場合や、仮定が誤っていると判明した場合には、業績は、これらの将来の見通しや仮定に関する記述で明示または暗示されていた業績予想と大きく異なることがあります。過去の事実に基づく記述を除くすべての記述は、将来の見通しに関する記述と見なされる可能性があります。これには、HPとPolyとの取引も含みます。取引により期待される利点に関する記述 (収益とフリー キャッシュ フローの予測増加、予想 EBITDAを含む)、HPの事業に与える影響、取引による相乗効果、将来の機会、および HP の将来への期待、信念、計画、目的、業績、財政状態およびキャッシュ フロー、または将来の出来事または業績に関する記述などが挙げられますがそれだけに限りません。これらの記述は、将来の業績を保証するものではなく、特定のリスク、不確実性、およびその他の要因の影響を受けます。その多くは、企業の制御が及ばず、予測が困難です。したがって、実際の結果は、そのような将来の見通しに関する記述で表明または予測されたものとは大きく異なる可能性があります。 読者は、これらの将来の見通しに関する記述に過度の信頼を置くべきではありません。 法的に要求されない限り、HP は、新しい情報、将来の出来事、またはその他の結果として、将来の見通しに関する記述を更新する責任は負わないものとします。実際の結果が将来の見通しに関する記述と大きく異なる可能性がある重要な要因には、次に記載のHP または Poly のそれぞれの事業に対する混乱の影響が含まれます。このコミュニケーションが HP の株価に及ぼす影響、および Poly が主要な人材を保持し、顧客、サプライヤー、およびビジネスを行うその他の者との関係を維持する能力に及ぼす影響。HP のコントロールの及ばない業界、市場、経済、政治、または規制条件の影響。ビジネスとテクノロジーの統合を含む、取引からの相乗効果と利益を達成する HP の能力。 HP と Poly の業務の統合が大幅に遅れる、または予想よりも費用がかかる、または予想より困難となるリスク。訴訟およびその他の法的手続きの性質、費用、および結果。 2 つの企業の統合の影響または統合から生じる問題の結果を含め、コスト削減、収益の相乗効果、およびその他の取引の予想される利益が実現されない、または実現するのに予想よりも時間がかかるリスク。そして不明な負債。 実際の結果が将来の見通しに関する記述と大きく異なる可能性があるその他の重要な要因は、2021 年 10 月 31 日に終了した会計年度のフォーム 10-K による年次報告書を含む、HP が SEC に提出した書類に記載されています。 これには、2022 年 4 月 2 日に終了した会計年度のフォーム 10-K による年次報告書が含まれます。このドキュメントで説明されていないその他の予測不能または未知の要因も、将来の見通しに関する記述に重大な悪影響を与える可能性があります。

◆プレスルーム
 http://www.hp.com/jp/pressroom/

*1: HPプロプライエタリー調査

*2: Frost & Sullivan社、State of the Global Video Conferencing Devices Market