2021年10月20日
株式会社 日本HP
株式会社 日本HP(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡 隆史)は、食品包装資材の企画、製造、販売を行う株式会社吉村(本社:東京都品川区、代表取締役社長:橋本 久美子、以下「吉村」)がラベル・パッケージ向けの新機種「HP Indigo 6K デジタル印刷機」を新たに導入したことを発表します。
1932年に創業し、今年7月に創業90年目を迎えた吉村は、「想いを包み、未来を創造するパートナーを目指します。」を企業理念に、食品パッケージの一貫生産を強みとして日本茶を中心にさまざまな業界に新たな提案を行っています。2008年に初めて「HP Indigo WS6000デジタル印刷機」を導入し、それまで大ロット印刷が中心だった商品パッケージの生産にデジタル印刷の特長を生かした多品種小ロット印刷を導入しました。吉村のHP Indigoデジタル印刷機を活用した小ロット短納期パッケージ製造サービス「エスプリ」では、生産量が増大し、現在4台の「HP Indigoデジタル印刷機」が稼働しています。その結果、同社におけるパッケージ製造は、デジタル印刷による生産量がグラビア印刷を上回るまでに成長しています。
農林水産省が2020年秋に実施した緑茶の飲用に関する意識・意向調査(*1)によると、コロナ禍で自宅で過ごす時間や自宅での食事が増えたことで、特に18歳から29歳の世代で茶葉からいれた緑茶の飲用頻度が増加しています。吉村では、年間10回程度消費者へのグループインタビューを行うなど、暮らしの変化や消費者の嗜好の多様化に注目してきました。このたび、市場の変化への迅速な対応と、さらなる提案力と生産性の向上を目的に、初号機を「HP Indigo 6K デジタル印刷機」に入れ替え、同社の静岡総合工場に導入することを決定しました。
最新の「HP Indigo 6K デジタル印刷機」の採用により、特色の色合わせを自動化する新ソリューション「Spot Master」の活用や、分光光度計や3Dキャリブレーション機能による色合わせ作業の自動化などで、さらなる品質の安定と業務の効率化を目指します。また、データ処理速度が向上したことで、可変デザインなどの印刷の際にもデータ送信から印刷完了までの時間を大幅に短縮します。
参考画像:HP Indigoデジタル印刷機で製造したパッケージの印刷サンプル。
和紙風の絵を4分割して印刷。袋を並べた際の精度の高さと高級感を特長とする高付加価値パッケージの例。
〈株式会社 吉村からのエンドースメント〉
株式会社吉村
代表取締役副社長 吉村 鉄也 様
当社は2008年に最初のHP Indigo WS6000デジタル印刷機を導入以降、現在は4台のHP Indigoを保有しています。初号機導入以降、当社のデジタル印刷機活用サービス「エスプリ」は成長を続け、HP Indigoデジタル印刷機は、今では当社の主力生産機となっています。想いを包み、未来を創造するパートナーを目指す、という理念の実現のためには、多彩でクオリティの高いパッケージを、小ロット・短納期・高品質で提供することが不可欠なため、この度初号機の最新機種への入れ替えを決断しました。今後も旧機種から最新機種への入れ替えを順次予定しており、HPとのビジネスパートナーシップを更に発展させ、お客様の期待を超えるサービスを実現していきたいと考えています。
株式会社吉村 https://www.yoshimura-pack.co.jp/
*1: 令和2年度 食料・農林水産業・農山漁村に関する意識・意向調査
緑茶の飲用に関する意識・意向調査結果: https://www.maff.go.jp/j/finding/mind/attach/pdf/index-64.pdf
■「HP Indigoデジタル印刷機」に関する情報は、以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/indigo
■製品写真ライブラリ(画像データは以下のURLからご覧になれます。)
http://www.hp.com/jp/digital_pr
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