2021年9月15日
株式会社 日本HP
株式会社 日本HP(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡 隆史、以下「日本HP」)は、グラフィクス市場向け大判プリンターの新製品として「HP DesignJet Z9+ Pro(エイチピー デザインジェット ゼットナインプラス プロ)」を発表します。
「HP DesignJet Z9+ Pro」は、プリントサービスプロバイダー(PSP)や地理情報システム(GIS)事業者に、プロフェッショナルな写真品質の印刷と、高精度で色鮮やかな地図の作成を可能にする最新のソリューションとセキュリティ機能を提供します。
「HP DesignJet Z9+ Pro」は、「RGB HP Vividフォトインク」を採用することでPANTONE色域の93%を再現できるようになり、前世代よりも色域が26%向上しました。高精細ノズルアーキテクチャー(HDNA)のプリントヘッドやデュアルドロップ技術などの追加機能によって、ライト系のインクなしでも明瞭なディテールと鮮やかなコントラストによる印刷を実現します。
対象カテゴリーで最大の色域を誇る(*1)「HP DesignJet Z9+ Pro」は、プロフェッショナルな写真品質のプリンターを求めるPSPに最適です。ユーザーは、印刷ジョブに合わせてICCプロファイルをカスタマイズし、色精度と一貫性を実現できます(*2)。また、上質で均一な光沢を生み出すために、オプションでHPのグロスエンハンサーアップグレードキットを搭載することもできます(*3)。
さらに、HP PrintOSのモバイルアプリによって、PSPはパフォーマンスの監視、問題の対処、メディアプリセットのリモート共有など、印刷オペレーションの管理性を向上できます。このたび初めて、「HP DesignJet Z Pro」プリンターシリーズに、HP PrintOSサービスセンターのアプリケーションが搭載されました。このクラウドベースのソリューションによって、ユーザーは進行中のすべてのサービスケースをリアルタイムに一覧で確認できます。
「HP DesignJet Z9+ Pro」は、データセキュリティの維持に細心の注意を払いながら、極めて精度の高い地図の作成と、鮮明な等高線や文字の印刷を求めているGIS事業者にも適しています。Adobe PDF Print Engine(*4)が優れた透明効果とレイヤーの再現を可能にし、HPのHDNAプリントヘッドとHP Pixel Control技術が、高い精度と複雑な地図の印刷にとりわけ必要とされる滑らかな勾配と鮮明な色合いを実現します。
世界で最も安全な大判プリンターである「HP DesignJet Z9+ Pro」は、暗号化された通信とアクセスコントロールリストによって、最高水準のデータ保護を保証します。「HP Connection Inspector」、「HP Secure Boot」、ホワイトリスティングなどの機能が、ネットワーク保護を実現しデータセキュリティの懸念を解消します(*5)。
「HP DesignJet Z9+ Pro」は、最速のメディアハンドリングとスピンドルレスの自動ロールフィードによって効率性が向上しています(*6)。光沢フォト用紙なら最大18%、キャンバスなら最大46%速い印刷能力を提供します(*7)。
製品名 | 希望小売価格(税込) | 販売開始日 |
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HP DesignJet Z9+ Pro | 2,395,800円 | 9月16日 |
持続可能性
*1:最も広い色域に基づくプロフェッショナルな写真品質。2021年1月に米国HP Inc.が委託しSogetiが実施したテストに基づきます。このテストは、「HP DesignJet Z9+ Pro」64インチプリンターと、2020年時点で世界市場シェアの過半数を占めている同等の競合プリンター(出典:IDC)について、HPプレミアム速乾光沢フォト用紙にベストモードで印刷したCIE Labユニットにおける色域体積(体積が大きいほど品質が高い)を比較することによって実施。すべてのプリンターに同条件でテストを実施し、X-Riteの分光測色計i1を用いてTC9.18目標値を測定。
*2:「HP DesignJet Z9+ Pro」64インチプリンターはX-Riteの分光測色計i1を内蔵。HPとX-Riteとの緊密な連携により、顧客が求める容易さ、品質、信頼性を満たすために、十分にテストを実施した信頼できるソリューションを実現しています。
*3:2021年1月に米国HP Inc.が委託しSogetiが実施したテストに基づきます。このテストは、「HP DesignJet Z9+ Pro」64インチプリンターと、2020年時点で世界市場シェアの過半数を占めている同等の競合プリンター(出典:IDC)について、光沢フォト用紙にベストモードで印刷した時の測定角度20°におけるGUユニットの光沢レベルの標準偏差(小さいほど精度が高い)を比較することによって実施。「HP DesignJet Z9+ Pro」64インチプリンターは、HPプレミアム速乾光沢フォト用紙にベストモードで、グロスエンハンサーを有効にした状態でテストを実施。HPのグロスエンハンサーはフォト用紙に使用できますが、マット仕上げ用紙には使用できません。用紙は別売りです。
*4:Adobe PostScript®/PDFアップグレードキットは別売りです。Adobe PDF Print Engine(APPE)は、Adobeの高速かつ高忠実度の印刷プラットフォームです。バージョン5.5では、パフォーマンス効率と画期的なレンダリング機能でAPPEの最先端の印刷再現性が強化されています。APPE 5.5によって、プリンターはワークフローの効率性を向上させ、インクジェット印刷技術におけるイノベーションの収益性を十分に生かすことができます。詳細は、https://www.adobe.com/jp/ を参照してください。
*5:2021年1月に米国HP Inc.が委託しSogetiが実施した公表済みのセキュリティ仕様の比較に基づきます。「HP DesignJet Z6 Pro」64インチプリンターと、2020年時点で世界市場シェアの過半数を占めている競合製品(出典:IDC)を比較。比較内容と詳細は要求に応じて提供可能です。
*6:2021年1月に米国HP Inc.が委託しSogetiが実施したテストに基づきます。このテストは、「HP DesignJet Z6 Pro」64インチプリンターと、2020年時点で世界市場シェアの過半数を占めている同等の競合プリンター(出典:IDC)について、44インチロールのOcé製図用紙75gを装填して比較することによって実施。ロールホルダーにロールを装填してから、プリンターが装填を完了するまでの時間を計測。両プリンターに同条件でテストを実施(上方または上部のロールに装填し、スキューおよびサイズの検出にはデフォルト設定を使用)。
*7:2021年1月に「HP DesignJet Z6810」60インチプロダクションプリンターと比較した米国HP Inc.による社内テストに基づきます。HPプレミアム速乾光沢フォト用紙をベストモードで使用し、「HP DesignJet Z6810」60インチプロダクションプリンターが1時間当たり12.0m2の速度であるのに対し、「HP DesignJet Z9+ Pro」64インチプリンターは14.1m2の速度を達成。HPのアーティストマットキャンバス用紙をノーマルモードで使用し、「HP DesignJet Z6810」60インチプロダクションプリンターが1時間当たり9m2の速度であるのに対し、「HP DesignJet Z9+ Pro」64インチプリンターは、 19m2の速度を達成。
*8:BMG商標ライセンスコードFSC®-C115319、およびHP商標ライセンスコードFSC-C017543は、https://jp.fsc.org/jp-jp を参照してください。すべてのFSC認証製品がすべての地域で利用できるわけではありません。
*9:HP大判用紙を使用したほとんどの印刷用品は、一般的に利用可能なリサイクルプログラムを通じて、または地域ごとの慣習に従って、リサイクルが可能です。HP大判印刷用品は、オリジナルのHP DesignJet インクの使用有無にかかわらず、ほとんどの地域で無害で安全に廃棄できます。地域の指示については、地域の廃棄物管理機関に問い合わせてください。
*10:1リットルのエコカートンのみを使用した場合に80%。この割合はカートリッジのサイズによって異なります。外箱は地域の段ボール/用紙プログラムを通じて100%リサイクル可能です。印刷用品とプリントヘッドの回収については、 http://www8.hp.com/jp/ja/hp-information/supplies-recycling/recycle_tab1.html を確認してください。
■製品に関する情報は、以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/designjet
■製品写真ライブラリ(画像データは以下のURLからご覧になれます。)
http://www.hp.com/jp/designjet_pr
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