日本HP、統合型セキュリティソリューション「HP Wolf Security」を発表
エンドポイントの保護とレジリエンスを強化する包括的なソフトウェアとサービスを備えた、世界で最も安全なPC(*1)およびプリンター(*2)を提供

2021年5月31日

株式会社 日本HP

株式会社 日本HP(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡 隆史)は、統合型セキュリティソリューション「HP Wolf Security(エイチピー ウルフ セキュリティ)」を発表します。「HP Wolf Security」は、セキュアな設計のPCおよびプリンター、ハードウェアで強化されたエンドポイントセキュリティ・ソフトウェア、エンドポイントセキュリティ・サービスを統合したポートフォリオで、急増するサイバー攻撃のリスクからお客様を保護します(*3)。

リモートワーク時代における組織のサイバーリスクを評価する包括的なグローバル調査レポート「HP Wolf Security Blurred Lines & Blindspots ~曖昧になる境界とセキュリティの死角」(*4)では、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生してから、世界中でサイバー攻撃件数が238%増加しており、特にリモートワーカーが標的にされていることを明らかにしています。新たな「HP Wolf Securityプラットフォーム」は、HPの持つ20年を超えるセキュリティの研究とイノベーションを基に構築され、包括的なエンドポイント保護とサイバーレジリエンスの実現に焦点をあてた統合されたポートフォリオを提供します。

HPの最高情報セキュリティ責任者(CISO)であるジョアンナ・バーキー(Joanna Burkey)は次のように述べています。「オフィス外の複数の場所で仕事をする人が増えており、働き方は今後、これまで以上に分散化が進むでしょう。これはモビリティを向上させる絶好の機会となる一方で、新たな脆弱性を生じさせています。」

レポート「HP Wolf Security Blurred Lines & Blindspots ~曖昧になる境界とセキュリティの死角」では、IT部門の意思決定者の91%が、エンドポイントセキュリティに費やす時間が2年前よりも増えたと回答しています。さらに全体では91%、日本では92%のIT部門の意思決定者が、エンドポイントセキュリティはネットワークセキュリティと同じくらい重要になったと回答しています。

HPは長年にわたり、PCおよびプリンターのセキュリティ対策をリードしています。セキュリティソリューションを単一のプラットフォームに統合することによって、HPは包括的で、レジリエンスを備えたエンドポイントインフラ、およびサイバー防御に対するお客様のニーズの高まりに対応します。

HPのパーソナルシステムズ事業、セキュリティ部門のグローバル責任者であるイアン・プラット(Ian Pratt)は次のように述べています。「エンドポイントセキュリティの重要性が高まり続ける中、セキュリティを簡素化し、将来の脅威に備えるために、より統合されたソリューションをお客様に提供する必要があると考えています。次世代をリードする技術は、単に脅威を検知するだけでなく、影響を封じ込めて軽減し、不正侵入が発生した場合には迅速に復旧できるような機能を搭載する必要があります。攻撃はいつでも、だれにでも起こる可能性があります。『HP Wolf Security』は、将来の働き方に合わせて設計された新しいエンドポイントセキュリティです。」

「HP Wolf Security」は、ゼロトラストの原則に基づき、最先端技術を活用してIT部門の負担を軽減します。自己修復するファームウェアから、メモリ内の侵害検知、仮想化による脅威の封じ込め、クラウドベースのインテリジェンスに至るまで、「HP Wolf Security」は包括的な保護を提供します。そうした保護を、アタック・サーフェス(攻撃可能領域)の縮小、ファームウェア攻撃からのリモート復旧、脅威データ収集の強化、忠実度の高いアラートの提供などによって可能にします。

新たに統合された「HP Wolf Security」ポートフォリオは、以下の通りです。

  • 一部の個人向けPCに搭載のセキュリティ機能「HP Wolf Security for Home(*5)」と「HP Wolf Essential Security」ソフトウェアおよびサービス。
  • すべての法人向けPCに搭載のハードウェアで強化されたセキュリティ機能「HP Wolf Security for Business(*6)」。
  • 中小企業向けの「HP Wolf Pro Security」、デバイス、ソフトウェアおよびサービス(*7)。
  • エンタープライズおよび公共機関向けの「HP Wolf Enterprise Security」、デバイス、ソフトウェアおよびサービス(*8)。

「HP Wolf Enterprise Security」に「Sure Access Enterprise(*9)」を追加し、ミッションクリティカルなアプリケーションをサイバー攻撃の脅威から防御
「HP Wolf Enterprise Security」に新しく追加された「Sure Access Enterprise」は、HP独自の隔離技術を採用し、クリティカルなアプリケーションをユーザーのPCに潜むマルウェアから完全に保護します。「HP Sure Access」は、重要なアプリケーションを保護できるハードウェアで強化されたマイクロ仮想マシン(VM)を構築し、アプリケーションとホストPCの間に仮想エアギャップを形成します。アプリケーションとデータは、ホストOSと、そこに不正侵入した可能性がある悪意のあるアクターから、安全に隔離されます。この独自のハードウェアで強化された仕組みは、以下のように実行されます。

  • 管理者によるミッションクリティカルなシステムのリモート操作など、重要なタスクを保護します。
  • ユーザーが単一のデバイスで複数の仮想特権アクセスワークステーション(PAW)を安全に利用できるようにします。
  • • 重要なアプリケーションへのブラウザベースのアクセスを保護します。

中小企業向け「HP Wolf Pro Security(*10)」プラットフォーム
HPは、「HP Wolf Pro Security」により中小企業の顧客向けのPCセキュリティを再定義します。「HP Wolf Pro Security」は、マイクロ仮想化ベースの脅威封じ込め、次世代ウイルス対策ベースのマルウェア対策、アイデンティティ保護をすべてHPのハードウェアセキュリティ機能に統合し、IT部門による取得、導入、運用が簡素化される優れた保護を提供します。

  • 脅威の封じ込めは、検知に依存しない保護を提供することによって、エンドポイント保護のレベルを向上させます。ハードウェアで強化されたマイクロ仮想化は、ユーザーエクスペリエンスに影響を及ぼすことなく、あらゆる一般的な脅威ベクトルを介してもたらされる脅威を完全に隔離します。
  • マルウェア対策は、ディープラーニングなどのAIベースの技術とふるまい分析を組み合わせて、予測検知による高度なマルウェア保護を提供する、包括的な次世代のアンチウイルス対策です。
  • アイデンティティ保護は、普及しているあらゆるブラウザに対するクレデンシャル(認証情報)フィッシング攻撃に対する防御を提供します。
  • アプリケーション永続化、OSレジリエンス、物理的改ざん保護など、HPのハードウェア内蔵セキュリティ機能との統合がされています。

HPは、「HP Wolf Security」の発表にあわせてエンターテインメント動画を制作しました。テーマは、新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワーク移行で起きるセキュリティ問題です。子どもが親のノートPCを使用した時にフィッシング詐欺のリンクをクリックしてしまうシーンや、不正侵入されたプリンターが会社の他の従業員に悪質なスパムメールを送信するのに使われるシーン、IT部門がサイバー攻撃によって不意を突かれるシーンなどが展開します。善悪の境界を行き来する「ウルフ」を俳優クリスチャン・スレーター氏が演じ、ハッカー特有の思考に基づく攻撃者の行動や影響を描いています。日本では、6月11日より公開予定です。

*1: Windowsおよび第8世代以降のインテル®プロセッサーまたはAMD Ryzen™ 4000以降のプロセッサーを搭載した「HP Elite」PC、第10世代以降のインテルプロセッサーを搭載した「HP ProDesk 600 G6」、ならびにAMD Ryzen 4000または第11世代以降のインテルプロセッサーを搭載した「HP ProBook 600」。追加費用、追加インストール不要のHP独自の標準装備された包括的なセキュリティ機能に基づきます。

*2:HPの最も高度なデバイス標準装備セキュリティ機能は、HP FutureSmartファームウェア4.5以降を搭載する「HP Enterprise」および「HP Managed」デバイスで利用可能です。記載内容は、競合他社の同クラスのプリンターで2021年に発表された機能に関する米国HP Inc.のレビューに基づいています。デバイスのサイバーレジリエンスに関するNIST SP 800-193ガイドラインに従い、自動的に攻撃の検知と阻止を行い、自己修復のための再起動で復旧する統合セキュリティ機能を提供しているのはHPのみです。対応製品の一覧は、 hp.com/go/PrintersThatProtect を参照してください。詳細は、 hp.com/go/PrinterSecurityClaims を参照してください。

*3:「HP Security」は「HP Wolf Security」に名称を変更しました。セキュリティ機能はプラットフォームによって異なります。

*4:調査レポート英語版はこちら(https://press.hp.com/content/dam/sites/garage-press/press/press-releases/2021/wolf-security-and-flexworker/2021_HP_Wolf_Security_Blurred_Lines_Report.pdf )。日本語訳は6月中旬に公開予定。

*5:「HP Wolf Security for Home」は、2022年春にHPの一部の個人向けPCで利用可能になる予定です。「HP Wolf Essential Security」サービスはオプションです。

*6:「HP Wolf Security for Business」の利用にはWindows 10が必要です。この機能にはさまざまなHPセキュリティ機能が含まれ、「HP Proシリーズ」、「HP Eliteシリーズ」、「HP Workstation」製品で利用可能です。利用できるセキュリティ機能とOS要件については、製品詳細を参照してください。

*7:「HP Wolf Pro Security Service」はオプションです。HPのサービスは、ご購入時にお客様に提供または提示される、当該HPサービスに適用される使用条件に準拠します。お客様によっては該当地域の法令に従ってその他の法的権利を有することがあり、その場合には当該権利はHPサービスお取引条件またはお使いのHP製品とともに提供されるHP限定保証条件による影響を一切受けません。システム要件の詳細は、 https://www.hpdaas.com/requirements/ja を参照してください。
「HP Wolf Pro Security」は、一部のHP OfficeJet Proプリンターに搭載されています。

*8:「HP Wolf Enterprise Security」はオプションのサービスです。この機能には、「HP Sure Click Enterprise」や「HP Sure Access Enterprise」などのソリューションが含まれる場合があります。「HP Sure Click Enterprise」の利用にはWindows 10が必要です。Microsoft Internet Explorer、Google Chrome、Chromium、またはFirefoxに対応しています。Microsoft OfficeまたはAdobe Acrobatがインストールされている場合、対応文書には、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)およびPDFファイルが含まれます。
「HP Wolf Enterprise Security」は、一部のHP PageWide Enterprise およびHP LaserJet Enterpriseプリンターに搭載されています。

*9:「HP Sure Access Enterprise」の利用には、Windows 10 ProまたはWindows Enterpriseが必要です。HPのサービスは、ご購入時にお客様に提供または提示される、当該HPサービスに適用される使用条件に準拠します。お客様によっては該当地域の法令に従ってその他の法的権利を有することがあり、その場合には当該権利はHPサービスお取引条件またはお使いのHP製品にとともに提供されるHP限定保証条件による影響を一切受けません。システム要件の詳細は、 https://www.hpdaas.com/requirements/ja を参照してください。「HP Sure Access Enterprise」の利用には、Windows 10 ProまたはWindows Enterpriseが必要です。本機能は、2021年の後半に提供を開始する予定です。

*10:「HP Wolf Pro Security」(「HP Sure Click Pro」および「HP Sure Sense Pro」を含む)は、一部のSKUにプリロードされて提供されます。この機能には、購入したHP製品によって1年間または3年間の有料ライセンスが含まれます。1年間の有料ライセンスの提供開始時期は製品によって異なります。「HP Wolf Pro Security」ソフトウェアは、「HP Wolf Security Softwareソフトウェア - エンド ユーザー使用許諾契約(EULA)」のライセンス条件( https://support.hp.com/jp-ja/document/ish_3895436-3884566-16 )に基づいてライセンスが供与されます。なお、当該EULAは、以下のとおり修正されるものとします。「7. 条件。本EULAの定めに従って早期に解約されない限り、「HP Wolf Pro Security」(「HP Sure Sense Pro」および「HP Sure Click Pro」)のライセンスは起動時に有効になり、12カ月または36カ月のいずれかのライセンス期間(以下「当初期間」といいます)継続します。当初期間の終了時に、HP Wolf Pro Securityの更新ライセンスを購入することが可能です。追加費用なしで「HP Sure Click」および「HP Sure Sense」の標準バージョンの使用を継続することもできますが、標準バージョンの使用継続を選択した場合にはソフトウェアアップデートやHPサポートの提供はありません。」
本機能は、6月下旬より提供を開始する予定です。

「HP Wolf Security」について
世界で最も安全なPCおよびプリンターのメーカーであるHPが提供する「HP Wolf Security」は、新しいタイプのエンドポイントセキュリティです。ハードウェアにより強化されたセキュリティとエンドポイントに焦点を当てたセキュリティサービスで構成するHPのポートフォリオは、組織がPC、プリンター、従業員をサイバー犯罪者から保護できるように設計されています。「HP Wolf Security」は、ハードウェアレベルからはじまり、ソフトウェアとサービスまで包括的なエンドポイント保護とレジリエンスを提供します。

■「HP Wolf Security」に関する情報は、以下のURLを参照してください。
 http://www.hp.com/jp/wolf